ギター
2007年09月15日00:45
注:ダラダラと超長い日記なので、適当に切り上げてください。
=====
昨日、ジーンズを買った。 僕が最後にジーンズを買ったのはタイに行く前だから、2年前だった。
僕は、ジーンズはブーツカットが好きだった。 それも色落とししてないブルージーンズが好きだった。 ところが、2年前にジーンズ屋に行ったら、これが売ってなかったのだ。
その当時の流行は 色落ちして黄ばんでいるダボダボのジーンズを腰まで落としてはくらしかった。 僕はちょっとこれは似合わないな ... と思っていた。
でも、ブーツカットは売ってなかった。 リーバイスの517という形が好きだったので、聞いてみたら、これはもう型落ちであまり置いてないんですよ... とお店の男の子が教えてくれた。 その店員さんは、なかなかジーンズの着こなしがカッコいい、おしゃれな子だった。 僕は、じゃぁと思って、この子に適当に見繕ってもらって買った。 僕はそういう買い方が好きだ。 自分で頑張らないで、得意な人に任せてしまう。 これは結構成功する事が多いような気がする。 新しいジーンズはブーツカットよりもゆったり緩やかではき易かった。
僕はそのままタイに行った。 タイはジーンズの型なんかほとんど気にしないところなので、そのまま僕はジーンズの事を忘れた。
=====
僕は2年経って日本に帰ってきた。 どうせ毎日毎日、プログラムを組んでいるだけなので、格好のことなんか気にしていなかった。
でも、このあいだ、イトコと渋谷と原宿に行く機会があった。そこで、僕は、漠然と悟ったのだけど、僕の格好はちょっと古いらしかった。 なんとなく理由の無い恥ずかしさを感じた。
今の人は、もうこの形のジーンズははいていなかった。 どうやら、色の濃いブーツカットを、それもかなり黒に近い色のブーツカットをはいている人が多いように感じた。 それに、全体的にルーズな格好をしている人が減っているように見えた。
流行が入れ替わったわけで考えてみれば当たり前な事だけど、おかしいなと僕は思った。 だって、二年前は僕が流行遅れだったわけで、僕の方が自分を曲げて新しいものに迎合していたのに、今はそれがまた流行遅れになって元に戻ってきているわけだから。 極端な感じ方かもしれないけど、当時の子が年を取って主流ではなくなり、新しい若者が主流になったという世代交代を感じた。
=====
で、久しぶりに新しいブーツカットを買うにあたり問題が発生。2年前と比較して、明らかに太っていた。
( ̄ロ ̄;;;;
試着室で久しぶりにはいたブーツカットはパツパツになっている。 座ることに困難さを感じた。
店員さんに新しいサイズを測ってもらうことを考えたのだが、ふとみれば、店員さんはなんとも可愛らしい女の子だった。 それも一人きりで品出しをしている。 僕は、自分の新しいサイズをその店員さんに測ってもらったあとの気まずさを想像し、躊躇した。
取り敢えず、今はいているジーンズのサイズを見ればいいんだ! グッドアイデア! 僕はそう思いついた。 しかし、サイズは同じでもブーツカットは若干細めに出来ているので、実際きつかった。
一連の出来事は僕にある決心をさせた。
やせよう。
僕は今75kgある。 元々65kgだったのだけど、4年前アイスホッケーをやっていたときに、体重が増えた。 それはある意味健康的に体力が付いたということでもあったので良かったのだけど、辞めると同時にその肉が贅肉に変わった感がある。 それに、今僕はちょっとひざが痛いと感じている。 元々関節が頑丈ではないタチで、ひざに負担が来ているのだと思う。
出来れば70kg以下に抑えたい。 68kgぐらいがベストかなと思う。
=====
やっぱり運動しないとな、と思って考えてみた。 前もやっていたインラインスケートがいいかなと思った。 ヒザの負担はマラソンより低いし、楽しいし。 足首の捻挫の後遺症があるので、あまり凝った滑り方はできないけど、ダイエットが目的なら、それでも充分かと思う。
インラインスケートはレンタル倉庫に入っている。 レンタル倉庫とは最近近所で流行しているスタイルの倉庫で、古い銭湯や使われなくなった駐車場などを改造して、たくさんの間仕切りを設置、畳2畳程度に小分けして、そこを倉庫として月ぎめで貸しているモノだ。 僕は前住んでいたときの荷物をこの手の倉庫にすべて収めている。 僕はその倉庫へ向かった。
果たして倉庫でインラインスケートを見つけたのだった。
しかし、倉庫にはインラインスケートばかりではなく、ギターなどもしまってある。 いつも倉庫に行くとついギターを弾いてしまう。
僕はギターを弾くのが本当に好きで仕方が無いのだった。 何故だろう。 ギターを弾くとその瞬間は自由になった感じがするからだろうか。 僕はジャズギターの即興演奏が好きなのだ。 あまり上手ではないのだけど、とにかく好きで20年ちかく弾いている。 持っているギターも5本以上ある。
実は、今僕は、ギターを封じているのだ。 僕は先ずプログラムを完成させなければいけないと思っているからだ。 僕は今は色々な事を封じている。 語学もそうだ。 僕には時間があまり無いので、早くプログラムを終わらせないといけないと思う。
でもプログラムを組むのはとても難しい事で、なかなか一筋縄ではいかないのだった。
今日は、いつもはそこまでやらないのだけど『フルアコ』と呼ばれるジャズギター用の大きなギターを出して弾いた。 これは弦も重めで、弾くのは普通よりも難しい。 久しぶりに弾いたら、新鮮で、音色がとてもきれいに感じた。
何か、こうやって弾いていると、僕が「今持っている全てのやるべきこと」を終えて、ギターに帰ってくる日が、果たして本当に来るのだろうか、としんみりしてしまった。
僕は引越しと同時に、自分の一切合財を全部この倉庫に封じ込めた。 そのとき使っていた布団、その時使っていたペンたて一切合財がこの倉庫にあった。
いつかまた使うと思ってそういう物を全部こうやって倉庫に納めてあるのだけど、果たして僕がこの倉庫から荷物を出して日本に住む事って本当にありえるのだろうか。 そう思っていたらなんだか不安になってきてしまった。
しばらくギターを弾いていると、自分に足りない点がたくさん見えてくる。 理想の音楽を作るための課題は山積したままだった。
=====
僕がやらないといけないことって何てたくさんあるのだろうか、と思ってきてしまった。 こういう風に思っているときってあまり良い精神状態じゃない。
でも、とにかく片っ端から片付けていかないといけない事に違いはないし、とにかくやっていこうと思う。
今日は実は、倉庫に行く前に、大きな本屋さんにも行っていた。 大きな本屋の天文学コーナーとか、物理学コーナーとか数学コーナーとかに行くと、今でも胸がドキドキするぐらい、楽しい。 こういう楽しい知の世界が自分の自由になればどんなにすばらしい事かと思う。
でも、僕は何も教育を受けていないので、とにかく楽しいと思えるようになるためには、やらないといけないことがたくさんありすぎた。 それを考えるとすごく絶望的な気持ちになってくる。
そういうこともあったから、余計たくさんあるように思えてしまったのかもしれないけど...。
とにかくやっていこうと思う。
つーか、この日記長すぎ。
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昨日、ジーンズを買った。 僕が最後にジーンズを買ったのはタイに行く前だから、2年前だった。
僕は、ジーンズはブーツカットが好きだった。 それも色落とししてないブルージーンズが好きだった。 ところが、2年前にジーンズ屋に行ったら、これが売ってなかったのだ。
その当時の流行は 色落ちして黄ばんでいるダボダボのジーンズを腰まで落としてはくらしかった。 僕はちょっとこれは似合わないな ... と思っていた。
でも、ブーツカットは売ってなかった。 リーバイスの517という形が好きだったので、聞いてみたら、これはもう型落ちであまり置いてないんですよ... とお店の男の子が教えてくれた。 その店員さんは、なかなかジーンズの着こなしがカッコいい、おしゃれな子だった。 僕は、じゃぁと思って、この子に適当に見繕ってもらって買った。 僕はそういう買い方が好きだ。 自分で頑張らないで、得意な人に任せてしまう。 これは結構成功する事が多いような気がする。 新しいジーンズはブーツカットよりもゆったり緩やかではき易かった。
僕はそのままタイに行った。 タイはジーンズの型なんかほとんど気にしないところなので、そのまま僕はジーンズの事を忘れた。
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僕は2年経って日本に帰ってきた。 どうせ毎日毎日、プログラムを組んでいるだけなので、格好のことなんか気にしていなかった。
でも、このあいだ、イトコと渋谷と原宿に行く機会があった。そこで、僕は、漠然と悟ったのだけど、僕の格好はちょっと古いらしかった。 なんとなく理由の無い恥ずかしさを感じた。
今の人は、もうこの形のジーンズははいていなかった。 どうやら、色の濃いブーツカットを、それもかなり黒に近い色のブーツカットをはいている人が多いように感じた。 それに、全体的にルーズな格好をしている人が減っているように見えた。
流行が入れ替わったわけで考えてみれば当たり前な事だけど、おかしいなと僕は思った。 だって、二年前は僕が流行遅れだったわけで、僕の方が自分を曲げて新しいものに迎合していたのに、今はそれがまた流行遅れになって元に戻ってきているわけだから。 極端な感じ方かもしれないけど、当時の子が年を取って主流ではなくなり、新しい若者が主流になったという世代交代を感じた。
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で、久しぶりに新しいブーツカットを買うにあたり問題が発生。2年前と比較して、明らかに太っていた。
( ̄ロ ̄;;;;
試着室で久しぶりにはいたブーツカットはパツパツになっている。 座ることに困難さを感じた。
店員さんに新しいサイズを測ってもらうことを考えたのだが、ふとみれば、店員さんはなんとも可愛らしい女の子だった。 それも一人きりで品出しをしている。 僕は、自分の新しいサイズをその店員さんに測ってもらったあとの気まずさを想像し、躊躇した。
取り敢えず、今はいているジーンズのサイズを見ればいいんだ! グッドアイデア! 僕はそう思いついた。 しかし、サイズは同じでもブーツカットは若干細めに出来ているので、実際きつかった。
一連の出来事は僕にある決心をさせた。
やせよう。
僕は今75kgある。 元々65kgだったのだけど、4年前アイスホッケーをやっていたときに、体重が増えた。 それはある意味健康的に体力が付いたということでもあったので良かったのだけど、辞めると同時にその肉が贅肉に変わった感がある。 それに、今僕はちょっとひざが痛いと感じている。 元々関節が頑丈ではないタチで、ひざに負担が来ているのだと思う。
出来れば70kg以下に抑えたい。 68kgぐらいがベストかなと思う。
=====
やっぱり運動しないとな、と思って考えてみた。 前もやっていたインラインスケートがいいかなと思った。 ヒザの負担はマラソンより低いし、楽しいし。 足首の捻挫の後遺症があるので、あまり凝った滑り方はできないけど、ダイエットが目的なら、それでも充分かと思う。
インラインスケートはレンタル倉庫に入っている。 レンタル倉庫とは最近近所で流行しているスタイルの倉庫で、古い銭湯や使われなくなった駐車場などを改造して、たくさんの間仕切りを設置、畳2畳程度に小分けして、そこを倉庫として月ぎめで貸しているモノだ。 僕は前住んでいたときの荷物をこの手の倉庫にすべて収めている。 僕はその倉庫へ向かった。
果たして倉庫でインラインスケートを見つけたのだった。
しかし、倉庫にはインラインスケートばかりではなく、ギターなどもしまってある。 いつも倉庫に行くとついギターを弾いてしまう。
僕はギターを弾くのが本当に好きで仕方が無いのだった。 何故だろう。 ギターを弾くとその瞬間は自由になった感じがするからだろうか。 僕はジャズギターの即興演奏が好きなのだ。 あまり上手ではないのだけど、とにかく好きで20年ちかく弾いている。 持っているギターも5本以上ある。
実は、今僕は、ギターを封じているのだ。 僕は先ずプログラムを完成させなければいけないと思っているからだ。 僕は今は色々な事を封じている。 語学もそうだ。 僕には時間があまり無いので、早くプログラムを終わらせないといけないと思う。
でもプログラムを組むのはとても難しい事で、なかなか一筋縄ではいかないのだった。
今日は、いつもはそこまでやらないのだけど『フルアコ』と呼ばれるジャズギター用の大きなギターを出して弾いた。 これは弦も重めで、弾くのは普通よりも難しい。 久しぶりに弾いたら、新鮮で、音色がとてもきれいに感じた。
何か、こうやって弾いていると、僕が「今持っている全てのやるべきこと」を終えて、ギターに帰ってくる日が、果たして本当に来るのだろうか、としんみりしてしまった。
僕は引越しと同時に、自分の一切合財を全部この倉庫に封じ込めた。 そのとき使っていた布団、その時使っていたペンたて一切合財がこの倉庫にあった。
いつかまた使うと思ってそういう物を全部こうやって倉庫に納めてあるのだけど、果たして僕がこの倉庫から荷物を出して日本に住む事って本当にありえるのだろうか。 そう思っていたらなんだか不安になってきてしまった。
しばらくギターを弾いていると、自分に足りない点がたくさん見えてくる。 理想の音楽を作るための課題は山積したままだった。
=====
僕がやらないといけないことって何てたくさんあるのだろうか、と思ってきてしまった。 こういう風に思っているときってあまり良い精神状態じゃない。
でも、とにかく片っ端から片付けていかないといけない事に違いはないし、とにかくやっていこうと思う。
今日は実は、倉庫に行く前に、大きな本屋さんにも行っていた。 大きな本屋の天文学コーナーとか、物理学コーナーとか数学コーナーとかに行くと、今でも胸がドキドキするぐらい、楽しい。 こういう楽しい知の世界が自分の自由になればどんなにすばらしい事かと思う。
でも、僕は何も教育を受けていないので、とにかく楽しいと思えるようになるためには、やらないといけないことがたくさんありすぎた。 それを考えるとすごく絶望的な気持ちになってくる。
そういうこともあったから、余計たくさんあるように思えてしまったのかもしれないけど...。
とにかくやっていこうと思う。
つーか、この日記長すぎ。
コメント一覧
ジャコビ 2007年09月15日 01:47
1980年代の後半に友人と逗子を歩いていました。ベルボトムのジーンズをはいた人とすれ違いました。80年代後半は、70年代から続いたベルボトムジーンズの流行が終わった後でした。
そこで、友人のうちの一人が一言、「新しすぎる!」
そこで、友人のうちの一人が一言、「新しすぎる!」
退会したユーザー 2007年09月15日 03:27
いつの日かプログラムが完成するのが楽しみですよ^^
あ、流行はおいといて、これからは良いものを着た方がいいよ。身だしなみさえしとけば十分かと。
あ、流行はおいといて、これからは良いものを着た方がいいよ。身だしなみさえしとけば十分かと。
おかあつ 2007年09月15日 05:51
>ジャコビさん、
80年代後半 ... (^-^;;;
僕は70年代~80年代の感じがすごいすきです。
でも80年代後半にベルボトムは反則だと思います。
何か話によると、今年はベルボトムなんだそうです。 僕はすそ広がりが好きですが、ベルボトムまで行くとちょっといきすぎかなって言う気がします。
>彩智様、
確かに、こぎれいにさえしていれば... でも、今の僕はグンゼのシャツとボロボロのジーンズとスニーカーにボサボサ頭&加えてデブ+3なので、問題外です。
80年代後半 ... (^-^;;;
僕は70年代~80年代の感じがすごいすきです。
でも80年代後半にベルボトムは反則だと思います。
何か話によると、今年はベルボトムなんだそうです。 僕はすそ広がりが好きですが、ベルボトムまで行くとちょっといきすぎかなって言う気がします。
>彩智様、
確かに、こぎれいにさえしていれば... でも、今の僕はグンゼのシャツとボロボロのジーンズとスニーカーにボサボサ頭&加えてデブ+3なので、問題外です。