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2006年9月15日金曜日

実用主義と耽美主義 (mixi05-u459989-200609150825)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
実用主義と耽美主義
2006年09月15日08:25
Windowsのデザインってかっこいいだろうか。 僕は一度もかっこいいと思ったことが無い。 Windows MEのCDデザインなんて抱腹絶倒物ですらあった。 すぐ絶滅したけど。 なんだよ、あの飛んでる人の背景。

最近 MacBookを買った。だからこそ、飛びつくようにMacBookに乗り換えた。 使っている時の感覚的な違和感が全く無く、とても心地よい...。 Windowsなんてデザインがダサくて使ってられない。 それに、新しいOSだからこそサクサクと動く。 それはやはり Windowsのように常に互換性と呼ばれる過去の遺産を引きずってないからだ。OSが何のしがらみも持たずに理想的な状態で作られている。 WindowsについてくるExplorerの動作は、未だに沢山のバグを抱えている。このだましだまし使っている辛さというのは、耐え難いものがある。 それに、マックには色の設定やフォントの設定など、美的感覚を尊重した、indowsには絶対にない設定項目がある。 全てが調和の取れた配置に並んでる。

でも ... 飛びついて 1週間ちょっとたち .. 使いこなすために様々な工夫をしていくその過程で、限界みたいなものが見えてきてしまった。

例えば、新しいOSであるからこその欠点なのだが、日本語の通りがWindowsと比べるとかなり悪い。 また、お世辞にも日本語入力ソフト「ことえり」の使い勝手はよいとは言えない。 はっきり言ってしまおう。 悪い。

僕はIMEが結構好きだった。すごく悪く言う人もいるし、確かに変な変換もするときもあるけど、大体合理的に変換してくれる。文章を長めに変換するようにするとかなりの確立で正しく変換してくれる。 また、記号系の辞書が充実しているのが、意外と便利だった。 矢印とかキリルとかデーとか入力すると、σとか⇔とかгとかДとかに変換してくれる辞書が最初から入っているのだ。

「ことえり」はとにかくそういう親切さがない。それに変換もかなりおかしい。 使いやすいソフトとはいえない。 それでATOKを買って入れた。すごく精度が高い変換結果を返してくれるので随分楽になった。

しかし、プログラムを組んだりする時には、記号系の辞書が最初から入っていないのが、ぃ意外ぃと不便だった。 やじるしと書いて ⇔ がすぐ出てくれないのが、いざなくなってみると、意外と不便なのだ...。

また、キーボードの話になるのだが、Windowsにはあるけどマックには無いというキーが意外と沢山あるのはご存知だろうか...。 マックには英数切り替えキーが無いのだが、意外と不便だ。 このキーは普通に使っている時は使う機会が少ないかもしれないが、ANSI配列として利用する場合は~キーにあたる。 これがなくなってしまうと、ANSI配列に変更したときに入力できなくなってしまうため、かなり不便だ。

また、DELETEキーが無いのも、意外と不便だ。

HOME/ENDキーがFNキーと組み合わせで呼びださせるようになっているが、その肝心のFNキーが右側にあるのでとても押しづらい。 これはWindows系PCではあまりみかけない配置だ。 文章を編集する時にとても時間が掛かる。 また、HOME/ENDキーは、標準でないキーであるらしく、ソフトによって動作が違う事が多い。

マックは基本的に全てをマウスで操作する、という哲学があるように見える。 これは初心者の人にも直感的で理解しやすいインターフェースを提供する反面、これが、慣れてくると裏目に出てすごく操作に時間が掛かる。

マックにもショートカットキーがあるから、そんな事はない、という人はWindowsのショートカットキーというかフルキーボードアクセスの威力の絶大さを知らない。

マウス操作が標準のマックと違い、基本的にWindowsではマウスは付属品なのだ。 これはどういうことかというと、マウスが無くても「全て」の操作が出来るという事なのだ。 起動からログイン・設定・シャットダウンにいたるまで全てショートカットキーだけで呼び出すことが出来る。 マックでは、項目によりショートカットキーが割り当てられていたり、割り当てられていなかったりする。だから、絶対にキーボードだけでは到達できない機能が少なからず存在する。 ここは Windowsと大きく違う点だと思う。

また、Windowsでは、ショートカットキーは二種類の系列に分かれている。 ALT系ショートカットとCTRL系ショートカットだ。 ALT系ショートカットは、メニュー項目を呼び出すためのショートカットキーだが、メニュー項目全てに例外なく全て ALT+アルファベットキーのショートカットキーが割り当てられている。 例の河川が引いてあるアルファベットがそれだ。

それに加えて、マックのように、CTRL+アルファベットのキーを一回押すだけで実行できる CTRL系ショートカットも別系統として割り当てられる。

ALT+アルファベットのほうは2ストローク以上の操作が要求されるので、多少時間が掛かるが、CTRLキー系列のショートカットは1ストロークで操作できるため、高速に入力できる。ALT2ストローク系ショートカットも慣れれば非常に高速に入力できる。

それと比べてしまえば、マックは、そこまで完璧にキーボードで操作する事はできない。 一応フルキーボードアクセスを ^F1でオンにすれば出来る。 だが、さすがに Windowsのような、瞬間 神業的な速度で操作する事は出来ない。

また、マックでは、コンテクストメニュー(右クリック/CTRL+クリック)にショートカットキーは割り当てられていなことが多い。 Windowsではコンテクストメニューにも、ALT系ショートカットと、場合によってはCTRL系のショートカットも割り当てられている為、非常に使い勝手が良い。 また、コンテクストメニューにCTRL系のショートカットが割り当てられている場合は、コンテクストメニューをポップアップすることなく呼び出すことが可能だ。


Windowsでは、CTRL系ショートカットキーが割り当てられていなくても、キーボードだけで操作できる。 例えば、ウェブブラウザなどで、画像を右クリック V リターン ... とするだけですぐに画像ファイルの保存が出来る。 この様に操作すれば操作は瞬間的に完了する。 保存したい画像の数が多くなってくると、これが結構便利なのだ。 マックだと、延々とマウス操作を繰り返す必要があって、正直しんどい。

また、Explorerもあれだけ、いやいや使っていたのだが、Finderと比べると、意外に便利な点が多いことに気が付く。例えば... Finderを使い始めると、一番最初に驚くのは、カットアンドペーストが排除されている事だ。 ファイルのカットアンドペーストは確かに慣れが必要で、慣れないと意外な場所にファイルを移動してしまう間違えを起こしやすい。 マックでは、そういう初心者にわかりづらいあいまいな操作は、最初から排除する、という哲学が見える。 でも結果的に言ってしまえば、マックではいちいちFinderを2個立ち上げて貼り付けないといけないので、とても時間が掛かる。

また、細かな事なのだが Windowsでは、アプリケーションのファイル選択画面は Explorerと互換性がある。 つまりファイル選択画面からExplorerにファイルを移動したりする事ができるのだ。これは何気ない小さな機能だけど意外と使ってしまう。 あると意外と便利なのだ。

この機能はMACには無いのだが、無くなると意外と使いづらいものだ。


概して、MACは直感的なのだが、操作にとても時間が掛かる。これは慣れが付いてくると更にその感が強くなる。 マックと格闘して1週間以上たったけど、結論として僕はそう思う。


でも、なんと言うか... 絵を描いている様な、歌を歌っているような気持ちで操作するのは、やっぱりMACの方がいい。 マウスを持って、楽しく操作して、楽しく創作する。 そういう操作は絶対マックだ。



Windowsはどう考えても、汚い。 デザインもどんなにかっこつけても、ダサい。 かっこつければつけるほど、ずれている。

でも、Windowsはどちらかと言うと、ぼろぼろの作業着を着て頭もボサボサのさえない、でも仕事をさせるとものすごい手際の良い技術工の様なOSなのだと思う。 なんかしらないけど、いつまでも古いズボンをはきふるしていたりする。いい加減変えろよと言いたくなる。 だがそのズボンはボロボロなようでいて、実は長年の作業経験に裏付けられた最適な位置にポケットが付いているのだ。 実際Windowsのプログラムは汚いプログラムが多い。 Windowsで一番使うソフトであろう、Explorerも相当汚い。 動作も微妙に変だ。 だけど、そういう使い古された道具の良さみたいなものが、Explorerにはあるのではないか、と思った。

MACは、特に、OS X が極めて新しいOSだという事もあって、そういう熟練した古さが無い。 古いものを捨てさることで洗練されているが、その代わり、若いが故にいろいろ遠回りしているようにも思う。 しかし、熟練とは全く無縁な世界... 新しく感覚的で瞬間的なひらめきを大切に出来るような気がする。



いずれにせよ、MACで作業をするためにはソフトがもう少しそろわないと駄目だ。 例えば、僕がメインで利用としている Dreamweaverは まだPowerPCアプリだが、とにかくメチャメチャ遅い。 Flashもしかり。遅い。

マックには、DTMソフトの巨人=LOGICをはじめ... 直感的な思考伝達総合ツール=OMNIシリーズとか、オフライン高性能WIKI=VoodooPadとか、ものすごくいい線をいっているアプリがいっぱいあるので、ものすごく捨てがたい。 だけど... このままでは道具に振り回されているだけで、仕事にならない。


コメント一覧
ウミガメ   2006年09月17日 16:27
南部ハジャイでテロがあったそうですが、大丈夫ですか?
ガクムラ   2006年09月18日 20:34
だいじょうぶでしょうか?
おかあつ   2006年09月18日 21:37
すみません。 大丈夫です。僕が住んでいるのはラオスに近い北のほうなので、まったく影響ありません。
ガクムラ   2006年09月18日 21:49
ひと安心しました。
oxoofo   2006年09月28日 03:35
ロゴ関係のカッコ良さで一度だけヤラレタのは
eclipseのスプラッシュウィンドウでした。
月で夜で青テ。
ルックス的にはとりあえず一目ぼれでした。
なんか、機能も良く在って欲しい、
もし良くなかったら、この気持ちをどうしよう、
いや、きっと良いはずだ。
そんなインパクトが有りました。そのちょっと前に、
Sun One Studio だか、Sun自体のページだかで、黄色と青の不思議な配色を見ていた反動が加速させたのかも知れませんが。
おかあつ   2006年09月28日 04:35
あのロゴは、いいよね。
その期待を裏切らない高性能さも兼ね備えてる。

#あれは「日食」だから昼間でわ... ?
#と突っ込んでみる (^-^;
おかあつ   2006年09月28日 04:43
Sun One Studio って Swingなんだね...。
http://java.sun.com/developer/technicalArticles/WebServices/amazonws/fig4.jpg

正直、アイコンのデザインも美しくないのが、かなり災いしているような気がする。 また、使った覚えがあるけど、遅くって使う気に慣れなかった覚えがある。 (今はSwingも速くなったから...よくなったのかな)

いずれにしても、Eclipseの設計の良さは素晴らしい。 他のを使う気になれない。

http://citforum.ru/programming/java/babylon/sun2.jpg
ホントだ。青と黄色だ。 Eclipseと比べると軽く見えるよね。

http://ru.sun.com/products/sundev/jde/index.html

(何でロシア語?)
 
出展 2006年09月15日08:25 『実用主義と耽美主義』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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