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2010年4月26日月曜日

標準語しゃべってんべ? (ข้อยเว้าไทยนิละ) (isaan05-c987254-201004261721)

おかあつがミクシコミュニティータイ東北イサーン語研究会として著した記事を紹介します。
標準語しゃべってんべ? (ข้อยเว้าไทยนิละ) (おかあつ)
2010年04月26日 17:21
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これ、強烈!

ニターンコームの番外編? 出展はナゾ...。VCD 欲しい!
コメント一覧
[1]   おかあつ   2010年04月29日 00:51
แว่ว [ไทย] ウェーォ
to hear vaguely; hear in the distance; hear slightly; hear indistinctly; dimly hear
http://www.thai-language.com/id/146807

แทง
入れ替わる事・代わりを入れる事
http://www.thai-language.com/id/131742

แทนกัน
バイクとかを取り替えっこすること
(ラオ語か? タイでは เปลี่ยนกัน しか聞いたことがない)

ทานีง ターニン
不明
[2]   おかあつ   2010年04月29日 00:54
メータオパイコンドゥー(ピョーン笑) っていうのが何だか分からない
後半は ไปก่อนเด่อ だとしても
最初は แม่เต้า か? (恐らくラオ語か 不明)
[3]   おかあつ   2010年04月29日 01:02
「食事が口に合わねぇ」
「口に合わねぇなら耳にあうか?ゴルァ」

ヘットネウキンボトゥークパークトゥークコー!
ボトゥークパークカトゥークホー ニラハー!(後半不明)

って言うやりとりが聞こえた。
[4]   おかあつ   2010年04月29日 01:10
何故かお父さんが途中で退席するけど、この退席理由が非常に下世話な理由な気がする。
はっきりわからない。 不明。 要解析。
[5]   おかあつ   2010年04月29日 03:07
ついにラオキーボードのインストールに成功してしまった...

บ่แม่นข้อยนิละ (イサーン語)
ບໍ່ແມ່ນຂ້ອຍນິລະ (ラオ語)
おらじゃねぇべ!(日本語)

Windowsでは結構簡単なのだけど僕が使ってるUbuntuだとちょっとコツというかが必要だった。 実はUbuntuはラオ語対応なのだけど、m17n という名前のライブラリがあって、これの付属という形でインストールする必要がある。m17nが対応しているということを知らないとどうやって入れればいいのか気がつかない。


タイ語・ラオ語 両方打てるようになったので、イサーン語でわからない単語があったとき、かつそれがタイ語の辞書に無い単語だったら、ラオ語辞書で調べるというテクが使える様になった...。
[6]   GKC   2010年04月30日 02:07
แต่งกัน(แต่งงานกัน)「結婚式を挙げてから・・・」
その前に、「こうして、彼氏を連れてくるのは、もう出来てる(寝た仲だ)」とか夫婦で話しているし、この会話の続きで、「ちゃんとやることをやってからでないと、人様にも言い訳が立たないし・・」などと言っているので。

ทานิน「นินทา」の入れ替えの言い回しでは?

แม่เฒ่า は、娘の彼氏に対して、「お義母さん」


お父さんの退席理由は、娘が彼氏を連れて来て、もう出来てるらしいのが気にいらないのと、娘がタイ語を喋れというのが気に入らないのだと思います。
[7]   おかあつ   2010年04月30日 13:30
貴重なヒントありがとうございます。

นินทา 謎解けました ...
(入れ替えは タムソムだけじゃないんですね ...^^)

そうか... だから อย่าแว่วหลาย なんだ。

แม่เฒ่า は タイ語では聞いたことが(まだ)ないんですが、タイ語でしょうか。
それともラオ語でしょうか。

>แต่งกัน(แต่งงานกัน)「結婚式を挙げてから・・・」
แทนกัน じゃなくて แต่งกัน か! 話が全部つながりました!


そうか... この話、僕が思っていたよりずうっと毒が強かったんだ...
このノリ。 この婉曲さ。 京都人真っ青の毒舌。
僕は、これと日々格闘しているわけです。

非常に助かりました!!!
ありがとうございます^^










.... って ... あなた何人!? ( ̄ロ ̄;;;;;;;;;;;
[8]   おかあつ   2010年04月30日 13:35
そうか... 本来は แม่เฒ่า っていうんだ ...

そっかぁ ...




あの サワッディールーックーイ! で ワハハハって笑うのが どうしても何でかわからないんですが、 あれも それと関連しているのかな...。 彼氏 引きつりながら「 มารยาทดีนะ 」って言ってるのも、何か 含みがあるんだろうな...。
[9]   おかあつ   2010年04月30日 14:18
>お父さんの退席理由は、娘が彼氏を連れて来て、もう出来てるらしいのが気にいらないのと、娘がタイ語を喋れというのが気に入らないのだと思います。

よく見てみると、お母さんも同じ理由で退席してるんだ。 「悪口なんか言ってないよ! 空耳空耳! (舌の根も乾かぬ内にいきなり)それじゃお暇しようかね(メータオパイコーンダー)」 だから「ピョーン」って音がするのか。

タイから来た彼は何が起こってるかさっぱり分からず、と。

僕を見ている様だ...。
[10]   おかあつ   2010年04月30日 16:37
ได้กัน 「何かをしあう→ ○○しあう」

อีดอก (バンコクでラオ出身のオカマ同士が呼び合うときに使う敬称)
อีดอกไม้ (花子? 女性詞?)

チェックポイント1
サデーンワーイドークマイマン カプ プワマン ノーンナムカン ダイカンデェ
コイハイカオパイクンテープテーボダイハイパイハープワ

チェックポイント2
コイボワオナムベープニィ
[11]   おかあつ   2010年04月30日 16:39
こ、これ、笑えん... キッツーーー
[12]   おかあつ   2010年04月30日 16:43
10のセリフの後、タイから来た男、不安になって「僕の悪口じゃないですよね?ね?」と聞くけど、おばさん笑顔で一言。「そーんなわけねぇだーーー! 心配すんな! ...じゃオラも行くでな!」(内心自分もあまり話したくない)



この駆け引き、キッツーーーーーーーーーーーーーー!






でも、この手のやりとり、ウドンに居ると、しばしば、見かける。 恐ろしい。
[13]   おかあつ   2010年04月30日 17:03
เรือน ルアン

イサーン語だと ロールアがハ行に変わる。
ラオには サラウア(เอีอ) がなく サライヤ (ເອຍ) しかない。
注意: (ເອຍ)は オオイとは読まない。 ラオ語ではこれがサライア。

  EX) ビヤラオ
  http://www.beerlao.la/eng/main.php

だから เรือน ルアン は ヒヤン に変わる。(ラオ語の正しいスペルは不明)

「マンボメンヒヤンナー」 (これは家じゃないのよ)

========

最近思うけど、タイラオ変換規則を知ってても、全然使えない。
変換しても、語源が同じだったんだろうな...程度のことしかか分からない。
意味が違ったり、使い方が違ったり...とまったく一貫性がない。
[14]   おかあつ   2010年04月30日 17:04
あぁそうか!

で、家はどこですか?って聞かれて、「ティーヌォーン」って答えてごまかしたんだ。
(要するに家の場所を教えないってことか...。)




きっっっつーーーーーー
[15]   おかあつ   2010年04月30日 17:09
しかし、日本人として、このやりとりが分かるようになると、便利どころか、ケンカになる。


...よな。

知らないほうがいいことって、ある。

... よな。


あぁみよ。

「あのコミュ」にも「このコミュ」にも。

この「きっつーい」やりとりの本当の意味に気がつかない人の山々...。

イサーン僻地に沈没だぁ! とかいい気になって。

こうやって手のひらの上で転がされているだけの日本人の死屍累々を。
[16]   おかあつ   2010年04月30日 17:16
ເຣຶ່ອງ かな...。
[17]   おかあつ   2010年04月30日 17:30
เดอะนางเดอ (ドゥーナンドゥー)
http://www.google.com/webhp?hl=en#hl=en&source=hp&q=%E0%B9%80%E0%B8%94%E0%B8%AD%E0%B8%B0%E0%B8%99%E0%B8%B2%E0%B8%87%E0%B9%80%E0%B8%94%E0%B8%AD

このドゥーナンドゥー。 ずぅっと歌詞の中の話だと思ってた。 呼びかけの言葉だと聞いていた。

歌手ピーサダート のヒット曲
http://www.youtube.com/watch?v=DblV2L56RoE

モーラムの曲の最後に「ドゥーナンドゥードゥードゥーナンドゥー」って言うこと多い。

でも、これって単に二人称だったんだ。
上のビデオの最後で、取り敢えず結婚しなさいよ、っていうところで言ってる。

「テーンカンサコーンドゥーナンドゥー」
[18]   おかあつ   2010年04月30日 17:39
しかし、このビデオ、見てると本当に心がヒリヒリしてくる。

このタイの男性が心配になって、「さっき何て言ったんですか?」って聞く。

「タイ語だっぺ!」
「あーー...って、そうじゃなくて! その前にイサーン語話したでしょ!」
「いや、言葉の取り替えっこだベ! 婿がタイ語話すからね!」
「僕の事言ってたんじゃないよね!」
「アハハ! そーんなわけないじゃないの!」

ってごまかし切ってる。 これだ! これぞ、バカを装ってごまかすテクの真髄!

この男性を見てると「何かおかしいなぁ」と思いつつ、でもそれ以上踏み込めないというところで、モンモンとしている。 この感覚。 この感覚にものすごく覚えがある。



というか、これをギャグにするニターンコーム。

ラオの人は、これくらいの事なら誰でも常識的に、空気だけで何を言おうとしてるか難なく読んでしまう、という事だ。 恐ろしい。

日本人がそれを読むとこれだけの事を分析しなければいけないことを、ラオは空気読みだけで、悟ってしまう。 恐ろしや。

「空気読め!」とか言ってバカにしあってる日本人が霞んで見える。

この空気読みのレベルの高さ。
[19]   GKC   2010年05月01日 08:21
>しかし、日本人として、このやりとりが分かるようになると、便利どころか、ケンカになる。


私、イサーンに埋没してる日本人ですが、別に便利でもないですが、ケンカにもなりませんよ。

もう、この手の話はよくある話なので、別に日常のひとコマ・・・って感じかな。

อีดอกไม้  は、単にこの娘の名前が「ดอกไม้」なのではないでしょうか。

「サワッディールーククーイ !」で笑うのは、まだ彼氏なのに、無理なタイ語で「婿さん」と呼びかけたからでしょう。

それと、このバンコク人の彼氏役の男優さん、顔がいかにもイサーンだし、声も吹き替えでやっているので、本当はラオ人なのに、バンコク人のフリしてるっていうのも笑いのネタになっているのでしょうかね。
[20]   おかあつ   2010年05月01日 12:06
>อีดอกไม้  は、単にこの娘の名前が「ดอกไม้」なのではないでしょうか。

そうか、名前か... 名前かもしれない。 でも、ドークマイっていう名前、本当にあるかなあ。 聞いたことないな...。

>「サワッディールーククーイ !」で笑うのは、まだ彼氏なのに、無理なタイ語で「婿さん」と呼びかけたからでしょう。

これがよく分からないんですが、彼氏の段階でルーククーイって呼ぶのって、僕のまわりでは凄く普通です。 男同士で話していても誰かの彼氏だ、という話になればお前はルックーイだっていうように使います。 だから、あんまり違和感がないのです。

ただ、こうやって、サワッディーのあとに名詞をつけるのは(サワッディーピーノーンとかサワッディーチャオとか)言うは、正直シアンイサーン以外ではまったく見たことないです。 だから、タイ語のつもりでイサーン語を話しているっていうギャグなのかなぁ、と僕は思いました。 でも僕、タイでもラオでもないので、自信はありません。

...それか両方かな。 誰かに聞いてみないとわからん...。


>それと、このバンコク人の彼氏役の男優さん、顔がいかにもイサーンだし、声も吹き替えでやっているので、本当はラオ人なのに、バンコク人のフリしてるっていうのも笑いのネタになっているのでしょうかね。

こっちは、僕はちょっと同意出来ないかも。 バンコクにもこういう顔の人居ます。 郵便局とかそういう公務員の人に多いです。 目の堀が深くないリアルタイ人です。(ラオにもこういう顔の人いるので微妙なところですが...)



>私、イサーンに埋没してる日本人ですが、別に便利でもないですが、ケンカにもなりませんよ

女性ですしね。 立場にもよるんじゃないでしょうか。 女性は立場が強いですから。 利害関係が絡むと色々建前があるし、特にお金とかがからんでくると、非常に大変です。 あぁよくある、よくあるって、言って笑って見てられるっていうことは、そういう風に自分自身が巻き込まれた事がないからでしょう。 (あるいは自分がトラブルを起こしても良い立場にいるか) 自分が巻き込まれると「よくあるよくある」ですまされないですもん。

外人は「母」が居ないですし。
[21]   おかあつ   2010年05月08日 03:30
>外人は「母」が居ないですし。

僕が上のコメントを書いてから、8日経ちました。 あれから色々な事を考えました。

よく考えてみると、僕が上で書いたことには、大変な量の背景があるんですよね。

「イサーンの母」とは、どういうものなのか。 「女性の立場」が男性とどう違うのか。 イサーンで男性であるとはどういうことなのか。 イサーン人と対等につきあうということがどういうことなのか。 外人とイサーン人が対等であると、どういうトラブルがあるのか。 微笑みの民族であるラオ人がケンカになるということは、どういうことなのか。 それに対処するためにはどういうソーシャルスキルを身につけるべきなのか。 外人が「外人扱い」から脱出すると、外人扱いされている外人からは想像も出来ないようなトラブルがたくさん吹き出てくるものですが、そういう事柄にどう対処すべきなのか。 そもそもトラブルが少ない場所を選ぶというのもひとつかもしれませんが。 いや、そもそも、「外人扱い」とは何なのか。 「外人に母がいない」ということはどういう意味を持っているのか。

つまり、これらについて、何の知識もないんですよね。

そもそも、それらの認識を共通にする事から始めないといけないのですよね。 僕はそれを知っているのが当たり前な様に感じているのですが、それは改めて考えてみれば、日本人にとってはまったく当たり前なことではない訳ですよね。 つまり、これは文章にする価値があるんだと思うのです。
 
出展 2010年04月26日 17:21 『標準語しゃべってんべ? (ข้อยเว้าไทยนิละ)』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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