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2007年1月21日日曜日

ウソと納豆 (mixi05-u459989-200701210007)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ウソと納豆
2007年01月21日00:07
テレビでやっていた、納豆ダイエットがウソだったのだそうで、大騒ぎになっているそうです。

よく日本人は「タイ(東南アジア)は、報道の自由が無いから大変よね...」とか言います。でも、東南アジアの人は、報道が正しくない事を重々よく知っているので、聞いた情報を頭から鵜呑みにしたりはしないように思います。

いい加減な情報を鵜呑みにしているのは日本人なのです。

日本の報道も、正しくない事が多いという点では近いものがありますし、他の国のことをとやかくバカにすることは出来ないのではないか、と思うのですが... こうやって事件になるとなおさらそういう感を強くします。


だからこそ、ちゃんとどんなニュースでも自分で考えるクセをつけなければいけないな、と思います。




http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070120i314.htm?from=main3

納豆ダイエット実験ねつ造…手口悪質、番組打ち切りも

 「ダイエット効果がある」として納豆を取り上げ、全国の小売店での品薄騒動を引き起こしたフジテレビ系のテレビ番組「発掘!あるある大事典(2)」を制作した関西テレビは20日、記者会見を開き、実験が「ねつ造」だったことなどを明らかにして陳謝した。
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 制作の手口も悪質で、テレビ番組の信頼を損なったことから、番組打ち切りも含めた厳しい対応の検討を始めた。

 会見によると、実験のねつ造が発覚したのは、7日放送の「食べてヤセる!!! 食材Xの新事実」。アメリカのダイエット最新情報を基に、男女8人を対象に様々な形で納豆を食べてもらい、ダイエットの効果を検証する内容だった。

 しかし実際には、ダイエット効果の根拠となる「中性脂肪値」などを測定しておらず、番組で表示された数値は架空のものだった。アメリカの研究者のコメントも勝手に作成し、また、「やせた」とされるアメリカ人の比較写真も、被験者と無関係だった。

 この番組については、12日に週刊誌から放送内容を疑問視する指摘があり、制作会社に聞き取り調査をしたことから「ねつ造実験」が判明した。

 同局は「アメリカでの取材が難航し、制作会社の人間が追い詰められていたのが一因」と説明。実験をでっち上げた点については、「調査委員会を設置し、全容を明らかにした上で再発防止策を練る」としている。

 この日は、同番組を21日の放送からしばらくの間、中止する、と発表するにとどめたが、関係者によると、放送の信頼性を根幹から揺るがす内容だったこともあり、番組打ち切りなど、厳しい措置を取るものと見られる。

 関西テレビの千草宗一郎社長は「事実と異なる内容を含む番組を制作し、放送いたしましたことは、報道機関としての放送局の信頼を著しく損なうものであり、視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり、誠に申し訳ございません」と陳謝した。

 この番組は1996年10月に「発掘!あるある大事典」としてスタート。2004年4月から、出演者を入れ替えるなどして「あるある大事典(2)」となった。「納豆はダイエットに効果がある」とする7日の放送終了後、全国のスーパーなどで納豆が売り切れるなどの影響が出ていた。
(2007年1月20日21時45分 読売新聞)


http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=147322&media_id=2

<番組ねつ造>「あるある」に消費者から怒り
(毎日新聞 - 01月20日 21:10)

 それはうそだった。フジテレビ系列で7日放映の「発掘!あるある大事典2」が紹介した「納豆ダイエット」。番組を制作した関西テレビが20日会見し、効果の根拠としたデータや専門家の発言に、多数のでっちあげが含まれていたことを明らかにした。番組放映後、スーパーでは売り切れが相次ぎ、メーカーは増産に追われて新聞におわび広告を出した。「毎日食べていたのに」。消費者からは怒りの声が上がった。

 関西テレビで発覚した番組のねつ造に、納豆の増産態勢をとってきたメーカーは「振り回された」と憤りを隠さない。

 ◇「信じていたのに」…消費者

 東京都江東区の大手スーパーで買い物していた団体職員の女性(41)は番組のねつ造を知り「今日も買いに来たんです。信じていたのに」と絶句した。以前は月に数回食べる程度だったが、番組で「1日2パックを毎日食べ続けて」と聞き、その通りにしていた。「でも体重が減らないからおかしいと思っていた」

 午後6時半ごろ納豆が完売した横浜市中区のスーパーで、最後の5パックをまとめ買いした同市磯子区の会社役員の男性(65)。放送を見た妻と娘が「毎日2パック食べなければいけない」と言い出し、会社帰りに毎日買いに行かされた。「いい迷惑。テレビ局はいいかげんにしてほしい」。怒りは収まらない。

 同市中区の30代の主婦は放送後に突然、納豆が買えなくなり、3店ほど探し回った。「バランスよく食べることを心がけているので、『1品だけを食べ続けると効果がある』というのは変だと思っていたが、やっぱり……」と話した。

 番組を見て「納豆ダイエット」を続けていた東京都江東区の主婦(59)は「2週間で効果が出るという説明だったので、頑張って食べていた」という。手ごろな値段だったのでやりやすかった面もある。「この番組では、前のダイエットの食品を忘れるころに別の食品のダイエットが紹介される。以前に放映されたチョコレートも寒天も試してみたがやせず、他の方法までもうそに見えてくる」と不信を募らせる。

 ◇「納豆に良いことは何もない」…メーカー 

 創業118年の老舗「笹沼五郎商店」(水戸市)の笹沼隆史社長(63)は「ここ1週間~10日間ぐらいは通常の倍の売り上げがあった」と言う。ねつ造を知り「納豆を口にしなかった人たちが納豆に関心を持ってくれたと喜んでいたのに。番組に振り回され、伝統の積み重ねで得てきた信頼が損なわれないか心配だ」と語った。

 「くめ・クオリティ・プロダクツ」(茨城県常陸太田市)でも放映後、通常の倍の注文を受けて増産していた。「ダイエット効果を検証し、新商品も考えていただけに残念。納豆は歴史のある栄養食品。今後『納豆にはあまり栄養がない』という見方をされることが怖い」という。

 大手納豆メーカー「タカノフーズ」(同県小美玉市)は品薄で「小売店や消費者に迷惑をかける」として全国紙におわび広告を載せた。担当者は「正直言って、テレビで放映されて良かったという声は社内では一つもない」と打ち明けた。

 納豆、調味料メーカー「ミツカン」(愛知県半田市)では納豆の売れ行きが通常の3倍となり、工場のフル操業でも生産が追いつかず、苦情が相次いでいた。広報担当者は「番組をきっかけにわっと騒がれたと思ったら、今度はこの騒動。納豆に良いことは何もない」と吐き捨てるように言った。【三木幸治、山本将克、安達一正】

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出展 2007年01月21日00:07 『ウソと納豆』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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