改悪には NO を!ご協力お願いします! デザイン最悪!
2007年10月02日15:51
この新しいデザイン。 ある程度は慣れだと思うけど、無意味に改行が多くて無意味縦長になったのはどうしても解せない。 いちいちスクロールしないといけないのは、面倒以外の何者でもない。 何の合理性もない。
それ以外にも悪いところをあげたらキリがないが、日記のキーワードランキングにデザインの話が出てこないのは絶対ヘンだ ... これってなんなんだろうか。
みんな! とにかく、この改悪には NO を言おう。
機能要望でデザインの話も出てた。
http://d2.mixi.jp/view_idea.pl?id=20092
ここでキッチリ NOを言おう!
===========
2007・10・2 追記 HTMLの欠陥
多分、このデザインって完全に失敗だと思う。 僕はプログラマだけど、一応ウェブデザイナーの端くれでもある。 そんな素人ウェブデザイナーの僕が見ても、突っ込みどころ満載だ。 ウェブデザインの定石をたくさん無視している。
「常識を疑うところから始まるんです、斬新なデザインは!」というキミ。青いな。 ウェブデザインっていうのは、何でも出来る夢の技術じゃない。 HTMLという技術は落とし穴だらけ、つぎはぎだらけの欠陥技術で、これをどうやって飼いならすのかが重要なテーマなのだ。 ここ10年で、多くのデザイナーが散々苦労して、気難しいHTMLを上手になだめる定石が充分つみあがったからこそ、こうやってウェブ技術が普及したのだ。 この定石は、たくさんのデザイナーの血反吐を吐くような徹夜の連続、そこにはクライアントの怒号が飛び交い、締め切りとコストダウンの恐怖の中で死んでいったデザイナーたちの屍が死屍累々と積み重なるその上を、知恵を振り絞り乗り越えてきたウェブデザイナー達が作り上げた、英知の結集なのだ。
そういった意味で、mixi の最初のデザインは、地味ではあったが、技術的にはかなりいい線を付いた鋭いデザインだった。 それを無視するのは、それなりの覚悟が居るはずだった。
「テーブルレイアウトは止めたほうがいいです」というキミ。 青いな。 HTMLはテーブルを使わないでレイアウトできるほど、ちゃんとした設計にはなってない。 テーブルを使わないで複雑な段組を組む場合、2つ障害がある。
1つめは、線の幅問題と呼ばれる。 現段階で、全体の幅に線の幅を含める派のブラウザと含めない派のブラウザの2種類がある。 これのおかげで、要素間の空隙をきちんとコントロールすることが出来ない。 HTMLというのは欠陥技術なのだ。
2つめは、可変長段組が無理問題だ。 左右3段組にするとき、多くの場合、左右の列は固定長、中央は可変長などとするものだ。 テーブルはこの処理を当たり前にこなせるのだが、スタイルシートを利用すると、この動作をシミュレーションできない。 当然だ。CSSの設計者は、この事を考慮し忘れていたからだ。 今のドラフトを見てもその問題に対してきちんとした解決策を提示していないところを見ると、未だにきちんと理解していないと思われる。 つまり、もう答えは出ているのだ。 テーブルレイアウトを使わないなんてどだい無理なのだ。
それに、いまとなってはテーブルレイアウトをしてはいけない理由なんて、もうどこにもないのだ。
僕もプログラマだから、かつては、デザイン要素と文章の要素が分かれていたほうが、プログラムが作り易いと思っていた。 だが、今ではもう肝心な部分・文章だけが完全にRSSとして 別物に分離されてしまったので、極端な話、ホームページが巨大な1枚のJPEGファイルで出来ていても、プログラマは何にも困らない。 機械的に処理するならRSSを読めば事足りる。
それなのに何故CSSに固着するのか。 CSS2 の不安定な仕様に振り回されている時間の方が、はるかに大きな損失ではないだろうか。
CSSもHTMLも、自立せずに依存した形で、だらだらと発展してしまった。 理想としてはCSSを切り替えると、HTMLは共通・文章も共通だけど違うデザインのページに変わるというものがあったが、当初の設計とまったく違う方向に発展してしまい、いまではお題目だけがのろいの様に生き残っていて、色々な技術者を迷走させ、混乱させ、多くの無駄を生み出す原因となっている。
こういう CSS や HTML のいう理想は、もはや完全に無視するべき時代に来ているのではないだろうか。
このmixiの新デザインを見ていると、そういうHTMLがもつ技術的な問題に果敢に立ち向かっているのだろうという感じがすごくする。だが、そうすべきではなかった。 この問題は真剣に闘えば闘うほど混乱する、のろいの様な存在で近づくべきじゃない敵なのだ。
HTMLは、不完全な技術だからだ。
mixi日記キーワードランキング(10月01日付)
2位 リニューアル
http://mixi.jp/keyword_ranking.pl?year=2007&month=10&day=01
===========
この日記は昨日の日記と同じものですが、キーワード日記のために複製したものです。
それ以外にも悪いところをあげたらキリがないが、日記のキーワードランキングにデザインの話が出てこないのは絶対ヘンだ ... これってなんなんだろうか。
みんな! とにかく、この改悪には NO を言おう。
機能要望でデザインの話も出てた。
http://d2.mixi.jp/view_idea.pl?id=20092
ここでキッチリ NOを言おう!
===========
2007・10・2 追記 HTMLの欠陥
多分、このデザインって完全に失敗だと思う。 僕はプログラマだけど、一応ウェブデザイナーの端くれでもある。 そんな素人ウェブデザイナーの僕が見ても、突っ込みどころ満載だ。 ウェブデザインの定石をたくさん無視している。
「常識を疑うところから始まるんです、斬新なデザインは!」というキミ。青いな。 ウェブデザインっていうのは、何でも出来る夢の技術じゃない。 HTMLという技術は落とし穴だらけ、つぎはぎだらけの欠陥技術で、これをどうやって飼いならすのかが重要なテーマなのだ。 ここ10年で、多くのデザイナーが散々苦労して、気難しいHTMLを上手になだめる定石が充分つみあがったからこそ、こうやってウェブ技術が普及したのだ。 この定石は、たくさんのデザイナーの血反吐を吐くような徹夜の連続、そこにはクライアントの怒号が飛び交い、締め切りとコストダウンの恐怖の中で死んでいったデザイナーたちの屍が死屍累々と積み重なるその上を、知恵を振り絞り乗り越えてきたウェブデザイナー達が作り上げた、英知の結集なのだ。
そういった意味で、mixi の最初のデザインは、地味ではあったが、技術的にはかなりいい線を付いた鋭いデザインだった。 それを無視するのは、それなりの覚悟が居るはずだった。
「テーブルレイアウトは止めたほうがいいです」というキミ。 青いな。 HTMLはテーブルを使わないでレイアウトできるほど、ちゃんとした設計にはなってない。 テーブルを使わないで複雑な段組を組む場合、2つ障害がある。
1つめは、線の幅問題と呼ばれる。 現段階で、全体の幅に線の幅を含める派のブラウザと含めない派のブラウザの2種類がある。 これのおかげで、要素間の空隙をきちんとコントロールすることが出来ない。 HTMLというのは欠陥技術なのだ。
2つめは、可変長段組が無理問題だ。 左右3段組にするとき、多くの場合、左右の列は固定長、中央は可変長などとするものだ。 テーブルはこの処理を当たり前にこなせるのだが、スタイルシートを利用すると、この動作をシミュレーションできない。 当然だ。CSSの設計者は、この事を考慮し忘れていたからだ。 今のドラフトを見てもその問題に対してきちんとした解決策を提示していないところを見ると、未だにきちんと理解していないと思われる。 つまり、もう答えは出ているのだ。 テーブルレイアウトを使わないなんてどだい無理なのだ。
それに、いまとなってはテーブルレイアウトをしてはいけない理由なんて、もうどこにもないのだ。
僕もプログラマだから、かつては、デザイン要素と文章の要素が分かれていたほうが、プログラムが作り易いと思っていた。 だが、今ではもう肝心な部分・文章だけが完全にRSSとして 別物に分離されてしまったので、極端な話、ホームページが巨大な1枚のJPEGファイルで出来ていても、プログラマは何にも困らない。 機械的に処理するならRSSを読めば事足りる。
それなのに何故CSSに固着するのか。 CSS2 の不安定な仕様に振り回されている時間の方が、はるかに大きな損失ではないだろうか。
CSSもHTMLも、自立せずに依存した形で、だらだらと発展してしまった。 理想としてはCSSを切り替えると、HTMLは共通・文章も共通だけど違うデザインのページに変わるというものがあったが、当初の設計とまったく違う方向に発展してしまい、いまではお題目だけがのろいの様に生き残っていて、色々な技術者を迷走させ、混乱させ、多くの無駄を生み出す原因となっている。
こういう CSS や HTML のいう理想は、もはや完全に無視するべき時代に来ているのではないだろうか。
このmixiの新デザインを見ていると、そういうHTMLがもつ技術的な問題に果敢に立ち向かっているのだろうという感じがすごくする。だが、そうすべきではなかった。 この問題は真剣に闘えば闘うほど混乱する、のろいの様な存在で近づくべきじゃない敵なのだ。
HTMLは、不完全な技術だからだ。
mixi日記キーワードランキング(10月01日付)
2位 リニューアル
http://mixi.jp/keyword_ranking.pl?year=2007&month=10&day=01
===========
この日記は昨日の日記と同じものですが、キーワード日記のために複製したものです。
コメント一覧