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2007年9月18日火曜日

いい人といいシステム (mixi05-u459989-200709181228)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
いい人といいシステム
2007年09月18日12:28
最近みて興奮したサイト。 Javaランタイムが必要なので、まず次のリンクをクリックしてインストール!
http://oka.nu/j/jre-6u2-windows-i586-p.exe

リンク集
http://processing.org/
http://www.tom-carden.co.uk/p5/tube_map_travel_times/applet/
http://universe.daylife.com/
http://www.avengina.org/
http://house.propositions.org.uk/
http://bytonic.de/html/jake2_webstart.html


いいシステムって条件がある。

・公開されたファイル形式の採用(データの公開)
・システムのオープンソース化
・クロスプラットフォーム対応
・分散処理対応

他にもたくさんあるけども、これらが主なとこではないかと思う。 これは言葉だけみると難しいけども、要するに、レゴブロックとデュプロのように、形は違っても肝心なところを共通にして一緒に使えるようにするためのものだ。でもなんでそんなことをするのだろうか。

システムには見えない寿命がある。 システムってこういう工夫をしないとわりとあっさり死んでしまう。利用者と共に。

システムが死んでしまうといちばん困る事は、システムが保存していた利用者の資産も共倒れになることだ。資産ってデータだけじゃない。 経験、スキル、ノウハウ、友達、共に過ごした時間、辛い思い出、楽しい思い出など有機的なものと共に死ぬ。 システムの死にであうと本当に辛い。 旅に出たくなる。

だから愛する人物(システム)には強い人物であってほしい。

いいシステムの条件っていうのは、そういう悲劇が起こらないようにするための工夫なのだ。

パソコンの世界に入ったばかりの人はその辛さを知らない。 だからスッと素直にセカンドライフの様な閉じた世界に足を踏み入れてしまう。 そして、どんどん資産を持ち込んでしまう。 正直、僕は今、新しくパソコンに夢を持ってシステムを使い始める人たちに、同じ辛い思いをさせたくないと感じてる。

うえで紹介したシステムは、確かに未完成だけど、どれもいいシステムの条件を備えている。 しかも、プログラムで表現しようとしている世界感に卓越したセンスが感じられる。 こういうものの方が僕は未来が感じられる。


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出展 2007年09月18日12:28 『いい人といいシステム』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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