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2009年7月4日土曜日

(ニュース) ずれ (mixi05-u459989-200907041707)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(ニュース) ずれ
2009年07月04日17:07
問題はバッシングでもリア充でもない。 問題は彼ら(楽天社長やひろゆき氏)が少子化前の世代で、少子化後がしている苦労に何の理解も無いことだ。 ひろゆき氏は「僕ら」っていっているけど、彼はもう、その「僕ら」に入っていない。 こういう「ずれ」は、いずれ少子化後世代からの大きなしっぺ返しとなって少子化前世代につき返されるんではないだろうか。


ひろゆき氏、GIGAZINEの楽天報道について三木谷社長を直撃
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=887556&media_id=32

 「GIGAZINEってニュースサイト、あるじゃないですか」――6月29日、慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で行われた講義にゲスト出演した西村博之(ひろゆき)氏は、同じくゲストとして招かれた楽天の三木谷浩史社長に対してこう切り出し、ニュースサイト「GIGAZINE」が指摘した、楽天市場の個人情報の扱いに関する問題について問いかけた。

【動画:ひろゆき氏が三木谷社長を直撃】

  2人は、同大で政策・メディア研究科特別招聘教授を務める夏野剛氏の「ネットワーク産業論」の講義にゲストとして参加。講義は学生からの質問に三木谷氏が答え、ひろゆき氏や夏野氏が補足するというスタイルで進んだが、学生からの質問が途切れたタイミングで、ひろゆき氏が三木谷氏に“GIGAZINE問題” の真相をただした。

 ひろゆき氏によるとこの問題は、「楽天は何年か前、クレジットカード番号やメールアドレスを含む個人情報を第三者には開示しないという取り決めをした。だが、取扱高が高く信頼できる大手の何社かについては、契約書を結んだ上で個人情報を渡した。これについて GIGAZINEが『何年か前に言っていた約束と違う』と報じ、新聞報道に飛び火した」というもの。楽天は報道に対し、「事実誤認」などとコメントを出している。

 三木谷氏は「GIGAZINEは読んだことがないが、新聞は読んだ」とした上で、「記事に、楽天が個人情報を売却していると書いてあったが、売却するはずがない。個人情報のダウンロード時に、システム利用料として1件10円をいただいている。クレジットカード番号を渡している9 店舗については、買い物かごに『この店舗は特別なので、カード番号を渡します』と書いてある」と説明した。顧客のメールアドレスを加盟店舗に渡していることについては「独占禁止法の問題があり、メアドを渡さないと店舗がやりにくく、そこ(メアドを渡さないこと)はまだ実現していない」と述べた。

●「楽天バッシングが流行っている」とひろゆき氏

 ひろゆき氏は、「『渡さない』と言っていた個人情報を出したのは間違いだと思うのだが、ものを買った店にメールアドレス渡すのは当たり前。渡さないと決めた数年前の判断が間違いだったのでは」と指摘。「僕から見たら、ものを買った店に個人情報が渡るのは大した問題じゃない」と述べた上で、「楽天バッシングが流行っている」という見方を示す。

 ひろゆき氏が考える“楽天バッシング”のもう1つの例が、新型インフルエンザに絡み、同社がマスク買い集めを奨励するようなメールを加盟店舗に送ったとしてネットやマスコミに批判され、同社が謝罪した件だ。

 夏野氏も「あの時期に、『今マスク売った方がいいですよ』とアドバイスするのはスーパーバイザーとして適切」とフォローする。だが三木谷氏は「われわれにも倫理感に欠けるところがあったのでお詫びしなければ。言い回しが少し下品でした」と謝罪した。

 ひろゆき氏は、GIGAZINEに指摘された個人情報の問題も、マスク買い集めの問題も「ちょっとした言い回し、言い方の問題」と指摘する。特にマスク問題については「マスクを必要としている人がいるんだから、いろんな人に行き渡るようにした方がいい、というのは商売として正しいこと」と話し、言い回しを気を付ければ問題にならなかったのでは、と指摘した。

●リア充は叩かれる?

 「悪いことをしていたら叩かれていいと思うんだけど、この2件は、別に悪いことをしたわけではない」――ひろゆき氏は、楽天や三木谷氏がネット上で叩かれがちなことを「不思議」と話し、「なんで楽天は“目の敵”にされやすいのか」と問いかける。

 夏野氏が「それは、リア充だからでしょ」と応じると、三木谷氏はリア充という言葉が初耳だったようで「何?」と聞き返した。ひろゆき氏は「リアルが充実しているから嫉妬されやすい」と解説し、「JASDAQ上場企業の社長のリアルが充実していなかったら希望なさすぎじゃん!」と突っ込んだ。

 ひろゆき氏は、三木谷氏のような“リア充”にはたくさんお金を使ってもらい、税金をどんどん払ってもらうべきという考えだ。「金持ちをおだてて金を使わせて、がんがん納税してもらったほうがいい。僕らが働かなくても、代わりに税金払ってくれたら生活保護をもらえるじゃないですか」

 三木谷氏は、自著の収益を寄付しているという。寄付先ははっきり覚えてないそうだが、ひろゆき氏は「嫉妬されないためには、寄付について、もっと調べて広報したほうがいい(叩かれにくくなる)」とアドバイス。三木谷氏は「そうさせていただきます」と神妙に応じた。夏野氏は、「ひろゆきにこういうことで説教されてる三木谷って面白いな」と話し、会場の学生たちをわかせていた。

コメント一覧
bobcat   2009年07月04日 17:56
> 少子化後がしている苦労

?? わからん。
ジェネレーションギャップは…あるでしょ,
それぞれの生きてきた時代背景が違うから。
わかったつもりになってるのが一番ヤバいかも?
年金問題も老人問題も団塊の世代以上が
即 半分になったら解決するとは思てるけど。
おかあつ   2009年07月05日 02:07
1. 日本人は相手が自分と同じだということを前提にしてコミュニケーションを取るので、相手の時代背景が少しでも変わってしまうと、ほとんど外人といっても差支えが無いほどコミュニケーションが取れなくなってしまう。

2. 日本人はマイノリティーに対してほとんど人権を認めない。 日本人にとって同じでない人は物でしかない。 同じでない人は物でしかないので、同じでない人が殺されても特にこれといった感想や意見を持たない場合が多い。 また、一般的に、すべての人に平等にチャンスが与えられているという幻想を持っている人が多いが、それは事実ではない。

3. 今の10代~20代は、少子化で人口が少ない。 それだけでマイノリティーとして成立してしまっている。

4. これまでの高度経済成長期の名残を青春時代として過ごした人は、大抵「がんばれば何とかなる」という経験則みたいなものを持っている。しかし、ここ数年の不景気の下では、がんばれば何とかなるというのは幻想でしかない。 がんばってもどうにもならない状況がある。高度成長期を青春として過ごしたノンキな世代はこういう希望の無さを理解できず、失敗を単なる努力の無さとして片付けようとする傾向がある。 問題の原因を努力の量に求めるのは現実的でなく、本質的でない。

クレ   2009年07月05日 08:20
自分以外のことをわからない人は世代関係なく多いですよ~~
人の状況を理解するって難しいです。
特に、人生スムーズに行ってしまった人には。
自分が経験したことないことは所詮想像ですし。
きのうたまたま娘が、理解し合えない友達はバーチャルな存在でしかないと感じるとか言ってましたが、そうかもしれませんねえ。
おかあつ   2009年07月05日 12:31
>特に、人生スムーズに行ってしまった人には。

僕もそう思います。 そういう意味では、1975年ぐらいで世代が変わるんじゃないかと思います。 これ以前に生まれた人は人生がスムーズに行っている人が圧倒的に多いと思うのです。 これ以降の人は人生スムーズに行っている人のほうが少ないと思います。

街中でちり紙を配っている若い子の目等を見ているとそういうことを思います。


日本人には話しあうという習慣がないので、ちょっとでも背景が違うと分かり合えないんだと思います。 一方で「この世のどこかに自分のすべてを理解できる人がいるに違いない」という超能力めいた幻想を持っている人が多いのも特徴だと思います。

タイほど気持ちを重視できないし、アメリカほど合理を重視できない日本人の気持ちはとても複雑です。
bobcat   2009年07月05日 16:05
う~む…私の年代も団塊の世代に押さえつけられたマイノリティーですが
若い子たちはもっとヒドいですねー。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2008np/index.htm

> 日本人は相手が自分と同じだということを前提にしてコミュニケーションを取るので、
> すべての人に平等にチャンスが与えられているという幻想を持っている人が多いが、

このへん 若い人も年寄りも同じみたいですよ~。
顔が違うんやから,それぞれいろんな面で違ててあたりまえなんやけど
わからんようです┐(´д`)┌
日本全国 うろうろした経験上,方言だけやのうて,地域によって特有の顔つきやら体格ってのは確かにあります(ないのは,合衆国たる東京と北海道だけ)。

> がんばれば何とかなるというのは幻想でしかない。

そこんとこ 戦後日本人の傲慢さですね。
必要以上に「ガンと闘う」なんてことして,余計に苦しんじゃうのも同じ発想やないかと。
ある意味 平和ぼけでしょう。
戦争になっちゃったら いくら個人に才能があっても,がんばってもどうしようもないですから。
おかあつ   2009年07月05日 16:30
>う~む…私の年代も団塊の世代に押さえつけられたマイノリティーですが

あ! ( ' O ' )! 確かにそうですね... このことは、気がつきませんでした。
ということは、

>このへん 若い人も年寄りも同じみたいですよ~。

これは、間違いなくそうだと思います。 各世代間で同じことが起こっている、ということなんですよね。 世代間で共通の言葉を持たないので日本人同士なのに、世代が違うだけでもはや外人同士になってしまうということがあると思います。


http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2008np/index.htm
この表は、この意見を持ち始めたころ、見ました。
これまでの中で一番すごい人口差なんですよね。
ろんたりんくo(^-^)o   2009年07月06日 19:48
>自分以外のことをわからない人は世代関係なく多いですよ~~
ある意味自分のことも実はよくわかっていなかったりするとか(寒)
おかあつ   2009年07月06日 19:53
>>自分以外のことをわからない人は世代関係なく多いですよ~~
>ある意味自分のことも実はよくわかっていなかったりするとか(寒)

いや、それはギャグでも何でもなくて、日本にいると本当にそうなるんだと思います。

周囲が自分とまったく違う人(アラブ人・中国人・パキスタン人・タイ人・アメリカ人とか) であぶれかえっていれば、毎日毎日、他人との違いで苦しめられることになり、嫌でも自分が見えるようになります。 どんなに空気が読めない人もこれならオッケーです。

日本にいると「みんな違う」って言うことが厳密に隠されているので、だんだんと自分が見えなくなっていくんじゃないでしょうか。
bobcat   2009年07月06日 23:32
> 日本にいると「みんな違う」って言うことが厳密に隠されているので、だんだんと自分が見えなくなっていくんじゃないでしょうか。

う~ん そこんとこが疑問なんですよねー なんでだろ(?_?)
 
出展 2009年07月04日17:07 『(ニュース) ずれ』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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