痴漢
2008年11月10日06:45
『抑えきれぬ性衝動 痴漢ストーカー男の卑劣な手口』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000520-san-soci
この記事を見て色々思ってしまった。
いや、僕は痴漢をしていいと言っているわけではない ―――
...
弁護人「だったら告白すればよかったのに」
男「直接言いにくく、ゆがんでしまった」
─── 弁護人はこういう状況で告白できるのだろうか。 そうでなくてもコミュニケーションが疎な日本人だ。 話しかけただけで逃げ出しかねない。 これはちょっと無理があるだろう。
...
弁護人「ストレスが原因だと言うけど、ストレスのない人生なんてあるんですか」
男「ないです」
――― いや、違う。 『ストレス』のない人生というものは存在する。 日本の社会のように、ひたすらストレスを受けつづけ、ひたすら我慢することのみを要求する社会というのはとても珍しい。
...
「人間関係で悩んだり、ストレスの原因なんてたくさんあるでしょう」
「発散する場がなくて。プライベートもないし、管理されている状態が続いていたので…」
「前に罰金刑になって『二度とやりません』って言ってからまたやってますよね」
「自分の気持ちを抑えきれなかった」
検察官「刑務所に入ってたたき直してもらった方がいいんじゃないですか」
――― こういう社会にいれば、おおかれすくなかれ誰でも精神がゆがむのではないか。 それが形を変えて爆発してしまった人を「刑務所に入ってたたき直してもらって」ばかりいても何も解決しない。 抑圧がある以上、つぎつぎに形を変えて爆発する人は現れる。 それを押さえ込むだけでは何も解決しない。 こうして日本人は息苦しくなっていく。 これじゃ、日本中みんな不幸じゃないか。
======================================
世界の人は日本文化を「ハラキリ文化」と呼ぶ。
そういわれた日本人は「そんなことないよ」という。
しかしである。 どんな高度な文化を持った国でも、どんなに合理性を重んずる国でも、どんなに論理的を愛する国でも、気持ちを解放し多少間違ったことをすることを許すものだ。 人間って言うのは本来、合理的な存在じゃないからだ。 ところが日本では一切の間違いは許されない。 間違いを犯したものには重大な懲罰が待ち受けている。 こうして発散されないよどんだエネルギーが蓄積されていく。
世界の人は、こういう極端に懲罰的な文化を見て、「日本人って『ハラキリ』だよな」と思うわけである。
気持ちの自由が無い人は、気持ちの自由を得た人に嫉みを感じる。 すると、自分が得た懲罰と同じ懲罰をその人に加えようとするものだ。 こうして、日本人同士、みんなで首を絞めあっている。
繰り返すようだけど 「痴漢をしていい」とは誰も言っていない。
ただ痴漢などしなくてもいい精神状態を保つ自由が必要だ、ということがいいたい。
今の日本には、痴漢などしなくてもいい精神状態を保つ自由は、無い。
日本人はどこかで、この気持ちのゆとりの無い無限連鎖を断ち切らないといけないと、僕は思う。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000520-san-soci
抑えきれぬ性衝動 痴漢ストーカー男の卑劣な手口
11月9日15時0分配信 産経新聞
被害者の女性は男を「痴漢」と確信し、「ストーカー」のような湿った視線を向けてくる男に恐怖心を抱いた-。手の甲で服の上から女性の胸を触り、大阪府迷惑防止条例違反の罪に問われた元会社員の男(27)は6日、大阪地裁で開かれた初公判で罪を全面的に認め謝罪した。だが、この3年間に2回、同じような痴漢行為で罰金刑を受けていることを検察官に指摘され、懲りない男の常習性が明らかになった。女性の胸に執着した末、ゆがんだ性衝動をふくらませた男が思いついた、驚きの犯行手口とは…。
検察側の冒頭陳述などによると、男は大学卒業後、大阪市内のOA機器販売会社に就職し、営業を担当。会社が社宅として借り上げた近くのマンションに同僚と同居していた。被害者の女性に目を付けたのは、出勤途中の路上だった。女性も近くの会社に勤務しており、よく見かけるようになった男はなぜか、「胸を触りたい」という異常な欲求を抑え切れなくなり犯行を決意した。男の手口はこうだ。女性を見つけると背後から近づき、いったん追い抜く。その直後、急に真後ろに方向転換、ぶつかる瞬間に手の甲を女性の胸に押し当て、偶然を装う。
女性が最初に被害にあったのは今年3月。出勤途中に寄ったコンビニエンスストアから出ると突然、男が前を歩き始め、急に振り向いて胸を触られた。このときは偶然ぶつかったと思い込んでいたが、その後も男は出勤途中に不自然に近づいてきたり、やたらと身体を凝視してくるようになった。そして6月。再び通勤途中に男が同じように手の甲を胸に押し当ててきたため、女性は痴漢行為と確信した。翌月2日、3度目の痴漢被害に遭い、「ストーカーのように狙われている」と恐怖感が募り、3日に警察に被害申告した。翌日。通勤路を張り込んでいた警察官に職務質問された男は犯行を認め、逮捕された。
初公判に出廷した男は、黒いスーツに白いワイシャツ姿。おそらくこのスーツを着て出勤していたのだろう。まじめな普通の会社員という感じだ。検察官は冒頭陳述で、平成17年7月と昨年9月、電車内で揺れて倒れかかったのを装って近くにいた乗客の女性の胸を触り、府迷惑防止条例違反罪で2回罰金刑を受けていることを明らかにした。弁護人は被告人質問で犯行の経緯や動機を聴いた。
弁護人「以前にも同じような罪を犯していた。なぜまたやったのか」
男「自分の中でストレスがたまり、ゆがんでしまった」
弁護人「ストレスとは」
男「同僚と一緒に住んでいたので、会社も自宅も同じでプライベートがない感じで…」
弁護人「だからと言って痴漢されたら女性はたまらないでしょう」
男「はい。すみません」
男は神妙な様子で質問に答えていく。
弁護人「被害女性に好意を持っていたんですね」
男「タイプでした」
弁護人「だったら告白すればよかったのに」
男「直接言いにくく、ゆがんでしまった」
弁護人「反省していると言うが、今後どうする」
男「もう二度としません。これからの自分を見ていただいて信用を得るしかないです」
続いて検察官が質問。これまでに二度も罰金刑を受けていることなどを踏まえて厳しく追及した。
検察官「ストレスが原因だと言うけど、ストレスのない人生なんてあるんですか」
男「ないです」
検察官「人間関係で悩んだり、ストレスの原因なんてたくさんあるでしょう」
男「発散する場がなくて。プライベートもないし、管理されている状態が続いていたので…」
検察官「前に罰金刑になって『二度とやりません』って言ってからまたやってますよね」
男「自分の気持ちを抑えきれなかった」
検察官「刑務所に入ってたたき直してもらった方がいいんじゃないですか」
男「…」
裁判官も終始あきれた表情を浮かべ、判決前の段階なのに、こう断罪した。
「あなたの話は正直理解できない。営業もしているし、賢い人だと思うから『反省している』とは言えるだろうけど、上っ面だけ取り繕っているなら刑務所へ行った方がいい」
検察側は男の常習性を指摘し、再犯の恐れが高いとして懲役6月を求刑。弁護側は、内気な性格で女性に好意を示すやり方が分からなかった男の未熟さを訴え、罰金刑か執行猶予付き判決を求め、即日結審した。男がこれまでに犯した2回の犯罪は略式命令による罰金刑だった。今回初めて公判請求され、両親が見守る中で裁判を受けた。被告人質問に先だって行われた証人尋問で、「もう一度チャンスを与えてほしい」と懇願する半面、「もしまたやれば親子の縁を切る」と涙ながらに語った父親の姿はどう心に響いたのだろうか。ストレスがたまった末、女性へのゆがんだ好意をふくらませたとする男の説明は、裁判官が指摘するように理解し難く、簡単に更生できるとは到底思えない。「二度としません」という言葉に説得力はまるでなかった。判決は13日に言い渡される。(津田大資)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000520-san-soci
この記事を見て色々思ってしまった。
いや、僕は痴漢をしていいと言っているわけではない ―――
...
弁護人「だったら告白すればよかったのに」
男「直接言いにくく、ゆがんでしまった」
─── 弁護人はこういう状況で告白できるのだろうか。 そうでなくてもコミュニケーションが疎な日本人だ。 話しかけただけで逃げ出しかねない。 これはちょっと無理があるだろう。
...
弁護人「ストレスが原因だと言うけど、ストレスのない人生なんてあるんですか」
男「ないです」
――― いや、違う。 『ストレス』のない人生というものは存在する。 日本の社会のように、ひたすらストレスを受けつづけ、ひたすら我慢することのみを要求する社会というのはとても珍しい。
...
「人間関係で悩んだり、ストレスの原因なんてたくさんあるでしょう」
「発散する場がなくて。プライベートもないし、管理されている状態が続いていたので…」
「前に罰金刑になって『二度とやりません』って言ってからまたやってますよね」
「自分の気持ちを抑えきれなかった」
検察官「刑務所に入ってたたき直してもらった方がいいんじゃないですか」
――― こういう社会にいれば、おおかれすくなかれ誰でも精神がゆがむのではないか。 それが形を変えて爆発してしまった人を「刑務所に入ってたたき直してもらって」ばかりいても何も解決しない。 抑圧がある以上、つぎつぎに形を変えて爆発する人は現れる。 それを押さえ込むだけでは何も解決しない。 こうして日本人は息苦しくなっていく。 これじゃ、日本中みんな不幸じゃないか。
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世界の人は日本文化を「ハラキリ文化」と呼ぶ。
そういわれた日本人は「そんなことないよ」という。
しかしである。 どんな高度な文化を持った国でも、どんなに合理性を重んずる国でも、どんなに論理的を愛する国でも、気持ちを解放し多少間違ったことをすることを許すものだ。 人間って言うのは本来、合理的な存在じゃないからだ。 ところが日本では一切の間違いは許されない。 間違いを犯したものには重大な懲罰が待ち受けている。 こうして発散されないよどんだエネルギーが蓄積されていく。
世界の人は、こういう極端に懲罰的な文化を見て、「日本人って『ハラキリ』だよな」と思うわけである。
気持ちの自由が無い人は、気持ちの自由を得た人に嫉みを感じる。 すると、自分が得た懲罰と同じ懲罰をその人に加えようとするものだ。 こうして、日本人同士、みんなで首を絞めあっている。
繰り返すようだけど 「痴漢をしていい」とは誰も言っていない。
ただ痴漢などしなくてもいい精神状態を保つ自由が必要だ、ということがいいたい。
今の日本には、痴漢などしなくてもいい精神状態を保つ自由は、無い。
日本人はどこかで、この気持ちのゆとりの無い無限連鎖を断ち切らないといけないと、僕は思う。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000520-san-soci
抑えきれぬ性衝動 痴漢ストーカー男の卑劣な手口
11月9日15時0分配信 産経新聞
被害者の女性は男を「痴漢」と確信し、「ストーカー」のような湿った視線を向けてくる男に恐怖心を抱いた-。手の甲で服の上から女性の胸を触り、大阪府迷惑防止条例違反の罪に問われた元会社員の男(27)は6日、大阪地裁で開かれた初公判で罪を全面的に認め謝罪した。だが、この3年間に2回、同じような痴漢行為で罰金刑を受けていることを検察官に指摘され、懲りない男の常習性が明らかになった。女性の胸に執着した末、ゆがんだ性衝動をふくらませた男が思いついた、驚きの犯行手口とは…。
検察側の冒頭陳述などによると、男は大学卒業後、大阪市内のOA機器販売会社に就職し、営業を担当。会社が社宅として借り上げた近くのマンションに同僚と同居していた。被害者の女性に目を付けたのは、出勤途中の路上だった。女性も近くの会社に勤務しており、よく見かけるようになった男はなぜか、「胸を触りたい」という異常な欲求を抑え切れなくなり犯行を決意した。男の手口はこうだ。女性を見つけると背後から近づき、いったん追い抜く。その直後、急に真後ろに方向転換、ぶつかる瞬間に手の甲を女性の胸に押し当て、偶然を装う。
女性が最初に被害にあったのは今年3月。出勤途中に寄ったコンビニエンスストアから出ると突然、男が前を歩き始め、急に振り向いて胸を触られた。このときは偶然ぶつかったと思い込んでいたが、その後も男は出勤途中に不自然に近づいてきたり、やたらと身体を凝視してくるようになった。そして6月。再び通勤途中に男が同じように手の甲を胸に押し当ててきたため、女性は痴漢行為と確信した。翌月2日、3度目の痴漢被害に遭い、「ストーカーのように狙われている」と恐怖感が募り、3日に警察に被害申告した。翌日。通勤路を張り込んでいた警察官に職務質問された男は犯行を認め、逮捕された。
初公判に出廷した男は、黒いスーツに白いワイシャツ姿。おそらくこのスーツを着て出勤していたのだろう。まじめな普通の会社員という感じだ。検察官は冒頭陳述で、平成17年7月と昨年9月、電車内で揺れて倒れかかったのを装って近くにいた乗客の女性の胸を触り、府迷惑防止条例違反罪で2回罰金刑を受けていることを明らかにした。弁護人は被告人質問で犯行の経緯や動機を聴いた。
弁護人「以前にも同じような罪を犯していた。なぜまたやったのか」
男「自分の中でストレスがたまり、ゆがんでしまった」
弁護人「ストレスとは」
男「同僚と一緒に住んでいたので、会社も自宅も同じでプライベートがない感じで…」
弁護人「だからと言って痴漢されたら女性はたまらないでしょう」
男「はい。すみません」
男は神妙な様子で質問に答えていく。
弁護人「被害女性に好意を持っていたんですね」
男「タイプでした」
弁護人「だったら告白すればよかったのに」
男「直接言いにくく、ゆがんでしまった」
弁護人「反省していると言うが、今後どうする」
男「もう二度としません。これからの自分を見ていただいて信用を得るしかないです」
続いて検察官が質問。これまでに二度も罰金刑を受けていることなどを踏まえて厳しく追及した。
検察官「ストレスが原因だと言うけど、ストレスのない人生なんてあるんですか」
男「ないです」
検察官「人間関係で悩んだり、ストレスの原因なんてたくさんあるでしょう」
男「発散する場がなくて。プライベートもないし、管理されている状態が続いていたので…」
検察官「前に罰金刑になって『二度とやりません』って言ってからまたやってますよね」
男「自分の気持ちを抑えきれなかった」
検察官「刑務所に入ってたたき直してもらった方がいいんじゃないですか」
男「…」
裁判官も終始あきれた表情を浮かべ、判決前の段階なのに、こう断罪した。
「あなたの話は正直理解できない。営業もしているし、賢い人だと思うから『反省している』とは言えるだろうけど、上っ面だけ取り繕っているなら刑務所へ行った方がいい」
検察側は男の常習性を指摘し、再犯の恐れが高いとして懲役6月を求刑。弁護側は、内気な性格で女性に好意を示すやり方が分からなかった男の未熟さを訴え、罰金刑か執行猶予付き判決を求め、即日結審した。男がこれまでに犯した2回の犯罪は略式命令による罰金刑だった。今回初めて公判請求され、両親が見守る中で裁判を受けた。被告人質問に先だって行われた証人尋問で、「もう一度チャンスを与えてほしい」と懇願する半面、「もしまたやれば親子の縁を切る」と涙ながらに語った父親の姿はどう心に響いたのだろうか。ストレスがたまった末、女性へのゆがんだ好意をふくらませたとする男の説明は、裁判官が指摘するように理解し難く、簡単に更生できるとは到底思えない。「二度としません」という言葉に説得力はまるでなかった。判決は13日に言い渡される。(津田大資)
コメント一覧
カオソーイ 2008年11月10日 07:09
ハラキリって元々武士しかしないものですよね。
会社員でいったら、大企業の管理職が「過労死」するのは「ハラキリ」文化かもしれないけど、非大企業、非管理職まで過労死するのは、
「ハラキリ」文化ではなく、単なる抑圧委譲の皺寄せだと思います。
会社員でいったら、大企業の管理職が「過労死」するのは「ハラキリ」文化かもしれないけど、非大企業、非管理職まで過労死するのは、
「ハラキリ」文化ではなく、単なる抑圧委譲の皺寄せだと思います。
退会したユーザー 2008年11月10日 16:52
出先で読んで、ただいま帰宅してコメント。
イタリアの大聖堂に落書きをした高校野球部顧問が解雇される事件がありました。あれに対する世界のメディアの見方は、次のようなものでした。(出典は、朝日、毎日、産経、日経、読売新聞のどれかですが忘れてしまいました。)
「非を認めすぐに謝罪する日本人はすばらしい」
「でも、日本人は、あやまちを犯した人に慈悲がない」
つまり、日本であやまちを犯すと取り返しがつかない。「潔い」を「美しい」とするところもあって、日本人はハラキリにおよぶ。またユーモアが不謹慎とされるのも、無用なストレスの元凶ではないか、と最近読んだ本の文を借用して考えました。
>─── 弁護人はこういう状況で告白できるのだろうか。 そうでなくてもコミュニケーションが疎な日本人だ。 話しかけただけで逃げ出しかねない。
それにしても、日本人のコミュニケーションは、よどんでいる部分が多いと思います。含蓄のある言葉の文化だといえば綺麗ですが、国境を超えたコミュニケーションが容易に実現するこの時代に、日本人はもっと澄んだ意思疎通の工夫をしたほうがよいと思います。また、透明にしてはいけない部分も、見極める必要がありそうです。
イタリアの大聖堂に落書きをした高校野球部顧問が解雇される事件がありました。あれに対する世界のメディアの見方は、次のようなものでした。(出典は、朝日、毎日、産経、日経、読売新聞のどれかですが忘れてしまいました。)
「非を認めすぐに謝罪する日本人はすばらしい」
「でも、日本人は、あやまちを犯した人に慈悲がない」
つまり、日本であやまちを犯すと取り返しがつかない。「潔い」を「美しい」とするところもあって、日本人はハラキリにおよぶ。またユーモアが不謹慎とされるのも、無用なストレスの元凶ではないか、と最近読んだ本の文を借用して考えました。
>─── 弁護人はこういう状況で告白できるのだろうか。 そうでなくてもコミュニケーションが疎な日本人だ。 話しかけただけで逃げ出しかねない。
それにしても、日本人のコミュニケーションは、よどんでいる部分が多いと思います。含蓄のある言葉の文化だといえば綺麗ですが、国境を超えたコミュニケーションが容易に実現するこの時代に、日本人はもっと澄んだ意思疎通の工夫をしたほうがよいと思います。また、透明にしてはいけない部分も、見極める必要がありそうです。