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2006年9月20日水曜日

クーデターか!? (mixi05-u459989-200609200155)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
クーデターか!?
2006年09月20日01:55
(ニュースが更新されていたので日記も更新しました。)

ちょっと抜き差しならないニュースを見ました。 前からクーデターのうわさはあったけど、ソンティがうわさを流してるとか、タクシンの自作自演だとか、なんだか訳のわからない話ばかりで、どっちも信用ならないな、という感じでしたが、今回は実際に起こったみたいです。 テレビも何か王様のビデオばかりで、ヤバイ雰囲気です。

去年のバンコクのデモも、なんだかどちらの陣営も、ウラで煽動したりお金をばら撒いたりしているのが超ミエミエだった。 最初は、双方の立場に基づいていろいろ考えていたけど... 途中から馬鹿らしくなってきて、やめてしまった。 あれは、本質的にソンティとタクシンの個人的なケンカなんだと思う。 あれは、建前はいろいろあるけど、華僑同士の見苦しい大喧嘩で、それにあおられるようにタイ人が動いている。

(厳密に言えば、煽られているというのは正しくない。 タイ人は中国人と違って、基本的に理念や哲学を尊重する文化ではないので、基本的にポリシーなんてどうでもいい。 崇高な理念よりは情や気持ちを大切にする。 理念なんてどうでもいいんだけど、とりあえずお金をもらえるから、相手に合わせて理念を持っているふりだけはする。僕にはそう見える。 その辺、日本人も似ているところあるかも...。)

それが王様が出てくるとピタリと納まる。 一応形だけは民主主義だけど、基本的に王国なんだな、と思った。

───────────────────────────
クーデター発生か!!

 19日夜、軍の戦車及び部隊が首相官邸を包囲すると共に、軍隊の一部が首相官邸に入場した模様。

現在、国内の地上波、TTV、ASTV等のテレビ局は全て国民に呼びかける警告文のみを映し出しています。

また、現在ニューヨークにいるタクシン暫定首相は、緊急事態令を布告すると共に、ソンティ陸軍司令長官を即日解任した模様。

(タイ時間 23:20)

http://thaina.seesaa.net/article/24030893.html

クーデター発生か!!

 19日夜、軍の戦車及び部隊が首相官邸を包囲すると共に、軍隊の一部が首相官邸に入場した模様。

現在、国内の地上波、TTV、ASTV等のテレビ局は全て国民に呼びかける警告文のみを映し出していますが、時々民主主義体制下に於ける行政機構改革委員会(?)名で、現在軍を中心に対立を生んだ不公正な行政制度の改革に取り組んでいる様な意味合いのアナウンスが挟まれています。

 また、現在ニューヨークにいるタクシン暫定首相は、バンコク全域に緊急事態令を布告すると共に、ソンティ陸軍司令長官を即日解任した模様。しかし、タンマラック暫定防衛大臣はクーデター発生の噂を否定している模様。

 また、首相官邸周辺でタクシン支持派の軍とクーデター軍が対峙しているとの情報や、旧国会議事堂前のロータリー及びラチャダムヌゥン通りが戦車で封鎖されているとの情報も。

尚、現在のスケジュールではタクシン暫定首相は22日にタイに帰国する予定。

 単なるネット事情だけかも知れませんが、23:30現在国内の殆どのニュースサイトにアクセスできない状態です。

 参考までにクーデターはタイ語でラットプラハーンと言います。

(タイ時間 23:20掲載 23:55最終更新)
コメント一覧
おかあつ   2006年09月20日 02:29
<タイ>クーデター、軍が首都制圧か 首相は非常事態宣言

 【バンコク浦松丈二】国連総会出席のためニューヨークに滞在しているタイのタクシン首相はタイ時間の19日午後10時(日本時間20日午前0時)すぎから、タイ国内のテレビを通じ、非常事態宣言を発表した。しかし、首相に反対する部隊は首相府やテレビ局を占拠し、バンコク市内の制圧を発表した。
 タクシン首相は、国軍トップのソンティ最高司令官を解任し、前最高司令官のルアンロー国防次官に治安維持権限を委託した。タイ国軍は公式の発表をしていないが、同日夜からバンコク各地に軍が出動し、厳戒態勢を敷いている。
 タイのテレビ各局は番組を変更し、国軍と警察は「政治改革委員会」を設置したとの字幕を流している。また、国王についての記録映像を放映し、「国軍と警察がバンコクと周辺をコントロール下に置いている」としており、国軍の一部がテレビ各局を制圧し、管理下に置いている模様だ。
 首相府周辺では、国軍の戦車が包囲し、封鎖している。ロイター通信によると、50人前後の兵士が首相府を警備していた警察部隊に対し、武器を置くよう命じたという。
 タイでのクーデターは、1991年2月にスントン軍最高司令官らがクーデターで憲法を停止し、軍政を敷いて以来15年ぶりになる。
 タイの憲法規定では、国王が三軍を統帥しており、プミポン国王の意向が国軍の方針を決める大きなかぎを握りそうだ。
 タクシン首相は、今月9日からアジア欧州会議(ASEM)首脳会議(ヘルシンキ)や非同盟諸国会議(NAM)首脳会議(ハバナ)などに相次いで出席していた。22日にニューヨークから帰国する予定だったが、現地時間の19日夜にも帰国する準備を進めている。
 タクシン首相をめぐっては、首相一族の不透明な株取引をきっかけにして今年初めから辞任要求運動が高まった。タクシン首相は4月4日に「国民和解」のため、次期国会で首相指名を受けないとして退任を表明したものの、その後も国会が開けない事態が続き、首相交代が実現していなかった。
 外務省によると、タイ在住の邦人は登録されているだけで約3万3000人。バンコク周辺にはには大半が居住しており、日本人旅行者も多い。
(毎日新聞) - 9月20日2時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000003-mai-int
おかあつ   2006年09月20日 02:30
軍・警察がバンコクの全権を掌握か

 クーデターを引き起こした立憲君主制下に於ける行政改革委員会は19日23時過ぎ発表した公報文書第一号の中で、国内正常化を実現する為に三軍の長及び国家警察の長がバンコク及び近郊の全権を掌握した旨アナウンスした上で、国民に理解と協力を要請しています。

 また、行政改革委員会の委員長としてソンティ陸軍指令長官の名前がアナウンスされています。

(タイ時間 0:10)

http://thaina.seesaa.net/article/24033026.html
おかあつ   2006年09月20日 02:32
首相府近くの橋上に戦車、静まりかえるバンコク

 【バンコク=太田誠】バンコク中心部にある首相府の東約100メートル付近の橋の上には19日午後10時50分(日本時間20日午前零時50分)ごろ、戦車2台が道をふさぐように停止し、一般車両が通れないように交通を遮断した。

 戦車は銃口を首相府とは反対側の交差点側に向け、橋の中央に停止。戦車の上では兵士が機関銃に手をかけて、周囲を見渡しながら警戒する様子がみられた。現場付近では、普段は歩き回る市民の姿は見あたらず、時折、パトカーが通る以外はひっそりと静まりかえっていた。

 兵士らは赤と白の旗がついた木のポールを立て、橋の上に非常線を築こうしているようにみえた。

 また、首相府近くの国会議事堂前にも戦車2台が陣取り、南東側に位置する首相府に近づかないように交通を遮断した。
(読売新聞) - 9月20日1時52分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000117-yom-int
おかあつ   2006年09月20日 02:33
【タイ】タイ陸軍と警察、政治改革の委員会設置

 ロイター通信によると、タイ陸軍と警察は、政府を掌握し政治を改革するための委員会を設置したとテレビを通じて声明を発表した。国民に対して平静に対応するように求めた。

 国連総会に出席中のタクシン首相による演説は19日に前倒しされたという。
(NNA) - 9月20日1時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000998-nna-int
ごーやん   2006年09月20日 02:34
えらいこっちゃなー。

今、妻はバンコクにいてるのに・・・。
おかあつ   2006年09月20日 02:34
タイでクーデター、陸軍が実権掌握と発表

 【バンコク=川辺徹】タクシン首相(57)の進退を巡って政治危機が続くタイで、陸軍が19日夜(日本時間20日未明)、地元テレビ局を通じ、「プミポン国王を長とする政治改革のための委員会が実権を掌握した」と発表した。

 首都バンコクの首相府付近には、戦車が展開し、軍が首相府を占拠したとの目撃証言もあり、陸軍によるクーデターとみられる。地元テレビは静止画像で放映しているほか、テレビ各局に軍兵士が入ったとの情報もある。

 タクシン首相はこの日、国連総会出席のため米ニューヨークに滞在中。首相府を通じて同日午後9時15分(日本時間同11時15分)、首都バンコクに非常事態宣言を発令するとともに、ソンティ陸軍司令官を解任すると発表した。首相は急きょ帰国の途についた。首相と反首相勢力がそれぞれ正統性を主張している状態で、タイの政治混乱は激しい権力闘争に発展した。
(読売新聞) - 9月20日2時23分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000017-yom-int
おかあつ   2006年09月20日 02:37
>今、妻はバンコクにいてるのに・・・。
マジですか? 大丈夫ですか?

すぐどうこうということにはならないとは思うけど...。 クーデータだということだけは伝えて、外に出歩かないように(この夜更けに出歩かないとは思いますが) いった方がよくないですか...?
おかあつ   2006年09月20日 02:40
タクシン首相、国連総会出席でNYに

 【ニューヨーク=白川義和】タイのタクシン首相は19日に開幕した国連総会一般討論に出席するため、ニューヨークに滞在している。18日には同市内で、タイをはじめとするアジアの民主化について講演した。

 タクシン首相は記者団の質問に対し、首相続投の可能性について、「私自身が混乱している」として、まだ決定していないことを強調。「野党陣営は私を引きずりおろそうとしているが、私は党のリーダーでいるだろう。首相職を続けるかについては、選挙の告示日までに決める」と述べていた。
(読売新聞) - 9月20日1時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060919-00000118-yom-int
おかあつ   2006年09月20日 02:42
<タイ>首相の非常事態宣言…政治状況、危機的に

 タイのタクシン首相が19日夜、非常事態宣言を発表したことにより、今年1月以来混迷を続けてきたタイの政治状況が危機的状況に陥った。国軍内で発生したソンティ司令官らによるクーデター計画を察知した政権による瀬戸際の防衛手段だとみられ、水面下で国軍や政府を巻き込んだ暗闘が続いている模様だ。
(毎日新聞) - 9月20日1時31分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000008-mai-int
おかあつ   2006年09月20日 02:54
面白い本と、面白い書評を見つけた。 すごく面白い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/412101149X


(書評の引用) ...
 クーデターをちゃっかり政治の「日常」に取り入れてしまってるタイの政治の話。
 民主主義が腐ってくると無血クーデターをやって、ついでに議会政治では話のすすまない難しい事をちゃかちゃかやる。で、「絶対権力」が腐敗する前に、民主主義にソフトランディングする。タイの政治はその繰り返し。

 しかも、何度もそういうことをやっているので、誰もがクーデター馴れしていて、新しい暫定憲法の作り方、どこをどう抑えたらいいか等ノウハウがすごく蓄積してる。
 民衆の方も、「今週はクーデターだから、テレビがつまらない」とか言ってる。日本は毎日テレビがつまらないから、毎日がクーデターみたいなものだ。

 本筋にはそれほど関係ないが、タイにはかつて世界史上唯一の哲人王が在位していたことでも有名である。これもこの本に出てくる。このラーマ4世モンクット王は、プラトンは15年でいいといってるところを、27年もパーリ蔵経を勉強し(ついでに自分で宗派を興し)、さらには英語・フランス語・ラテン語・パーリ語などの語学力を駆使しそれまでの鎖国状態から開国→きわどい外交をやってのけ、さらには王宮の占星術師に総スカンをくらいながら日食を正確な計算で予言してみせたりした。ちなみにモンクット王はミュージカル「王様と私」での、若い「王様」がそれ。

...

すごい。この本。 すごい。 この書評。 すごい。 この王様。
おかあつ   2006年09月20日 02:56
行政改革団、全土の全権を掌握すると共に憲法を一時停止

 立憲君主制下に於ける行政改革団は第三号公報文書の中で、国土の全権を掌握した事を明らかにした上で、改革実現の為に1997年憲法の全文を一時停止させる(三権の機能も一時停止)と共に、当面は行政改革団の発布する規則に則り統治が行われる旨アナウンスした模様。

 尚、枢密院の機能は停止させない事を明らかにしているようです。また、一部報道によると、元国軍最高司令長官のスラユット枢密院評議会議員が暫定首相に就任する模様。

 一方、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は20日0:30過ぎ、ASTVのNews1の中で、ソンティ陸軍司令長官を首班とする政治改革団が全権を掌握した事は、早期の正常化を実現させ、中立的な首相による政治改革を実現させることに繋がる歓迎できる出来事であるとの声明を発表しました。

 尚、20日予定されていた市民集会の中止が決定された模様。また、ASTVによると、同局以外の放送局は、当局側がブロックしており、職員が社屋に入れない状態にある模様。

(タイ時間 0:55)
http://thaina.seesaa.net/article/24034156.html
ごーやん   2006年09月20日 02:58
ええ、もう随分前に電話しました。

じゃあ、寝てたんですけど、「クーデターやで!」って言うたら「えっ、マジ!!!」と言って宿泊中のホテルのロビーに情報収集にいっちゃいました。

彼女のホテルはクーデターの起こっているところからは遠いところなので、大丈夫やとは思いますが、政治とか大好きな彼女にとってはそんなことはどうでもいいみたいな感じでした。

こういう時にバンコクにいれるなんて凄い!くらいに思ってると思います。

どうやらこの事件を受けて、アメリカで株価が大幅に落ちてるみたいですね。

このクーデターにより、犠牲者が一人も出ないことを心から祈ってます。
おかあつ   2006年09月20日 03:00
【タイ王国の歴史について】

... 絶対君主制から立憲君主制へ

第一次世界大戦とその後の世界恐慌は、タイに深刻な不景気をもたらしました。1932年、欧州に留学し、民主思想を学んだ一部軍人によりクーデターが起き、絶対君主制から立憲君主制へと移行しました。
当時の国王ラーマ7世は国内の混乱を避けるため外国へ亡命し、替わってラーマ8世が即位しましたが、ラーマ8世は事故のため急逝、王弟のプミポン・アドゥンヤデート殿下が9世王として即位、現在に至っています。現国王の名君の誉れ高いことは世界的にも有名で、96年6月に即位50年を迎えました。
タイ独自の民主政治の形を模索しつつ、タイ式クーデターも現在に至るまで何度も繰り返されていますが、97年9月に民主的な内容を盛り込んだ憲法改正が行われ、今後が注目されています。

http://www.thaiembassy.jp/thailand/j-history.htm
おかあつ   2006年09月20日 03:05
>宿泊中のホテルのロビーに情報収集にいっちゃいました。
(^-^;;;;;;;;;

... でも... まぁ 大丈夫みたいですね。 僕も不勉強で全く知らなかったのですが ... いろいろよんでみると... タイではよくあることなのかもしれませんね。
吹雪   2006年09月20日 03:45
ニュースを見て、最初におかあつさんのことが頭に浮かびました。
こんな、日本の隣近所的な国でもクーデターとかって起こるものなんですね…
おかあつ   2006年09月20日 03:49
>ニュースを見て、最初におかあつさんのことが頭に浮かびました。

なんか、恐縮です。(^-^;;

最初かなりビビッたのですが、タイのクーデターはかなり頻繁にあるらしいです。 まるでタイの文化みたいです。 かなり高い確率で無血であるそうです。

そのせいか、僕のいる東北地方では、クーデターだというのに、みんなのんびりしてます。

ネットで見かけたうわさですが... 「今日はクーデターだからテレビが面白くなくてさぁ... 」 というセリフは過激ですが、なんだか、そういうものらしいです。
おかあつ   2006年09月20日 04:16
行政改革団、全土の全権を掌握すると共に憲法を一時停止

 立憲君主制下に於ける行政改革団は第三号公報文書の中で、国土の全権を掌握した事を明らかにした上で、改革実現の為に1997年憲法の全文を一時停止させる(三権の機能も一時停止)と共に、当面は行政改革団の発布する規則に則り統治が行われる旨アナウンスした模様。

 尚、枢密院の機能は停止させない事を明らかにしているようです。

 一方、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏は20日0:30過ぎ、ASTVのNew1の中で、ソンティ陸軍司令長官を首班とする政治改革団が全権を掌握した事は、早期の正常化を実現させ、中立的な首相による政治改革を実現させることに繋がる歓迎できる出来事であるとの声明を発表しました。

 尚、20日予定されていた市民集会の中止が決定された模様。また、ASTVによると、同局以外の放送局は、当局側がロックしており、職員が社屋に入れない状態にある模様。

 20日1時過ぎ現在、僅かにソンティ・リムトーングン氏のASTV系のNews1のみが報道を許されている状態。(もしかすると行政改革団と通じていた?)

 また、タクシン支持派の軍関係者が首都圏近郊で体制を整え始めているとの報道も。

---------------------------------

 報道によると、第一から第三方面部隊がクーデターの主力戦力として関与、またタクシン暫定首相のクーデターに関する発表を放送しようとした(それとも放送した?)MCOTの総裁及びタンマラック暫定防衛大臣の身柄が行政改革団側により拘束された模様。

 また憲法の停止により三権の機能も停止された旨アナウンスされましたが、司法に関しては憲法裁判所の機能のみが停止され、その他の裁判所は、今後行政改革団が公布する規則に則り任務を遂行するとしているようです。

(タイ時間 0:55掲載 1:35最終更新)


http://thaina.seesaa.net/article/24034156.html
おかあつ   2006年09月20日 04:29
クーデターのうわさ強まる、マスコミが待機
2006/9/19 (21:58)| 主要ニュース 政治

【タイ】19日夜、タイの報道機関、政党の間にクーデターの情報が飛び交っている。新聞、テレビの記者が待機態勢に入ったほか、与党・愛国党もバンコク都内の党本部に議員全員を召集したもようだ。

http://www.newsclip.be/news/2006919_006819.html
おかあつ   2006年09月20日 06:18
タイでクーデター、軍が全権掌握か
2006/9/20 (02:17)| トップニュース 政治

【タイ】タイで19日夜、ソンティ陸軍司令官を首班とするクーデターが起き、バンコク都内の総理府、テレビ局などを軍が制圧した。クーデター団は内閣と上下両院の解任・解散、憲法の停止を布告し、全権を掌握したもよう。

 ソンティ司令官と国軍最高司令官、海軍司令官、空軍司令官は20日午前0時過ぎ、バンコク都内のチットラダー宮殿でプミポン国王に謁見し、状況を説明。謁見を許されたことで、クーデターは正当性を得たもようだ。

 国連総会出席のためニューヨークに滞在していたタクシン首相は19日午後10時15分、国営テレビ局チャンネル9を通じ、バンコクに非常事態宣言を発令、ソンティ陸軍司令官の解任を発表したが、バンコクに入った陸軍部隊が総理府、テレビ局などを次々に制圧し、地上波テレビは午後10時半ごろから全局が放送を停止した。同11時半には陸軍将官が地上波全局で「民主主義による行政改革団」による政権掌握を発表。有料テレビが放送しているCNN、BBC などのニュースチャンネルは11時半ごろから視聴できなくなっている。

 「民主主義による行政改革団」はタクシン政権の汚職を糾弾し、暫定統治の後、できるだけ早く民政移管すると約束している。また、20日を休日にすると発表した。 

http://www.newsclip.be/news/2006920_006822.html
おかあつ   2006年09月20日 06:19
行政改革団、20日を休日に

 行政改革団は20日を公共機関及び銀行の休日にすると発表しました。この決定によりタイ証券取引所の取引も休止させる事が決定されました。

(タイ時間 2:55)

http://thaina.seesaa.net/article/24036391.html
おかあつ   2006年09月20日 06:20
行政改革団、各省庁の次官、局長クラスの出頭を命じる

 立憲君主制下に於ける行政改革団は20日2:20過ぎ、行政改革団の政策方針を知らせるために、各省庁の次官及び局長クラス、バンコク及び近郊の各大学の学長等に対して所定の場所に出頭するよう命じました。

 また、行政改革団のソンティ大将は、既に国王に拝謁し現在の情勢を報告済みである模様。(事実上の実権掌握?)

(タイ時間 2:30掲載 2:40最終更新)

http://thaina.seesaa.net/article/24035998.html
おかあつ   2006年09月20日 17:08
<国連>タイ・クーデターを批判 アナン事務総長

 国連のアナン事務総長はタイでのクーデターについて「国連は民主的手段での政権交代を支持しており、望ましい出来事ではない」と批判した。その上で「彼らは国王の指導の下で民主主義制度を確立している。できる限り早くその制度を復活させ、民主主義に立ち戻ることを確信している」と述べた。
(毎日新聞) - 9月20日10時19分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000028-mai-int&kz=int
おかあつ   2006年09月20日 17:24

アナン事務総長に、このクーデターの特殊性を説明できる人は、ぜひ説明してあげてください...。 どれくらい高度な説明力が求められることだろう。

実際、もう一回選挙をやったところで、タクシンが勝つだけなんだよね。 単純計算でも、地方部のタクシンの支持層は都市部の反タクシン派の4倍はいるわけで、これをちゃんと民主的に選挙をしたとすれば、間違いなくタクシンが勝つ。 正しく民主主義的に処理すれば、間違いなくそうなる。

この背景には、凄まじい地方格差問題とか、歴史的な背景からくる差別とか、タイ式の学歴社会とかが、複雑に絡まってる。

また、国を運営する手腕という意味で行けば、間違いなくタクシンはすごい有能だし、合理的に見ればタクシンの方が国をキチンと切り盛りする能力があると思う。 僕が見ている感じだと、どちらかといえば、タクシンのほうが理に適った事を言っている。 反タクシン派ソンティの言っている事は支離滅裂だ。

じゃぁ何でこうなるのかといえば、それは、タクシンが和を乱しているからではないかと思う。 タイではいくら有能でも和を乱す人は適任ではないのではないか。 タイでは合理性よりは、和の心、気持ちや心を大切にするからなのだと思う。 タイは、西洋的な合理主義よりも、きわめてアジア的・仏教的な考え方が強いのだと僕は思った。
おかあつ   2006年09月20日 17:25
「軍統治は一時的」クーデターの陸軍司令官がTV演説

 【バンコク支局】ソンティ陸軍司令官は20日午前9時(日本時間同11時)過ぎ、テレビ演説し、「軍による統治は一時的なものとなる」と国民に説明した。

 また、長引く政治混乱を収拾するため、軍が権力を掌握する必要があったとして国民の理解を求めた。クーデターを起こした理由について、〈1〉タクシン政権の汚職横行〈2〉国王の軽視――などを挙げた。
(読売新聞) - 9月20日13時28分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000003-yom-int&kz=int
おかあつ   2006年09月20日 17:26
<タイ・クーデター>平穏なバンコク 観光客が記念写真も

 【バンコク春日孝之】戒厳令が発令されたタイの首都バンコク。首相府などの付近に戦車や装甲車で詰める兵士に緊張感はない。市民や観光客が周囲に集まり、記念写真を撮るなど「静かなクーデター」を印象づけた。
 「クーデター発生」の情報が流れた19日午後9時すぎ。2台の戦車が待機する首相府北門前で実況していたテレビ局の女性記者(35)に、日本人観光客が「何のイベントですか?」と声をかけた。記者は「クーデター取材は初めてだけど、タイ式クーデターは平穏そのものね」。ただ、クーデターには「民主主義をおとしめるから正当化できない」と話した。
 戒厳令が出た後の翌20日午前1時。北門周辺には15人ほどの兵士が詰めているが、時折タバコを吸ったり、談笑したりしている。テレビのニュースでクーデターを知ったタイ航空の女性社員(23)は、完全武装して戦車の前に立つ兵士を「よくやったね」と激励、一緒に写真に収まった。社員は「タクシン首相は嫌い。首相一族は不透明な株取引で大もうけをしたから」と笑顔で語った。
 夫の駐在に伴って今年4月からバンコクで暮らす小川由美さん(40)は「まさかバンコクでこんなことがあるなんて。日本人学校と幼稚園は臨時休校になり、外出が禁止されているので、買い物ができるかも心配」と不安な表情をみせた。
(毎日新聞) - 9月20日11時39分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000034-mai-int&kz=int
おかあつ   2006年09月20日 17:27
<タイ>首相の強権・腐敗体質、クーデター招く

 【バンコク藤田悟】タクシン首相は従来のタイの政治家には見られなかった強烈なリーダーシップが評価される一方、周囲の意見に耳を傾けない強権体質や身内や取り巻きを優遇する利益誘導体質が批判を浴びてきた。4月の総選挙直後に退任表明しながら、総選挙やり直しが決まると続投に意欲をにじませる発言をするなど、権力をかさにきた「開き直り」がクーデターを招いたと言える。
 携帯電話などの通信事業で一代で財閥をなしたタクシン氏は01年の総選挙で勝利し、政権を発足させた。トップダウンで政策を即決する首相は政界に新風を吹き込み、「タイのCEO(最高経営責任者)」と称されるまでになった。一方で、野党やマスコミの批判を「少数意見に過ぎない」とはねつける強権姿勢は不信を広げていった。
 批判の高まりのきっかけとなったのが今年1月、親族名義で保有する2100億円という巨額の株をシンガポールの投資家グループに売却し、巧みな工作で課税を免れた株取引だ。一気に反タクシン運動に火がつき、市民団体による首相辞任要求のデモ・集会が繰り返された。
 首相は4月2日の総選挙後、「国民和解のため」として新国会発足後に退任する意向を表明。しかし、裁判所が選挙の無効・やり直しを決めたのを受け、「私に首相を続けてほしいという人もいる」などと続投を示唆する発言をし、野党などから批判を招いていた。
 地元紙報道では、タクシン首相は事前にクーデター計画の情報を得ていた模様で、首相夫人と長男はクーデターが公になる直前の19日午後9時、首相側近のネウィン首相府相を伴い、シンガポールに向けて出国したという。
(毎日新聞) - 9月20日10時3分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000026-mai-int
おかあつ   2006年09月20日 17:28
<タイ>クーデターは成功 国王も黙認か

 タイで19日夜にクーデターを実行した国軍がバンコクの要所を制圧したことでクーデターは成功の公算が大きくなった。ニューヨークに滞在しているタクシン首相の出方が注視されているが、国民の圧倒的な崇拝を受けるプミポン国王もクーデターを黙認しているとみられ、今後、暫定政権樹立に向けた動きが進む見通しが強い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000032-mai-int
おかあつ   2006年09月20日 17:32
<タイ・クーデター>在日留学生、旅行者からは不安の声

 タイで起きたクーデターで、現地に進出している企業などは情報収集を急いだ。首都バンコクには戦車や装甲車が配置されたが、混乱はない。外務省が渡航をできるだけ控えるよう呼びかける中、成田からは観光で多くの人が現地に向かった。
■在日タイ人
 法務省入国管理局によると、外国人登録しているタイ人は昨年末で3万7703人。日本に滞在するタイ人からは不安の声が上がった。
 東京外国語大に昨年10月から留学しているセーンジャイムーン・カンラヤさん(26)に20日未明、バンコクの友人から「非常事態」の一報がメールで入った。「最初は何が起きたかも分からず、恐ろしかった。朝になったら情勢が沈静したと聞いて一安心した」と話す。しかし父母をはじめ家族がいる。「心配なので帰りたいが、情勢が混乱して、こわくて帰れない」と声を詰まらせた。
 バンコク出身で東京都内のタイ料理のレストランを経営する会社の女性社員(26)は「昨日知人の電話でニュースを知りびっくりした。今朝、バンコク市内にいる家族から電話がかかってきた。話の内容では心配しなくていいようだ。一日たてば平静になると思う」と話した。
■成田空港
 成田国際空港では、20日早朝からバンコク便が次々に発着した。運航は通常通りで、キャンセルもほとんどなくクーデターの影響は今のところほとんど見られない。
 バンコクから帰国した群馬県高崎市、自営業、梅田則行さん(57)は出発直前に空港で流れた現地のテレビニュースでクーデターを知ったという。「空港内も平穏で実感がなかった。ただ、銃を携えている兵士が何人かいたのが目に付いた」と語った。
 出発する旅行客からは不安の声も聞かれた。タイ北部のチェンマイ観光に向かう東京都三鷹市、サービス業、永田梓さん(26)は「ニュースで知って驚いたが、現地にいる友人に電話をしたら『心配はいらない』ということなので行くことにしました」と足早に搭乗口に向かった。
 日本航空、全日空によると、同空港発着便は今後も通常通り運航の予定。午前9時半現在、団体旅行のキャンセルは出ていないという。【柳澤一男、三浦博之】
■旅行会社
 国内の旅行会社各社は、ツアーなどでタイに滞在する日本人旅行者の安否確認などに追われた。
 近畿日本ツーリスト(東京都)では、20日現在、タイ滞在中の旅行者は115人。広報担当は「旅行者にはデモや集会をしている場所には近づかないことなどを伝えた。パッケージツアーのプログラムは実施する方針だが、状況によってバスのルートを変えるなど、臨機応変に対応したい」と話した。
 滞在中の旅行者を集計中というエイチ・アイ・エス(同)は「現地の代理店の話では、街は落ち着いている。ツアーは予定通り実施する方針」と話している。
 一方、阪急交通(大阪府)は、20日朝に名古屋や大阪から出発予定だった計34人分のタイ行きツアーを中止した。同社は「現地の安全が確認され次第、ツアーを再開する」としている。
 ◇渡航控えよ外務省呼びかけ
 外務省は20日、現地では大きな混乱はないとしながらも、滞在中の日本人には自宅やホテルに待機するとともに、今後現地入りを予定している人たちに渡航をできるだけ差し控えるよう注意を呼びかけた。同日午前の段階で、日本人が被害に遭ったとの情報はないという。
 同省によると、05年10月現在、現地に滞在する日本人は3万6327人で、進出している日本企業は1257社。
■日本企業
 タイに拠点を持つ日本企業の担当者は早朝から情報収集と現地駐在員の安否確認に追われた。
 家電製品の製造工場などタイ国内に21の現地法人を構える松下グループは、20日の業務停止を決めた。松下電器広報グループは「タイに出向しているグループ社員約160人全員に連絡がつき、無事を確認した。戒厳令が解かれるまでグループ社員のタイへの出張も見合わせる」としている。
 75人の駐在員を抱える三井物産(東京都)の広報担当者は「現地から『市内は平静。軍からの通達で、今日は休業にする』と一報があった。社員に危害はないようで、いつ営業が再開できるか確認している」と話した。
 ナイロンなどを生産する東レはバンコク郊外に三つの生産拠点を構える。広報課は「通常通り業務を行う予定。ただ情報が混乱しており、現地の状況を見極めて対応を決めたい」としている。【工藤哲、木村光則】
(毎日新聞) - 9月20日13時36分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000048-mai-soci
おかあつ   2006年09月20日 17:34
麻生外務大臣談話
タイにおける政変について
平成18年9月20日

1. 9月19日、タイにおいて、ソンティ陸軍司令官を議長とする「民主主義統治改革評議会」が国家の統治権を奪う事態が発生したことは残念である。我が国としては重大な関心をもって事態の推移を注視している。
2. 我が国は、速やかに状況が正常化し、民主的な政治体制が回復されることを強く期待する。
3. これまでのところ、在留邦人に被害等が出たとの情報はないが、在タイ大使館から在留邦人に対して注意喚起を発出する等邦人の安全には最大限の注意を払っている。

(参考)

 9月19日夜からソンティ陸軍司令官を長とする「民主主義統治改革評議会」は、統治権を掌握したとして、以下の内容の布告を発表した。

* 今回の統治権の掌握は永久的なものではなく、できるだけ早く民主主義のもとに国民に統治権を返還する。
* 現行97年憲法の停止。内閣、憲法裁判所の機能の停止。
* 首相が不在の期間、革命団議長またはその指名した者がその権限を行使する。大臣については特別の指示があった場合を除き各省次官がその権限を行使する。

 タクシン首相は国連総会出席のため訪米中。今次政変に際し、ニューヨークより非常事態宣言発出を指示した。

* 各国・地域情勢(タイ王国)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/18/das_0920.html
おかあつ   2006年09月20日 17:35
タイのクーデター、外務省が渡航自粛要請

 タイでのクーデター発生を受けて、外務省は20日午前、スポット情報を発出し、タイへの渡航を予定している人に対し、状況が明らかになるまで渡航を差し控えるように勧めるとともに、在留邦人に自宅、ホテルなど安全な場所に待機し、外出を控えるように呼びかけた。

 同省によるとタイには約3万6000人の在留邦人がいるが、被害が出たという情報はないという。
(読売新聞) - 9月20日10時59分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000002-yom-pol
おかあつ   2006年09月20日 17:35
タイのクーデターで問い合わせ相次ぐ=日本企業などから-外務省

 タイのクーデターで、外務省の海外邦人安全課には20日午前6時前から職員が出勤。タイの危険情報を4段階の下から2番目に引き上げ、注意を呼び掛けるとともに情報収集に当たった。同日午前までに、日本人がけがなどをした情報はないという。
 同課には旅行会社や現地に駐在員を置く日本企業などから、未明に約50件の問い合わせがあり、早朝からも数十件の電話が続いた。 
(時事通信) - 9月20日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000038-jij-pol
おかあつ   2006年09月20日 17:36
 タイのクーデターを受け、麻生外相は20日、「陸軍司令官を議長とする『民主主義統治改革評議会』が国家統治権を奪う事態が発生したことは残念」と指摘した。また「わが国としては重大な関心をもって推移を注視している。速やかに状況が正常化し、民主的な政治体制が回復されることを強く期待する」との談話を発表した。
(毎日新聞) - 9月20日10時51分更
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000035-mai-pol
おかあつ   2006年09月20日 17:44
クーデターは成功しない=タイ政府報道官

 [ニューヨーク 19日 ロイター] タイ政府のスラポン報道官はロイターに対し、首都バンコクでタイ軍部が起こしたクーデターは成功しないと述べた。
 報道官はタクシン首相とともに国連総会出席のためニューヨークに滞在。「軍部関係者の一部がクーデターを試みたが、われわれはクーデターが成功しないことを確認した」と話した。
 同報道官は、タイ政府が事態を掌握しているとし、タクシン首相が19日に国連で演説した後、いつ帰国するかは決まっていないと付け加えた。
 
(ロイター) - 9月20日6時56分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000961-reu-int
おかあつ   2006年09月20日 17:48
新興国市場がトリプル安、タイ政変とハンガリーの暴動で

 [ニューヨーク 19日 ロイター] 19日の新興国金融市場は、タイで起きたクーデターとハンガリーでの暴動を受け、株式、債券、通貨がトリプル安となった。ただ、欧州と米国の投資家は、アジア市場の反応を注意深く見守っている。
 タイでは19日、クーデターを起こした軍部が首都バンコクを掌握し、憲法改革への委員会設置を発表。タクシン首相は国連総会出席のためニューヨークに滞在中だった。
 タクシン首相がバンコクに非常事態を宣言したとのニュースなどを受け、新興国株式市場の指標指数であるISHR・MSCIエマージング・マーケッツは2%強下落した。
 タイ軍は、20日は政府官公庁は閉庁、銀行と市場も休みにすると発表している。
 19日のニューヨーク外為市場では、バーツが1日の下落率としては過去3年で最大となる1.3%以上の急落。これを受け、その他のアジア通貨も幅広く売られた。
 債券市場では、新興国債券市場の指標とされるブラジルのグローバル債(償還2040年)が下落、130.125(ビッド)、利回り6.490%となった。
 また、ハンガリーで19日に暴動が発生したのを受け、東欧株式市場も下落。ブダペスト株式市場で主要指数が1.21%下げたほか、ポーランド株式市場が0.87%安、チェコ株式市場が1.03%安となった。
(ロイター) - 9月20日8時11分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000988-reu-bus_all
おかあつ   2006年09月20日 17:49
[ブダペスト 19日 ロイター] ハンガリーのジュルチャーニ首相は、前日の反政府抗議活動を受けてロイターのインタビューに応じ、辞任する意向はないと表明、経済改革を推進する、との構えを示した。
 同首相は「辞任すべきかを考えたが、『ノー』との結論に達した」と述べた。また痛みを伴う経済改革について有権者に適切に説明できなかったと認めた上で、社会党から全面的な支持を得ている、とも述べた。
 
(ロイター) - 9月20日6時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000972-reu-int
おかあつ   2006年09月20日 17:53
二週間以内に臨時憲法制定、文民統治に移行

 行政改革団首班のソンティ大将は、外国人記者団との会見の席上で、二週間以内を目標に制定を急いでいる臨時憲法の公布をもって、行政改革団の役割を終え文民政府に権限を委譲する方針を明らかにしました。

 ソンティ大将によると、現在首相として最も適切な人物の人選作業を進めており、いずれにしても国王を元首として抱く民主主義体制を愛する人物が就任する事になるとのこと。

http://thaina.seesaa.net/article/24067322.html
おかあつ   2006年09月20日 18:10
タイのタクシン政権崩壊、金権に強い批判


20日、バンコクの首相府近くで市民から花を受け取る兵士=ロイター

 【バンコク=川辺徹】タクシン首相(57)の進退を巡り、政治危機が続いていたタイで19日に起きたクーデターで、陸軍スポークスマンは同日夜、地元テレビ局を通じ、軍と警察で構成する「民主改革評議会」が全権を掌握したと発表した。

 同評議会は全土に戒厳令を布告。現行憲法廃止とともに、上下両院、内閣、憲法裁判所の停止も宣言した。2001年に発足したタクシン政権に対しては今年に入り、一族の株取引に絡む疑惑や強権的手法への批判が高まっていたが、軍の離反を引き起こし、崩壊に追い込まれた。軍によるクーデターは1991年以来、15年ぶり。

 国連総会出席のため米ニューヨークに滞在中のタクシン首相は19日夜、首都バンコクに非常事態宣言を発令するとともにクーデターを主導したソンティ陸軍司令官解任も発表したが、評議会側は首相の非常事態宣言を無効とした。タイの英字紙ネーション(電子版)は、消息筋の話として首相はロンドンに向かう可能性があると伝えた。

 評議会を指揮するソンティ陸軍司令官らは全権掌握を宣言後、バンコクの王宮を訪れプミポン国王と会見。同司令官は20日午前9時(日本時間同11時)過ぎ、テレビ演説し、クーデターを起こした理由について、「タクシン首相の前例のない汚職体質」や「繰り返し国王を侮辱した」ことなどに言及、政治混乱を収拾するため、軍が権力を掌握する必要があったと説明した。ただ、「軍による統治は一時的なもの」と述べ、早期に民政移管する方針を明らかにした。

 ネーションによると、民主改革評議会は首相側近のチャチャイ副首相を拘束。与党・タイ愛国党のスダラット農相は家族とともにパリに逃亡。バンコク・ポスト紙によると、首相の妻と長男は、ネウィン首相府相を伴って19日夜、シンガポールへ向けて出発した。

 陸軍は19日夜、首相府や国連ビル、国会議事堂が集中するバンコク中心部の官庁街を押さえ数百人の兵士を配備した。現在のところ治安は維持されている。

 陸軍がクーデターに踏み切った背景には、タクシン政権の金権体質や首相の強権手法への反発がある。

 今年1月には、一族が支配する通信会社による733億バーツ(約2300億円)の不正株取引疑惑が明らかになるなど批判が高まり、首相に辞任を求める大規模デモがバンコクで頻繁に行われるようになった。

 また、11月にやり直し総選挙が行われた場合、首相陣営が地方票を集め勝利する公算が大きく、「憲法を超越した権力を持った人物が立憲政治に混乱を起こしている」と、君主制批判とも取れる発言を繰り返している首相を放置できないとする意見が広がっていた。
(2006年9月20日14時5分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060920i107.htm
おかあつ   2006年09月20日 18:11
タイ現地の松下、NEC、丸紅が休業

 タイに進出している日本企業は20日朝から現地工場の操業停止などの緊急措置をとった。

 松下電器産業は、家電やカーオーディオ製造など、タイにあるグループ企業21社すべてを休業とした。21日以降の対応は今後検討する。タイへの出張も、戒厳令が解除されるまでの間とりやめる。

 バンコク市内で約200人の従業員を抱えるNECの通信機器販売会社も20日は休業とした。「明日以降の対応は未定」(NEC)としている。日産自動車は、バンコク近郊の車両組み立ての2工場の操業を休止し、従業員約1600人を自宅待機させた。

 大手商社では、丸紅が現地法人を臨時休業とし日本人駐在員23人に自宅待機を命じたほか、伊藤忠商事も駐在員を自宅待機とした。

 一方、旅行会社はツアーの中止やキャンセルの手続きに追われた。阪急交通社が20日午前にタイに向け出発するツアーを中止したほか、外務省による危険情報の発出を受け、JTBは21~26日のバンコク行きツアーを中止することを決めた。日本旅行ではこの日、2人がツアー参加を取りやめたといい、今後のツアーについても中止を含め検討に入った。各社ともキャンセル料の免除や減額を実施する方針だ。
(2006年9月20日16時26分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060920ib02.htm
おかあつ   2006年09月20日 18:12
クーデター、安倍長官が会見で「残念、事態を注視」

 タイで陸軍によるクーデターが発生したことを受け、安倍官房長官は20日午前の記者会見で、「ソンティ陸軍司令官を議長とする評議会が国家の統治権を奪取する事態が発生したことは残念であり、我が国は重大な関心をもって事態の推移を注視している」と述べた。

 その上で、「速やかに状況が正常化し、民主的な政治体制が回復されることを強く期待している」と強調した。
(2006年9月20日11時58分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060920ia01.htm
おかあつ   2006年09月20日 18:18
タイでクーデター、陸軍が実権掌握と発表

 【バンコク=川辺徹】タクシン首相(57)の進退を巡って政治危機が続くタイで、陸軍が19日夜(日本時間20日未明)、地元テレビ局を通じ、「プミポン国王を長とする政治改革のための委員会が実権を掌握した」と発表した。

 首都バンコクの首相府付近には、戦車が展開し、軍が首相府を占拠したとの目撃証言もあり、陸軍によるクーデターとみられる。地元テレビは静止画像で放映しているほか、テレビ各局に軍兵士が入ったとの情報もある。

 タクシン首相はこの日、国連総会出席のため米ニューヨークに滞在中。首相府を通じて同日午後9時15分(日本時間同11時15分)、首都バンコクに非常事態宣言を発令するとともに、ソンティ陸軍司令官を解任すると発表した。首相は急きょ帰国の途についた。首相と反首相勢力がそれぞれ正統性を主張している状態で、タイの政治混乱は激しい権力闘争に発展した。

 タイ政府のスポークスマンは本紙に対して、「一部グループがクーデターを計画、憲法に基づく正統な政府を転覆しようとしたため」と非常事態宣言の発令理由を述べた。一方、陸軍関係者によると、午後11時(日本時間20日午前1時)現在、バンコクの陸軍司令部に幹部が集まり、緊急会議が開かれている。

 ロイター通信は、戦車10台が首都バンコクに向け移動を開始し、首相府を取り囲んでいると伝えた。英字紙ネーション(電子版)は、北部を管轄する第3、南部を管轄する第4管区の一部陸軍部隊が移動したとしている。市中心部では19日夜までに大きな戦闘は目撃されていない。

 タイ国軍は、タクシン首相の軍予備学校同級生を中心とする親首相派と、首相に批判的な反首相派に分かれている。

 タイは1932年に立憲君主制に移行後、未遂を含め16回のクーデターが起き、政治危機が深まると軍が政治に介入してきた歴史がある。今回の政治危機でも、クーデターや首相暗殺計画などの情報が頻繁に流れていた。
(2006年9月20日2時18分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060919it17.htm
おかあつ   2006年09月20日 18:38
この3つ言葉に集約されているような気がした。

> タイは1932年に立憲君主制に移行後、未遂を含め16回のクーデターが起き、政治危機が深まると軍が政治に介入してきた歴史がある。今回の政治危機でも、クーデターや首相暗殺計画などの情報が頻繁に流れていた。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060919it17.htm

> また、11月にやり直し総選挙が行われた場合、首相陣営が地方票を集め勝利する公算が大きく、「憲法を超越した権力を持った人物が立憲政治に混乱を起こしている」と、君主制批判とも取れる発言を繰り返している首相を放置できないとする意見が広がっていた。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060920i107.htm

> ソンティ大将によると、現在首相として最も適切な人物の人選作業を進めており、いずれにしても国王を元首として抱く民主主義体制を愛する人物が就任する事になるとのこと。

http://thaina.seesaa.net/article/24067322.html

74年で16回のクーデター。大体5年に1回クーデターが起きている計算だもんな... 。 民主主義とは言っても ... 『国王を元首として抱く民主主義体制を愛する人物』だからなぁ...。 それに「やり直し総選挙が行われた場合、首相陣営が地方票を集め勝利する公算が大きい」ならばこそ、選挙をしてタクシンが首相になる、それが民主主義のはずなんだけど ... そうはならない。

そこが、西洋の合理主義では説明できない、東洋の和の思想なんだと僕は思う。 タクシンは有能だけど、和を乱しすぎたということなのではないか。 そこには、合理以上に大切にされている何かが見え隠れする。


じゃぁ日本はどうかというと... 実際、日本も近いものがあるような気がする ... ただ、日本の場合、かなり合理主義に近くなっている。 だけど、日本の場合、最後の一歩が ... 西洋的に考えても、東洋的に考えても、すごく不思議な方向に 向いている気がするんだよな...。
おかあつ   2006年09月20日 23:41
二週間以内に臨時憲法制定、文民統治に移行

 行政改革団首班のソンティ大将は、外国人記者団との会見の席上で、二週間以内を目標に制定を急いでいる臨時憲法の公布をもって、行政改革団の役割を終え文民政府に権限を委譲し、向こう1年以内に総選挙を実施させる方針を明らかにしました。

 ソンティ大将によると、現在首相として最も適切な人物の人選作業を進めており、いずれにしても国王を元首として抱く民主主義体制を愛する人物が就任する事になるとのこと。

 また、ソンティ大将は、今後もスラキアット・サティヤンラタイ氏の国連事務総長ポスト就任を支援し、また、28日に予定されている新国際空港の開業も予定通り行う方針を明らかにしていました。

 タクシン前暫定首相や一族に関しては、何らかの措置を講じる予定は無く、同じタイ人として帰国を拒む意向は無いこと、またシンガポールのテマセクに売却されたシン社の資産を差し押さえる予定は一切無いことを明らかにしていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24067322.html
おかあつ   2006年09月20日 23:42
国王、ソンティ大将の首班就任を認証

 国王は20日夕方、ソンティ陸軍司令長官を行政改革団の首班として認証しました。

 これにより、行政を司る実権が正式にタクシン前暫定首相からソンティ陸軍司令長官に委譲される事になります。

http://thaina.seesaa.net/article/24086237.html
おかあつ   2006年09月21日 00:22
クーデター主導者、タイ国王が評議会議長に指名

 【バンコク=太田誠】タイのクーデターで実権を掌握した「民主改革評議会」は20日夜、テレビを通して声明を発表し、クーデターを主導したソンティ陸軍司令官がプミポン国王(78)から評議会議長に任命されたと発表した。
Click here to find out more!

 声明が事実であれば、クーデターは国王の承認を受けたことになり、名実ともに成功、今後の政治改革を推進する“大義”を得たことになる。

 同司令官はこれに先立ち20日昼、外交団や記者団などと会見し、「2週間以内に暫定首相を選ぶ」と表明した。

 クーデター後、国王の意向が間接的とはいえ示されたのは初めて。声明の中で国王は「すべての国民は平穏を保ち、政府職員はソンティ将軍の命令に耳を傾けるべきである」と述べた。

 ソンティ司令官はこれに先立ち、バンコクの陸軍司令部で政府職員、外交団、報道陣と相次いで会見。2週間以内の暫定憲法制定と暫定首相の選定をすると発表し、早期に権限を移譲する考えを表明した。暫定首相のもとで新憲法を制定し、選挙を行う方針も明らかにした。

 司令官は一方で、新憲法の起草について「1年程度かかるだろう」と指摘。選挙実施と本格的な文民政権の誕生は、来年9月以降になるとの考えを示した。

 暫定首相について、地元メディアは、タイ中央銀行のプリディヤトーン総裁が有力と報じている。

 一方、ニューヨーク滞在中に首相の座を追われたタクシン氏は、側近とともに20日、ロンドンに向かった。
(2006年9月21日0時0分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060920it14.htm
おかあつ   2006年09月21日 00:22
クーデター下タイの邦人、情報不足で不安な一日

 【バンコク=太田誠】約4万人の邦人が生活するタイで19日に起きたクーデター。現地テレビがほとんどニュースを流さないこともあり、多くの人が情報不足のなかで不安な一日を過ごした。
Click here to find out more!

 「状況はどうなっているか」。在バンコク日本大使館領事部には20日だけで、約200件の問い合わせが寄せられた。

 同領事部によると、日本から「娘や息子がタイを旅行しているはずだが大丈夫だろうか」と心配する電話も相次いだ。

 日本大使館では日本人会などに20日夕時点までに計6通のメールを発信。現況を知らせ、不要不急の外出を避け安全な場所で待機するよう促して、在留邦人の安全確保に努めた。

 盤谷(ばんこく)日本人商工会議所の坂野哲司会頭は20日、「政治混乱が更に続けば、日系企業ばかりでなくすべての企業に深刻な影響を与えるであろう」とクーデターの長期化を懸念する。

 1991年のクーデターも経験している主婦(62)は、「15年前は昼間の出来事で、子供たちが登校した後だったし、携帯電話もなかったので、より大変な思いをした。今回は比較的、落ち着いていられた」と語った。「ただ、大使館からの情報が遅すぎる」と苦言も呈した。日本人会が、大使館からの第1報として在留邦人に緊急メールを転送したのは、20日午前10時過ぎで、クーデター発生から半日が経過していた。
(2006年9月20日23時50分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060920i215.htm
おかあつ   2006年09月21日 00:27
タクシン氏、ロンドンに
2006/9/20 (15:11)| 主要ニュース 政治

【タイ】タクシン・チナワット首相はタイ時間の20日午後2時半ごろ、ロンドンに到着した。ロンドンには長女が留学中で、一族所有の不動産がある。

 妻のポジャマン氏は18日夜にシンガポールに向け出国、長男、次女もクーデター前にタイ国外に出たとみられている。また、首相側近のスダーラット農相はパリに向かったもよう。

 クーデターが発生した当時、タクシン首相、スラキアット副首相、パンサック首相顧問、スラポン政府報道官らはニューヨーク、ソムキッド副首相兼財務相とカンタティ外相はパリ、タノン財務相はシンガポールに滞在していた。このうちソムキッド副首相はシンガポールに移動したと報じられている。

 地元メディアによると、チッチャイ副首相兼法相(元警察副長官)、プロムミン首相秘書官長は軍に身柄を拘束されている。

http://www.newsclip.be/news/2006920_006831.html
おかあつ   2006年09月21日 00:33
↑このニュースを見る限り...ひょっとしたらタクシンもクーデターが起こることは知っていたのでは...。 タイには「トラの背中から降りる」という言葉があるらしい。 トラの背中に乗っている間は無敵だが、降りると食われかねないという意味らしい。

タクシンは意外と、もう首相なんて辞めようと思っていたのだが、下手に降りると闇から闇に葬り去られかねない = トラの背中から降りる方法を探していて、そのために外遊なんていう続投を匂わせながら、かつクーデターを起こし易い隙を作ることで、クーデターを起こさせた。 クーデターが起きたらそのまま外国に亡命というシナリオを書いていたとか...。 考えすぎか...。
おかあつ   2006年09月21日 03:35
南部のイスラム教委員長、クーデターを支持

 パッターニー県イスラム教委員会委員長のウェードゥーラーメー・マミンヂ氏は20日、タクシン体制が招いた社会対立を解決するとして、行政改革団によるクーデターを支持する意向を明らかにしました。

 発言の中でウェードゥーラーメー氏は、タクシン体制がもたらした社会対立の激化や不公正な行政といったクーデターを誘発する要因を根絶させる上でも、今回の行政改革団側の取り組みは支持できるとした上で、特にイスラム教徒であり、また南部問題を熟知している人物でもあるソンティ大将により、地域に公正をもたらし南部問題解決に糸口をもたらしてくれると期待を寄せていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24101488.html
おかあつ   2006年09月21日 03:39
タイ国王、クーデターを承認
2006/9/21 (01:04)| トップニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「行政改革評議会(ARC)」は20日夜、プミポン国王がARCを承認し、ソンティ陸軍司令官をARC議長に任命したと発表した。

 国王は今回のクーデターで、軍の実力行使後すぐにソンティ司令官らに謁見を許し、1日経たずして権限を確認したことになる。ソンティ司令官が政治、汚職に無縁な王党派の軍人とみられていたこと、ARCに陸海空と国軍最高司令部、警察のトップ全員が顔をそろえたことなど、過去のクーデターとは異なる要素も多く、真相はいまだにはっきりしていない。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006840.html
おかあつ   2006年09月21日 17:32
<タイ・クーデター>政治混迷に嫌気 国王の威光も大きく

 【バンコク藤田悟】タイ陸軍のソンティ司令官が率いたクーデターは、タクシン政権側による抵抗もほとんどない形で奏功し、暫定政権樹立に向けた動きが本格化した。突然のクーデターが一夜にして成功した背景には、国民の崇敬を集める国王の威光の大きさとともに、半年以上に及ぶ政治混迷に嫌気が差したタイ国民の世論の存在が大きな要素としてあった。
 国軍筋の情報によると、ここ数日、政府や経済界の要人が相次いでソンティ司令官に面会し、現在の政治状況を打開するために軍が行動を起こすよう働きかけたという。
 19日夕にも政府高官10人がソンティ司令官に行動を要請した。これを受けて司令官は最終的に蜂起を決意し、政権側にタクシン首相の辞任を要求。首相が辞任を拒否したため、司令官はクーデター決行に踏み切った。
 国連総会出席のためニューヨークに滞在していた首相はテレビ放送を通じて非常事態宣言を発表したが、首相に従う動きは国内には広がらず、クーデター計画は着々と進んでいった。
 成功の最大の要因は、ソンティ司令官が王室関係者の支援を得ているという印象が強かったことだ。司令官はプミポン国王の顧問機関である枢密院のトップ、プレム議長と親密な間柄にある。クーデターを決行した直後の19日深夜、司令官は海空軍の司令官らと国王に面会し、「王室の了承を得た」と印象付けた。
 また、1月の首相一族による巨額株売却事件以来の政治混乱は8カ月近くになり、やり直し総選挙の日程も決まらない中で、国民の政争疲れはピークに達していた。軍のクーデターは多くの国民に「最も有効な事態打開策」と受け止められた。
 一方、迅速な国軍の動きに対して求心力を低下させていた政権側は、首相が国内にいないこともあり、対抗の動きが広がるきっかけさえなかった。19日夜の時点で首相の家族がシンガポールに出国したことが明らかになり、20日朝には「首相は英国に亡命する」という情報が流れたことが、世論が首相を見捨てる流れに一気に弾みをつけた。
(毎日新聞) - 9月20日18時46分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060920-00000081-mai-int
おかあつ   2006年09月21日 17:34
↑いつも思うんだけど ... この人が書く記事は客観的だけど、いつも微妙に視点がずれてるんだよな...。
おかあつ   2006年09月21日 17:36
「クーデター支持」84%、国立大世論調査
2006/9/21 (14:59)| 主要ニュース 政治

【タイ】国立ラチャパット大学スアンドゥシット校が20日、タイ全国の2019人を対象に実施した世論調査によると、「クーデター支持」は84% (バンコク82%)で、「不支持」の16%(同18%)を大きく上回った。「政局が好転する」との回答も75%(同73%)に達した。

 調査は軍部が警戒、検閲を強化している最中に行われたため、どこまで国民の意思を反映しているか疑問だが、人々の意見、町の様子から判断すると、全体的には歓迎ムードが強いようだ。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006853.html
おかあつ   2006年09月21日 17:39
クーデター関連の意見は不可、軍が検閲強化
2006/9/21 (13:33)| ヘッドライン 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「行政改革評議会」が報道規制の強化に乗り出している。当初は全局が支配下にあるテレビの統制だけにとどめていたが、20日夜に新聞、雑誌を含めた検閲を発表。21日午後以降は、インターネットを含めた報道機関に対し、クーデターに関する意見の掲載を禁止する。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006848.html
おかあつ   2006年09月21日 22:51
すでに貼り付けた内容だけど、書き換えられていたので再度貼り付け...。

タイ国王、クーデターを承認
2006/9/21 (01:04)| 主要ニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「行政改革評議会(ARC)」は20日夜、プミポン国王がARCを承認し、ソンティ陸軍司令官をARC議長に任命したと発表した。国王は今回のクーデターで、軍の実力行使後すぐにソンティ司令官らに謁見を許し、1日経たずして権限を確認したことになる。

 ソンティ司令官は政治、汚職と無縁な王党派の職業軍人として知られ、国王の諮問機関である枢密院のプレム議長(元首相、元陸軍司令官)、スラユット枢密顧問(元陸軍司令官)と近い関係にある。

 プレム議長は国王の代理人的立場の人物として、過去10年以上批判の対象外だったが、タクシン前首相は6月末、「憲法の外にいるカリスマ的な人物が騒乱を起こそうとしている」と発言、この「人物」がプレム議長を指しているという見方が強まり、波紋を呼んだ。

 議長は7月半ばに陸軍士官学校で特別講義を行い、軍を馬、政府を騎手、馬主を国家・国王に例え、軍人としての忠誠心は国王に向けられるべきと訓示。85歳という高齢にもかかわらず現役時代の軍服に身を包んで現れ、一部では「戦闘開始」と受け取られた。この講義には、与党・愛国党顧問のチャワリット元首相(元陸軍司令官)、スラユット枢密顧問、ウード元国防省次官、ソンティ陸軍司令官らも随行した。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006840.html
ガクムラ   2006年09月21日 23:31
タイ式クーデターとても興味深く、勉強になります。
頭がついていっていないけど、文化的に「ちょっと和を乱す存在」は「無血クーデター」で押し出して、再構築する。
説明を読んで、タイ式政治の新陳代謝と思いました。

それと同時にどこかの政治家が「民主主義はプロセスに時間がとてもかかる」と述べていたのを思い出しました。
「しかし、プロセスに時間がかかるが、それが民主主義にとって大切なのだ」と。
タイは明らかに王政ですね笑。
でも、とても臨機応変な感じがします。
タクシン首相がひと月ほど前にCNNのインタビューで腐敗や退陣要求について語っていましたが、余裕な感じが印象に残っていました。
今後、タクシン元首相はタイでどのような存在になるのでしょうか?
企業経営者に戻るのかな?

まさか今の「ちょっと寂しい感じのクリントン元大統領」のようにはなるとは思えませんが…
歴史から抹殺とはならないだろうし…地方の支持者はどう動くのだろう?

おかあつ   2006年09月22日 00:46
>「しかし、プロセスに時間がかかるが、それが民主主義にとって大切なのだ」と。

何だか耳が痛い感じがする。 合意を形成するまでに長い時間をかけて話し合いをするという意味なんだろうな...。 僕はすぐ全部すっ飛ばして結論を出してしまいがちだからな... 。



>今後、タクシン元首相はタイでどのような存在になるのでしょうか? 企業経営者に戻るのかな?

これは、注目されているみたいで、まだわからないらしい。
おかあつ   2006年09月22日 00:52
米報道官「失望した」、タイとのFTA交渉凍結も

 【ワシントン=五十嵐文】米ホワイトハウスのスノー報道官は20日、タイのクーデターについて、「失望した。軍事勢力が約束通り、ただちに民主主義を復活させることを希望する」と述べ、早期の民政復帰を強く促した。

 一方、米国務省のケーシー副報道官は20日の記者会見で、「今回のクーデターを踏まえ、タイとの関係で見直さなければならない側面がいくつかある」と述べた。米国とタイが進めている自由貿易協定(FTA)交渉を民政復帰まで凍結することを含め、クーデター後のタイの政治体制を見極めた上でタイとの関係全般を見直す考えを示したものと見られる。
(2006年9月21日11時10分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060921id01.htm
おかあつ   2006年09月22日 00:57
色々総合してみると、タイのクーデターというのはひとつの文化なんだよね。 そこにこの全く何にもわかってないおじさんの発言のようなアメリカ高官の意見...。

勿論森を見て動いている人にそこまで細かな木を見る事を求めてはいけないけども、やっぱりこういう東洋独自の考え方は、西洋の考え方では全く理解不能になってしまうという要素は少なくないような気がする。
おかあつ   2006年09月22日 00:58
タクシン氏、亡命先のロンドンに到着

 【ロンドン=本間圭一】タイ首相の座を追われたタクシン氏は20日夕、タイ国際航空機でロンドンのガトウィック空港に到着した。

 タクシン氏は、報道陣の質問は一切受けず、側近とともに高級車で空港を立ち去った。英政府は、私的な訪問としているが、21日付の英紙ザ・タイムズは、タクシン氏が、「ロンドンでの政治亡命の新たな生活を開始した」と報じている。

 英国内でのタクシン氏の滞在先は不明。同氏は同国内に多数の不動産を所有している。長女はロンドンに留学しており、夫人も一両日中にロンドン入りし、家族や側近が当地に合流すると見られている。

 ベケット英外相は20日、記者団に対し、クーデターに遺憾の意を表明した。
(2006年9月21日11時13分 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060921i304.htm
おかあつ   2006年09月22日 01:00
タイ「民主改革評議会」が政党活動の当面禁止措置

 【バンコク=川辺徹】軍事クーデターでタイの実権を掌握した「民主改革評議会」(議長・ソンティ陸軍司令官)は21日、政党活動の当面禁止を命じる声明を発表、タクシン首相の側近だった閣僚2人に出頭を命じた。
Click here to find out more!

 クーデター後の政情安定を優先させた措置と見られる。

 声明は「法と秩序を維持するため」とし、「政情が回復すれば政治活動は再開される」としている。評議会は20日にも5人以上の政治集会を禁止する措置を取っており、政党側からは制限の早期解除を求める声も出ている。

 一方、タクシン氏の側近だった天然環境資源相のヨンユット氏と首相府相のネウィン氏は命令に従い、バンコク市内の陸軍司令部へ出頭した。2人は「タクシン氏の側近中の側近」とし知られ、首相支持者のデモやメディア対策などの反首相派対策で中心的な役割を果たしていた。

 クーデター当日に拘束した副首相らに続く措置で、首相派による反撃の芽をつみ、指摘されている不正蓄財された資産が分散するのを防ぐ狙いもあると見られる。
(2006年9月21日23時15分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060921i216.htm
おかあつ   2006年09月22日 01:01
タクシン氏がロンドンで声明、総選挙の早期実施求める

 【ロンドン=森千春】クーデターでタイ首相の座を追われたタクシン氏は21日、滞在先のロンドンで声明を発表、総選挙の早期実施を求めた。
Click here to find out more!

 声明はクーデターにもかかわらず、「国民和解という目標は不変」として、全政党が国家と国王のために和解の道を探るよう要請、「新体制が早期に総選挙を準備し、すべてのタイ人のため民主主義の原則を堅持することを期待する」としている。

 タクシン氏自身の身の振り方については「休息をとる」とし、自身が総選挙に参加するかどうかは明らかにしていない。

 将来は、「研究、開発、慈善」の分野で働く計画だとしている。

 声明は、タクシン氏の秘書が署名してあり、同氏が所有するロンドン市内の邸宅の前で、記者団に配られた。
(2006年9月21日21時20分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060921i214.htm
おかあつ   2006年09月22日 01:03
タイ「民主改革評議会」が政党活動の当面禁止措置
(読売新聞 - 09月21日 23:21)

 【バンコク=川辺徹】軍事クーデターでタイの実権を掌握した「民主改革評議会」(議長・ソンティ陸軍司令官)は21日、政党活動の当面禁止を命じる声明を発表、タクシン首相の側近だった閣僚2人に出頭を命じた。

 クーデター後の政情安定を優先させた措置と見られる。

 声明は「法と秩序を維持するため」とし、「政情が回復すれば政治活動は再開される」としている。評議会は20日にも5人以上の政治集会を禁止する措置を取っており、政党側からは制限の早期解除を求める声も出ている。

 一方、タクシン氏の側近だった天然環境資源相のヨンユット氏と首相府相のネウィン氏は命令に従い、バンコク市内の陸軍司令部へ出頭した。2人は「タクシン氏の側近中の側近」とし知られ、首相支持者のデモやメディア対策などの反首相派対策で中心的な役割を果たしていた。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=91216&media_id=20
おかあつ   2006年09月22日 01:24
4 aides of ousted Thai leader detained

BANGKOK, Thailand (AP) -- Thailand's new military rulers said Thursday that four top members of deposed Prime Minister Thaksin Shinawatra's administration had been detained. The regime also assumed the duties of parliament, which was dissolved when the government was ousted in a coup earlier this week, and banned meetings by all political parties.

The junta's actions, which it said was to maintain peace and order, have come even though no open opposition has emerged to its Tuesday night ouster of Thaksin.

Other moves include barring the establishment of new parties and placing limitations on public meetings and restrictions on the media.

Thailand has had no working legislature and only a caretaker government since February, when Thaksin dissolved parliament to hold new elections to try to reaffirm his mandate.



With Thaksin secluded in London, the provisional government headed by Gen. Sondhi Boonyaratkalin also moved to place the vast assets of the telecommunications tycoon-turned-politician under scrutiny, amid mounting calls for his prosecution for alleged corruption.

Thaksin released a statement saying he would take a "deserved rest," and urged the military to quickly arrange for new national elections. He urged "all parties to find ways and means to reconcile and work toward national reconciliation for the sake of our king and country." He did not say if he planned to return from London, where he has a home.

Lt. Gen. Palanggoon Klaharn, a spokesman for the ruling military council, said the four trusted Thaksin associates were under the "care" of the military.

Newin Chidchob, the minister attached to the prime minister's office, and Yongyut Tiyapairat, the minister of Natural Resources and Environment, surrendered to the military authorities Thursday, Palanggoon said. Deputy Prime Minister Chitchai Wannasathit and Cabinet Secretary General Prommin Lertsuridej, who was Thaksin's top aide, had been detained earlier.

"During the transition period, every country does this in order for the situation to return to normalcy quickly," Palanggoon said.

Thaksin's decline began about a year ago when a popular movement called for his resignation for alleged corruption and abuse of power. Critics allege he took advantage of his position as head of government to enrich himself and his associates.

Less than 48 hours after the army sent tanks into the streets of Bangkok to terminate Thaksin's tenure, the capital was back to business as usual Thursday, with stores reopening and roads jammed with traffic.

And despite condemnation of the coup by Western and some Asian governments, hope emerged in Thailand that the new government might have a chance to resolve a bloody Muslim insurgency that has led to the deaths of more than 1,700 people.

An exiled rebel leader welcomed the military coup, saying it could help resolve the country's bloody Muslim insurgency.

Lukman B. Lima, head of one of several groups fighting the central government for a separate Muslim state, said Sondhi, a Muslim, was the "only one who knows the real problems" of the Muslim-dominated provinces of southern Thailand.

"We hope that the political (situation) can be resolved under Gen. Sondhi Boonyaratkalin as the new leader," Lukman wrote in an e-mailed response to questions from The Associated Press. Lukman, vice president of the Pattani United Liberation Organization, or PULO, is in exile in Sweden.

Thaksin arrived Wednesday in London from New York, where he had been attending the U.N. General Assembly.

"I left Thailand as the prime minister and now I am a jobless man," the official Thai News Agency quoted Thaksin as telling reporters on the flight from New York. "Never mind, I can still keep in touch with my family. Everyone is fine." However, the agency said Thaksin was "grim-faced" as he spoke.

In his statement, Thaksin said he was planning to work on research and development and possible charitable work for the country.

"The event in Thailand during the past two days should not detract from my main aim of national reconciliation," Thaksin said.

"I haven't talked to him directly but judging from what I learned from seniors of our party, I don't think he will return in the near future," said Sansasee Nakphong, former spokeswoman for Thaksin's Thai Rak Thai party.

Sondhi has said he would serve as de facto prime minister for two weeks and then the junta, which calls itself the Council of Administrative Reform, will choose a civilian to replace him. A constitution is to be drawn up and elections held in one year's time.

The military leader received the imprimatur Wednesday of revered King Bhumibol Adulyadej, which should effectively quash any efforts at resistance by Thaksin's partisans.

The junta empowered Auditor-General Jaruvan Maintaka to investigative government corruption, which could lead to the confiscation of Thaksin's assets. Jaruvan, dubbed "The Iron Lady" was one of the few government officials who tried to expose corruption during Thaksin's regime and would have lost her job if it had not been for backing from the palace.

The Office of the Auditor-General said it would continue its investigation into 14 cases of alleged corruption that occurred during Thaksin's tenure.

Washington believes Thailand's first coup in 15 years is "a step backward for democracy," State Department deputy spokesman Tom Casey said.

The European Union demanded "that the military forces stand back and give way to the democratically elected political government." Other Western governments have issued similar statements.

Thaksin's ouster followed a series of missteps that prompted many to accuse the prime minister of challenging the king's authority - an unpardonable act in this traditional Southeast Asian nation, a popular vacation destination for Westerners.

Many Thais appeared relieved at the resolution of political tensions festering since the beginning of the year, when street demonstrations demanding Thaksin step down for alleged corruption and abuse of power gained momentum.

The presence of tanks and armed soldiers on the streets of Bangkok, a city of more than 10 million, was taken with good humor in an almost holiday atmosphere.

The bloodless nature of the coup gave hope that the effects on Thailand's large tourist industry might be minimal.

Although Thaksin handily won three general elections, opponents accused him of emasculating democratic institutions, including packing the state Election Commission with cronies and stifling media that were once among Asia's freest.

http://hosted.ap.org/dynamic/stories/T/THAILAND?SITE=CAANR
おかあつ   2006年09月22日 07:27
首相候補に国連貿易開発会議事務局長

【タイ】軍部が2週間以内に選ぶとしている文民首相の候補に、スパチャイ国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長が急浮上した。

 スパチャイ氏は世界貿易機関(WTO)事務局長を務めたタイきっての国際派で、暫定首相に就任すれば、対外的なイメージ回復が期待できそう。タイ国内で副首相兼商務相、TMB銀行社長などを務めた経験もあり、実力、実績ともに申し分ない。地元メディアによると、軍部はすでに同氏に接触しており、あとはスパチャイ氏の決断次第という。

 同氏以外では、アカラートン最高行政裁判所長官、プリディヤトン・タイ中央銀行総裁、スラユット枢密顧問官(元陸軍司令官)、スメート・チャイパタナー財団(王室財団)事務局長らが首相候補と見られている。
 
 プリディヤトン総裁は王族で47年生まれ。米ペンシルベニア大学ウォートン・スクールで経営学修士号(MBA)を取得し、縁戚のラムサム財閥がオーナーの商業銀行カシコンバンクに勤務後、アナン暫定内閣で副商務相を務めた。93-01年タイ輸出入銀行総裁。タクシン前首相によって01年に中銀総裁に任命されたが、政権とは距離を保ってきた。対外的な知名度がある上、経済通なことから、財界などに同氏の首相就任を望む声が多い。

 プリディヤトン総裁が「首相に相応しい」と薦めているスラユット枢密顧問官は43年生まれ、陸軍士官学校卒。陸軍のエリート部隊、特別戦闘司令部 (SWC)司令官を経て、97年に陸軍司令官、02年から国軍最高司令官。03年に定年退官後、国王により枢密顧問官に任命された。近年最高の司令官と高く評価される一方、軍の士官だった父親が50年代にタイ共産党に身を投じ、親子で敵味方に分かれた過去がある。今回クーデターを起こしたソンティ陸軍司令官はSWC司令官を経て陸軍司令官に昇進しており、スラユット氏の直系といえる。


〈スパチャイ・パニチャパック〉46年、バンコク生まれ。オランダのエラスムス大学に留学、ノーベル経済学賞の第1号となったヤン・C・ティンバーゲン教授のもとで、経済計画開発学の博士号を取得した。タイ中央銀行勤務後、86年副財務相、88年TMB銀行社長、92年副首相、97-00年副首相兼商務相 (民主党副党首)、02-05年世界貿易機関(WTO)事務局長、05年9月から現職。

http://www.newsclip.be/news/2006922_006866.html
おかあつ   2006年09月22日 07:29
ロビー・ウィリアムス、バンコク公演キャンセル
2006/9/22 (02:40)| 社会

【タイ】イギリス・ポップス界を代表するシンガー、ロビー・ウィリアムスのアジア公演が中止となった。バンコクでは11月14日に予定されていた。購入済みチケットの払い戻しは23日からタイチケット・マスターのオフィスで受け付ける。

http://www.newsclip.be/news/2006922_006869.html
おかあつ   2006年09月22日 07:29
会計監査委、新空港関連の汚職調査に本腰
2006/9/21 (17:43)| 政治

【タイ】国家会計監査委員会(SAC)のジャルワン事務局長は21日午後、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)の爆発物検知器、CTXスキャナーの贈収賄疑惑について、2週間以内に重大発表があると述べた。CTX関連以外でも、新空港とバンコク都内を結ぶ鉄道、携帯電話などの調査を進めているという。

 ジャルワン事務局長は04年7月、選出手続きに誤りがあったとして、憲法裁判所により解任されたが、上院が選んだ後任候補が国王の認証を得られず、今年2月、SACが全会一致でジャルワン氏の復職を決めている。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006859.html
おかあつ   2006年09月22日 07:30
会計監査院長、CTX疑惑解明に意欲

 行政改革団から職務の継続遂行が認められた会計監査院のヂャールワン・メーンタッガー女史は21日、スリヤ・ヂュンルゥンルゥアンギット氏が運輸大臣時代に関与したとされるスワンナプーム新国際空港に納入された爆発物検知システム"CTX9000"が絡む調達汚職案件に関する解明をトッププライオリティーで進め、汚職に関与した者に対して厳然たる態度で法的責任を追及する方針を明らかにしました。

 また、ヂャールワン院長によると、CTX疑惑以外にも、タクシン政権が取り組んできたスワンナプーム新国際空港と都心とを結ぶエアーリンクや農業政策関連の汚職疑惑案件や津波被災者向けの義捐金の使途等に関しても同時に解明を進めていく意向でいるようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24185522.html
おかあつ   2006年09月22日 07:31
民主主義市民連合、活動停止を発表

民主主義市民連合は21日、タクシン体制が事実上崩壊した事を受け、タクシン体制打倒を掲げた連合としての活動を停止すると共に、当面はタクシン体制下に於ける汚職・不正行為の調査解明に注力する方針を明らかにしました。

 また、民主主義市民連合が行政改革団に対して、中立・誠実な人物で構成された国家汚職取締委員会を復活させ、タクシン政権時代に汚職に手を染めた者の資産の差し押さえを急ぐと共に、資金洗浄取締法に規定された消滅時効期間を延長させる方向で改定するべきであると要請しました。

http://thaina.seesaa.net/article/24185427.html
おかあつ   2006年09月22日 07:32
行政改革団、ミーチャイ氏を暫定憲法制定委員会委員長に指名する方針

 陸軍の消息筋は21日、行政改革団が行政権を文民に移管する為に二週間以内に制定を約束した暫定憲法を制定する為の専門委員会の委員長にプレーム政権時代に首相府大臣を務めた事があることでも知られるミーチャイ・ルチュパン氏を据え、更にヂュラーロンコン、タンマサート、ラームカムヘーン、スーコタイ・タンマティラートの四大学の法律・政治学部長及びスチョン前上院議長に委員会への参加を要請する方針を明らかにしました。

 最近では自らが開設するサイト上でタクシン政権を痛烈に批判していた事でも知られていたミーチャイ氏はプレーム政権内で首相府大臣に就任するまで歴代政権で首相付き法律顧問を務めた事で知られ、またスヂンダー政権崩壊からアーナン暫定首相誕生までの中継ぎ期間に暫定首相を務めた事でも知られています。

 一方、プレーム枢密院評議会議長の意向を受けてタクシン政権を離脱したとも言われている元法務関連担当副首相のウィサヌ・クルゥアンガーム氏及び従兄弟で元内閣秘書官長のブワンサック・ウワンナノー氏が、行政改革団首班のソンティ大将と会談している事が確認されていることから、暫定憲法制定に向けた何らかの任務を要請されたのではないかと見られているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24185641.html
おかあつ   2006年09月22日 07:32
前暫定首相に近い警察将校を首相府付きに異動

 行政改革団は21日、ポヂャマーン前暫定首相夫人の実弟を含むタクシン前暫定首相に近いと見られる警察将校4人を首相府付きへ異動したことを明らかにしました。

 事実上の閑職への更迭と見られています。

 異動対象となったのは、国家情報局のヂュムポン・マンマーイ警察大将、首相府次官のピーラパン・プレームプーティ警察少将、国家警察副本部長のプリヤオパン・ダマポン警察大将(前暫定首相夫人の実弟)、国家警察本部長補佐のチャロー・チューウォン警察中将。

http://thaina.seesaa.net/article/24188744.html
おかあつ   2006年09月22日 07:33
行政改革団、前選挙委員会委員候補に国家汚職取締委員会委員への就任要請

 前選挙委員会委員候補のウィチャー・マハークン氏(最高裁判所青少年・家庭事項担当判事長)は21日、行政改革団から憲法の停止措置により機能が停止している国家汚職委員会委員への就任要請があったことを認めました。

 また、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑をクロと判断した事でも知られる元最高裁判所判事団長のナーム・イムイェーム氏(前選挙委員会委員候補)も同様に委員への就任要請があったことを認めた上で、要請を快諾する意向を明らかにしていました。

 汚職摘発関連に関しては、先に元委員会事務局長のグラーナロン・ヂャンティック氏が20日未明にプレーム枢密院評議会議長公邸内でソンティ大将と会談している事が明らかになっています。

 会計監査院といい汚職取締委員会といい、なんとなくタクシン/タイ・ラック・タイ党性悪説に立って人選を進めている様な気がしないでもないです。

http://thaina.seesaa.net/article/24188808.html
おかあつ   2006年09月22日 14:23
上の記事、追加があったため再度貼り付け


2006年09月22日
行政改革団、前選挙委員会委員候補に国家汚職取締委員会委員への就任要請

 前選挙委員会委員候補のウィチャー・マハークン氏(最高裁判所青少年・家庭事項担当判事長)は21日、行政改革団から憲法の停止措置により機能が停止している国家汚職委員会委員への就任要請があったことを認めました。

 また、タイ・ラック・タイ党による小政党買収疑惑をクロと判断した事でも知られる元最高裁判所判事団長のナーム・イムイェーム氏(前選挙委員会委員候補)も同様に委員への就任要請があったことを認めた上で、要請を快諾する意向を明らかにしていました。

 汚職摘発関連に関しては、先に元委員会事務局長のグラーナロン・ヂャンティック氏が20日未明にプレーム枢密院評議会議長公邸内でソンティ大将と会談している事が明らかになっています。

 会計監査院といい汚職取締委員会といい、なんとなくタクシン/タイ・ラック・タイ党性悪説に立って人選を進めている様な気がしないでもないです。

 21日付けのネーション紙によると。その他に前上院議員のゲーオサン・アーティポーティ氏(前選挙委員会委員候補)、最高裁判所判事団長のワサン・ソーイピスット氏(前選挙委員会委員候補)、元中銀総裁のヂャトゥモンコン・ソーナグン氏、元国家安全保障会議事務局長のプラソン・スーンシリ空軍少将(元チュアン政権顧問、陸軍保守派系のネーオ・ナー紙の元コラムニスト)等の蒼々たる人物名が、候補者に上がっているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24188808.html
おかあつ   2006年09月22日 17:47
矢本氏が言った言葉 ...「タクシンはタイの田中角栄」...

http://www.owari.ne.jp/~fukuzawa/kakuei.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%A7%92%E6%A0%84

僕は田中角栄に興味を持ったことが一度もなかったので田中角栄については何も知らなかった。 しかも、タクシンの功績や功罪も一つ一つおったことがあるわけでもない。

でも、確かに、なんとなく似ている気がしてきた。

これらのページには田中角栄に関する本へのリンクが多くあったので、この切り口で調べてみようと思う。
おかあつ   2006年09月22日 18:09
タイの現代史

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/misima/
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4326910801/503-9906089-0462339
http://www.geocities.jp/nihonjinmachi/MBK/Khukam3.htm
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/Asia/seminer/itou-report/itou-report2.html
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/Asia/seminer/itou.html

タイの現代史についてよく知っている人は、当たり前だけどたくさんいる。 こういう人がいるにも関わらず、あまりそういう人の意見がニュースに出てこないのは何でなんだろうか。
おかあつ   2006年09月22日 18:10
【タイ】消息筋によると、アカラートン・ジュラーラット最高行政裁判所長官が首相の有力候補となっているもようだ。

 アカラートン氏はタイの公的なイスラム教最高指導者職「ジュラーラーチャモントリー」の初代の血筋を引く。父の代に仏教に改宗したが、親族にはイスラム教徒が多い。

 また、裁判所や選挙委員会などほとんどの独立機関がタクシン派に押さえられた後も、最高行政裁は司法の独立を堅持したと評価されており、憲法改正と深南部のイスラム・テロ問題を優先事項と考えると、適任という意見が強いという。

〈アカラートン・ジュラーラット〉
1940年生まれ。タマサート大学法学部卒、イタリアのローマ大学で法学博士号を取得。タマサート大学で教鞭をとった後、上院議員、最高裁判所事務局長などを歴任し、2000年から現職。

http://www.newsclip.be/news/2006922_006881.html
おかあつ   2006年09月22日 18:11
21日のタイ株、1.4%安 タクシン関連株暴落
2006/9/21 (17:20)| 経済 主要ニュース

【タイ】21日のタイ証券取引所(SET)は取引開始直後に売りが殺到し、SET指数は一時、前営業日終値から30ポイント、約4%下落したが、その後急速に盛り返し、終値は9.99ポイント、1.42%安の692.57ポイントだった。売買代金は431億バーツ。

 タクシン氏一族の不動産会社SCアセットは21.4%、タクシン氏の妹一族が手がける携帯電話販売会社Mリンク・アジアは17.97%下げた。

 タクシン氏一族がシンガポール政府の投資会社テマセクに売却した持ち株会社シンは5.65%安、シン傘下の携帯電話サービス最大手アドバンス・インフォ・サービス(AIS)は2.69%安、タクシン財閥と関わりが深いタイノックス・スチールは5.26%、タイ・フィルム・インダストリー(TFI) は14.7%下げた。

 国営石油会社PTT(2.75%安)、PTT傘下の石油化学大手TPI(4.17%安)など石油関連株も売られた。

 一方、王室系素材大手サイアム・セメントは0.83%上昇。バンコク銀行(BBL)(0.88%高)、カシコンバンク(2.22%高)など銀行株が買われた。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006858.html
おかあつ   2006年09月22日 18:13
2006年09月22日
サイアムパラゴンで開かれる予定になっているクーデター抗議の為の集会について

 既に在タイ日本大使館からメールを受け取ってる方もいらっしゃると思いますが、22日18時過ぎ頃からサイアム・パラゴンで、ヂュラーロンコン大学の教授や学生が中心になってクーデターにより政治体制を覆した事に抗議するための「静かな集会」が開かれる予定になっています。

 集会は、クーデターに抗議するために各自黒い布を腕等に巻き付けて意思表示するという静かな抗議形式で行われ予定になっているようですが、戒厳令で5人以上の政治的な集会を禁じる通達が布告されている折ですので、念の為22日18時過ぎ以降にサイアム・パラゴン付近へ出かけない、出かける場合は事前に付近の状況を掌握しておく等の慎重な対応を取る必要があると思います。

- quote

在タイ日本国大使館緊急メール

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年9月22日■■

サイアム・パラゴン(バンコク都)での集会について

以下のとおり政治的な集会が行われるとの情報を入手しておりますので、在留邦人の皆様には十分ご注意願います。

1 開催日時

9月22日 午後6時ころ

2 開催場所

サイアム・パラゴン前噴水付近(バンコク都スカイトレインのサヤーム駅北側所在のショッピングモール)

3 主催者

チュラロンコン大学関係者(教授、学生等)

4 参加人員

詳細不明

5 開催理由

民主主義統治改革評議会に対し、今次政変の手法に抗議の意思を表明するため

6 留意事項

現在、民主主義統治改革評議会により5名以上の集会が禁止されており、当局が集会を制圧するような事態が発生する可能性があります。

つきましては、上記時間帯には上記場所に近づかないでください。また、交通規制等も予想されますので外出される方は上記付近を避けるルートの検討を願います。

http://thaina.seesaa.net/article/24210618.html
おかあつ   2006年09月22日 21:49
クーデターのタイ軍部、政党活を禁止

【タイ】クーデターで政権を掌握した軍部は21日、政治活動と報道に対する統制を強化した。政党活動、5人以上が集まった政治集会を禁止するほか、テレビ、ラジオに対し、クーデターに関する意見の表明、王室に関する言及、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を使った世論調査などを行わないよう「要請」。英字紙ネーションのネット版によると、タクシン前首相の地盤である北部で300以上の地方ラジオ局を閉鎖したという。

 最大野党・民主党のアピシット党首は統制強化の数時間前、軍部に対し、半年以内に憲法を改正し、総選挙を行うよう求めた。

http://www.newsclip.be/news/2006921_006863.html
おかあつ   2006年09月22日 21:53
By DENIS D. GRAY, Associated Press Writer 11 minutes ago

BANGKOK, Thailand - More than 100 protesters Friday defied a ban on public gatherings and denounced the military overthrow of Prime Minister Thaksin Shinawatra, in the first anti-coup rally since he was deposed three days ago.

The new military rulers, meanwhile, appointed nine people to investigate corruption under Thaksin and announced plans to write a new constitution to hold future leaders more accountable.

"Don't call this reform, this is a coup!" said one sign held by protesters who stood scattered in several groups to avoid the restrictions banning public gatherings of more than five people. At one point, protesters staged a sit-in in groups of under five people.

The Bangkok protest was held outside an upscale shopping mall, Siam Paragon, which closed temporarily during the one-hour gathering. The protesters broke up afterward, and there was no apparent police or military presence. Protest organizers said seven people were detained but the claim could not immediately be confirmed.

Under sharp criticism from the international community for their coup, the military rulers were moving to appoint a civilian interim prime minister. A spokesman, Lt. Gen. Palanggoon Klaharn, said that would take place within two weeks, as promised.

The military leaders who seized power Tuesday while Thaksin was in New York reaffirmed their "intention to bring back peace and order," said Lt. Gen. Palanggoon Klaharn, a spokesman.

He also sought to quash rumors circulating in Bangkok of a possible countercoup.

"Soldiers must strictly adhere to the orders of their commanders. The rumor about a countercoup is untrue," Palanggoon said.

The military rulers, formally called the Council for Democratic Reform under Constitutional Monarchy, said they were appointing nine people to a reconstituted corruption commission to investigate wrongdoing by the Thaksin government.

Following their rapid, bloodless coup, the council scrapped Thailand's 1997 constitution, which had been aimed at ushering in a stable democracy, but instead allowed Thaksin to consolidate extraordinary powers in his hands.

Palanggoon said an effort would be made to work out the "loopholes" in the constitution to make leaders more accountable.

The revived National Counter Corruption Commission includes Klanarong Chanthik, who had been secretary general of the anti-graft body in 2001 when it unsuccessfully sought to prosecute Thaksin for concealing assets.

After Klanarong stepped down, he became one of Thaksin's most vociferous critics.

The new military rulers also searched for a prominent, corruption-free civilian to be interim leader while purging Thaksin's associates, including four senior police officers. Three ministers of the deposed government were in custody and other detentions were expected.

Media speculation Friday focused on several possible candidates with clean records, including Supachai Panitchpadki, who heads the U.N. Conference on Trade and Development, Supreme Administrative Court President Ackaratorn Chularat, and Pridiyathorn Devakula, who heads Thailand's central bank.

Supachai, who formerly headed the
World Trade Organization, enjoys a sound international reputation while Ackaratorn was earlier mandated by King Bhumibol Adulyadej, the country's revered and powerful monarch, to resolve the political crisis swirling around Thaksin through legal means. Pridiyathorn is a highly regarded economist and may, according to analysts, be slated for the finance portfolio instead.

"We just heard about it. He has not been officially approached and he cannot comment," Supachai's aide, Taffere Tesfachew, told The Associated Press in Cairns, Australia.

Auditor General Jaruvan Maintaka, empowered to launch investigations into government corruption that could lead to seizure of Thaksin's vast assets, told reporters she was finishing reports on the first of a dozen scandals ― the shady purchase of security scanners for Bangkok's new international airport.

The coup leader and army commander, Gen. Sondhi Boonyaratkalin, who already received the king's endorsement, took part in a nationally broadcast ceremony Friday that formalized the monarch's backing.

Sondhi and other military leaders stood at attention in white uniforms as a statement from the palace was read aloud at army headquarters, recognizing Sondhi as head of the council.

Sondhi then kneeled and bowed before a shrine with a framed photo of the king, in a show of respect.

Thaksin, in London, said in his first public statement since the coup that he wanted to take a "deserved rest" from politics and that he did not challenge the military takeover, calming fears in an otherwise business-as-usual Bangkok that the former leader may attempt a comeback that could lead to bloodshed.

Thaksin arrived Wednesday in London from New York, where he was attending the U.N. General Assembly. The statement did not say whether he intended to make his base in London, where he owns property.

The telecommunications tycoon-turned-politician would almost certainly face some kind of legal action if he returned to Thailand.

Many Thais appear relieved at the resolution of political tensions festering since the beginning of the year, when street demonstrations accusing Thaksin of corruption and urging him to step down started growing in size and vehemence.

Critics alleged he took advantage of his position as head of government to enrich himself and his associates, and also accused the prime minister of challenging the king's authority ― an unpardonable act in the Southeast Asian nation.

http://news.yahoo.com/s/ap/20060922/ap_on_re_as/thailand
おかあつ   2006年09月22日 23:28
行政改革団、国家汚職取締委員会委員9人を任命

 行政改革団は22日午後、憲法の停止により機能が停止していた国家汚職取締委員会の機能復活を認めると共に、以下の委員9人を任命した事を明らかにしました。

 1. パーンテープ・グラーナロンラーン氏 (委員長)
 2. グラーナロン・ヂャンティック氏
 3. ヂャイデット・ポンチャイヤー氏
 4. プラサート・ポンシワーパイ氏
 5. パクディー・ポーティシリ氏
 6. メーティー・グローンゲーオ氏
 7. ウィチャー・マハークン氏氏
 8. ウィチャイ・ウィウィットセーリー氏
 9. ソムラック・ヂャットグラブワンポン女史

http://thaina.seesaa.net/article/24248640.html
おかあつ   2006年09月22日 23:29
前暫定首相の実弟の身柄を拘束

 タクシン前暫定首相の実弟で元タイ・ラック・タイ党所属下院議員のパヤップ・チンナワット氏が22日、TG923便でチァン・マイ国際空港に降り立ったところで軍部により身柄を拘束され、軍基地内に連行されたようです。

 尚、連行の理由については明らかにされていませんが、パヤップ氏に関しては兼ねてから津波被災で大儲けしたとか、ビジネス利権を欲しいままにしていたという疑惑が指摘されていました。(ついでに、津波に被災した後、真っ先に復興作業に着手したのがパヤップ君関係の施設だったという話もあるようです)

 尚、行政改革団のパラーングン報道官は、パヤップ氏の身柄を拘束した事実は無いとして報道を否定しているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24248229.html
おかあつ   2006年09月23日 18:04
前首相暗殺未遂事件、調査中断
2006/9/23 (08:57)| 社会

【タイ】消息筋によると、タクシン前首相暗殺未遂事件を調査している警察庁犯罪制圧部(CSD)は取り調べを一時的に中止した。再開されるまで、タワチャイ中尉ら4人の容疑者は陸軍刑務所に収監され、チャークリット軍曹は特殊部隊の監視のもと警察に拘留される。

http://www.newsclip.be/news/2006923_006889.html
おかあつ   2006年09月23日 18:05
前首相の妻子、タイ国内に
2006/9/23 (04:39)| 政治

【タイ】タクシン前首相の妻のポジャマンさんと長男、次女がタイ国内にいることが明らかになった。3人は英国に出国したと報道されていた。

 ロンドンで事実上の亡命生活を送っているタクシン前首相は22日、記者団に対し、「家族には構わないで欲しい」と述べた。

http://www.newsclip.be/news/2006923_006885.html
おかあつ   2006年09月23日 18:06
軍部、前政権の汚職捜査に本腰
2006/9/23 (03:06)| トップニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「立憲君主制下における民主改革評議会(CDRM)」は22日、国家汚職防止撲滅委員会(NCCC)の新委員9 人を任命した。委員には、タクシン前首相の資産隠し疑惑を捜査した元NCCC事務局長のクラーナロン氏らが含まれ、前政権の汚職捜査が本格化する雲行きだ。新生NCCCは2週間以内に業務を始める予定。

 前任のNCCCは、自分たちの給与をお手盛りで引き上げたことで有罪判決を受け、昨年5月に全員が辞任。後任の選出は手続き上の問題で遅れ、1年以上、汚職捜査機関が存在しない状態が続いていた。

http://www.newsclip.be/news/2006923_006882.html
おかあつ   2006年09月23日 18:07
警察への政治介入を排除

 民主改革評議会は22日、警察から政府の影響力を排除し独立性を担保する為に、政府による警察介入の温床となっていた国家警察委員会の委員長にゴーウィット国家警察本部長を据える人事を決定しました。

 この決定は、これまで国家警察委員会の委員長を務めていたタクシン前暫定首相によって、同委員会が警察内に於ける情実人事や警察への政治介入の為の手段として悪用されてしまったという反省点に立ったもの。

 また、この決定に先立って民主改革評議会は同日朝、ゴーウィット国家警察本部長に対して警察関連事項に関して首相権限を代行して行使する権限を付与する決定を通達していました。

http://thaina.seesaa.net/article/24271241.html
おかあつ   2006年09月23日 18:08
タイ・ラック・タイ党、プーヂャッガーン紙編集長の逮捕を要求

 タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン副報道官は22日、プーヂャッガーン紙に掲載された虚偽の報道で名誉を傷つけられたとして23日に首都圏警察本部ドゥシット署に被害届を提出すると共に、同紙編集長の逮捕を要求する方針を明らかにしました。

 これは、プーヂャッガーン紙が紙面やサイト場でタイ・ラック・タイ党のプミタム・ウェーチャヤチャイ氏、グリヤンガモン・ラオパイロート氏、ウィラ・ムスカポン氏及びヂャトゥポン・プラホムパン氏の四名が共謀して民主改革評議会に抗議するよう呼びかける喧伝ビラをばらまいていると報じていたことを受けたもの。

* 23日付けの記事から行政改革団の英語正式名称に基づいて民主改革評議会の名称で統一する事にします。

http://thaina.seesaa.net/article/24271151.html
おかあつ   2006年09月23日 18:08
クーデターは7-8ヶ月前から計画

 第三地区国軍本部のソプラン・ガラヤーンナミット中将は22日、7-8ヶ月前からクーデターを計画していた事を明らかにしました。

 同中将によると、2-3ヶ月前からマスコミ等を通して政治家らに向けシグナルを送り続けたが、政治情勢は正常化に向かわず、むしろ最悪な方向に向かいつつあったため敢えて国益の為にクーデターを引き起こさざるを得なかったようです。

参考
http://thaina.seesaa.net/article/21118741.html
おかあつ   2006年09月23日 18:10

この記事を見ると、クーデターのうわさを出していたのは、ソンティでもタクシンでもなくて、本物の軍だったんだな...と。
おかあつ   2006年09月24日 14:42
タイ・ラック・タイ党、公正な汚職調査を要請

 タイ・ラック・タイ党のヂャトゥポン報道官は23日、民主改革評議会が国家汚職取締委員会委員の人選を終え旧政権関係者の汚職調査に乗り出す構えを見せている事に関して、法律上必要な措置であるとした上で、調査にあたっては法律に基づき公正を旨に調査を進めるよう要請しました。

 一方、ヂャトゥポン氏は、22日夜に民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーングン氏の公開放送が行われ、番組内で旧政権への批判を繰り返していた行為に対しては、5人以上が集まった政治集会に相当する行為に該当するのではないかと疑問を呈した上で、民主改革評議会に対して一度発令した事に対しては(二重基準を設けず)厳格に運用する姿勢を見せるべきではないかと語り、同評議会に対して不満をのぞかせていました。

 また、ヂャトゥポン氏は、今回のクーデターにより、寄り合い所帯だった党内にいるそれぞれの党員の党や幹部に対して抱いていた本心を知る事が出来たと語り、党内に不満の声が噴出していることを臭わせていました。

 何でも、ヂャトゥポン氏によると、党に対する不満の声を上げた人物の名前を記録し、"将来に役立てる"つもりらしいです。

http://thaina.seesaa.net/article/24324274.html
おかあつ   2006年09月24日 14:43
22日のタイ株続落
2006/9/23 (08:00)| 経済

【タイ】22日のタイ証券取引所(SET)は続落。SET指数終値は前日比1.57%安の681.71ポイントだった。アジア株全体の低落に連動したほか、クーデターで政権を奪取した軍部がタクシン政権の汚職捜査を表明し、前政権関連株が大きく下げた。

http://www.newsclip.be/news/2006923_006886.html
おかあつ   2006年09月24日 14:44
ABACポール、回答者の74.5%が汚職に関与した旧政権関係者を処罰するべき

 ABACポールが首都圏在住の回答者を対象に行った意識調査で、回答者の74.5%が汚職に関与したタクシン政権関係者に対して厳格に法を執行するべきであると回答し、許すべきであると回答した者は僅かに9.9%だった事が明らかになっています。

 また、今回のクーデターに関しては、82.7%が政情安定に繋がると回答し、更に66.5%の回答者が経済再生に繋がると回答する結果になっています。

 今回の調査結果についてABACポール側は、短期的には国民の多くがクーデターに対してポジティブな反応を見せているが、民主改革評議会が国民の信頼を得るためには、今後の施策に於いて軍部はあくまで国民、国益の為に働くという姿勢を国民が納得できる形で見せることが重要であると指摘していました。

http://thaina.seesaa.net/article/24324326.html
おかあつ   2006年09月24日 14:44
民主改革評議会、公式サイトを開設

 民主改革評議会が公式サイトを開設しました。なんとなく、笑顔あふれる軍人さんと市民との交流写真をちりばめたプロパガンダ色が強い素敵なページですね。(よく見るとタイ語ページと英語ページで微妙に貼られている写真が異なっているようです)

http://www.vrcu.com/

http://thaina.seesaa.net/article/24340283.html
おかあつ   2006年09月25日 17:28
汚職調査、左遷、尋問 前首相派狩り本格化
2006/9/25 (14:55)| トップニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「立憲君主制下における民主改革評議会(CDRM)」がタクシン政権の汚職調査と軍・警察、官僚機構からの前首相派の一掃に乗り出している。

 まず手をつけたのは、タクシン前首相の古巣である警察。21日に前首相の義兄のプリアオパン警察副長官、ジュムポン情報庁(NIA)長官、ピラパン総理府次官ら前首相派の警察将官4人を総理府付に異動し、NIA長官の後任に、ソンティ陸軍司令官・CDRM議長の側近であるワイポット陸軍中将を充てた。

 同日、国王の信頼が厚いジャルワン国家会計監査委員会(SAC)事務局長の職責を確認し、同事務局長の調査を妨害したとされる会計監査委員会を解散した。

 ジャルワン事務局長は新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)の爆発物検知器や、新空港とバンコク都内を結ぶ鉄道に関する贈収賄、タクシン財閥の持ち株会社シンの売却について調査を進めている。

 同事務局長は04年7月、選出手続きに誤りがあったとして、憲法裁判所により解任されたが、上院が選んだ後任候補が国王の認証を得られず、今年2月、SACが全会一致でジャルワン氏の復職を決めていた。

 CDRMは翌22日、国家汚職防止撲滅委員会(NCCC)の新委員9人を任命した。新生NCCCは、01年にタクシン前首相の資産隠し疑惑を捜査した元NCCC事務局長のクラーナロン氏(63)のほか、検察官、判事などで構成され、委員長には王室開発プロジェクトに長年携わったパーンテープ氏 (61)が就任した。2週間以内に業務を始める予定。

 前任のNCCCは、自分たちの給与をお手盛りで引き上げたことで有罪判決を受け、昨年5月に全員が辞任。後任の選出は手続き上の問題で遅れ、1年以上、汚職捜査機関が存在しない状態が続いていた。

 CDRMはまた、24日にタクシン政権の閣僚の汚職を調査する特別委員会を設置した。委員会に資産没収の権限を与えており、前首相の巨額の資産の一部が没収される可能性が出てきた。

 前首相は今年1月、自ら創業したタイ通信最大手シンの株式約50%をシンガポール政府の投資会社テマセクに売却。この取引で得た733億バーツの大半を、タイ国内の商業銀行に預金している。

 一方、前首相の義弟のソムチャーイ労働次官(59)は22日、辞表を提出した。21日朝、軍部に出頭した際には、「民主党政権のときは民主党、愛国党政権のときは愛国党の下で働いた。今回も同じ」とコメントしたが、「タクシン派狩り」の嵐の中、続投は不可能と判断したもようだ。

 ソムチャーイ氏は前首相の妹で愛国党の派閥領袖だったヤオワパー前下院議員の夫。99年から今年1月までという長期にわたり法務次官を務め、規則で任期延長が出来なかったため、一時的に労働次官に転出していた。

 前首相の実弟のパヤップ・チナワット氏は22日、北部チェンマイで軍に身柄を拘束され、2時間にわたり尋問を受けた。 

 前政権の閣僚・要人では、チッチャイ副首相兼法相(元警察副長官)、タマラック国防相(陸軍大将)、プロムミン首相秘書官長らが身柄を拘束されているもよう。ネーウィン前総理府相とヨンユット前天然資源・環境相は召喚命令を受け、21日に軍部に出頭、拘束された。

 クーデター当時海外にいた閣僚のうち、タノン前財務相、ソムキッド前副首相兼商務相、スラキアット前副首相はすでに帰国している。

 タクシン首相の妻のポジャマン氏と長男、次女は英国に出国したと報道されていたが、タイ国内にいたもよう。ロンドンで事実上の亡命生活を送っているタクシン前首相は22日、記者団に対し、「家族には構わないで欲しい」と述べた。


http://www.newsclip.be/news/2006925_006902.html
おかあつ   2006年09月25日 17:29
前暫定首相夫人出国追っかけ騒動、既に出国済み?

 24日23時過ぎ頃、ポヂャマーン前暫定首相夫人がイギリス向けて飛び立つらしいとの未確認情報を聞きつけた記者団がドーン・ムァン国際空港に集まり、 1:30頃まで夫人を待っていたようですが、結局現れず、デマ情報に踊らされただけで終わるという事があったようです。

 ところが、その後記者団が出入国管理の職員に問い合わせたところ、夫人は既に出国済みだ、詳しいことは偉い人に聞いてくれという答えを得ているようで、ますます夫人の出国を巡った謎が深まっているようです。

 その後の報道によると、移民警察局のスワット局長の言としてポヂャマーン女史は25日1:30発のTG910便でロンドンに度だった模様。尚、子供二人はまだタイ国内に留まっているようです。

 因みに、スワット局長は前暫定首相に非常に近い人物として知られ、25日開かれている国家警察委員会の協議により閑職へ更迭されるのではないかと見られているようです。

(タイ時間 14:45)

http://thaina.seesaa.net/article/24391363.html
おかあつ   2006年09月26日 03:11
TOT労組、国家電気通信事業委員会の解散を要求

 旧公社のTOT社(旧タイ電話公社)の労組関係者は25日、民主改革評議会に対して国家電気通信事業委員会の解散を要求する書面を提出しました。

 国家通信事業委員会に関しては、兼ねてから前暫定首相を初めとする旧政権関係者に極めて近い人物で構成されていると指摘されていましたが、労組側は、国家に損害を与えるだけの同委員会は必要ないと書面で指摘しているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24436906.html
おかあつ   2006年09月26日 03:12
酒に酔った男性、民主改革評議会に抗議(?)して自らの首を切る

 25日7時過ぎ、ナコン・ラーチャシーマー県ピマーイ郡内で、酒に酔った34歳の男性がクーデターにより実権を掌握した民主改革評議会に抗議して自らの首を刃物で切って重傷を負うという事件が発生しました。

 病院に搬送される際に男性は大声で、民主主義を愛する者としてクーデターの様な手段で政権を奪取する事は許されない。この様な行為は世界が認めない。世界に顔向けが出来ない事を恥じて自ら首を切ったと叫んだ後に、気絶したようです。

 警察によると、男性は過去にシンナー関係で逮捕された事があり、また普段から路上生活者同然の生活を送っていたようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24436807.html
おかあつ   2006年09月26日 03:14
民主改革評議会、前政権の目玉大衆政策は今後も継続

 民主改革評議会は25日、前政権が貧困対策、地方新興政策の一環として取り組んだ村再生基金政策、SML政策及び30バーツ一律診察料政策等の生活を助け、生活レベルの向上に資する有益な政策は今後も継続させる方針を明らかにしました。

 この発表に先立って、主に北部・東北部等の旧政権の支持基盤の住民の間で、村再生基金政策により住民に貸し出された現金を返済しなければいけないとか、30バーツ一律診察料政策が中止になる等のデマが飛び交っていたようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24436981.html
おかあつ   2006年09月26日 03:24
↑ タクシンがやったこれに関して、タクシンは票がほしいから金をばら撒いているとか、貧乏人に甘すぎだ、とかそういうことを言い放つ日本人が結構いる。

もし、それが正しいとしたら、日本人の障害者や老人は相当甘やかされていることになるので、赤字財政是正と将来の日本のために、すっぱりと保険を打ち切り、切り捨てて構わないだろう。 勿論、保険でリハビリなんて論外である。

日本の福祉と保険の制度は、タイなど比較にならないほど手厚い。 タクシンがやっている程度のことは普通の先進国では当たり前ではないか、と僕は思う。

30バーツといえば日本円で100円程度であり非常に安い。また、タイの物価から行っても一回分の食事代以下の額で、かなり安いのだ。だが、それだけに、あまりちゃんとした手当ては受けられないのだそうだ。

でも、ないより全然いい。

タクシンの点数稼ぎが目的だったのかもしれないが、僕は、結果的にはとてもよいことだったと思う。
おかあつ   2006年09月26日 03:25
旧閣僚の資産調査は特定の個人をターゲットにしたものではない

 前政権時代のプロジェクトや旧閣僚の資産調査を行うために設置された特別調査委員会のサワット委員長は25日、資産調査は特定の個人を罪に問う目的で行うものではなく、あくまで資産調査という与えられた任務を遂行する為に職務に取り組んでいることを強調しました。

 また、サワット委員長は、過去の資産報告資料に遡って調査を進める必要がある為、与えられた1年間という期間内に調査を全て終わらせる事が難しい事に鑑み、今後分科委員会を設置して分業化を図る方針を明らかにしていました。

 特別調査委員会は民主改革評議会令第23号に基づき設置されたもので、前政権関係者による汚職・不正行為の解明を進めるために、前政権関係者の資産調査だけでなく、前政権が取り組んだプロジェクト等も調査の対象にしているもので、元選挙委員会委員のサワット委員長以下会計監査委員院長、検事総長、国家汚職取締委員会事務局長、資金洗浄取締局事務局長、タイ証券取引所事務局長、中央銀行総裁、法務総監が委員を務めています。

 要は、効率的に調査を進め、効率的に法的責任追及を行う為に設立された委員会ということですね。

 一方、国家汚職取締委員会のプラテープ委員長は25日、長年未解決のまま放置され、今年で時効を迎えるクローン・ダーン汚水処理施設調達汚職疑惑に関する調査をトッププライオリティーに進める方針を明らかにしていました。


http://thaina.seesaa.net/article/24436930.html
おかあつ   2006年09月26日 03:25
CTC調達汚職疑惑、6-7人を訴追

 会計監査院のヂャールワン院長は25日、スワンナプーム新国際空港に納入された爆発物検知システムCTX9000が絡む調達汚職疑惑に関して、前政権関係者6-7人が法的責任を追及される見通しになっている事を明らかにしました。

 これは、前政権関係者による汚職・不正行為を調査する為の特別調査委員会の第一回会合に参加する直前に記者団に明らかにしたもの。 

http://thaina.seesaa.net/article/24436949.html
おかあつ   2006年09月27日 18:54
民主改革評議会首班、抵抗勢力の存在を認める

 民主改革評議会首班のソンティ大将は26日、依然クーデターに抵抗する動きがあることは認めたものの、常に動向の掌握に努めており、抵抗勢力によるクーデターは起きえないとの認識を示しました。

 しかし、タクシン全暫定首相が抵抗勢力に関与している可能性に関しては、既にスダーラット・ゲーユラパン女史を通して当面政治に関与する意向が無いとの意向を受けていることから、そのような事はあり得ないとの認識を示しました。

 また、タクシン前暫定首相の帰国の可能性に関しては、同じタイ人として帰国を拒否する理由は無いとしたものの、帰国した場合は他のタイ人同様に法に従うべきであり、また同暫定首相もこのことを良く心得ているはずであると語り、訴追される可能性があるタクシン前暫定首相が敢えて帰国の道を選ぶことはあり得ないとの認識を示していました。

 尚、ソンティ大将によると、既に民主改革評議会事務局長のウィナイ・パッティヤグン大将(国家安全保障会議事務局長)が直接タクシン前暫定首相にコンタクトを取り、新政権の組織に取り組んでいる時期に帰国するべきではないと警告しているようです。

 一方、現在施行されている戒厳令に関しては、情勢を見極めた上で可能な限り早い時期に解除したいとの意向を示していました。

 また、現在民主改革評議会により身柄を拘束されているチッチャイ前暫定副首相、プロミン前暫定首相秘書官、ネーウィン前暫定首相府大臣及びヨンユット前暫定天然資源・環境大臣の四人に関しては、正常化実現が視野に見えた頃に身柄を解放する方針であると語っていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24490316.html
おかあつ   2006年09月27日 18:55
評議会首班、暫定首相は誠実及び一致団結を旨にし、社会から受け入れられる人物

 民主改革評議会首班のソンティ大将は26日、暫定首相に就くべき人物は、誠実且つ一致団結体制を築き上げる事が出来、更に社会から受け入れられる人物であるべきとの認識を示しました。

 また、ソンティ大将は既に暫定首相に就くべき人物が決まっている事を明らかにしましたが
、詳細については明らかにしませんでした。また、暫定首相は文民であるべきとの先の発言について、文民には軍のOBも含まれると語り、暗に軍のOBが暫定首相に就く可能性を示唆したとも取れる発言も聞かれたようです。

 尚、ソンティ大将によると、全39条からなる暫定憲法は、9月30日から10月1日までに国王から認証を得、暫定首相の名前と共に公にされる予定になっているようです。

 また、暫定首相指名後は、暫定首相の独立性を尊重し35人の閣僚の指名は全て暫定首相の裁量に委ねる意向で、民主改革評議会側は安全保障評議会(カナモントリー・クワームマンコン)に名前を変え、新憲法が制定されるまで顧問という立場で暫定政府と関わっていく方針であるとのこと。

 首相候補として最高裁判所所長のチャーンチャイ・リットヂッタナ氏、最高行政裁判所所長のアッカラートン・ヂュラーラット氏、国連貿易開発会議事務局長のスパチャイ・パーニッチャパック氏、中銀総裁のプリーディヤトン・テーワグン氏及び枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将の名前があがっています。

 また、その内、暫定首相就任を固持していたと伝えられていたプリーディヤトン中銀総裁が26日までに、民主改革評議会の主席経済顧問に抜擢された事が明らかになっています。(その他、バンコク銀行のコーシット・パンピヤムラット氏や第一次タクシン政権期間中に最初に次官ポストから更迭された元商務相次官のグルゥクグライ・ヂーラペート氏等が顧問に名を連ねているようです)

http://thaina.seesaa.net/article/24490370.html
おかあつ   2006年09月27日 18:56
改革評議会型大衆政策?

 27日朝、会社の近くの店にタバコ買いに行ったら、また値段元に戻ったよと言われました。

 26日の国王・王妃誕生日の酒類販売規制解除といい(表向きには評議会側の指示と言うことにはなっていないようですが)、なんか世俗的な人気取り政策を進めようとの算段なんでしょうか?

 それにしても政策継続を約束した前政権時代の大衆政策の原資をどこから賄うつもりなんでしょうかね。

http://thaina.seesaa.net/article/24504352.html
おかあつ   2006年09月27日 18:57
深南部、クーデター後もテロ続発
2006/9/27 (02:06)| 社会

【タイ】23日午前11時半ごろ、深南部パタニー市内の道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発、休憩所で休んでいた警官4人が重傷を負った。深南部でテロが起きたのはクーデターで軍が実権を掌握した19日以降初めて。

 25日夜には、ヤラー県の警察署2カ所が武装グループの襲撃を受け、2人が死亡、1人が負傷した。襲撃者は30人以上とみられ、地元警察と20分にわたり銃撃を交わした。

 同日夜から26日朝にかけ、ナラティワート県、パタニー県でも襲撃事件があり、村長ら3人が死亡した。 

http://www.newsclip.be/news/2006927_006936.html
おかあつ   2006年09月27日 18:58
クーデター団、英語名から「立憲君主制」外す
2006/9/27 (10:55)| 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「立憲君主制下における民主改革評議会(Council for Democratic Reform under Constitutional Monarchy、略称CDRM)」は26日、英語名を「COUNCIL FOR DEMOCRATIC REFORM(略称、CDR)」に変更すると発表した。一部の外国メディアがクーデターでの国王の役割を誤って報じたためとしている。

 タイ語名称はこれまで通りで、「立憲君主制下における」が含まれる。

http://www.newsclip.be/news/2006927_006940.html
おかあつ   2006年09月27日 18:58
国連事務総長選出馬の前副首相、軍政が支持
2006/9/27 (01:11)| 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「民主改革評議会(CDRM)」は25日、国連事務総長選に立候補しているスラキアット前副首相を今後もタイの候補として支援する方針を正式に決め、選挙対策委員会を設置した。

 スラキアット氏は19日のクーデター当時、タクシン前首相とニューヨークに滞在していたが、21日に帰国し、CDRMから支援の約束を取り付けた。

 スラキット氏は国連安全保障理事会が9月14日に行った2度目の予備投票で1度目と同じ3位。当選は望み薄と見られているが、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国は依然同氏を支持する構え。

〈スラキアット・サティアンタイ〉
58年、バンコク生まれ。名家の出身で、85年にタイ人として初めてハーバード大学の法学博士号を取得した。30代でチュラロンコン大学法学部長、チャーチャイ首相顧問、王室財産管理局理事長などを務め、バンハーン政権の95年に財務相。PTTEP会長、タイオイルの経営執行委員長などを経て、第1次タクシン政権で外相、第2次政権で副首相。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=224081963&owner_id=459989
おかあつ   2006年09月27日 18:59
首相候補最右翼は枢密顧問官、英字紙最大手バンコクポスト
2006/9/27 (03:13)| 主要ニュース 政治

【タイ】27日付の英字紙最大手バンコクポストはスラユット枢密顧問官が首相候補の最右翼と報じた。

 スラユット氏は陸軍のエリート部隊、特別戦闘司令部(SWC)司令官を経て、97年に陸軍司令官、02年から国軍最高司令官を務め、03年に定年退官後、国王により枢密顧問官に任命された。近年最高の司令官と高く評価される一方、軍の士官だった父親が50年代にタイ共産党に身を投じ、親子で敵味方に分かれた過去がある。

 国王、プレム枢密院議長(元首相、元陸軍司令官)とソンティ陸軍司令官をつなぐ立場で、人格、識見は国内で非常に高く評価されているが、退役軍人で、国王に直結する立場という点が微妙になりそうだ。

http://www.newsclip.be/news/2006927_006939.html
おかあつ   2006年09月27日 19:05
暫定憲法と首相、月末に発表か
2006/9/27 (16:04)| 主要ニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「民主改革評議会(CDR)」は9月30日に暫定憲法と首相の認証をプミポン国王に求める予定だ。暫定政府が行政を担当する間に、6-10カ月で新憲法を制定、1年以内に総選挙を実施し、民主主義への復帰を目指す。

 ニュースクリップがCDRに確認したところ、暫定憲法は、内閣の設置、憲法の制定、クーデターを起こした軍部の恩赦などを定めたもので、施行後、CDRは名称を「国家安全保障評議会(CNS)」に変更し、安全保障、政府への助言などに権限を縮小する。

 憲法制定作業は、▽CNSによる立法議会(定数250)の設置▽立法議会が国民の代表2000人からなる国民議会を選出▽国民議会の2000人から同議会と立法議会が100人を選出し、憲法起草議会を設置▽憲法起草議会が35人からなる憲法起草委員会を選出--という流れ。CNSメンバーと立法議会議員は今後2年間、国政選挙への立候補が禁じられる。

http://www.newsclip.be/news/2006927_006947.html
おかあつ   2006年09月28日 01:39
国営メディア社長が辞職、前首相「最後の声」放送
2006/9/26 (17:59)| 企業 政治

【タイ】テレビ局チャンネル9、通信社のタイ・ニューズ・エージェンシーなどを運営する国営メディア会社MCOT(旧マスコミ公社)のミンクワン・セーンスワン社長(54)ら幹部が26日、辞表を提出した。チャンネル9は19日の軍事クーデターの際、地上波テレビで唯一、タクシン首相(当時)の非常事態宣言発令を放送し、軍部の逆鱗に触れた。

 ミンクワン氏はトヨタ・モーター・タイランド取締役だった02年に、タクシン政権によりマスコミ公社総裁に招へいされ、同公社の株式会社化、タイ証券取引所(SET)上場の指揮を執った。チャンネル9を競争力のあるテレビ局に変えるなど手腕を振るったが、ここ数年は、反タクシン色の強い番組の打ち切り、コメンテーターの排除などで批判を浴びた。

http://www.newsclip.be/news/2006926_006924.html
おかあつ   2006年09月28日 02:26
前暫定首相、近親者を通じて政治活動中止の意向を伝達

 陸軍筋からの情報によると、タクシン前暫定首相は24日迄に近親者を通じて民主改革評議会に対して、国内正常化推進の為に自身及び旧政権の閣僚、タイ・ラック・タイ党の党員が政治活動を中止する意向であることを伝えた模様。

 一方、パランタム党時代からタクシン前暫定首相の腹心の一人だったスダーラット・ゲーユラパン女史(前農業・協同組合大臣、党副党首)が24日午後にタイに帰国した事が明らかになっています。

 スダーラット女史は記者団に対して、当面の政治活動の中止及び国内正常化に向けた民主改革連合の取り組みや自身に対する資産調査に協力する意向を表明していたようです。

 一方、民主党は24日、前暫定首相系だったCSサテライト社が絡む高額な関税を脱税した疑惑を暴露した乙仲業者が暗殺された事件に対する捜査の前進を25日に国家警察本部に要請する方針を明らかにしていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24365868.html
おかあつ   2006年09月28日 02:29
2003年03月28日

「タクシン首相系企業脱税疑惑の重要証人が白昼殺害される」

昨年行われた野党による不信任決議案審議に於いて野党側からの厳しい追求に晒されたタクシン首相系のシン・サテライト社が通信関連機器の輸入の際に関税を脱税していた疑惑に関して重要な証人として野党側に情報を提供し、また当該疑惑に関わる裁判に証言書を提出している事で知られる通称チップピング・ムゥー(Shipping Muu)ことピチェート・ウィリッヤ氏(43 戸籍上の正式名はゴンテープ・ウィリッヤッで、この名前で報道しているメディアもある)の他殺死体が3月26日12時頃チァン・ラーイ県メー・ヂャン地区内の公道上で運転していたバイクと共に発見された。

 バンコク都内ラクシー地区に自宅があるピチェート氏は、件の脱税疑惑の核心部分に触れる証言を行って以来度々命が狙われていると脅迫されることがあったため、約1年くらい前からチァン・ラーイ県内メー・ファールゥアン地区にある妻の実家に身を寄せていたと伝えられており、事件発生の2-3週間前には子供が13歳の誕生日を迎えた日に民主党党首のチュアン・リークパイ氏に子供と一緒に面会に伺いたいとの申し出が電話であり、面会の際に政権内で重要な地位にある人物(報道により下院議員又は閣僚メンバー)から直接証言を引っ込めるよう要求された事を明かした上で、命を狙われる恐怖から証言を取り下げるべきか、13歳の息子に勧められたように今後も証人としての立場を果たしていくべきか悩んでいる心の内を明かしていたという。

 事件の背景に関して警察は「政治的な背景」という言葉を避け、ピチェート氏の個人的な係争事が背景にあるとの見方を語っているが、件の脱税疑惑追及の主導的役割を果たしてきたソンクラー県選出の民主党下院議員であるシリチョーク・ソーパー氏は事件の背景を熟知しているはずの政府が前向きに解決に臨まなければ、正直者が馬鹿をみる政治の暗黒時代を招来することになると語り政治的な背景が有ることを強調している。

 尚、件の脱税疑惑もみ消しのために多大な貢献をした恩賞として現在の地位が与えられたと噂され、また昨年の不信任決議案審議で野党からこの件で追求のターゲットにされた財務省歳入局出身のスチャート財務大臣は自らの事件の関わりを否定した上で、政権関係者が証人に証言を取り下げるように依頼するなんて事は有り得ないことだと語っている。

 また、昨日の国会では民主党から件の脱税疑惑とピチェート氏殺害事件との関わりを追求されたタクシン首相は、いつになくエモーショナルに「汚職事件しかり、麻薬撲滅戦争しかり、全て本気で取り組んでいると」応じる場面も見られた。 

http://homepage3.nifty.com/jean/Papers/Old/2301_03/230321-31.html#shipping_muu
おかあつ   2006年09月28日 02:31
ランシット大学の学生、法律新議員に旧政権関係者を据えたのは不適切と抗議

 24日、ランシット大学学生会の関係者が民主改革連合本部を訪れ、法律審議委員会委員の一部に旧政権関係者を据えた事は極めて不適切であるとする抗議文書を提出しました。

 学生達が指摘している旧政権関係者とはウィサヌ、ブワンサック両氏の事を指しているのではないかと思われますが、今回の抗議について学生達は法律審議委員会に旧政権関係者を据えることは、国家汚職取締委員会の委員9人及び同委員会が進める旧政権関係者に対する汚職・不正調査に対する信頼性にも影響を与える極めて不適切な事であると指摘しているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24365765.html
おかあつ   2006年09月28日 02:32
民主改革評議会、地方政治家の政治活動を禁じる通達

 民主改革評議会は24日、県及びタムボン行政機構を初めとする地方政治組織の政治活動を一時禁止する通達を布告しました。

 通達の中で民主改革評議会側は、社会対立を引き起こす恐れがあるとして、民主改革評議会を支持する支持しないに関係なく一切の政治活動を正常化実現まで禁止するとしているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24365680.html
おかあつ   2006年09月28日 02:38
タイ国営メディア経営陣が辞任へ、非常事態宣言放送で引責

 [バンコク 26日 ロイター] タイの国営メディア会社MCOTのMingkwan Sangsuwan社長と取締役会のメンバーが、27日付で辞任する。クーデターが発生した際、タクシン首相(当時)の非常事態宣言をテレビ放送したことに対する引責辞任という。Rawat Chamchalerm会長が26日、記者団に明らかにした。
 軍が実権を掌握したことで、MCOT経営陣の刷新や番組再編の可能性がある、との見方から、クーデター後に取引が再開された21日以来、MCOT株は急落していた。
 MCOTは、傘下にテレビの「チャンネル9」、62局のラジオ局、国営タイ通信社(TNA)を持つ。タイ証券取引所のデータによると、8月下旬時点で政府の保有率は77.28%。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000830-reu-bus_all
おかあつ   2006年09月28日 04:56
暫定憲法、歴代で最も国民主権を尊重も監視機能面で欠陥

 暫定憲法制定委員のボワンサック・ウワンナノー氏は27日、暫定憲法はクーデター後に公布された暫定憲法の中で最も国民主権を尊重した内容になっていることを明らかにしました。

 一方で、同じく委員のコートム・アーリーヤー氏(憲法改正審議会委員)は、暫定内閣に対する不信任決議案の提出規定が無いこと、また国民参加面で十全で無いことなど、監視牽制機能面で不完全であること、また、緊急案件や重要案件に関しては依然安全保障評議会に介入の余地を与えていることを認めました。

 しかし、委員長のミーチャイ・ルゥチュパン氏は、安全保障評議会の国政への関与は、憲法制定会議の構成員の指名に限定され、その後の憲法制定に向けた協議には一切介入しないことを強調していました。

 尚、最新の報道によると暫定憲法は30日に国王の認証を経て、10月1日に暫定首相名と共に公にされる予定になっているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24541116.html
おかあつ   2006年09月28日 04:57
スラユット枢密院議員、前暫定首相は帰国するべきではない

 枢密院評議会議員のスラユット・スラーノン大将は27日、情勢が不安定な状況下でタクシン前暫定首相が帰国する事は、支持派と反対派の対立を煽ることに為り得るとして、国内一致団結体制の創成及び国益の為にも現状では帰国するべきではないとの認識を示しました。

 一方、ここに来て暫定首相の最有力候補と指摘されている事に関しては、その様な打診は民主改革評議会側から一切無かったとした上で、自身は高齢でもあり、むしろ教育分野で国の為に役立ち立ちたいと語っていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24541046.html
おかあつ   2006年09月28日 04:58
民主改革評議会、10月1日に憲法裁に代わる憲法判事評議会メンバーを任命

 最高裁判所所長のヂャラン・パクディータナーグン氏は27日、暫定憲法の公布に伴い、現在機能が停止している憲法裁判所に代わり憲法判事評議会を設置し、10月1日に民主改革評議会によって評議会を構成する判事9人の任命が行われる予定になっていることを明らかにしました。

 尚、ヂャラン氏によると、評議会の判事長はヂャラン氏自身が務め、最高行政裁判所長が副判事長を務める事が内定しており、その他の7人の判事に関しては最高裁判所判事から5人、最高行政裁判所から2人が選出される予定になっており、評議会始動後は、政治的な干渉を徹底的に排除して、5政党に対する解党審議を初めとする、これまで憲法裁判所が抱えていた案件の処理にあたる事になっているようです。

http://thaina.seesaa.net/article/24541071.html
おかあつ   2006年09月29日 19:04
スラユット枢密院議員が暫定首相、チャワリット元首相が内閣顧問?

 未確認情報によると、暫定首相には枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将が、経済担当副首相に中銀総裁のプリーディヤートン・テーワグン氏、元首相のチャワリット・ヨンヂャイユット大将が安全保障・国内和解推進担当内閣顧問に据える方向で動いている模様。

 尚、29日に王室に対して国王による暫定憲法及び暫定首相の認証に必要な手続きを終えた民主改革評議会首班のソンティ大将は、暫定首相は「皆が気軽にワイで敬意を表することが出来る、よく知られた人物」であることを明らかにしていました。

(タイ時間 12:05)

http://thaina.seesaa.net/article/24609693.html
おかあつ   2006年09月29日 19:07
政府宝くじ局局長が辞職

 政府宝くじ局長でタクシン前暫定首相に極めて近い人物としても知られていたスラシット・サンカポン警察少将が28日、辞表を提出し辞職した事が明らかになっています。

 政府宝くじ局に関しては、前政権が闇賭博殲滅を期して取り組んだ番号指定宝くじの資金の流れ等が民主改革評議会の調査対象になっていました。

 また、政府宝くじ局は、選挙の投票用紙を印刷する機関としても知られ、2005年の総選挙の際に前政権側の指示で規定枚数以上の投票用紙を印刷し、それがタイ・ラック・タイ党側に渡っていたとの疑惑も指摘されていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24590996.html
おかあつ   2006年09月29日 19:09
陸軍司令官への愛の贈り物、爆弾処理班が放水処理
2006/9/29 (01:37)| 社会

【タイ】バンコク都内の陸軍本部に28日夜、不審な包みが届けられ、爆弾処理班が高圧ホースで放水したところ、中身はスチール製の額縁と高齢者が気をつけるべき病気の本だったことが判明した。
 
 包みは午後6時ごろ、ベンツで乗り付けた中年女性が、ソンティ陸軍司令官にといって守衛に手渡した。包みには名刺と「愛と好意を込めて」というメッセージカードがついていた。

 守衛が金属探知機に通したところ、金属反応があったため、爆発物の可能性があると判断。放水処理したという。

http://www.newsclip.be/news/2006929_006972.html
おかあつ   2006年09月29日 19:10
首都圏の住民の34%がスパチャイ氏の暫定首相就任を支持

 私立バンコク大学が首都圏在住の住民を対象に行った意識調査で、34%の回答者が現国連貿易開発会議事務局長のスパチャイ・パーニッチャパック氏の暫定首相就任を支持すると回答し、以下枢密院評議会議員のスラユット・ヂュラーノン大将(28%)、最高行政裁判所長のアッカラートン・ヂュラーラット氏 (15%)、最高裁判所長のチャーンチャイ・リキットヂッタナ氏(9.9%)と続く結果になったようです。

 尚、上記の内、チャーンチャイ氏とアッカラートン氏の両名は、既に憲法裁判所に代わる憲法判事評議会の議長及び副議長に就任する事が内定しています。また、今回の調査で、依然首都圏住民の間で人気があるプラチャイ・ピヤムソムブーン氏や、既に民主改革評議会経済主席顧問に就任した中銀総裁のプリーディヤートン・テーワグン氏の名前を挙げた者もいたようです。

 また、暫定首相が早急に取り組むべき案件に関しては、南部問題を挙げた者が一番多く、以下汚職問題、国外からの信頼の醸成、貧困問題と続く結果になったようです。

 また、回答者の50.8%が、民主改革評議会が公約通り実権掌握から二週間後の10月4日までに主権を国民に回復してくれると確信していると回答していたようです。

 尚、民主改革評議会内で既に内定していると伝えられている暫定首相に関しては、同評議会報道官のパラーングン中将が10月1日に国王の認証手続きが行われる見通しになっていることを明らかにしていました。

http://thaina.seesaa.net/article/24591018.html
おかあつ   2006年09月29日 19:13
暫定首相の選考終了、スラユット氏が有力か

2006/9/29 (00:27)| トップニュース 政治

【タイ】クーデターで政権を掌握した「民主改革評議会(CDR)」は28日、暫定首相の選考を終えた。2-3日中にプミポン国王の認証を得、正式発表がある見通し。

 暫定内閣の詳細は明らかになっていないが、タイ字紙プージャッカーンのネット版は29日、国王側近のスラユット枢密顧問官(63)が首相、プリディヤトン・タイ中央銀行総裁が経済担当副首相に就任すると報道した。

 スラユット氏は97年に陸軍司令官、02年から国軍最高司令官を務め、軍の近代化を推進。03年の定年退官後、国王により枢密顧問官に任命された。

 人格、識見ともに優れた職業軍人として高く評価される一方、軍の士官だった父親が50年代にタイ共産党に身を投じ、親子で敵味方に分かれた過去がある。また、国軍最高司令官退官後、東北地方の電気もないような寺で3カ月の出家生活を送った。

〈枢密院〉
国王の諮問機関。国王の命を受け王室の公務を代行するほか、枢密院議長は国王不在の際、一時的な摂政となる。王位継承にも影響力を持つ。顧問官はスラユット氏を含め19人、議長はプレム・ティンスラーノン元首相・元陸軍司令官。

http://www.newsclip.be/news/2006929_006970.html
 
出展 2006年09月20日01:55 『クーデターか!?』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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