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2008年7月15日火曜日

逆進型のウソ (mixi05-u459989-200807151738)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
逆進型のウソ
2008年07月15日17:38
ふと思った。

今の税金にせよ、保険料にせよ... は、収入の大きさに応じて値段が変化するようになってるけど、これって物凄い不公平じゃないだろうか。

何故そう思うかといえば、実際、僕は貧乏だったので、必死に働いて収入はたくさんあったからだ。 で、そうやって働けば働くほど、保険料とか税金とかが高くなっていくので、頑張れば頑張るほど責任が重くなって、頑張っても頑張ってもお金がたまらなかった感があったからだ。

今、僕は収入がないので、保険料は1000円だ。 本当に楽だ。 楽だなぁと思うと同時に、昔の辛かった時代のことを思い出す。 金もなければ払いに行く時間もなくて、財産の差し押さえを受けたことすらあった。



数学的に考えてみた。

貧乏とは、資産がない状態のことだろう。
また、お金持ちとは資産がある状態のことだろう。
資産を v ・ ある瞬間tの収入を i(t) ・ 相続した財産を va とすれば、

  v = va +∫i(t) dt

で表されるわけだ。

このとき、今の日本で一般的な累進型の税金の場合、 税金の額 tax は i(t) に比例して定められるから、

  v = va +∫( i(t) - tax( ( i(t) ) ) dt となる。

v の値が少ない 貧乏人が 貧乏を脱出すべく v を増やそうとすると、 必死に働いて i(t) を増やすわけだけど、同時に tax も増えていくことになる。 つまり v の増える速度はその分鈍化していくわけだ。 すなわち、頑張る量に関わらず v の変化量はさほど変わらないことになる。

これは、ドアについているダンパーの様な役割になるはずだ。 ドアによくついているのダンパーは、強く押せば押すほど抵抗が強くなって、ドアが勢いよくしまってしまうことを防ぐが、これと同じ様に、累進型の税金も貧乏人が急激にお金持ちになることを防いでいる。

つまり、努力の量に関わらず、だから、貧乏人は、貧乏人のままであり、金持ちは金持ちのまま、という結果を生み出すのではないか。

だから、累進型の税金って、すごく不公平なんじゃないだろうか。

ま、消費税の様な累進型じゃない税金を適用すると、お金持ちで働かなくてもいい人は、より速く財産を食い尽くされることになるので、お金持ちは消費税には反対したほうがいいのだろう。

よく「消費税は逆進型!貧乏人に不利! だから反対だ!」って言っている。

これもよく考えてみると、金持ちの詭弁の一種なのだ。

コメント一覧
ねこ☆ミ。   2008年07月15日 21:58
むむむ、、、実感としてわかります。
しかし、びみょーな感じがします。

とりあえず、、、

お金持ち=資産がある
貧乏人=資産がない

努力する人=収入の多い人
努力しない人=収入の少ない人

としてO.K?

累進課税が上がるときは、消費税が下がる。
消費税が上がるときは、累進課税が下がる。

という前提を勝手おく。

1)資産があって、収入の多い人
 この人は累進課税を望まないと思う。
 消費税UPの方がよい。

2)資産があって、収入のない人
 この人は消費税UPを望まない。
 累進課税を望む。


3)資産なくて、収入の多い人
 この人は累進課税を望まないと思う。
 消費税UPの方がよい。


4)資産なくて、収入のない人
 この人は消費税UPを望まない。
 累進課税を望む。

しかし、2)のケースは少ないと思う。
なぜならば、資産は資産を生むから。。。

よって、
1.お金持ちは累進課税強化より、消費税UPの方がメリットがある。。。
と思う。

でも、
2.累進課税は、貧乏人がお金持ちになることを邪魔する。。。
は正しいと思う。上記の3)の状態。

3.「消費税は逆進型!貧乏人に不利! だから反対だ!」
は上記の4)に当てはまると思う。。。

う~ん、どこがおかあつさんの実感と違うんだろう。。。
わかった。ここだ。

>ま、消費税の様な累進型じゃない税金を適用すると、
>お金持ちで働かなくてもいい人は、より速く財産を食い尽くされる
>ことになるので、お金持ちは消費税には反対したほうがいいの
>だろう。

お金持ちで働かなくてよいひとは、不労所得が多いので、
労働者より、収入に対する税金を払ってると思います。
そのため、消費税UPがいいと思う。
(最後の3文は、推測であってググってないので事実じゃないかも)

おかあつ   2008年07月15日 22:04
な、なるほど...

# こんなに真剣に考えてもらえると予想してなかった (’O’)

確かに一部は僕も気がついてなかったことで、そうだと思う。
でも全部は同意できないような気がする。 何でだろう。

ちょっと考えて見ます。
おかあつ   2008年07月15日 22:20
1)資産があって、収入の多い人 → 消費税UP派
2)資産があって、収入のない人 → 累進課税派
3)資産なくて、収入の多い人 → 消費税UP派
4)資産なくて、収入のない人 → 累進課税派

なるほど...。

こうやって全パターン考えてみると、(当たり前だけど)収入が多い人は、資産のあるなしに関わらず、消費税の方がいいに決まってるっていうことなんだろうな。

で、僕の基本発想は、「高収入」=「金持ち」 というのが正しくない、っていう点だったので、それはそれで、間違ってなかったと思う。 問題はそれ以降の様な気がしてきた。


> しかし、2)のケースは少ないと思う。
> なぜならば、資産は資産を生むから。。。

これは確かにある。間違いなくある。 あるけど、少ないと、一概には言えないような気もする。

なぜならば:

1.世の中「ケチンボ金持ち」という人も少なくない。 増やすことに興味はないけど、家でじっとお金を使わず暇しているような人は案外少なくないと思う。 というか、街によっては... 横浜の田舎あたりとか ... にいくと意外と多数派でもある様な気もする。

2. また、それに今の低金利時代では、何もしないほうがリスクがなくていい、ということもありえると思う。 数年前の株ブームで盛り上がってた人は、今、随分悲惨な状態にいるという話もよく聞くし...。

3.ある程度資産を持っていて、収入もあるという人だと、色々無駄遣いもするだろう。 フェラーリを買って乗り回したりして。

http://archie.lipsmusic.net/wp-images/SportsCar_Peugeot_9009_1.jpg

すると、消費税が上がると、それなりに税金も上がるはずだから、それそうおうにお金を払う結果になる様な気がする。

ということは... えーとどうなるだろう。
おかあつ   2008年07月15日 22:29
考えてみると、最近のデフレ時代を暗黙の内に前提していたのかもしれないな...。
ねこ☆ミ。   2008年07月15日 22:31
そうそう、

> しかし、2)のケースは少ないと思う。
> なぜならば、資産は資産を生むから。。。

これは、「自分」のお金持ちに対するイメージなんです。


>3.ある程度資産を持っていて、収入もあるという人だと、
>色々無駄遣いもするだろう。 フェラーリを買って乗り回したり
>して。

これは、「自分」の貧乏に対するイメージなんですw。
お金があるように見えてない人はたくさん居ます。。。。

> v = va +∫( i(t) - tax( ( i(t) ) ) dt

この式は資産を求める式ではなくて、生まれてから死ぬまでの総収入を求める式です。

資産は
総資産= 親から受け継いだ資産 + (総手取り―『出費』)
   = 親から受け継いだ資産 + (収入-税金・社会福祉費―『出費』)

と思います。

収入ではなく、「総手取り ― 出費」をいかに多くするかがポイントと思ってます。



ねこ☆ミ。   2008年07月15日 22:37
>考えてみると、最近のデフレ時代を暗黙の内に前提していたのかもしれないな...。

なるほど。確かに。。。
預金にしても、株をかっても、増えるイメージはないし、、、

「自分」のイメージでは、お金持ちは不動産収入等があって、
お金が自動的に入ってくるという、イメージがあります。
これは、一般的ではありません。

ねこ☆ミ。   2008年07月15日 23:10
そっか、自分の過ちに気がついた。

1)資産があって、収入の多い人 → 消費税UP派
2)資産があって、収入のない人 → 累進課税派

自分は1)の資産を増やす金持ちを想定して、金持ちは消費税UPと考えた。

おかあつさんは、2)の斜陽な金持ちを想定して、金持ちは累進課税はと考えた。

ということか。。。
おかあつ   2008年07月15日 23:22
スタバに行って帰ってきた。 色々考えてしまった。
何の気なしに書いたことだけど、これってすごく基本的なことだったのかもしれない。
それを書く前に、

> これは、「自分」の貧乏に対するイメージなんですw。
> お金があるように見えてない人はたくさん居ます。。。。

そうそう、ロレックスとか云々...ブランド品を買い揃えたりとか、そういう目に見えるところにお金をかける人って居る。 でも、それとは別に、ホントにゆとりあってそういう無駄遣いをする人って居る。 青山とかに行くとそういう「リアル金持ち」がいる。 そういう人って案外地味なものを着ていたりするように思う。 (もちろん、見せ掛けの金持ちはその100倍以上居るけど)



>この式は資産を求める式ではなくて、生まれてから死ぬまでの総収入を求める式です。

そうそう、やっぱりこういう数式って、凄くざっくばらんなものなんだよね。 細かいところを挙げていくと、完全なモデル化という領域に来て、シミュレーションプログラムすら作れる。 でも、こういうのって、そこまでは 追求しない、っていう頭の中の数式なんだと思う。

自分で書いといてなんだけど、僕、結構経済学の人が振り回す妙ちくりんな数式って凄く嫌いで... 結構間違っていることも多いし、きちんとモデル化して検証してないので、間違っていたりする事も少なくないし、いい加減だよね。 あれって。 でも、ざっくりと考えを表すには便利なような気もする。 でも、厳密じゃないので、こういう勘違いもあるし...。


>「自分」のイメージでは、お金持ちは不動産収入等があって、
>お金が自動的に入ってくるという、イメージがあります。

確かに、それはある。 そういうのもある。 既得権益というヤツだよね。 確実に運用できる資産というか...。 ま、でも、それも、アパート経営も、場所によっては結構苦しくて、最近では部屋が埋まらなくて苦労する話も、結構耳にする。

それを総じて、えーとどういうことか...。
おかあつ   2008年07月15日 23:34
スタバで色々考えてみたんだけど、どうもなんというかしっくり来ないというか、本質を射抜いていない様な気がして気持ち悪かった。

考えたこと1

そもそも、貧困ってなんなのかって思う。 貧困って言うのは、つきつまるところ、究極的には資本金 = 貯金の欠乏なんだと思う。 例えば:

- 病気でお金がない → 病気だから働けない → お金がないから病気が治らない
- 大学に行きたいけど金が無い → 大学に行かないから、就職がない→就職がないから金が無い
- 就職したいけど、スーツがない → スーツがないから、就職活動が出来ない
- ミュージシャンになりたいが金が無い → お金がなくて楽器も買えない → 楽器がないから仕事もない

貧困って名のつくものは、なんでもそうだと思う。

また、目に見えない貧困もある。 仕事を探すんだって、東京に家がある人は、高い敷金も礼金も家賃も払う必要がないわけで、こういう人はお金がなくても就職活動は出来るし、選択肢も幅がある。 ところが、地方から出てくると、東京に居るだけでコストがかかるので、選択肢の幅は狭まる。

逆に、資本が潤沢なら、新しい仕事を始めるのも容易だし、利潤が出るまで色々な実験をするゆとりもでるだろうから、自由度も高いだろう。

だから資本というか貯金って大切だと思う。
おかあつ   2008年07月15日 23:49
考えたこと2

そもそも考えてみれば、消費税の方が貧しい人に不利だ、ってどういう論理なんだろう。

これって本当に正しいだろうか。

考えたのは、もし、人々がみんな江戸っ子で「宵越しの金は持たない」主義だったとしたら、所得税だろうが、消費税だろうが、払う金額は等しくなるはずだ、ということだった。

収入が少ない人というのは、消費もつつましいものだ。 それにくらべて、収入が多い人というのは、それ相応に消費も大きい。 人々が「宵越しの金を持たない主義」である限り、消費税も所得税も、性質は変わらないはずだと思う。

ここで、累進型の考え方では、人々は実際には自分が必要とする額以上の金額を稼ぐわけで、であれば、その余った分、より税率が高くても困らないだろう、という点だと思う。 これは本当に妥当な考え方だろうか。

現実的には、収入が多い人は、その収入を維持するため、それ相応に支出も多くなるものだ。 (付き合いの飲み会とか、贈り物とか、人の印象をよくする服とか...) だから収入が多くても、それ相応に支出も伸びるため、それが即貯蓄に直結するわけではないと思う。



僕の「考えたこと1」によると、貧困というのは、所得の多さによらず、単純に資産の多い少ないで決まる。 ところが、この累進型の税金のよりどころとしている点は、単純な「収入の多い人は金持ちである」 という一点だ。 ここがおかしいのではないかと思う。 収入が多いからといって、資産も多いとは限らない。

にもかかわらず収入が多くなるとそれに比例して税率も上がる。 だから、資産を持たない人はいつまでも資産を持たない、という状況が生まれる様な気がする。

おかあつ   2008年07月16日 12:12
更に考えたこと 3:
累進型の税金って、考えてみると、終身雇用を前提しているんじゃないだろうか。

ねこさんの指摘により、収入っていうのは、頑張って働いて得た収入と、アパートを持っていたりして黙っていても入ってくる収入とあることに気がついた。

収入が高い人=金持ちという前提に立つことは、権益を持っている人=金持ちであるという前提に立っているという根拠で合理的なのかもしれない。 また、更に考えてみると、その意味で「いい就職」をした人もそういう権益を持っている人だったのかもしれない。 こういう人は、いい就職さえしてしまえば、ある意味一生安泰のはずだった。 これも1つの権益といえないだろうか。

そういう意味では累進型の税率というのは公平だったのかもしれない。



ところが、今は、高度成長期は終わった後のデフレ時代で、こういう一生安泰のはずだった人がいっぱい街にあふれ出ている時代でもある。 アパートを持つというような権益を持っている場合は別としても、いい就職をしたという権益はかなりの部分崩れている。

今はある程度だけど、競争が働いている時代になった。 そういう中では、高い収入というのは、その人の純粋な努力の結果であり、それを得る正統な権利の持ち主である、ともいえないだろうか。

累進型の税率は、むしろがんばって貧困を抜け出そうとしている人の足かせになってやしないか。
tear   2008年07月16日 14:09
横からすみません、興味のある話だったもので一言だけコメントします。(返答は求めてませんのでスルーしてください。。)
ご存知かもしれませんがこのへんの話って「金持ち父さん、貧乏父さん」でしたっけ?に載ってました。
金持ちは税率を高くしてもスルリとかわす術にたけているので、
結局中間層の人間が一番税率が高く貧乏のスパイラルから抜けられないしくみとか、、正しい資産の考え方とか、全巻持ってるのですがまだ途中で、読むと資産についての疑問がすっきりするかもしれません。おせっかいで、失礼しました。。
おかあつ   2008年07月16日 14:18
お金に関する話は、ものすごくウソが多いので、自分の力で考えるぬくことが大切だと思っています。

でも読んでみます。 というかそんな何巻もたくさん出てたんですね。
tear   2008年07月16日 16:09
レスありがとうございます♪でも、1巻目は面白かったのですが土地転がしの話で日本的な話ではないので日本には適応できないな、と思い2冊目から放置したままです。ひとつの読み物としては面白いかもしれません。起業の巻もあり、とっかかりやすいものから読んでみようかと思ったのですが、それこそ自分の力で考えぬくことが大切ですね。
ねこ☆ミ。   2008年07月16日 21:14
うお~。話がいっぱいありすぎてどっから書いたらわからないので、
思いつくことから、適当に書きますw

1.貧困とは、、、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0

幅広くてよくわかりませんorz

でも、
「仕事を辞めたときに何か月生活が可能か?」

っていうのは、日本ではどの程度余裕があるかの指標になるんじゃないかと思います。

これが、たくさん資産があるとか、不労所得がある等で全人生よりも
働かずに生活できる期間が長ければ、働く理由が金銭的には無くなる。

例えば、自宅を購入して、多額の借金を背負っている状態は、
余裕が少ないのか!?
おかあつ   2008年07月16日 21:26
このwiki の記事って、あれだね。 なんというか必死に考えている感じがする。

その、生活資本金の欠乏と、収入の欠乏とがまぜこぜになってるし、
上記の欠乏と、社会的な不公平からくる不満とがまたまぜこぜになってる。

また、貧困がないところに、富裕も生まれない、っていう根本的なことも忘れてる。
更に困窮と差別の問題もまぜこぜになってる。
経済水準がその国の平均以下であれば、どんなに豊かでも貧困になるということも抜けてる。


おかあつ   2008年07月16日 21:29
そう。これって、面白いと思うんだけど、仕事を辞めた時何ヶ月生活可能か、っていうことを目安にすると、日本って凄く貧しい国になる。

だって、タイ人なんて、仕事辞めても10年は楽勝で生きていける。 ビジネスで成功したわけでもないのに、ノンビリビーチサイドで仕事せずにノンキに暮らしている人もたくさん居る。

日本人は働けば豊かになると思って一生懸命仕事をするけど、働けば働くほど気持ちが貧しくなってる。 この矛盾って凄まじいものがある。

やっぱり、ここにも、複雑さを隠れ蓑にしたウソがたくさん混ざっている。
ねこ☆ミ。   2008年07月16日 22:10
tearさん

はじめまして。

「金持ち父さん、貧乏父さん」 ロバート・キヨサキだったかな。
立ち読みしたのか、買ったのか、、、

実例は、日本の実情から考えないと、通じるのかよくわからない
部分もありますね。

>金持ちは税率を高くしてもスルリとかわす術にたけているので、

お金持ちは、会社を作って個人の所得を減らしたり、法律に熟知したりして、節税するとか、だったかな?


>結局中間層の人間が一番税率が高く貧乏のスパイラルから抜けられない>しくみとか、

最初は男女2人で、共働きで車を買ったり、家を買ったり、
生活を謳歌している。
でも、子供が生まれて、お金が必要となって、懸命に働いて、
給料が増えるんだけれども、
また、子供を生まれてさらに、お金が必要になって、
さらにお金が必要となって、広い家も必要となる。
さらに、懸命に働いて給料が上がるのだけれども、
税金が高くなって、結局は苦しい生活となる。
給料は上がるのに、お金持ちになれないの

ってはなしだったかな?


>正しい資産の考え方

資産と負債の定義で、

資産とは、将来、自分の収入を増やしてくれるもの。
負債とは、将来、自分の支出が増えるもの。

資産ではなく、負債を買ってしまうと、お金が減ってしまう。

たとえば、知り合いにフェラーリにのっている方がいるのですが、
初期費用が高かったり、すぐ故障したり、ガソリンが高かったりで、
大きな負債だと思います。

このまえ、排気ガスが車内に充満し死にかけてました。

でも、本人はフェラーリに乗れて、とても幸せそうです。


ねこ☆ミ。   2008年07月16日 22:16
>だって、タイ人なんて、仕事辞めても10年は楽勝で生きていける。
>ビジネスで成功したわけでもないのに、ノンビリビーチサイドで
>仕事せずにノンキに暮らしている人もたくさん居る。

な、、、なんだって!!!

いま、横で、うちの母が、どっからお金がわいてくるのか?っていってましたw
ねこ☆ミ。   2008年07月16日 22:57
寝る時間なのでちょっとだけ、、、

消費税は収入の少ない方にとって、厳しい制度なのだと思います。
具体例をあげれば、
1.国民年金のみで生活をしているお年寄りとか、
2.収入の少ないフリータの方
など。

消費税UPになっても収入が増えないから。
(でも、これについては、生活必需品は消費税率を下げるという、
対策があると思う。)

でも、おかあつさんの問題にしているのは、
貧困そのものではなくて、
貧富の格差が固定がしてしまうことなのでは、ないのかな?
っと思います。

消費税か累進課税かという問題よりも、
貧富の差の固定されてしまうことがより本質的な問題な気がします。
tear   2008年07月16日 23:14
はじめまして。ねこ☆ミ。さん

思いがけなく補足していただきありがとうございました。
お手数をおかけしました。
(ねこ☆ミ。さん、流れ星の方向は固定化されたようなのですが、時々逆バージョンが見たいと思ったりします、、あまり関係のないコメントですね、すみません)
おかあつ   2008年07月17日 00:05
>(でも、これについては、生活必需品は消費税率を下げるという、対策があると思う。)

これも、いつもいつも不思議に思うんだけど、アメリカは消費税ムチャムチャ高いけど、食料衣料には消費税0%なんだよね...。(多分州によって違うと思う。僕が話しているのはマサチューセッツのこと) 多分そういう国って多いと思おう。

ドイツは、消費税19%らしい。高っ! しかし、食料品は7%なんだそうだ。
http://www.worldwide-tax.com/germany/ger_other.asp

というか、ビールが500mlのビン1本80円とかで売っている国だから、7%というのも、単純比較で高いとはいえないと思う。

というか、世界に出ると、日本の物価が異様に高いことにすぐ気がつく。

コンビニでミネラル水を買うけど、100円のクリスタルカイザーを安いなぁって思いながら買ったりするじゃない。 でも、実は、これってべらぼうに高い。 ドイツでは水が2.0㍑で、1ユーロしない。 クリスタルカイザーは2リットルで2ユーロ以上する事になる。 日本って物の値段の感覚が狂ってる。



> な、、、なんだって!!!
>いま、横で、うちの母が、どっからお金がわいてくるのか?っていってましたw

タイは、お金は沸いてこないけど、お金を使わずに暮らすことが難しくないんだよね。 たしかに、色々なサービスはない。 ほんとなんにもない。 スーパーもない。 確かに不便は不便だけど、みんなノンビリ暮らしている。 スーパーがないっていっても、郊外の大型スーパーは発達しているので、不便はない。 税金も低いし、そもそも生活必需品の値段が安い。

だから細々と生活していける。 そりゃ5年に一度車を買い替えるとか、年一度ハワイに買い物旅行に行くとか、そんなの絶対に無理だけど、別にそんなことをしなくても、普段の生活はさほど悪くない。

ドイツは消費税があるけど、もともと物価が安いので、消費税のダメージをあまり感じない。
僕はタイとドイツ・アメリカしかしらないけど、この点、多分日本はムチャムチャなんだと思う。

ヨーロッパに行って「物価が高いなぁ」っていうとき、その人が旅行していてホテルに泊まっている事を勘案しないといけないと思う。普通に、家メシ・節約生活すれば、生活費はむしろ日本より安いと思う。 (ま、もちろんミラノとかパリとかそういうのは除いて)

おかあつ   2008年07月17日 00:09
なんていうか、日本って、目の前に巨大なウソがたくさん置いてある。
あまりにも巨大すぎてそのウソが見えないんだと思う。

じゃ、何がウソなのか、って言うのは、海外に出て外から日本を見るか、いっこいっこ、論理的に解き明かしていくかしかないんだと思う。


日本は多分だけど、戦後、内需拡大っていって、細々と暮らしていた日本人に「ハワイ旅行」とか「車のある暮らし」とか、そういう憧れを吹き込んだんだと思う。 そうやって、憧れの生活を夢見て、みんな必死に働いたわけだけど、ハワイ旅行して車に乗る暮らしっていうのは、案外幸せじゃない事にうすうす感づき始めてしまった。 それが、今のデフレ時代なんじゃないかって思う。

おかあつ   2008年07月17日 00:32
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1013188580

これが正に日本人の典型なんだと思う。 文句は言うが考えない。
会話が成立しないからだ。

日本人って、違う立場の人と話し合うのが極端に苦手だ。 自分の言う事が相手に伝わらないと、説明に勤めるのではなくて、すぐ「知らないからでしょうね」「バカなんでしょう」って面と向かっていっちゃう。 この傾向って海外に出たことがある人ほど顕著だ。

ではいざ、相手に説明しようとすると、こんどは、聞き手の方が立場の違う人の置かれている状況をイメージすることに不慣れなので、結局伝わらない。

海外では立場の違う人と話すことが日常のことなので、立場が違うなかでそれを乗り越える事に慣れている。

ワカラン人同士でワーワー言い合っている国、それが日本だといえる。

======

ドイツは、政府もボランティアも、双方が制度をよくしていくことに凄く興味を持っている。 だから、問題があれば助ける側・助けてもらう側、話し合って協力して問題にあたっていく。

ここが日本と大きく違う。

日本のメカニズムって、まるで神経が麻痺した恐竜みたいだ。 助ける側・助けられる側に会話がない。 頭が命令したら体はそれに従うのみ。 地面がいバラの道だろうが、灼熱の岩場だろうが、歩いていってしまう。 体は悲鳴を上げるが、頭はしったこっちゃない。

アタマとカラダは、上のリンクの人みたいに「馬鹿だから何いってもムダだ」「知らないからどうにもならん」って言い合って、相手が理解してもらう事を放棄しあっている。
ねこ☆ミ。   2008年07月17日 05:14
>というか、世界に出ると、日本の物価が異様に高いことにすぐ気がつく。

そっか、日本が消費税以前に何故か日本は物価が高いのか。。。
海外にあまり言ったことが無いのでなるほど。

あまり良い資料が見つからないけど、、、
http://www.wt-house.com/prices/2006/11/post.html
唯一、雑貨が安いのは、100円均一のダイソーのおかげかな。

バブルのころってもっと高くて、農作物の輸入もほとんどなかったので。
でも、今でも、価格差が大きいのか。
これは、人件費の高さから、くるのだろうか、、、(不明)

>ドイツは、政府もボランティアも、双方が制度をよくしていくことに凄く興味を持っている。
>だから、問題があれば助ける側・助けてもらう側、話し合って協力して問題にあたっていく。

協力よりもいきなり対立してしまう場合が多くて。。。
何とかならないものか。

ねこ☆ミ。   2008年07月17日 05:26

 関係ない話でごめんなさい。

 >tearさん
 >(ねこ☆ミ。さん、流れ星の方向は固定化されたようなのですが、
 >時々逆バージョンが見たいと思ったりします、、あまり関係のないコメントですね、すみません)
 
 ねこみって読んでいる方がいて、ねこ☆彡とすると、「残念だわ~」とか言われるので、
 かえられなくなってしまいました(何じゃそりゃw)
おかあつ   2008年07月17日 05:46
僕、結構シリアル(ムスリー)が好きで、朝ごはんは、これによく牛乳かけて食べる。
でも、これがまた、ムチャムチャ高いと思う。

ドイツでみたんだけど、ホテルなんかだと、ムスリーの中身各種(バナナチップ・クコの実・オートミール etc.etc.)は普通無造作にドカンと入れ物に入れられて取りたい放題とっていいようになってる。 ホテルだから特別なのかと思ったら、それが普通で、値段がまた極端に安かった。 1kgぐらいはいってる巨大な袋が300円ぐらいだったか...。 日本だと300gで350円ぐらいする。

だいたい、こんな物価が高かったら西洋人だったら飢え死ぬと思う。 西洋人は普通体がでかい分量も食べるから、こんな物価が高かったら食っていけない。


日本って自給率が凄く低いけど、これが関連しているんじゃないかって思う。 一時期(僕ら70年代生まれガキンチョの頃)減反って言って妙に田んぼを減らしたり、そのくせ穀物の輸入を自由化したりしていたけど、これも関連していると思う。 ここにも何か巨大なウソがありそうな気がする。

ちなみに、タイはシリアルは輸入品なので、日本と同じぐらい値段する。
でも穀物は全体的に安い。 果物はもっと安い。
タイは収入は日本の10分の1くらいだけど、物価はそれ以上に安い。

日本の値段の高さって異様だ。
おかあつ   2008年07月17日 05:48
妙な時間にネコが部屋に入ってきてエサを催促したので変な時間に目が覚めてしまった...。
 
出展 2008年07月15日17:38 『逆進型のウソ』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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