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2007年9月10日月曜日

セカンドライフの違和感 (mixi05-u459989-200709101204)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
セカンドライフの違和感
2007年09月10日12:04
セカンドライフ
http://www.yomiuri.co.jp/stream/index/tvotona/otona117.htm

もうダメだ。 もう我慢できない。
おかしい。 明らかにおかしい。
だけど、僕が何故おかしいと思っているのか。
これを説明するのはとても難しい。

自分で言うのもなんだけど、僕はコンピューターに関して言えばかなり天才的なところがあって、他の人が気づいていない事を、当たり前のように見抜いてしまうことは少なくない。

しかし、それは、別に才能だけというわけではない。 僕はコンピューターに関するキャリアが普通より極端に長いからだ。 8歳のときからずっとプログラムを組んでいるわけで、これは現役で25年間プログラムを組んでいる経験量に相当する。 一般的に言ってプログラミングで25年間経歴がある人は、年齢は40歳代後半だ。 普通40歳代後半の人と30歳そこそこでは、経験的にかないっこない。 僕は他の人とそれぐらいの差がある。

経歴が長いだけでなく、僕はパソコンが小さいときから、かなり得意だときている。 プログラミングを覚えたばかりのころでも、大学生がたくさん居るプログラム教室で競争しても、理解力とスピードで負けた事はなかった。

僕の能力とは無関係に、そうやってプログラミングを覚えてから、それ以降、ずっとコンピューター業界を見てきていることも言及したい。 毎月色々な80~90年代の「伝説的な」雑誌を読み漁り、そういう中で、うまくいった例、うまくいかなかった例、たくさんみてきている。



それで、思う。 今のセカンドライフの状況は、かなりおかしい。 しかし、恐らくこれは僕個人の感想というわけではなく、 僕と同じように長い間コンピューター業界を見てきた人なら、多かれ少なかれ誰もが同じことを思うのではないかと思う。 知っていれば当たり前なことなのだ。

ところが、この「おかしさ」を、僕と同じように長い間コンピューター業界を見てきていない人に、わかり易く手短に説明するためには、前提となる知識、説明しなければいけない事件・定説・法則が多すぎる。

パソコンは実は60年代から脈々と受け継がれてきたかなり古いものだけど、本格的にポピュラーになってからは5年程度しかたっていない。 このパソコンの世界と世の中2つの文脈の違いというのは、信じがたいほどかけ離れているということなのだと思う。

今は、みんな、まるで、盲目の中で麻薬に酔って幻想の多幸感を持って踊っているようだ。 今はみな何も見えないからいい。 しかし、眠っている人は必ず、目が覚ます。 誰にでも思春期は必ず来る。 近い将来それは現実に起こるだろう。 冷酷な現実を知って、信じられないほどの疲弊・徒労感に襲われ、大変な苦痛を味わう。

将来のことはわからない。違う方向になるかもしれない。 それはわからないけど、僕はそう感じる。

人は、説明で理解しない。 失敗からこそ理解する。 だから、何を言っても失敗するまで行動は変わらないだろう。 だけど、これだけは絶対に言っておかなければいけないことだと思う。 気合が続いたら、それを書いて、どこかに投稿しようかなと思う。



僕が感じている事と、かなり近い要素を持っている文章

http://artifact-jp.com/2006/11/25/userisgonenetservice/
http://namari.jugem.jp/?eid=70
http://cog.sakura.ne.jp/data/index.php?RPG


コメント一覧
 
出展 2007年09月10日12:04 『セカンドライフの違和感』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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