FLAGS

MENU

NOTICE

2009年12月28日月曜日

今日の出来事 (mixi05-u459989-200912281140)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
今日の出来事
2009年12月28日11:40
今日は何か色々な人と話す日だった。 家を出てからずっと誰かと喋ってたような気がする。 それはさておき、最近何か頭に引っかかって離れない出来事というかがある。 それはタマサート大日本語科卒の子と話した事だ。 この子は何か不思議な子で、一応タマ大の日本語科を出ているので日本語に関してはずぶの素人ではないにしても、あまり話せない。 で、以前タマ大に遊びに行った関連で、よく連絡をくれる。 で、それじゃということで、実際にあって話したりすると、あまり歓迎されていない雰囲気を感じる。 そう思うからあまりこちらから連絡をしない。 すると、なぜかまた連絡がくる、という感じなのだ。

あったときに、一応僕と同じで語学を志す者なのだから、と語学の話をするとその時は何か楽しそうに話しているのだが、何か漠然と歓迎されていない雰囲気を感じる。 京言葉みたいな感じですごく遠回しに「早く帰れ」みたいな事を言われる。 何だかよくわからない人だ。

タイの大学で日本語学科というのは、ある種、華のある学科なんだと思う。 でも、実際、語学というのは甘くない。 パソコンの学習みたいに左脳をたくさん使う必要もあるけど、それだけじゃ不十分だ。 感覚的に理解する右脳の能力もフル活用する必要がある。 かなり精神的に苦しいところを通り過ぎる必要がある。 おそらく、そうまでしてやろうとは思ってないんだろう。 そこまで動機が高くない。 なんだかなぁと思う。 でも、考えてみれば、日本の大学の英文科やフランス語科にも、そういうヤツいるよな。 というかそういう奴ばっかりかもしれない。



今日、シシャ(水タバコ)バーに入り浸っていたら、Pさんから連絡があって合流した。Pさんのまわりには強者が多い。 タイの文化を学んだ上で、タイできちんと仕事をしてタイで生活をしている人が多い。

僕はタイである意味日本人を捨てているので、普段は寂しいとかそういうことを感じない。 だけど、タイでタイ人として生活する上で、日本人だからする独特の苦労と言う物があって、そういう感覚を共有出来る人がいればなぁ、とはよく思う。 Pさんの友達にはそういう感覚を共有で来そうな感じの人が多い。

しかし、僕は何というか、かなり特殊なのだ。 例えば、僕はプログラマである意味手に職がある。特に僕の場合、日本での業務経験が長い。 これはある意味タイでの人生を変えうるスキルで、これを持っている場合に限り、職業の選択肢がかなり変化するとも言える。

他にもある。 僕が住んでいるのは、タイのイサーンで、それもかなり奥地だ。 ここは普通のイサーンの街中・田舎と比べても別世界といえる。 ここに住むというのは、また独特な難しさがあり、これまた比べられない。

加えて、僕がここに来た状況も、まったく違う。 僕は、実に珍奇なストーリーによってここにたどり着いた。 これまた比べられない。

この感覚を共有したいと思うけど、それはある意味「いつか王子様が」レベルの淡い望みなのかもしれない。

せめてラオス語を勉強している仲間がいればなぁと思う。 だけど、こちらも望むべくもない。 日本のラオス語の研究はかなり遅れている。 (最近思うのだけど、遅れている理由はどうも政治的な理由からっぽい。 わざと臭い。) しかもラオス語の(本格的な)学習者はおそらく日本全体で100人には満たないのではないだろうか。 レベルがとても低い。



マクドナルドに行ったら、台湾系のタイ人のNさんが居た。 この人と知り合って考えてみれば随分たった。 今日は、何か話始めたら止まらなくなって朝までしゃべりまくった。

この人はすごく不思議な人だ。 この人は、一文無しの人だ。 しかし抜群に頭がいい。 この人は日本語中国語等々と5ヶ国語以上喋る。 しかも、そのどれもがかなりレベルが高い。 発音がとても正しい。 だけど、一文無しなのだ。 そういう抜群に良い頭脳からお金を取り去ると、心眼が開くものなのかもしれない、と言う言葉がまんざら大げさでもない、とでも思わせる不思議な雰囲気がある。


気がついたら朝7:00だった。 帰って寝よう、と帰ってきたが、スターバックスでちょっとだけコーディングして家に帰ってきて、こうやって日記を書いている次第であります。
コメント一覧
ナム   2009年12月28日 13:12
>何か漠然と歓迎されていない雰囲気を感じる。 京言葉みたいな感じですごく遠回しに「早く帰れ」みたいな事を言われる。 何だかよくわからない人だ。

タマサートの学生なんてタイのエリートだから、上流階級のお嬢様で、ふつうの日本人なんかと軽々しく付き合えるか!っていうような、エリート意識と差別意識があるのでは、なんて妄想しました。
ふつうの日本人など、相当低く見てるんじゃないのかな、と。


おかあつ   2009年12月28日 17:44
まぁそうなのかもしれないです。 包装紙がまぶしい年頃なんですよね。 大卒直後って。
 
出展 2009年12月28日11:40 『今日の出来事』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




おかあつ日記メニューバーをリセット


©2022 オカアツシ ALL RIGHT RESERVED