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2006年9月20日水曜日

クーデターの写真見つけた (mixi05-u459989-200609200342)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
クーデターの写真見つけた
2006年09月20日03:42
ほとんど映像出てないですが、yahoo.com のトップで写真が公開されているのを見つけました。

http://news.yahoo.com/photos/ss/events/wl/091906thailand

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=90056&media_id=2

<タイ>クーデター、軍「首都制圧」 首相は非常事態宣言
(毎日新聞 - 09月20日 00:41)
 【バンコク浦松丈二】国連総会出席のためニューヨークに滞在しているタイのタクシン首相はタイ時間の19日午後10時(日本時間20日午前0時)すぎから、タイ国内のテレビを通じ、非常事態宣言を発表した。しかし、首相に反対する部隊は首相府やテレビ局を占拠し、バンコク市内の制圧を発表した。

 タクシン首相は、国軍トップのソンティ最高司令官を解任し、前最高司令官のルアンロー国防次官に治安維持権限を委託した。タイ国軍は公式の発表をしていないが、同日夜からバンコク各地に軍が出動し、厳戒態勢を敷いている。

 タイのテレビ各局は番組を変更し、国軍と警察は「政治改革委員会」を設置したとの字幕を流している。また、国王についての記録映像を放映し、「国軍と警察がバンコクと周辺をコントロール下に置いている」としており、国軍の一部がテレビ各局を制圧し、管理下に置いている模様だ。

 首相府周辺では、国軍の戦車が包囲し、封鎖している。ロイター通信によると、50人前後の兵士が首相府を警備していた警察部隊に対し、武器を置くよう命じたという。

 タイでのクーデターは、1991年2月にスントン軍最高司令官らがクーデターで憲法を停止し、軍政を敷いて以来15年ぶりになる。

 タイの憲法規定では、国王が三軍を統帥しており、プミポン国王の意向が国軍の方針を決める大きなかぎを握りそうだ。

 タクシン首相は、今月9日からアジア欧州会議(ASEM)首脳会議(ヘルシンキ)や非同盟諸国会議(NAM)首脳会議(ハバナ)などに相次いで出席していた。22日にニューヨークから帰国する予定だったが、現地時間の19日夜にも帰国する準備を進めている。

 タクシン首相をめぐっては、首相一族の不透明な株取引をきっかけにして今年初めから辞任要求運動が高まった。タクシン首相は4月4日に「国民和解」のため、次期国会で首相指名を受けないとして退任を表明したものの、その後も国会が開けない事態が続き、首相交代が実現していなかった。

 外務省によると、タイ在住の邦人は登録されているだけで約3万3000人。バンコク周辺にはには大半が居住しており、日本人旅行者も多い。

コメント一覧
ガクムラ   2006年09月20日 12:59
タイ国民のプミポン国王への信頼は絶大というイメージがあります。
プミポン国王が三軍を統帥しているとは知りませんでした。
ひどい混乱がないというのはそれだけ国王の存在感が強いからかな?
興味深いです。
しばらく流動的な政治になりそうですね。
でも、この事態でパニックにならす、事態を横目でじっと見ながら生活しているタイの国民が一番賢いように思えるのは気のせいでしょうか…

おかあつさん暴動やテロなどに気をつけてください。

おかあつ   2006年09月20日 16:41
>ひどい混乱がないというのはそれだけ国王の存在感が強いからかな? 興味深いです。

タイって民主主義じゃなくて、基本的に王政なんだよね...。 国王は、外人の僕から見ても本当にすごい人で、絶大なカリスマと絶妙なバランス感覚でものすごい危ない局面をサラッと乗り越えてしまうんだよね...。

バンコクではほとんど平常通りらしい。 クーデターだといって騒いでいるのは外人ぐらいかもしれない。 「今回も平常通りのクーデター」ぐらいの勢いかもしれない。 クーデターだからテレビが面白くなくて、ぐらいの勢いらしい。

今回は軍トップのソンティ司令官が国王の謁見を許されたそうで、通常通りのクーデターになったみたい。 謁見を許されなかったら司令官は自身の立場が相当危ないわけで... 元々そういう話は国王にしてあったのではないだろうか...。
ガクムラ   2006年09月21日 22:25
タイの政治家は国王が強いと国民と国王の間で板ばさみになるのかな?
国民が国王をそれだけ支持するからには、国王は民意を上手に読み取るし、影響力を上手く発揮するから人気があるのだろうし…。
おかあつさんの説明を読んで、このクーデターは現実的なパワーの集合と分散がうまくできていると感じました。
国王のタイミングはすごいね。
まるで「勧進帳悪」ドラマのように筋書きが浮かんでいますね。

今回のクーデターで、やはり国王の人気は高まるのでしょうか?

おかあつ   2006年09月21日 22:53
超個人的な意見で間違っていると思うけど ... 今回、タクシンはちょっとやりすぎたんだと思う。

タクシンは口は悪いがかなりまともだと僕は思う。 手腕はすごく良いと思う。 でもライバルの反感を買いすぎてる。 しかもそれだけならまだしも... 加えて挑発までしてる。 タクシンは、地方から絶大な支持を受けているので、都市部で反感を買っても民主主義的に決めている限り、絶対に負けないんだよね。 そういう背景があるにせよ... ちょっとタイの基準からは大分行き過ぎてると思う。

最近、婉曲にだけど、タクシンは国王の批判までやってしまった。 これは、タイでは絶対マズい。 背景には地方での絶大な支持があったのだと思うけど、これは絶対マズい。

だいたい、タイの人っていうのは、日本人以上に徹底して争いを好まない。 人前で怒りをあらわにすることは恥ずかしいこととされているぐらいで、対立というのは、タイでは何はなくとも絶対に避けなければいけないことなんだよね。

僕は、タクシンは、手腕は良かったけども、敵を作りすぎた、だから、それは党首としてふさわしくない行動だ、と国全体が一致したような気が、僕はした。

タイのクーデターは他の国のクーデターとずいぶん趣が違う。 だいたい、平均すると5年に1回ぐらいある国はそうそうないと思う。 クーデターが制度のような感すらある...。 しかも、タクシン政権もクーデターでできた政権だと聞く。

ところが、今回のクーデターは、今までのクーデターとも少し違うのだそうだ。 色々と今までのクーデターとは違う特徴があるらしい。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006840.html
# ... と思ったらこのエントリの内容書き換えられていた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=224081963&owner_id=459989
# ここに元の記事を全部貼り付けてあるので見てみてください。

ひょっとしたら国王が... と誰もが思っているだろうけど (こういうことを発言するのは不敬に当たる…僕もだ!) 本当のことは誰も判らないんだよね..。
 
出展 2006年09月20日03:42 『クーデターの写真見つけた』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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