急な円高
2007年02月28日19:45
タイバーツ安だ... と思っていたのですが、そういう問題じゃなかったみたいでした。 ... 世界的な現象だったみたいです。
今回のキーワードは「キャリートレード」解消、という言葉のようです。 勉強不足で何も知らないのですが、キャリートレードとは、要するに、金利の低い国(多分、今の日本がそうなのだと思います。)でお金を借りて、金利が高い発展途上国(中国や、多分タイも)で投資して儲けることを指す言葉みたいです。
最近のタイバーツ高はどう考えてみても不気味でした ... クーデター・政情不安・物価の高騰・クーデター政権のムチャムチャな経済政策というマイナス要因のなかで、何故かタイバーツはグングンと値をあげていて、ここ10年で最高の値段を連日のように更新していたのを見ていたからです...。 いつかこういうことが起こるのではないかと思っていたのですが...。
気になるニュースをピックアップしてみました。
(って自分が後で読みたいだけなのですが...(^-^;)
◇
米国株式市場が急落:識者はこうみる
2月28日9時38分配信 ロイター
[ニューヨーク/東京 27/28日 ロイター] 米国株式市場が急落、S&P500指数は1日の下落率が過去4年余りで最大となった。中国株式市場の急落や、一部の米経済指標が弱い内容となり世界的な経済成長をめぐる懸念が強まったことが背景。市場関係者のコメントは以下の通り。
●世界同時株安に注目
<FTNフィナンシャルのエコノミスト、クリス・ロウ氏>
特筆すべきは中国株の大幅安ではなく、世界の株安を引き起こした連鎖現象だ。過去数年間に連鎖現象は過去のものとなっていた。昨年に日銀が利上げを再開した際、キャリートレードの巻き戻しを懸念してかいくつかの新興国市場で大量の売りが出たが、それにしても、とりわけこのような現象が長らくみられなかったことを考慮すると、世界同時株安は注目に値する。
過去数カ月間のサブプライム市場での動きや、われわれがもはや不動産を金融ポートフォリオの適切な構成要素と見なしていない事実を考え合わせると、これは、世界の過剰流動性が枯渇しつつあることを示すもうひとつの兆候といえる。
●サブプライム市場と関連
<イートンバンスのバイスプレジデント兼ポートフォリオマネジャー、トマス・メットゾールド氏>
これが単に調整なのかそれ以上のものかは、時間が経たないと分からない。われわれはもはやリスクなど存在しないという感覚に達していたが、人々はようやく警鐘を受けたのかもしれない。
これはサブプライム住宅融資市場と何らかのかかわりがあるとみている。HSBCやシティグループ、JPモルガンチェースなど一部大手銀行が大きなエクスポージャーを抱えており、この事態を把握していた者がいたかどうかは分からない。ヘッジファンドのひとつやふたつがトラブルに巻き込まれてもわたしは驚かないだろう。
●25日線前後までの下げを想定
<日興コーディアル証券・エクイティ部部長 西広市氏>
これまで高値警戒感が強かったうえに、過去最高の裁定買い残の積み上がり、来週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えていることなどを踏まえれば、東京株式市場も波乱は避けられない。中国株式市場をはじめアジア株の動向をみながらの展開になる。
シカゴの日経平均先物の1万7460円が下値メドの目安の1つになるが、テクニカル的に日経平均は1万7600円台にある25日移動平均線までの下げを想定している。きょうの予想レンジは1万7400円─1万7700円。
期末を控えて、所有期間利回りの高さから、配当取りを狙った買いも入る可能性もある。これらの買いがどこで入るかを冷静に見極めるところだろう。
●米株安こうみる:海外勢売り誘い日本株も調整に
<SBI証券・投資調査室長 鈴木英之氏>
下げ幅だけみてブランクマンデーを連想する投資家がいるかもしれないが、この時の下げ率は22%で水準も異なるので冷静に対処すべきだ。
ただ、米国株をはじめ世界的な株安の影響で、資金配分上の理由から海外機関投資家の売りは避けられない。タイミング的に日本株は高値圏に位置しており、これによって日本株は調整局面入りすることになるだろう。
日本のファンダメンタルズを踏まえれば、中長期的な上昇基調は続くとみられるものの、きょうは波乱となりそうだ。日経平均は1万7600円台に位置する25日移動平均線前後まであっさり下げる可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000936-reu-bus_all
◇
NYダウが416ドル安、史上7番目の下げ幅
2月28日12時39分配信 読売新聞
【ニューヨーク=山本正実】27日のニューヨーク株式市場は、ダウ平均株価(工業株30種)の終値が、前日比416・02ドル安の1万2216・24ドルと史上7番目の下げ幅(下落率は3・29%)を記録した。
ダウ平均の下げ幅は一時、546・20ドルに拡大し、米同時テロ後に取引を再開した2001年9月17日(下落幅722・11ドル)以来の大幅安となった。
ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数も一時、同102・16ポイント安い2402・36に下落し、終値は同96・66ポイント安い2407・86だった。
米国で朝方発表された1月の米耐久財受注額が市場の予想を大幅に下回ったほか、前日にアラン・グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、米景気が年末までに減速する可能性があると指摘したことで、米景気の先行き不透明感も強まった。
最終更新:2月28日12時39分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000202-yom-bus_all
◇
世界同時株安の様相=日経平均、一時700円以上の下げ-中国株急落が引き金
2月28日11時2分配信 時事通信
28日午前の東京株式市場では、前日の海外市場での株価急落を嫌気した売りが殺到して全面安の展開となり、日経平均株価の下げ幅は一時700円を超えた。中国の主要株価指数の急落が引き金となり、中国経済への警戒感が急速に台頭。世界経済をけん引する米国経済の先行きにも不安が広がり、米市場では優良株で構成するダウ工業株30種平均が一時500ドル以上と2001年9月の米同時テロ直後に次ぐ下げ幅を記録するなど、世界同時株安の様相を呈している。
最終更新:2月28日11時2分
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000060-jij-int
◇
中国株、下げ止まる=前日の下げが世界株安誘発
2月28日13時2分配信 時事通信
【上海28日時事】米株価急落のきっかけとなった中国の株式市場は28日午前、懸念された大幅な続落は起きず、落ち着いた展開となった。上海市場では、市場全体の値動きを反映する上海総合株価指数の午前の終値は2778.672。前日終値(2771.791)に比べ0.2%上昇した。一時、2800台を回復するなど、積極的な買いの動きも見られた。
この日は2734.595と安く始まったが、その後はほぼ前日終値を上回る水準で取引された。
同指数は27日、8.84%下落した。過去10年で最大の下げ幅だが、最近3カ月で4割強上昇したことへの「反動」が市場で予想されていたこともあり、今回の下げを健全な調整と受け止める向きもある。
最終更新:2月28日15時1分
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000091-jij-int
◇
シンガポール株式市場、ST指数が寄り付きで4.8%下落
2月28日10時47分配信 ロイター
[シンガポール 28日 ロイター] 28日のシンガポール株式市場では、指標となるストレーツ・タイムズ(ST)指数が序盤の取引で5%超急落した。寄り付きは約4.8%安の3076.51。
大型株のシンガポール・テレコムや金融株が売られている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000967-reu-bus_all
欧州株も大幅安
2月28日7時1分配信 時事通信
【ロンドン27日時事】27日の英国、ドイツ、フランスなど欧州の主要株式市場は、米株安や緊迫化する中東情勢を背景に大幅安となった。英FT100種平均株価指数の終値は6286.1と、前日比148.6ポイントの下落。このほか、独株式主要30銘柄指数(DAX)、仏CAC40種指数も、それぞれ約3%値下がりした。米景気の先行きに対する懸念が広がる中、幅広い銘柄が売られた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000028-jij-int
◇
中南米市場がトリプル安、中国株の急落や米経済成長めぐる懸念で
2月28日7時56分配信 ロイター
[メキシコ市 27日 ロイター] 27日の中南米金融市場は、中国株の急落や米経済成長をめぐる懸念を背景に、株式・債券・通貨がトリプル安となった。ブラジル株式市場はボベスパ指数が7.38%下落。1日当たりの下落率は2001年9月11日以来の水準に向かっている。
メキシコ株式市場のIPC指数は正午時点で4.74%安、チリの優良株で構成するIPSA指数は4.54%安、アルゼンチンのメルバル指数は7.49%安。
債券市場も軟調。流動性の高さから新興国債券市場の指標とされるブラジルのグローバル債(償還期限2040年)は0.750ポイント安の133.375(ビッド)。前日には過去最高値で引けていた。
通貨も、ブラジルレアルが1.7%安となったほか、メキシコペソは0.83%下げた。
最終更新:2月28日7時56分
ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000891-reu-bus_all
◇
東京円、117円台で推移
2007年03月02日13時13分
2日の東京外国為替市場では円を買う動きが広がり、円相場は1ドル=117円台で推移している。午後1時時点では、前日午後5時時点より33銭円高ドル安の117円77~82銭。
低金利の円を調達して高金利の外貨などで運用する「円キャリートレード」の資金が逆流。資金を引き揚げ、借りた円を返済する動きが広がって、一時は116円台にまで円高が進んだ前日の海外市場の流れを引き継いだ。
ただ、国内の輸入企業などによるドル買いもあり、円が急上昇する状況にはない。
http://www.asahi.com/business/update/0302/106.html
◇
世界株安止まらず/外国人投資家、売りに転換
2007年03月02日
世界同時株安から一夜明けた1日、東京市場は前日に続いて大幅下落し、回復するかに見えた米国市場も再び急落で始まった。欧米のヘッジファンドなどが資金を引き揚げる動きは続いており、世界株安の波が静まらない。円高も進み、企業業績への悪影響も懸念される。市場には「一時的な調整」との見通しもあるが、世界を動き回る投資資金の変調が株価回復の重しになる恐れもある。
日経平均株価と対ドル円レートの推移
2月27日の中国・上海市場の株価急落は世界中で巨額投資をするヘッジファンドなどの投資家心理を冷やし、欧州、米国、日本の順番に株安が波及した。翌28日も主な欧州市場が軒並み続落。28日の米ニューヨーク市場のダウ工業株平均は上海市場が少し落ちついたことなどを受けて上昇したが、翌3月1日は急落して始まり、世界的な株安連鎖が続いている。
そのサイクルの中で、東京市場も1日午後に日経平均株価が一時1万7300円台を下回った。背景には昨年後半からの上昇基調を支えてきた外国人投資家の変化がある。彼らは、日本企業への好業績期待から、世界の市場に比べて割安感のある東京市場への投資を増やし、東証によると2月第3週は7週連続で買い越しだった。
だが今回の株安で欧米ヘッジファンドなどが資金を安全性が高い債券市場などに振り向ける傾向が出た。東京市場でも1日の朝方の外資系証券の売買注文動向が2日連続で売り越すなど、利益を確保するための売りに転じる動きがある。「この傾向が続けば、相場が上昇に転じにくくなる」との見方も出ている。
◆円高不安も膨らむ
外国為替市場も不安定な動きが続く。1日の東京市場の円相場は午前中に1ドル=118円80銭台まで円安が進んだ後に利益確定を狙う円買いドル売りが強まり、午後5時現在は前日午後5時時点より48銭円高ドル安の1ドル=118円10~12銭。
世界株安の影響による円高ドル安は一服したかに見えたが、1日のニューヨーク外為市場では一時、1ドル=116円台後半まで円高ドル安が進んだ。世界株安を機に、低金利が続く日本でカネを借り、高金利が続く欧米やアジア市場に投資する「円キャリートレード」の資金が逆流。株を売って資金を引き揚げ、借りた円の返済に充てるという動きから円高が進むという流れも収まっていないようだ。みずほコーポレート銀行の福井真樹シニアマーケットエコノミストは「海外ファンドは大きく損失を被った。ドルの買い戻しが積極化するには時間がかかる」。
野村証券の岩沢誠一郎ストラテジストは「1日の東京市場の株価続落の底流には、円高ドル安が進むのではないかとの不安感がある。為替相場の動きへの警戒感が出ている」と指摘する。
◆企業業績に影響大
円安が好業績を支える国内企業も少なくない。新光総研が東証1部上場のうち1139社の07年3月期決算予想をまとめたところ5期連続の増収増益の見通しだ。円安が輸出企業の収益を押し上げ、経常利益は前期比4・9%増の見込みだ。
だが、今回の世界株安から円高への懸念が強まっている。大和総研の試算では、1円の円高で東証1部上場の全企業(金融機関を除く)の経常利益は計約2000億円減るという。浜口政己・調査企画部次長は「世界の景気や消費が落ち込む懸念もあるが、企業業績への影響はむしろ円高の方が大きい」と話す。
トヨタ自動車の07年3月期の為替レートの前提は1ドル=116円、1ユーロ=147円。円安を追い風にこの期の連結決算では営業利益2兆2000億円を予想するが、為替が1円円高になると、対ドルで350億円、対ユーロで50億円減る計算だ。
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200703020089.html
◇
日経平均、一時300円近く下落 午前は232円安
2007年03月02日13時07分
2日の東京株式市場は、2月27日に始まった世界同時株安の連鎖が続き、4日連続の下落になっている。前日のアジア、欧州、米国市場が軒並み下落したことを受け、日経平均株価は一時300円近く下げ、取引時間中としては約3週間ぶりに1万7200円を割り込んだ。4日間の下げ幅は一時、1000円を超えた。
午前の終値は、日経平均が前日比232円85銭安い1万7220円66銭。東京証券取引所1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同20.19ポイント低い1719.92だった。午前の出来高は11億9000万株。
午後1時では、日経平均は同140円94銭安い1万7312円57銭。TOPIXは同12.23ポイント低い1727.88。
円高が進んでいるため、電機、精密、自動車などの輸出関連株が軒並み売られている。朝方の外国証券経由の売買注文が3日連続で売り越しになるなど、外国人投資家が株式市場から資金を引き揚げる動きが目立つ。市場全体に、早めに株を売ってこれまでの値上がり益を確保する動きが広がっている。
円高基調が続いていることで、輸出関連企業の業績への悪影響が、市場では懸念され始めた。株安が続けば、企業が保有する株式の評価損や設備投資意欲の減退なども予想され、3月期決算を前に企業業績への悪影響も不安視されている。
三浦豊・新光証券エクイティ情報部次長は「世界的な株安や円高など不安材料が山積みで、先行きへの不安感がくすぶっている。しばらくは調整局面に入り、不安定な状態が続く可能性がある」と話している。
http://www.asahi.com/business/update/0302/115.html
今回のキーワードは「キャリートレード」解消、という言葉のようです。 勉強不足で何も知らないのですが、キャリートレードとは、要するに、金利の低い国(多分、今の日本がそうなのだと思います。)でお金を借りて、金利が高い発展途上国(中国や、多分タイも)で投資して儲けることを指す言葉みたいです。
最近のタイバーツ高はどう考えてみても不気味でした ... クーデター・政情不安・物価の高騰・クーデター政権のムチャムチャな経済政策というマイナス要因のなかで、何故かタイバーツはグングンと値をあげていて、ここ10年で最高の値段を連日のように更新していたのを見ていたからです...。 いつかこういうことが起こるのではないかと思っていたのですが...。
気になるニュースをピックアップしてみました。
(って自分が後で読みたいだけなのですが...(^-^;)
◇
米国株式市場が急落:識者はこうみる
2月28日9時38分配信 ロイター
[ニューヨーク/東京 27/28日 ロイター] 米国株式市場が急落、S&P500指数は1日の下落率が過去4年余りで最大となった。中国株式市場の急落や、一部の米経済指標が弱い内容となり世界的な経済成長をめぐる懸念が強まったことが背景。市場関係者のコメントは以下の通り。
●世界同時株安に注目
<FTNフィナンシャルのエコノミスト、クリス・ロウ氏>
特筆すべきは中国株の大幅安ではなく、世界の株安を引き起こした連鎖現象だ。過去数年間に連鎖現象は過去のものとなっていた。昨年に日銀が利上げを再開した際、キャリートレードの巻き戻しを懸念してかいくつかの新興国市場で大量の売りが出たが、それにしても、とりわけこのような現象が長らくみられなかったことを考慮すると、世界同時株安は注目に値する。
過去数カ月間のサブプライム市場での動きや、われわれがもはや不動産を金融ポートフォリオの適切な構成要素と見なしていない事実を考え合わせると、これは、世界の過剰流動性が枯渇しつつあることを示すもうひとつの兆候といえる。
●サブプライム市場と関連
<イートンバンスのバイスプレジデント兼ポートフォリオマネジャー、トマス・メットゾールド氏>
これが単に調整なのかそれ以上のものかは、時間が経たないと分からない。われわれはもはやリスクなど存在しないという感覚に達していたが、人々はようやく警鐘を受けたのかもしれない。
これはサブプライム住宅融資市場と何らかのかかわりがあるとみている。HSBCやシティグループ、JPモルガンチェースなど一部大手銀行が大きなエクスポージャーを抱えており、この事態を把握していた者がいたかどうかは分からない。ヘッジファンドのひとつやふたつがトラブルに巻き込まれてもわたしは驚かないだろう。
●25日線前後までの下げを想定
<日興コーディアル証券・エクイティ部部長 西広市氏>
これまで高値警戒感が強かったうえに、過去最高の裁定買い残の積み上がり、来週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えていることなどを踏まえれば、東京株式市場も波乱は避けられない。中国株式市場をはじめアジア株の動向をみながらの展開になる。
シカゴの日経平均先物の1万7460円が下値メドの目安の1つになるが、テクニカル的に日経平均は1万7600円台にある25日移動平均線までの下げを想定している。きょうの予想レンジは1万7400円─1万7700円。
期末を控えて、所有期間利回りの高さから、配当取りを狙った買いも入る可能性もある。これらの買いがどこで入るかを冷静に見極めるところだろう。
●米株安こうみる:海外勢売り誘い日本株も調整に
<SBI証券・投資調査室長 鈴木英之氏>
下げ幅だけみてブランクマンデーを連想する投資家がいるかもしれないが、この時の下げ率は22%で水準も異なるので冷静に対処すべきだ。
ただ、米国株をはじめ世界的な株安の影響で、資金配分上の理由から海外機関投資家の売りは避けられない。タイミング的に日本株は高値圏に位置しており、これによって日本株は調整局面入りすることになるだろう。
日本のファンダメンタルズを踏まえれば、中長期的な上昇基調は続くとみられるものの、きょうは波乱となりそうだ。日経平均は1万7600円台に位置する25日移動平均線前後まであっさり下げる可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000936-reu-bus_all
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NYダウが416ドル安、史上7番目の下げ幅
2月28日12時39分配信 読売新聞
【ニューヨーク=山本正実】27日のニューヨーク株式市場は、ダウ平均株価(工業株30種)の終値が、前日比416・02ドル安の1万2216・24ドルと史上7番目の下げ幅(下落率は3・29%)を記録した。
ダウ平均の下げ幅は一時、546・20ドルに拡大し、米同時テロ後に取引を再開した2001年9月17日(下落幅722・11ドル)以来の大幅安となった。
ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数も一時、同102・16ポイント安い2402・36に下落し、終値は同96・66ポイント安い2407・86だった。
米国で朝方発表された1月の米耐久財受注額が市場の予想を大幅に下回ったほか、前日にアラン・グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、米景気が年末までに減速する可能性があると指摘したことで、米景気の先行き不透明感も強まった。
最終更新:2月28日12時39分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000202-yom-bus_all
◇
世界同時株安の様相=日経平均、一時700円以上の下げ-中国株急落が引き金
2月28日11時2分配信 時事通信
28日午前の東京株式市場では、前日の海外市場での株価急落を嫌気した売りが殺到して全面安の展開となり、日経平均株価の下げ幅は一時700円を超えた。中国の主要株価指数の急落が引き金となり、中国経済への警戒感が急速に台頭。世界経済をけん引する米国経済の先行きにも不安が広がり、米市場では優良株で構成するダウ工業株30種平均が一時500ドル以上と2001年9月の米同時テロ直後に次ぐ下げ幅を記録するなど、世界同時株安の様相を呈している。
最終更新:2月28日11時2分
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000060-jij-int
◇
中国株、下げ止まる=前日の下げが世界株安誘発
2月28日13時2分配信 時事通信
【上海28日時事】米株価急落のきっかけとなった中国の株式市場は28日午前、懸念された大幅な続落は起きず、落ち着いた展開となった。上海市場では、市場全体の値動きを反映する上海総合株価指数の午前の終値は2778.672。前日終値(2771.791)に比べ0.2%上昇した。一時、2800台を回復するなど、積極的な買いの動きも見られた。
この日は2734.595と安く始まったが、その後はほぼ前日終値を上回る水準で取引された。
同指数は27日、8.84%下落した。過去10年で最大の下げ幅だが、最近3カ月で4割強上昇したことへの「反動」が市場で予想されていたこともあり、今回の下げを健全な調整と受け止める向きもある。
最終更新:2月28日15時1分
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000091-jij-int
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シンガポール株式市場、ST指数が寄り付きで4.8%下落
2月28日10時47分配信 ロイター
[シンガポール 28日 ロイター] 28日のシンガポール株式市場では、指標となるストレーツ・タイムズ(ST)指数が序盤の取引で5%超急落した。寄り付きは約4.8%安の3076.51。
大型株のシンガポール・テレコム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000967-reu-bus_all
欧州株も大幅安
2月28日7時1分配信 時事通信
【ロンドン27日時事】27日の英国、ドイツ、フランスなど欧州の主要株式市場は、米株安や緊迫化する中東情勢を背景に大幅安となった。英FT100種平均株価指数の終値は6286.1と、前日比148.6ポイントの下落。このほか、独株式主要30銘柄指数(DAX)、仏CAC40種指数も、それぞれ約3%値下がりした。米景気の先行きに対する懸念が広がる中、幅広い銘柄が売られた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000028-jij-int
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中南米市場がトリプル安、中国株の急落や米経済成長めぐる懸念で
2月28日7時56分配信 ロイター
[メキシコ市 27日 ロイター] 27日の中南米金融市場は、中国株の急落や米経済成長をめぐる懸念を背景に、株式・債券・通貨がトリプル安となった。ブラジル株式市場はボベスパ指数が7.38%下落。1日当たりの下落率は2001年9月11日以来の水準に向かっている。
メキシコ株式市場のIPC指数は正午時点で4.74%安、チリの優良株で構成するIPSA指数は4.54%安、アルゼンチンのメルバル指数は7.49%安。
債券市場も軟調。流動性の高さから新興国債券市場の指標とされるブラジルのグローバル債(償還期限2040年)は0.750ポイント安の133.375(ビッド)。前日には過去最高値で引けていた。
通貨も、ブラジルレアルが1.7%安となったほか、メキシコペソは0.83%下げた。
最終更新:2月28日7時56分
ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070228-00000891-reu-bus_all
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東京円、117円台で推移
2007年03月02日13時13分
2日の東京外国為替市場では円を買う動きが広がり、円相場は1ドル=117円台で推移している。午後1時時点では、前日午後5時時点より33銭円高ドル安の117円77~82銭。
低金利の円を調達して高金利の外貨などで運用する「円キャリートレード」の資金が逆流。資金を引き揚げ、借りた円を返済する動きが広がって、一時は116円台にまで円高が進んだ前日の海外市場の流れを引き継いだ。
ただ、国内の輸入企業などによるドル買いもあり、円が急上昇する状況にはない。
http://www.asahi.com/business/update/0302/106.html
◇
世界株安止まらず/外国人投資家、売りに転換
2007年03月02日
世界同時株安から一夜明けた1日、東京市場は前日に続いて大幅下落し、回復するかに見えた米国市場も再び急落で始まった。欧米のヘッジファンドなどが資金を引き揚げる動きは続いており、世界株安の波が静まらない。円高も進み、企業業績への悪影響も懸念される。市場には「一時的な調整」との見通しもあるが、世界を動き回る投資資金の変調が株価回復の重しになる恐れもある。
日経平均株価と対ドル円レートの推移
2月27日の中国・上海市場の株価急落は世界中で巨額投資をするヘッジファンドなどの投資家心理を冷やし、欧州、米国、日本の順番に株安が波及した。翌28日も主な欧州市場が軒並み続落。28日の米ニューヨーク市場のダウ工業株平均は上海市場が少し落ちついたことなどを受けて上昇したが、翌3月1日は急落して始まり、世界的な株安連鎖が続いている。
そのサイクルの中で、東京市場も1日午後に日経平均株価が一時1万7300円台を下回った。背景には昨年後半からの上昇基調を支えてきた外国人投資家の変化がある。彼らは、日本企業への好業績期待から、世界の市場に比べて割安感のある東京市場への投資を増やし、東証によると2月第3週は7週連続で買い越しだった。
だが今回の株安で欧米ヘッジファンドなどが資金を安全性が高い債券市場などに振り向ける傾向が出た。東京市場でも1日の朝方の外資系証券の売買注文動向が2日連続で売り越すなど、利益を確保するための売りに転じる動きがある。「この傾向が続けば、相場が上昇に転じにくくなる」との見方も出ている。
◆円高不安も膨らむ
外国為替市場も不安定な動きが続く。1日の東京市場の円相場は午前中に1ドル=118円80銭台まで円安が進んだ後に利益確定を狙う円買いドル売りが強まり、午後5時現在は前日午後5時時点より48銭円高ドル安の1ドル=118円10~12銭。
世界株安の影響による円高ドル安は一服したかに見えたが、1日のニューヨーク外為市場では一時、1ドル=116円台後半まで円高ドル安が進んだ。世界株安を機に、低金利が続く日本でカネを借り、高金利が続く欧米やアジア市場に投資する「円キャリートレード」の資金が逆流。株を売って資金を引き揚げ、借りた円の返済に充てるという動きから円高が進むという流れも収まっていないようだ。みずほコーポレート銀行の福井真樹シニアマーケットエコノミストは「海外ファンドは大きく損失を被った。ドルの買い戻しが積極化するには時間がかかる」。
野村証券の岩沢誠一郎ストラテジストは「1日の東京市場の株価続落の底流には、円高ドル安が進むのではないかとの不安感がある。為替相場の動きへの警戒感が出ている」と指摘する。
◆企業業績に影響大
円安が好業績を支える国内企業も少なくない。新光総研が東証1部上場のうち1139社の07年3月期決算予想をまとめたところ5期連続の増収増益の見通しだ。円安が輸出企業の収益を押し上げ、経常利益は前期比4・9%増の見込みだ。
だが、今回の世界株安から円高への懸念が強まっている。大和総研の試算では、1円の円高で東証1部上場の全企業(金融機関を除く)の経常利益は計約2000億円減るという。浜口政己・調査企画部次長は「世界の景気や消費が落ち込む懸念もあるが、企業業績への影響はむしろ円高の方が大きい」と話す。
トヨタ自動車の07年3月期の為替レートの前提は1ドル=116円、1ユーロ=147円。円安を追い風にこの期の連結決算では営業利益2兆2000億円を予想するが、為替が1円円高になると、対ドルで350億円、対ユーロで50億円減る計算だ。
http://www.asahi.com/business/topics/TKY200703020089.html
◇
日経平均、一時300円近く下落 午前は232円安
2007年03月02日13時07分
2日の東京株式市場は、2月27日に始まった世界同時株安の連鎖が続き、4日連続の下落になっている。前日のアジア、欧州、米国市場が軒並み下落したことを受け、日経平均株価は一時300円近く下げ、取引時間中としては約3週間ぶりに1万7200円を割り込んだ。4日間の下げ幅は一時、1000円を超えた。
午前の終値は、日経平均が前日比232円85銭安い1万7220円66銭。東京証券取引所1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同20.19ポイント低い1719.92だった。午前の出来高は11億9000万株。
午後1時では、日経平均は同140円94銭安い1万7312円57銭。TOPIXは同12.23ポイント低い1727.88。
円高が進んでいるため、電機、精密、自動車などの輸出関連株が軒並み売られている。朝方の外国証券経由の売買注文が3日連続で売り越しになるなど、外国人投資家が株式市場から資金を引き揚げる動きが目立つ。市場全体に、早めに株を売ってこれまでの値上がり益を確保する動きが広がっている。
円高基調が続いていることで、輸出関連企業の業績への悪影響が、市場では懸念され始めた。株安が続けば、企業が保有する株式の評価損や設備投資意欲の減退なども予想され、3月期決算を前に企業業績への悪影響も不安視されている。
三浦豊・新光証券エクイティ情報部次長は「世界的な株安や円高など不安材料が山積みで、先行きへの不安感がくすぶっている。しばらくは調整局面に入り、不安定な状態が続く可能性がある」と話している。
http://www.asahi.com/business/update/0302/115.html
コメント一覧
ねこ☆ミ。 2007年02月28日 21:07
「キャリートレード」解消といえば、2月22日に日銀が政策金利を0.25%から0.5%に上げたのが、影響しているのかな?
おかあつ 2007年02月28日 21:23
書き込みありがとうございます(^-^)
>「キャリートレード」解消といえば、2月22日に日銀が政策金利を0.25%から0.5%に上げたのが、
このニュースを恥ずかしいことに、見逃してました ... 関係しているのだと思います。 更に調べてみます。 ありがとうございます。
取り敢えず、タイでは、金利を下げた下げたとニュースになるのが、4パーセントとかなので、それでも日本より全然高いんですよね...。
◇
カシコンバンク、預金金利引き下げ
2007/1/22 (23:17)| 企業
【タイ】大手商業銀行のカシコンバンクは22日、定期預金の一部金利を年0.25-0.5%引き下げた。利下げ後の金利は、12カ月物が3.75-4.5%、24-36カ月が4.25%。
http://www.newsclip.be/news/2007122_009250.html
タイ中銀が利下げ、景気減速懸念で
2007/1/17 (14:53)| 主要ニュース 経済
【タイ】タイ中央銀行は17日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(1日物レポ金利)を年4.9375%から4.75%に引き下げた。インフレ圧力が低下する一方、景気減速の懸念が高まったと判断した。
タイ中銀はこれまで14日物レポ金利を政策金利としてきたが、短期金利の管理強化を狙い、17日から1日物に変更した。14日物レポ金利の政策金利は昨年6月に4.75%から5%に引き上げられ、以降据え置かれていた。
http://www.newsclip.be/news/2007117_009165.html
>「キャリートレード」解消といえば、2月22日に日銀が政策金利を0.25%から0.5%に上げたのが、
このニュースを恥ずかしいことに、見逃してました ... 関係しているのだと思います。 更に調べてみます。 ありがとうございます。
取り敢えず、タイでは、金利を下げた下げたとニュースになるのが、4パーセントとかなので、それでも日本より全然高いんですよね...。
◇
カシコンバンク、預金金利引き下げ
2007/1/22 (23:17)| 企業
【タイ】大手商業銀行のカシコンバンクは22日、定期預金の一部金利を年0.25-0.5%引き下げた。利下げ後の金利は、12カ月物が3.75-4.5%、24-36カ月が4.25%。
http://www.newsclip.be/news/2007122_009250.html
タイ中銀が利下げ、景気減速懸念で
2007/1/17 (14:53)| 主要ニュース 経済
【タイ】タイ中央銀行は17日の金融政策委員会(MPC)会合で、政策金利(1日物レポ金利)を年4.9375%から4.75%に引き下げた。インフレ圧力が低下する一方、景気減速の懸念が高まったと判断した。
タイ中銀はこれまで14日物レポ金利を政策金利としてきたが、短期金利の管理強化を狙い、17日から1日物に変更した。14日物レポ金利の政策金利は昨年6月に4.75%から5%に引き上げられ、以降据え置かれていた。
http://www.newsclip.be/news/2007117_009165.html