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2007年11月19日月曜日

素朴な疑問シリーズ・さについて (mixi05-u459989-200711191748)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
素朴な疑問シリーズ・さについて
2007年11月19日17:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000037-san-bus_all

>ビルさんは今も修理工として働き、休日は庭の芝刈りをする。「サブプライムの問題が日本まで飛び火したことは知ってるさ。でも、問題の根っこには、マイホームと子供の成長を夢に、汗水たらして働いてきた普通の米国民がいるんだよ」

何故アメリカ人って話をする時、語尾に「さ」をつけるのでしょうか。 これまでアメリカ映画をたくさん見てきました。 そこには語尾に容器に「さ」をつけるアメリカ人がいました。 音楽雑誌にも語尾に「さ」をつけるアメリカ人がたくさんいます。

僕は、そんな陽気なアメリカが大好きで、あこがれて実際にアメリカに行ってみたのです。 しかし、今だかつて語尾に「さ」をつけるアメリカ人にあったことがありません。 日本語を話すアメリカ人もたくさんいました。 期待に胸を膨らませました。しかし、やはり同様に「さ」をつけて話すことはありませんでした。 アメリカ人が英語を話している姿もたくさんみましたが、ごく普通の日本人と同じような話し方でした。

しかし、テレビ、新聞や雑誌、映画を見ると、今も、そこには語尾に「さ」をつけるアメリカ人が生き生きと陽気に話しています。そういうアメリカ人が きっとどこかにいるのだと思います。 どこにいるのかを考えると夜も眠れません。 どこにいったらこういう「さ」をつけるアメリカ人に出会えるのでしょうか。 本当に語尾に「さ」をつけるアメリカ人っているんでしょうか。


コメント一覧
miy   2007年11月19日 18:03
Sir, yes, sir!
軍隊や警察に……。







すみませんすみません
おかあつ   2007年11月19日 18:46
おィ山田君座布団全部持ってげよ(ダミ声で読む)
ちえぞう   2007年11月19日 18:53
確かに聞かないです。。。
昔漫画で見られた「ぎゃふん!」って聞かないのと一緒?でもないか。
うーん。何でしょう。アメリカ人には「さ」をつけて話してほしいっていう幻想から生まれたとしても、よくわからない幻想ですねw
風我   2007年11月19日 19:31
あの独特の大らかさを現すためのエフェクトだったりして...w
這いよる謎の犬ピース   2007年11月19日 19:35
沖縄の方言をマスターしたアメリカ人ならば、語尾に「~~さ(さ~)」
と言うかもしれないっす。
発音が違いすぎますけどm(--)m



すみません2Prt2
おかあつ   2007年11月19日 23:02
>ちえぞう
>昔漫画で見られた「ぎゃふん!」って聞かないのと一緒?でもないか。

あーなるほどー! あれだったのか~ って違うか...(^-^;
同様にボエ~ っていう歌声で歌う人も見てみたいです。

fugaさん、
>あの独特の大らかさを現すためのエフェクトだったりして...w
なるほど~ ... そうなのかなぁ... 。
個人的には、アメリカ人って意外と大真面目っていうか... 結構朴訥な話方なような気がする...。

P.S. JICA(ですよね?) 就職おめでとうございます! 僕のマイミクには、もとJICAの人いるんですよ! 僕もラオスでJICAの事務所に訪れて、あのスーパー級のカタさに触れたことあります。

のぶさん、
>沖縄の方言をマスターしたアメリカ人ならば、語尾に「~~さ(さ~)」と言うかもしれないっす。
おぃ山田君、座布団1まい持ってきて(ってもういいですね..)

そういえば、ラオス語で「~しろよ」 って言うとき、「~さ」 って言うんですよ。 意味は違うけど日本語の「~さ」と発音もそっくりでびっくりした事がありました。 何か言葉ってつながってるんですよね。

そういえば、ついこないだ、タイ語で20は「イーシップ」なんですが、さりげなく韓国語も20が「イーシップ」って言う話を聞いてカルチャーショックになりました。
miy   2007年11月19日 23:55
広東語だと「イーサップ」だよん
風我   2007年11月20日 00:15
>意外と大真面目...
真面目すぎて原理主義に偏ってしまう人もいるみたいですが、何せ日本人に比べたら声もデカイ、頭体もデカイで自信満々に見えるから遠くからみると繊細さに欠ける意味で大らかな印象を与えるような気がします。(とは言え、知り合いのご主人に小柄で神経質でシャイな人も身近にいるのですが...w)

>P.S. 就職...
ありがとうございます。
JICAはモロッコ赴任の方で応募を途中で辞退しました。でも送られてきた応募書類の質問&課題の「スーパー級のカタさ」には私もびっくり。
アルジェリアは鹿島建設ですが、土木の世界もまた独特の雰囲気で...w
ジャコビ   2007年11月20日 01:04
私は昔から「さ」をあまり肯定的には見ていませんでした。自然にしようとして、訳者は「さ」をアメリカ人の言葉の終わりに付けるのでしょうが、かえって不自然になっているからです。

でも、英語を日本語に訳す時の難しさを考えると無理もないかな~と思う事はあります。日本語には敬語、丁寧語、日常語など、色々な体があり、日本人はそれを時と場所に合わせて使い分けますが、他の外国語(多分インドヨーロッパ語全般)には、それがありません。ロマンス語にはそれでも近しい二人称と丁寧な三人称があるけれど、英語に関してはその区別すらありません。

でも英語を日本語に訳す時に、必ずどれかの語風を選ばなければ日本語として訳せないので、苦し紛れに架空の「フランクなアメリカ人」が喋っている想定にしているんだろうと思います。今ではかなり慣用化されてますが。

余談ですが、私は、初対面の人との会話は日本語よりも英語の方が気楽にできます。それは英語で話す時には、知らない相手に対して、一体どのような言葉使いをすれば自然か、という探りを入れる必要がないからです。
竹風鈴   2007年11月20日 01:12
UFOや未確認生物の目撃証言なんかによくありそう。

ジャコビさんのきちんとしたコメントの後にお馬鹿コメント
すみません・・。
おかあつ   2007年11月20日 03:04
>広東語だと「イーサップ」だよん
!!( ̄ロ ̄;;;

... へー そうなんだ。 30も ... サムシップ ... だったりして ... 。 やっぱりご近所さんなんだよね。 アジアって。


>fugaさん、
>頭体もデカイで自信満々に見えるから遠くからみると繊細さに欠ける意味で大らかな印象を与えるような気がします。

な、なるほど... 確かにそういう人、多いですよね。(^-^; がさつというか、人の話をきかないというか...。

僕はアメリカに行く前、映画やロックミュージシャンの翻訳と同じような、コテコテのステレオタイプを持ってたので、アメリカに行って、いっちばんさいしょに思った事は 「あ、なんだぜんぜん普通の話し方じゃん」 でした (^-^;;

JICAじゃなかったんですね。 JICA。 あのカタさ、マジでスンゴイですよね。 エレベーターなんかいったいどこにあんだっていうようなテクノロジーと無縁ののんびりしたラオス国内にもっとも不似合いなハイテクピカピカギラギラの三菱のエレベーターがラオスの事務所には導入されてて、すべて日本流。 それも 一切現地の風習に迎合しないというような超硬派の日本流で、ビビりました。 そんなわけで現地採用なんて絶対ありえないといわんばかりのすごい障壁の高さを眺めて帰ってきました。

ジャコビさん、
あの話し方、絶対不自然ですよね。 僕はすごいそう思います。

あと、映画の吹き替えの話し方もすごい不自然だと思います。 泣きそうな声で妙に息遣いが荒くて「えぇハ... アタイ 麦畑にUFOが降りてくるのをみーたのよーハ」 見たいなやつを聞くと、本当にこういう話し方するヤツいるんか! と突っ込みを入れたくなります。

タイにもあるんですよ。 あの話し方。 タイの洋画の吹き替えの話し方って、 日本の洋画の吹き替えの話し方とそっくりで、同じような感じかたするんだなぁ... って思った覚えがあります。


>余談ですが、私は、初対面の人との会話は日本語よりも英語の方が気楽にできます。それは英語で話す時には、知らない相手に対して、一体どのような言葉使いをすれば自然か、という探りを入れる必要がないからです。

僕は英語があまり上手じゃないのですが、このことだけはすごく思いました。 全部 you だし 全部 I なので、迷いがないというか、そもそも目上と目下を区別しないというか...。

タイ語は日本以上に名詞に上下関係があるんですが、なんというか... 日本ほどややこしくないんですよ....。 むしろその区別があったかくてすごく心地よく感じるぐらいなんです。 日本って、何でなんでしょうかね。 めんどくさいんですよね。


竹風鈴さん、
あの、そうそう、あれですよね。 「私はその日、残業の帰りでした... 車に乗り込んでヘッドライトをつけると コハッ!(妙に大げさな息遣い) そこにはなんとUFOが飛んでいたんです... 。」 見たいなやつですよね。 なんていうか。

miy   2007年11月20日 10:20
そういえば日本に帰ってきたとき、自分のことをどう(オレ、ボク、ワタシ、ジブンetc)呼ぼうか迷ったことを思い出しました。

> ... へー そうなんだ。 30も ... サムシップ ... だったりして ... 。 やっぱりご近所さんなんだよね。 アジアって。

「サームサップ」ですな。
「さんじゅう」をふくめてそこらへんは中国語からの借用かと。
矢本   2007年11月20日 11:54
他の国の人が話しているときにも、
意訳がアテレコされたり、字幕が出たりしますけど、
確かに「さ」はついてないですね……。

アメリカ人とフレンドリーでありたい(あるはず?)、という
日本人の理解力のあらわれなのかもしれないですね。
不可解だけど。

すごく特徴的だから、「意訳されてるアメリカ人のマネ」とか
「海外ドラマに出ているアメリカ人俳優のマネ」を
する芸人がいるけど、そういえば、
「他の国の人のマネ」をする人って見たことがない。

「UFOを目撃したアメリカ人の農夫のコメント」って
ぜったいに日本の謎の訛りがアテレコされてますよね。
「オラ、畑の上を光る物体が飛んでいくのを見ただよ~」
みたいな。。。
おかあつ   2007年11月21日 03:01
>miy
>「サームサップ」ですな。

!!( ̄ロ ̄;;; ... と、いうことは、広東語で40は スーサップ? ... とかいって期待すると 「いや、実はこれだけは例外でxxx 」とかになるんだ。 これが。 語学って嫌なやつだ。

面白いんだけど、ラオス語とタイ語って数字はほぼ同じなんだけど、ラオス語では20だけ特別でイーシップじゃなくって サオっていう。 ラオス語の方がタイ語より発祥は古い言葉だと聞くので、ちょっと色々古代のロマンに思いがはせます。

miyは でも 日本にいるときから、日本語がヘンだからな....。

どうでもいいけど、タイ語でマラコーはパパイヤの事だけど、ロシア語では牛乳のことだ。 何故なんだ! これにどういう関連があるのか、誰か説明してくれ!


>矢本氏
>アメリカ人とフレンドリーでありたい(あるはず?)、という
>日本人の理解力のあらわれなのかもしれないですね。
>不可解だけど。

なんなんだろうね。

>「オラ、畑の上を光る物体が飛んでいくのを見ただよ~」
あのーそうそう、あの、すごい大げさなしゃべり方のヤツね。 干草のフォーク持って

僕は、10年以上前だけど、アメリカに行くっていう時、英語勉強しなきゃと思って、奥様は魔女を録画して、紙に書き取っては山吹高校の外人講師の先生に見せる、という事をやってた。

そんとき思ったんだけど、「なんだ!奥様は魔女って普通のコメディードラマだったんだ!」 って思った。 ほら普通アメリカンジョークって言うと「なんかぜんぜん面白くないけど何故かお客さんは大爆笑」 みたいな意味があるじゃない。 そんなこと無かった。 ギャグも極めて一般的な普通のギャグだった。 すごい傑作っていうわけではないけど、まぁ普通に面白かった。 しかも、みんな、実に話し方が普通だった。 僕はその時そう思った。

 
出展 2007年11月19日17:48 『素朴な疑問シリーズ・さについて』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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