洪水
2007年05月29日23:24
今日は大変だった。
あまり詳しくは話さないけど、ホテルの政治的な状況が色々あってトラブル続きで大変で ... 取り敢えず、どうにかなると思うんだけど「なーんでこうつまんないことがおこるかなぁ」という感じで、いやーな感じだ。
気にしてもしょうがないし、僕はもうずぼらさを発揮して忘れてしまったのだけど、イギリス人のコックさん、アンディーは、イギリス人らしく凄く几帳面で、仕事も几帳面だけど、こういうトラブルもすごく几帳面に反応するので、精神的にきつそうだった。
何かあったみたいで、さっさと出て行ってしまったので、追っかけていったら、案の定、つまんない事件があったみたいだった。 近くのコンプレックス(複合デパート)に喫茶店があったので、一緒にそこにいって色々な話を聞いた。 ひとしきり話して、おちついたので、ま、じゃぁ帰ろうか、ということになったら、外はスコールで大雨だった。
しょうがないなぁ... という感じでロビンソンデパートをブラブラしていたら、電話があった。 「洪水!洪水!」との事。
しかし、外はバケツをひっくり返したような大雨。 帰るに帰れない。
取り敢えず、ぬれちゃいけないカバンだけチョルンスリホテルに預けて、二人してずぶぬれになって帰ったら、川が溢れて大騒ぎになってる。
イヤ、マジ、大変だった。
取り敢えず、川の水は少し高くなっている建物の中までは入っていなかったので良かったのだけど、屋上に凄まじい量の水が溜まって建物の中にあふれ出ていた。 廊下はビッショビショで、部屋によっては天井のランプから水がジョーと流れ出ている有様だった。
日本人は、そういう時、瞬発的に色々な対策をとる。 僕も含めて。 日本人的には、とにかくいちはやく問題の原因を突き止めて、被害を最小限にとどめようとする。 でも、本当に思うんだけど、タイ人のリアクションは全然違う。まず、大体、ぼんやりしている。 タイ人は、実に何もしない。 これは、日本人的には非常に理解しがたい。 一応あわてていろいろなことをするんだけど、対策は的を外れた、全然関係ないことだったりする。 日本人的にはびっくりするようなことをしていたりする。 原因を知っているのに、原因追求に躍起になっている僕を尻目に、何にも言わないのは、実に理解しがたい。 「いや、知っているかと思った」みたいな感じなのだ。
というわけで、全ては手遅れになった状況で、雨はやんだ。 後は、ひたすら床拭き掃除。
アンディは、ここまで問題がすさまじいと、もはや爽快で、顔を見合わせて、笑ってた。 ホント凄い。この国は。
取り敢えず、明日、次から絶対こういうことが無いように対策を考えようと思う。
まずは、土嚢を用意して、万が一の時に備える。 後、屋上に排水溝をつける。 そして懐中電灯を豊富に用意する...と。
日本だったら、こういう場合のマニュアルを用意して、即座に行動を取るようにすると思うんだけど... 。 そんなの絶対やらないしな ...。
--------------------------
P.S.
ไฟฉาย ファイチャーイ : 懐中電灯。
僕は懐中電灯を探していた。 天井に水が回っていたので、電気をつけるのが怖かったからだ。 「ちょっと!暗いから電気持ってきて!」と言っていたのだけど、一向に持ってこない。 何のリアクションもない。 なんなのかとおもう。
あとできいたら、僕が何を言っているのかわからなかったらしい。 電気? 電気の何を持ってくるの?と思っていたらしい。 オマ、タイ人だろ。 電気持ってきてっていって、大型トラックを呼んで自家発電機を持ってくるヤツや、電池や電球・電気釜・電気掃除機等々を用意するヤツって、世界中どこを探しても、いねぇだろう。 普通、暗い時、電気といえば、常識的に懐中電灯のことだろうって。 これは、僕は思うが、国によらんだろうて。
確かに、 ファイチャーイ ไฟฉาย という言葉を知らなかった僕も問題かもしれないが「暗いよ!電気!電気!」で、普通通じないか? つか、わからないなら、わからないって言えよ !「あー!あー!」って言っていたら、聞こえて判ったのかと思うじゃん。
ホント、タイ人って返事しないんだよな...。 返事しないから、わかったのかよ!っていうと、聞こえてるよ! って言うし、返事しないからわかってんのかと思うと、本当に聞こえていなかったりするし、付き合いきれん。
つか、いつも電灯の事 ไฟ って呼んでるくせに。なんだよ。
あまり詳しくは話さないけど、ホテルの政治的な状況が色々あってトラブル続きで大変で ... 取り敢えず、どうにかなると思うんだけど「なーんでこうつまんないことがおこるかなぁ」という感じで、いやーな感じだ。
気にしてもしょうがないし、僕はもうずぼらさを発揮して忘れてしまったのだけど、イギリス人のコックさん、アンディーは、イギリス人らしく凄く几帳面で、仕事も几帳面だけど、こういうトラブルもすごく几帳面に反応するので、精神的にきつそうだった。
何かあったみたいで、さっさと出て行ってしまったので、追っかけていったら、案の定、つまんない事件があったみたいだった。 近くのコンプレックス(複合デパート)に喫茶店があったので、一緒にそこにいって色々な話を聞いた。 ひとしきり話して、おちついたので、ま、じゃぁ帰ろうか、ということになったら、外はスコールで大雨だった。
しょうがないなぁ... という感じでロビンソンデパートをブラブラしていたら、電話があった。 「洪水!洪水!」との事。
しかし、外はバケツをひっくり返したような大雨。 帰るに帰れない。
取り敢えず、ぬれちゃいけないカバンだけチョルンスリホテルに預けて、二人してずぶぬれになって帰ったら、川が溢れて大騒ぎになってる。
イヤ、マジ、大変だった。
取り敢えず、川の水は少し高くなっている建物の中までは入っていなかったので良かったのだけど、屋上に凄まじい量の水が溜まって建物の中にあふれ出ていた。 廊下はビッショビショで、部屋によっては天井のランプから水がジョーと流れ出ている有様だった。
日本人は、そういう時、瞬発的に色々な対策をとる。 僕も含めて。 日本人的には、とにかくいちはやく問題の原因を突き止めて、被害を最小限にとどめようとする。 でも、本当に思うんだけど、タイ人のリアクションは全然違う。まず、大体、ぼんやりしている。 タイ人は、実に何もしない。 これは、日本人的には非常に理解しがたい。 一応あわてていろいろなことをするんだけど、対策は的を外れた、全然関係ないことだったりする。 日本人的にはびっくりするようなことをしていたりする。 原因を知っているのに、原因追求に躍起になっている僕を尻目に、何にも言わないのは、実に理解しがたい。 「いや、知っているかと思った」みたいな感じなのだ。
というわけで、全ては手遅れになった状況で、雨はやんだ。 後は、ひたすら床拭き掃除。
アンディは、ここまで問題がすさまじいと、もはや爽快で、顔を見合わせて、笑ってた。 ホント凄い。この国は。
取り敢えず、明日、次から絶対こういうことが無いように対策を考えようと思う。
まずは、土嚢を用意して、万が一の時に備える。 後、屋上に排水溝をつける。 そして懐中電灯を豊富に用意する...と。
日本だったら、こういう場合のマニュアルを用意して、即座に行動を取るようにすると思うんだけど... 。 そんなの絶対やらないしな ...。
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P.S.
ไฟฉาย ファイチャーイ : 懐中電灯。
僕は懐中電灯を探していた。 天井に水が回っていたので、電気をつけるのが怖かったからだ。 「ちょっと!暗いから電気持ってきて!」と言っていたのだけど、一向に持ってこない。 何のリアクションもない。 なんなのかとおもう。
あとできいたら、僕が何を言っているのかわからなかったらしい。 電気? 電気の何を持ってくるの?と思っていたらしい。 オマ、タイ人だろ。 電気持ってきてっていって、大型トラックを呼んで自家発電機を持ってくるヤツや、電池や電球・電気釜・電気掃除機等々を用意するヤツって、世界中どこを探しても、いねぇだろう。 普通、暗い時、電気といえば、常識的に懐中電灯のことだろうって。 これは、僕は思うが、国によらんだろうて。
確かに、 ファイチャーイ ไฟฉาย という言葉を知らなかった僕も問題かもしれないが「暗いよ!電気!電気!」で、普通通じないか? つか、わからないなら、わからないって言えよ !「あー!あー!」って言っていたら、聞こえて判ったのかと思うじゃん。
ホント、タイ人って返事しないんだよな...。 返事しないから、わかったのかよ!っていうと、聞こえてるよ! って言うし、返事しないからわかってんのかと思うと、本当に聞こえていなかったりするし、付き合いきれん。
つか、いつも電灯の事 ไฟ って呼んでるくせに。なんだよ。
コメント一覧
かつお 2007年05月30日 13:26
伝統的な高床式の家は涼しいだけでなく、洪水時に
浸水しないというメリットがあるそうです。
タイの農村部では洪水時に家から釣りをする光景をニュース
で見るのですが、ホテルだと大変ですね。
ラオスでも川が氾濫して、養殖場の魚も逃げたけど、
子供たちは網を持って楽しそうでしたよ。
懐中電灯は常備していたけど、肝心のときに中の電池が腐食
して使えませんでした。
さすが、ラオス製。
電池だけはケチるもんではありません。
浸水しないというメリットがあるそうです。
タイの農村部では洪水時に家から釣りをする光景をニュース
で見るのですが、ホテルだと大変ですね。
ラオスでも川が氾濫して、養殖場の魚も逃げたけど、
子供たちは網を持って楽しそうでしたよ。
懐中電灯は常備していたけど、肝心のときに中の電池が腐食
して使えませんでした。
さすが、ラオス製。
電池だけはケチるもんではありません。
おかあつ 2007年05月30日 13:52
ウドンでもあの高床式の建物はあります。しかし ... スコールによる洪水だけじゃなくて、実は、恐怖の突風というものがあるのです。 これは、凄い破壊力で、バッっと一気に高床式の家を吹き飛ばしてしまう事が稀ではありません。 だから、ウドンでは人によっては高床式の高い建物を避けます。
結構ウドンって気候が激しいです。
>ラオスでも川が氾濫して、養殖場の魚も逃げたけど、子供たちは網を持って楽しそうでしたよ。
ラオス語の先生も言っていたけど、ラオスってどこかのどかで楽しそう。
結構ウドンって気候が激しいです。
>ラオスでも川が氾濫して、養殖場の魚も逃げたけど、子供たちは網を持って楽しそうでしたよ。
ラオス語の先生も言っていたけど、ラオスってどこかのどかで楽しそう。
かつお 2007年05月30日 14:05
高床式の家って、竹の場合はコストが安いのですが、
数年で立て替えないといけないそうです。
木だと高くなりますが、長持ちするそうです。
コンクリートなら強風にも耐えれますが、高床式でないので
洪水以外にも鼠の害や暑さ対策が必要となります。
クーラーも買わないといけないし。
沖縄も風速70m/秒という超破壊的な台風がくることがあるので、今では昔ながらの赤瓦の家ではなく、コンクリート製の家が
増えています。
しかし、タイって、災害が多いですね。
数年で立て替えないといけないそうです。
木だと高くなりますが、長持ちするそうです。
コンクリートなら強風にも耐えれますが、高床式でないので
洪水以外にも鼠の害や暑さ対策が必要となります。
クーラーも買わないといけないし。
沖縄も風速70m/秒という超破壊的な台風がくることがあるので、今では昔ながらの赤瓦の家ではなく、コンクリート製の家が
増えています。
しかし、タイって、災害が多いですね。
竹風鈴 2007年05月31日 00:56
そう、今雨期なんですよね。
土曜日にバンコク入り、月曜にチェンマイに行くつもりなのですが、この時期にチェンマイ行くの初めてなんですよ。
おかあつさんがいらっしゃるのウドンだから聞かれても困るかしら。
各地で洪水多発なんてニュースやってませんか?
土曜日にバンコク入り、月曜にチェンマイに行くつもりなのですが、この時期にチェンマイ行くの初めてなんですよ。
おかあつさんがいらっしゃるのウドンだから聞かれても困るかしら。
各地で洪水多発なんてニュースやってませんか?
おかあつ 2007年05月31日 02:15
多分大丈夫だと思います。
おととい、お客さんが飛行機でそっちに向かいました。
ちなみに、多分、僕は、色々都合で来週中、日本に戻ります。
おととい、お客さんが飛行機でそっちに向かいました。
ちなみに、多分、僕は、色々都合で来週中、日本に戻ります。
おかあつ 2007年05月31日 19:46
>つか、いつも電灯の事 ไฟ(ファイ) って呼んでるくせに。なんだよ。
今日違う人と話す機会があって、ไฟ ファイの話を聞いたら、ファイไฟ というと、電気=懐中電灯だけじゃなくて、電灯からロウソクからライターまで、色々想像してしまうんだそうです。 なるほど... と思いました。
今日違う人と話す機会があって、ไฟ ファイの話を聞いたら、ファイไฟ というと、電気=懐中電灯だけじゃなくて、電灯からロウソクからライターまで、色々想像してしまうんだそうです。 なるほど... と思いました。
竹風鈴 2007年05月31日 22:07
タイは地震や台風なくていいなぁ、と思ってたんですが。
どしゃ降り、突風・・先月の益子の気候を思い出しました。(~_~;)
おかあつさんとはなぜかいつもすれちがってますね。
情報ありがとうございます。関係ない話ですみませんでした。
今ネットでも見てみたんですが、タイ全土曇りor雨っぽいのにスコータイ、ピサヌローク、ナコンラチャシマーだけピーカンなんですね。
おかあつ 2007年05月31日 22:14
あっ... でも話によると、最近、なんかチェンマイ周辺で地震が多いそうです。
2~3週間前、結構大きいのがあったそうです。
お気をつけて... !
(って気をつけようも無いですが(^-^;
2~3週間前、結構大きいのがあったそうです。
お気をつけて... !
(って気をつけようも無いですが(^-^;
竹風鈴 2007年06月01日 23:49
そっかー、タイにも地震あったんですね。
ま、防災教育の盛んな下町育ちだから大丈夫ってことにしておきます。
行って来まーす (^o^)丿
ま、防災教育の盛んな下町育ちだから大丈夫ってことにしておきます。
行って来まーす (^o^)丿