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2007年1月4日木曜日

ジャイアンの法則 (mixi05-u459989-200701040035)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ジャイアンの法則
2007年01月04日00:35
僕の数学は独学で中学校以来ちゃんと勉強した事がありませんでした。 小さい頃からプログラミングをしていたので、必要に迫られて自分で工夫して編み出した数学的ごまかしテクニックを駆使してプログラミングしています。

だから、数式が読めません。 自分が知っている範囲の問題解決方法を越えてしまうと、数式が読めないだけに、本を読んで新しい方法を勉強したりできないので、すごくネックになっていました。

ちょっと前に、音声処理プルグラムを組むために、FFTや離散ウェーブレットと呼ばれる数学をやったのですが、僕がやろうとしていることは、今知られている応用を超えているらしく、具体的な例を見つけられず、挫折していまいました。 というわけで、数式が読めないということが、長年の僕のコンプレックスの一つでした。

そんな今日この頃、つっきー氏と本屋さんに行った時、

「論理と代数の基礎―初めて学ぶ人のために (単行本) 」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4563003352

という本を見つけました。

この本いいんじゃないの? と選んでくれた本なのですが、この本は、数式や論理を読みとくための基礎的なことが網羅的に書かれていて凄くよい本でした。 練習問題の選び方もポイントを付いていて、楽しく読めると思いました。

最初の論理の読み方のところだけ読み終わったのですが、これだけでも随分違うなと思いました。「論理」とは 記号「∀(任意の)」や「∃(存在する)」を使って複雑な論理を変形することなのだそうです。

僕にとって∀とは (・∀・)イイ とかを書くときぐらいにしか恩恵を受けていないものだったのですが、これでもっとあらゆる恩恵を受ける事ができそうです。

というわけで、僕がはじめて作った論理式を公開します。

【ジャイアンの法則】
∀お前の物[俺の物]∧∀俺の物[¬お前の物]

意訳:全てのお前の物は俺の物、かつ、全ての俺の物は、お前の物ではない⇔俺の物。


というわけで、僕が恩恵を受ける日は遠そうです。
(^-^;

コメント一覧
oxoofo   2007年01月04日 03:32
わー♪つっこみます。

【ジャイアンの法則】
∀お前の物[俺の物]∧∀俺の物[¬お前の物]

【ジャイアンの法則】
∀俺の物[俺の物]∧∀お前の物[俺の物]
意訳:「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物。なーのび太!」⇒「わぁードラえ...以下略

えっと、数学的に突っ込むところは特に無かったので、ドラえもん方向で突っ込んでみましたが何か。

僕は青春時代、∀(すべて)とか∃(とある存在する一つ以上の)とかだけを、まさにそれだけを追求するような分野が好きでした。数学基礎論とかデーデルとか竹内外史とかそんな辺りです。

あ、あとねー ⇒(であるならば) とか

「A」⇒(であるならば)「B」・・・(1)
「B」⇒(であるならば)「A」・・・(2)

そしてもし(1)(2)が両方とも成り立つのであるならば、・・・(3)

「A」⇔(@@@)「B」・・・(4)

@@@ ←(@)

追伸:最近、jpegエンコードを勉強することになり、DCT(離散コサイン変換)とか初めて知ったのですが、あ,そんな事よりね、jpeg2000?だかそんな最近の新しい仕様でウェーブレット変換って言葉を見かけましたよ。ウェーブレット変換ておかさんが音声プログラムのときに使ってたやつよね。

-----------
(3),(4),(@)
 すみませ。書きかけですがとりあえず送っちゃいます。
おかあつ   2007年01月04日 04:04
> 僕は青春時代、∀(すべて)とか∃(とある存在する一つ以上の)とかだけを、まさにそれだけを追求するような分野が好きでした。

へー...。

今まで、なんとなく if 文の中をいじくって考えたことがあるぐらいなもんなんだけど、すごく奥が深いことなんだということを今日知りました。

  ∀x[p(x)] ⇔ ∧ i=0 ∞ p(ai)
  ∃x[p(x)] ⇔ ∨ i=0 ∞ p(ai)
  (aはxの要素)

っていう式を見て、凄く感動しました。

また、これにドモルガンの法則を割り当てると

  ¬∀x[p(x)] ⇔ ∃x[¬p(x)]
  ¬∃x[p(x)] ⇔ ∀x[¬p(x)]

というのも凄く面白かった。 if 文を書いているとき、いつもモヤモヤしていたのがすっきりしました。

>あ、あとねー ⇒(であるならば) とか

これを知ったのはつい昨日なんだけど ... 知った時、なんでコンピューター言語には 「ならば演算子」というのが無いんだろうかかと思った。 最初の頃はあったんじゃないだろうか...。 でも、2個 if文を重ねるか、 論理演算で && || ! の組み合わせで置き換えてしまえば不要だから、省略ということなんだろうか...。

僕の教科書には → で書いてあった。 これとは違うものなのかな。

> 追伸:最近、jpegエンコードを勉強することになり、DCT(離散コサイン変換)とか初めて知ったのですが、あ,そんな事よりね、jpeg2000?だかそんな最近の新しい仕様でウェーブレット変換って言葉を見かけましたよ。ウェーブレット変換ておかさんが音声プログラムのときに使ってたやつよね。

相変わらずいい仕事してるなぁ...。 地図画像の圧縮かな。


この調子で勉強し続けたらウェーブレット変換の式も読めるようになるかな...。 ウェーブレット変換が読めるようになる日を夢見て 地道に頑張ろう...。
 
出展 2007年01月04日00:35 『ジャイアンの法則』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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