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2009年3月1日日曜日

今日の出来事、コピーロボット編。 (mixi05-u459989-200903010734)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
今日の出来事、コピーロボット編。
2009年03月01日07:34
Collins Cobuild 英英辞書を買った。 実は、今使っている OXFORD英英辞書は単語の説明が簡潔でいいのだけど、辞書ソフト自体の使い心地がいまいちよくないと感じていた。 ショートカットキーが一切用意されていないので、いちいちマウスを使う必要があるし、起動がとても遅かった。 それで、Collins Cobuild を買おうと思っていた。 評判ではソフトの出来がよいという話だったからだ。 先週日本に帰ったとき、買おうと思って本屋にいった。 そうしたら、6000円近くした。 バンコクで見たとき、そんな高かったっけ、と思った。 それで、今日、バンコクの紀伊国屋に行ってみてみたら、なんと650バーツだった。 2000円ぐらいだ。 半額以下だった。

http://www.amazon.co.jp/dp/0007210132/

何で日本で売るとあんなに高くなるのだろう、と思った。
インストールしてみたら、評判どおりとても起動が速く使いやすかった。

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最近、タッチ画面付きのiPodをもらった。 僕がいままでつかっていたやつは第三世代の60Gの厚ぼったいiPodだった。 これでも充分使えていたし、僕は大量な音楽を持ち歩く習慣があるので、タッチ画面付のiPod(15G)だとちょっと物足りない、と考えていた。 だけど、触ってみたら思いのほか使いやすく、すっかり気に入ってしまった。


実は、先週日本に帰ったとき、ハードディスクを新調した。 今までは50G や120Gという風に小分けにして持ち歩いていたので、いつもたくさんハードディスクを持ち歩いていたのだけど、今回500Gのハードディスクを2個購入して、ばらばらだったハードディスクをひとつにまとめることが出来た。 おかげで、ハードディスクがすっきりした。

また、これまでは、100G以上ある僕のMP3ライブラリを全部持ち歩くということはムリだったので、必要なやつだけ60GのiPodに入れて残りは、家にある250Gの大きなハードディスクに入れて保管していた。 しかし、今回は、ハードディスクに容量にゆとりがあるので、僕のMP3ライブラリが全部入れることが出来た。 だから、今回のタイ滞在には、僕の巨大なMP3ライブラリをすべて持ってくることが出来たのだ。

ということで、持ってきたMP3ライブラリのいろいろな音楽をあれこれとタッチ画面付iPodに入れて遊んでみた。

このiPodはちょっと古いので、インストールされているソフトウェアのバージョンが古かった。 これも iTunes Store で新しいやつを購入してインストールした。 今まで iTunes Store のアカウントは持っていなかったのだけど、これを機に作った。

それで、今まで使っていなかった、Artwork機能が動くようになった。 Artwork機能というのは、アルバムのジャケット写真を表示する機能だ。 僕は持っているCDを全部倉庫に入れてしまったので、アルバムのジャケットは久しく見ていなかった。 だけど、こうしてArtworkに表示されるジャケット写真を見ると、見るのは実に10年以上ぶりだったりして、実に懐かしく、楽しいひと時を過ごした。

...が、表示されているジャケットは50%ぐらいという感じだった。 僕が持っているCDはマイナーなものが多いからなのかもしれないけど、意外だったのはAC/DCみたいな超有名どころのジャケットでも表示されていないことがあったことだ。 何か版権の問題とかがきっとあるんだろうな、と思った。 ちょっと残念だった。

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そのiPodをもって、今日はスターバックスに行った。 それで、ふと、こんなことを思った。

僕は今、パソコンのデータとソフトウェアの関連について考えているのだけど、パソコンのデータとプログラムというものは、論理的には完璧な複製を作ることが出来る。 しかし、実は、完璧な複製を作るためには、まだ技術的な問題が残っているので、完璧な複製を作ることは、出来ないか、難しいことが多い。 だから、今のところ「完璧の複製を作ることが出来る世界」には、まだなっていない。

「完璧の複製を作ることが出来る世界」になったときのことをいろいろと考えてみると、すごいことが起こる。 これはたとえてみると、「パーマンのコピーロボット」が本当に出来てしまうようなものではないかと思う。

「パーマンのコピーロボット」をご存知だろうか。 正義のヒーローであるパーマンは普段仮面をかぶっておりその正体は秘密だ。 パーマンは普段は普通の小学生で、パーマンが仕事をしている間、パーマンに代わって「コピーロボット」が学校に行ったり、野球をしたりといった用事を済ませている。

コピーロボットの使い方は簡単だ。 身代わりをさせたい人が小さな人形の鼻を押すと、人形はムクムクと大きくなり、鼻を押した人とまったく同じ容貌に変化する。 変化したコピーロボットは、鼻を押した人とまったく同じ能力と性格を持っている。

用事が済んだら、コピーロボットとおでこをくっつけあうと、コピーロボットが経験した記憶が本人に複製される。 そして、もう一度鼻を押すと、元の小さな人形に戻る。

「パーマンのコピーロボット」は、もしも現実にそんなものがあったら、画期的だ。 これは「留守番ロボット」という範疇を大きく越えた存在になりえるだろう。 すごい世界の変化があると思う。 これは言ってみれば、アイデンティティの喪失だ。 人間というもの自体がいったいなんであるのか、価値観自体が破壊される、すごい世界になってしまうと思う。 ありとあらゆる応用が考えられる。 そして、ありとあらゆる弊害が考えられる。 そして人間という存在の限界に突き当たる。

コピーロボットに留守番をさせる手はない。 コピーロボットに、もっと積極的にいろいろな経験をさせて、それをすべて自分の経験として取り込むことで、人間は無限の人生を得ることが出来る。

コンピューターの世界に「並列処理」というものがある。 並列処理というのは、普通、一人の人間がやるような「直列処理」と違って、桁違いに効率がいいのだけど、ふつう人間は「並列処理」を行うことができるほど処理能力は高くない。 ところがコピーロボットを使うと、人間が「並列処理」を行うための道が開けるだろう。

受験勉強にせよ、税務処理にせよ、プログラミングにせよ... コピーロボットを5~6人...できるだけたくさん用意して、全員で作業する。 一日の作業が終わったら、各コピーロボットとおでこをくっつけるだけで、各コピーロボットが得ることが出来た知識・ノウハウ・経験をすべて、一人の人間に集中させることが出来る。 翌日もういちど各ロボットの鼻を押せば、簡単にこれまで得たノウハウを全員で共有することが出来る。

だけど、これは考えてみれば、大変な苦痛を伴うような気がする。 人というのは、入ってきた情報を、寝ているあいだ夢を見たり、ボーっと回想したり、漠然と忘れたりすることで、具体的に必要に応じて思い出したり応用したり出来るように、情報処理している。 ところが、あまりにも膨大な記憶が入ると、これを処理しきれずに、大きなストレスになり、精神が崩壊したり、うつになったりする。

また、人というのは、使わなかった技術は忘れたり、興味がないこと、不要なことはどんどんと忘れていくものだ。 だから、こうやって作業してはおでこをくっつけるということをしても、コピーロボットを使っている人間が、あまり物事に興味を持たない性格の人だと、どんどんと忘れていってしまう、ということもありえる。 すると、せっかく得た技術やノウハウが蓄積されずに、同じ失敗を繰り返し続ける、ということもありえるだろう。 人間の限界だ。


そんなある日、コピーロボットの設計者は、コピーロボットに「モード」をつけることを思いつく。 つまり、パソコンのハードディスクと同じように「スレーブモード」「マスターモード」という風
なモードを作るのだ。 これまでは、コピーロボットが得た経験の記憶をマスターである人間に複製していたが、人間をスレーブにして、人間が経験した記憶をコピーロボットに複製して保存することで人間の情報処理能力を保管するということが可能になったのだ。 こうすることで、忘れないでいつまでも経験の記憶を保存しておくことが出来る。

ところが、これを、ある日拷問の道具として使い始める人が現れる。 忘れがたい不幸な記憶をコピーロボットに保存し、これを繰り返し繰り返し、特定の人に複製する。 信じがたい苦痛の記憶を保存し、これを特定の人に何度も複製する。 実際に物理的に怪我をしたり死んだりすることはなく、何度でも極限の状態に追い詰めることができる。 これにより、特定の人を殺したり傷つけたりすることなく、きわめて効率よく短期間のうちに精神的に追い詰めることが出来る。

...なんて。

サーバーのメンテナンスをしていると、あるサーバーをメンテナンスなどのために止めなければいけない、ということはよくある。 その間サービスが止まってしまうといろいろと不便なので、止まってしまわないように「留守番サーバー」とでもいうような本物の複製(レプリケーション)を起動しておくとよいのだが、問題は完璧なレプリケーションを作ることが難しく、また、その留守番サーバーが処理したデータを本人に戻すということに技術的な困難がある場合が多いことだ。

あるサーバーの完璧なレプリケーションと、その処理をした結果を完璧な形で元のサーバーに戻すことが技術的に本当にできるとしたならば、これは、コピーロボットと同じようなものだ。 「留守番サーバー」という用途を超えて、ありとあらゆる用途が考えられるはずなのだ。

ところが、上で述べたように、サーバーの完璧なレプリケーションを作り、レプリケートされたサーバーの処理を完璧な形で「本人」に戻す、ということは、簡単なようで意外と難しい技術だ。 これが難しいので、サーバーの管理者は代替案をいろいろと考えて工夫するわけだけど、 もし万が一、これが出来るようになってしまったとしたら、レプリケーションは「留守番」という役割を超えて、ものすごく興味深い複雑な作業を簡単に行うことができるようになるのではないか。

そんなことを考えた。

コメント一覧
さい   2009年03月01日 08:15
私もiPod touch16Gゲットしたばっかり!
もうパソコン要らないかも。
DNA分子もこの中で見れるなんて時代は変わった。
電池すぐ切れるのが玉にキズ。
 
出展 2009年03月01日07:34 『今日の出来事、コピーロボット編。』