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2007年6月14日木曜日

腐った女の様な言い訳 (mixi05-u459989-200706140143)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
腐った女の様な言い訳
2007年06月14日01:43
今日、夢を見た。 昨日銭湯に行った時、おいてあったテレビで、竜巻直撃取材という番組をやっていたからだろうか。 竜巻の夢だった。

僕は、ものすごく高いビルの最上階、ガラス張りの部屋の中にいた。 周囲のパノラマは夕日が沈んだ頃のたそがれの中にあった。 ところが、そこに巨大な竜巻が現れて周囲のものを吹き飛ばしているのが見えた。 その巨大な竜巻は僕が居るビルの方にまっすぐ進んできた。

僕は、ガラスが割れて風が中に入ってくると直感したので、そばにあるものにつかまって覚悟した。 だが、意外なことに全く被害は無かった。 しかし、隣にあるビルが倒れて崩れていくのが見えた。

隣にあるビルは丸い円筒形のパーツが組み合わさったような構造になっており、これが竜巻の強風の影響で倒れて落ちていくところが見えた。 落ちていく様子は、不思議な事にスローモーションでゆっくりと見えた... 建物の下には何人か人が歩いていた。 この人たちは落ちていく建物に気が付いて必死に上を見て建物の破片をよけていた。 その中の一人はよけきれずに下敷きになってしまった...。

僕は、エレベーターで一階まで降りた。 竜巻は去った後だった。 僕は周りの倒れそうな建物の中を歩き始めた。 周りの街は古いコンクリートで出来た建物の70年代のゴールデン地下街の様な雰囲気だった。 僕はこの中であるところを目指して歩いていた。

変な夢だった。




正直疲れたし、もう飽きた。

人生の上で出会う問題というのは、ゴミ箱に向けてほうったものの、見事外れて床に落ちたハナガミの様なもので、歩いてそこに行って拾ってゴミ箱に入れるまで、そこに落ちたきりだ。

「何故、外したんだ... あぁ何故外したんだ... 」と考え抜いた末、ハナガミが宙に浮いてゴミ箱に入るのなら、真剣にそう考えればいい。

「私はなんてバカなのだ...私はなんてバカなのだ...」と考え抜いたら、ハナガミが歩いてゴミ箱に入る、なんてそんなわけはない。

「歩いてそこに行くのは、なんて大変なんだ...なんて大変なんだ...」と考えていたら、そこにたどり着いてゴミ箱に手が届くのなら、真剣に考えろって。

「あぁなんという問題を背負い込んだんだ問題を背負い込んだんだ...」と考えていたら、問題が軽くなるなら、それこそ必死に考えるしかない。

「そんなことをするのは無理だ... 無理だ...」と考えていたら、出来るようになるのなら、真剣に考えるがいい。

「今、ココにピコピコハンマーがある。 これで風を起こして何とか歩かないでゴミ箱に持っていこう...」 ピコピコハンマーでそんな強力な風力を起こしてしかも風向きを自由自在に操れるという確信があるんだったら、必死に頑張れよ。

そういうヤツの隣には、ピカピカのマウンテンバイクが置いてあるのだ。 だが、このマウンテンバイクのタイヤには空気が入ってない。 僕は、これに空気を入れるのが一番大切だと思う。 これに空気さえ入っていれば、後でどんなにハナガミが沢山落ちようとも、いつでも拾ってゴミ箱に入れることが出来るはずなのだ。


悩んだきり動こうとしないヤツに、どうやってそれを知らせるのだろうか。

だけど、僕も正直短くない時間このことを説明している。

疲れたし、僕も先に進まなければ生きていけないのだ。



コメント一覧
退会したユーザー   2007年06月14日 02:17
結構な数の人が「ハナガミ捨てたのはオレじゃねぇ」思考か、「入りにくいゴミ箱が悪い」的な答えで終わるんじゃない?心の中のゴミ箱は回収やさんが来ない分、最後の処理まで全部自分でやらなきゃならないから、ちゃんと捨てるのも勇気いると思う。私は捨てたゴミを見て「こんなゴミ捨てた私はヤなヤツなんだ~」って思うタイプだから、いつも頭抱えるハメに…それでも腐るよりはまだマシかな…難しいよね、のっぺりした心構えの方が生きるの楽そうだけど、そういう楽はあんまり意味感じない。
ちえぞう   2007年06月14日 10:01
面倒でも拾わなきゃいけないゴミはさっさと捨てに行くのが一番。
考えてなんとかなることとならないことがあるってこと、頭でわかってても実行できない人もいますね。
あとは何からするべきか、とか。
でもそれで今まで生きてこれたり生きて行ける環境の人なんだろうと思います。
自分とは価値観が違うんだって思ってスルーします。
良いことではないかもしれませんが。
マイカ   2007年06月14日 12:31
> 悩んだきり動こうとしないヤツに、どうやってそれを知らせるのだろうか。

悩みの原点に戻ったようだね。
知り合ったころ「何でやらない?」「何で出来ない?」って口癖のように言っていたのを思い出した。

疲れ=諦めではないし、忘れること、気付かないフリをすることも大事だと思う。

今の自分は疲れて、忘れて、開き直った結果だと思うよ・・・
おかあつ   2007年06月14日 12:40
>結構な数の人が「ハナガミ捨てたのはオレじゃねぇ」思考か、「入りにくいゴミ箱が悪い」的な答えで終わるんじゃない?

現実的、それは妄想じゃなくて、自分でハナガミを放る人よりも、「父」とか「兄」とかがほうったものが落ちる事の方が多い様な気がする。 それは、別に妄想でも言い訳でもなく、実際、自分でほうっているわけじゃないんだよね。 しかも、ゴミ箱も口の狭い変な形な訳で、ほうったぐらいで入るわけなかったりして。

でも、ハナガミがそこにあるというのは、非常に困るわけで拾いに行かなきゃいけないじゃない。

>面倒でも拾わなきゃいけないゴミはさっさと捨てに行くのが一番。

僕も正直、悩んでいるヒマがあったら、さっさと片付けようヨ、というのが好みだ。 だって。 第一、それが一番精神的にラクだ。 ひたすら、モクモクと片付ける。 いつか片付くじゃない。

だから、僕は、悩んだっきり動こうとしない人の気持ちがいまいちわからない。 何でそんな時間がかかって面倒な事をしているのだろうと思う。

後ろを見ながら「あぁ...あそこで曲がるべきだった... あぁ何故... 過ぎてしまったんだ ... あぁ」って歩いていたら、当然次の曲がり角で曲がりそこなうわけで、ホント意味無い。全く意味無いよ。

スポーツ心理学にも、「コントロールできない事については一切考えてはいけない」という鉄則があるのだそうだ。 アーチェリーの選手だったら 「あぁ...何故あそこで風向きが変ったんだ...」とかそういうことを考えずに、風向きの変化に集中するとか、的の中央に集中するとか、単に出来る事に集中する。 祈ったところで風向きが変るわけじゃない。 だからそれ以上の事は考えない。

でも、ものすごく沢山の人がそういう絶対にコントロールできないものが、自分の意図通りに動かなかったことについて、ひたすら悩んでいる。



僕は、この巨大な問題を解決しないといけない。 巨大とはいえ、正直僕が自分でやるんなら、そんなに時間はかからないと思う。 だけど、僕には当然他にやる事がある。

僕が出来るのは、時間内に説得に成功して解決するか、共倒れになるまで最後まで付き合うか、その前に見切って捨ててしまうかしかない。

それを選択しない、ということはありえない。 時間はどんどん過ぎていくし、いずれにしても時間がそれを選択してしまう。



他人というのも、意外とコントロールできないものの一つだ。

そういう中で、僕はどうすればいいのだろうかって思う。
おかあつ   2007年06月14日 12:46
>疲れ=諦めではないし、忘れること、気付かないフリをすることも大事だと思う。

これが... 気付かないでそっとしておけばいいなら、ホントそってしておくんだけど... それが気持ちの問題であればなおさら...。

でも、それが、お金とか時間とか体力とか、そういう数字で表せる物をひたすら消費している問題だと、そうも行かないじゃないですか。 そってしておけばいいなら、ホントそってしておくんだけど...。

しかも、隣に黄金の自転車がおいてあるのに、それを見ることもせずに、ひたすら悩んでいる。 どういうものかと思う。
みにまゆ   2007年06月14日 21:31
うーん。。。、
疲れる・・・。
ほえーっとしてますな~。
 
出展 2007年06月14日01:43 『腐った女の様な言い訳』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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