FLAGS

MENU

NOTICE

2008年5月2日金曜日

昨日とおととい (mixi05-u459989-200805021533)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
昨日とおととい
2008年05月02日15:33
今、ベルリンにいる。
丁度、朝、起きたところで、これから授業に行かないといけないので、書く時間が全然ない。
とにかく忘れないようにメモする。

○おととい
・3つあるうちの一つの先生が非常によくなく、ムードが険悪になっている。
(多分、今日はもう授業すっぽかして出ないと思う)

・その授業をとっているポルトガル人の女の子と昼間からビールを飲みに行った。
・そのポルトガル人は、世界中を旅しているクラシックのミュージシャンだった。
・武満徹とかを演奏するんだそうで、音楽の話をたくさんしたし、5つぐらい言葉がしゃべれる人で言葉の話をたくさんした。
・びっくりしたのは、そのこが異様にイギリス人のマネが上手かったことだった。それだけでなく、色々な国の人の特徴をスッと真似してしまう能力には舌を巻いた。
・その人とその人の友達のノルウェー人の女の子と、夜、ベトナム料理を食べにいった。
・そのノルウェーの女の子は踊りの先生をしているそうだった。 その子が明日サルサの授業があるからこないかと誘ってくれた。
・そのポルトガル人の女の子と一緒に帰った。帰りに、暴動に会いそうになった。

○きのう
・昨日はメーデーで、何も予定がなかった。 学校もなかった。
・学食の朝ごはんを食べに行った。 学食があることを知らなかったのだけど、ルームメートが教えてくれた。 そこでスウェーデン人の生徒さんとあった。
・ルームメートがその女の子に食事を作るということで、スウェーデン人の女の子が来た。
・一緒にドイツ語版アキラをみた。スウェーデン人の女の子は飽きてどこかにいってしまった。
・結局食事はしなかった。
・その女の子は、同じクラスメートの韓国生まれスウェーデン人の男が好きらしかったが、そいつは別な彼女を作ったらしかった。そんなこんなで結構もめていた。 この韓国人は韓国語が話せない。 これをみて色々思った。
・その女の子が、クラスメート軍団とメーデーのフェスティバルに行くので一緒に行かないかと誘ったので、みんなで出かけた。 韓国人は軍団のボスのような状態だった。
・フェスティバルは、トルコ人やジャマイカ人がたくさん居るような地域で、すごいパワーの地域だった。 ほとんどアメ横なみに人が出ていて、大変なことになっていた。
・ただ、どうしてもそのクラスメート軍団とはリズムが合わなかったので、ルームメートと相談して、そのクラスメート軍団とは別行動で違うところに行くことにした。

・その周辺をブラブラして駅に到着、アレクサンダープラザというところにいった。 ルームメイトはゲームが買いたかった。 今日はメーデーなのでほとんどの店は閉まっている。 でかいところならあいているのではないかということで行ってみたがぜんぜんあいてなかった。
・マンガ屋とかもあったのだけど、全部閉まっていた。
・歩いて学校まで帰ってきた。
・ルームメートとカフェでコーヒーを飲んだ。 日本の話をした。 ルームメートはドラゴンボールが好きだということを聞いた。
・僕は食事に行った。ルームメートは食堂に学食を食べに行った。
・一人でカフェに行って帰ってきた。
・夜、ルームメートとサルサの授業に行った。 そうしたら、どういうわけかサルサの授業ではなくて、サルサのクラブだった。 大変な目にあった。 面白かったけど、歌えないカラオケを無理やり歌わされたような極めて決まりの悪い感じだった。
・そそくさと退散した。


ホントいろんなことがあった。

○考えたこと

・英語が通じないことが多い。 というか、そのノルウェーの女の子とか、どう工夫してもなにいってるかわからないことが多かった。 でもポルトガル人の女の子は彼女がなにをいっているのか理解できるようだった。 ルームメートも僕よりは何言っているか知っているみたいだった。 何故なのか考えた。

・とにかく、日本人の人間関係の持ち方は、天然記念物並みに珍しいものであることを知った。 ヨーロッパ人はとても自由で人付き合いが気楽だ。

特に、ま、しかし、周りにいるのは、みんな20代前半だから仕方ないと思うけど、すごーく子供っぽい。 クラスメート軍団とか日本みたいだった。 また、そのノルウェーの子は、言わなくてもわかるでしょ?って感じの話し方をするので、日本人と同じくらい何言っているかよくわからないかんじで、日本人とあまり変わらない感じもした。

ま、しかし、というか、反面、アメリカ人が何故強引なのか、判ったような気がした。 そういう女の子しゃべりをする人をある程度突き放して、納得いくまで説明させる効果があるんだと思った。

・日本は、ものすごく、狭い人間関係の世界で生きているということを肌身に感じた。

・ヨーロッパは、何をやるのも自由だけど、それをやらないのも自由なのだ、と思った。 日本はあることをやることは自由だが、それをやらないことは自由じゃない。 「逃げ」だ、ということになる。 世界が狭いので辞めてしまうと他に行き場がなくなってしまうからだ。 だからやめる自由がない。



・色々な国の人のアクセントのクセを知っていれば、ある程度ちゃんと話が出来るのかもしれない、と思った。

・ドイツ語って、この辺りではとても重要な言語らしかった。 特にドイツ語が出来ないと就職がとても不利になるらしい。 でも、正直あまり好きになれないんだよな...。ドイツ語。

・考えることは色々あるけど、時間がなくなったので後で考えようと思う。

コメント一覧
ジャコビ   2008年05月02日 22:44
私も日本人との付き合いで一番苦労します。日本人はいつも同じ仲間と一緒につるんでいるんですよね。個人的に親しくしたい日本人がいても、その人が日本人グループに属していると、もうダメなんです。

私はあまり人間関係にマメなではないので、こまめに連絡をとり合うという事が苦手です。でもそうしないと日本人同士の人間関係って簡単に崩れてしまう事が多いんですよね。自分がもつ相手に対する興味よりも、相手が自分をどう思っているかの方を気にしている人が多いように思います。全く源氏物語の世界です。

アメリカにおいて、日本人と他のアジア人の関係は少し複雑ですが、日本人とアジア人以外の関係はきわめて単純明快だと思います。初めて会った人達とも、旧知の人達とも、皆うまくやって行けるんです。だからパーティーとかが成り立つんですよね。
まはヴぃーら   2008年05月02日 23:37
昔、ロンドンに着いたその晩に道に迷い、ホテルに戻れなくなったことがありました。
ホテルカードを見る限り、近くにいるはずなのにとウロウロ。
すると暇そうな遊び人風ギャル(仮にシンディさんとする)がふらふら
していたので、ホテルカード片手に道を訊きました。

「ちょっと見せて。あー、これは地図が悪いわね」
どこの国でもそうですが、ギャルとかヤンキーみたいのが案外親切です。当時私は眉にピアスとかして凶悪な外見だったのですが、、、

しかしシンディさんは思い出したように言いました。
「あなた中国人?日本人?」
「日本人だけど」
「オーケー、一緒に探してあげる」
「!?」

私が中国人だったら案内してくれなかったかどうかは謎ですが、チャイナタウン周辺を徘徊している中国系少年ギャングの放つオーラを見て、イギリス人が中国人を警戒する理由を理解しました。
彼らに比べたら、ネオナチなんて大学の文化系サークルです。

でも私は、白人と中国人が喧嘩していて、どちらかに加勢しなければならない事情が出来たら、迷わず中国人に加勢すると思います。
ガクムラ   2008年05月05日 00:00
楽しく日記拝見しています。

>・夜、ルームメートとサルサの授業に行った。 そうしたら、どういうわけかサルサの授業ではなくて、サルサのクラブだった。 大変な目にあった。

思わず、「ぷっ!」と笑ってしまった。
 
出展 2008年05月02日15:33 『昨日とおととい』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




おかあつ日記メニューバーをリセット


©2022 オカアツシ ALL RIGHT RESERVED