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2006年7月22日土曜日

貧困の原因 (mixi05-u459989-200607222051)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
貧困の原因
2006年07月22日20:51
全ての人が文化的で豊かに暮らさなければいけないような感じがしてとても違和感を覚えてしまったですが、単に「豊かな人がいるから相対的に貧しい人が存在するのだ」っていうことをいってはいけないものなのでしょうか。

豊かになると失う物もたくさんあるのではないでしょうか。

ゆとりのある時間。 何もしない自由。 何も心配しない自由。

私は、豊かになれば、その引き換えに、そういうものは全てお金で買わなければならなくなるような気がします。

このニュースには貧しい農民という言葉が出てきます。 私は実際に、その貧しい農民を毎日見ながら暮らしていますが、 毎日自給自足無農薬野菜を食べながら、一日中のんびり牛の世話をしている彼らは、日本人よりも豊なのではないだろうかと感じることがあります。

豊かな国では望むべくもありません。

確かに、一概に「豊かになる必要など無い」などとは言い切れません。 実際、現金は持っていないですし、それが原因で窮地に落ちる事もあります。 それに、ひょっとしたらこの文章では、戦災や飢餓で困難に落ちている人のことを指しているのかもしれません。

しかし... 乱暴な言い方になってしまうことを恐れずに言えば、このニュースの文章にあるような「全ての人が豊かになるべきである」というのは、先進国の欺瞞なのではないかと私は感じるときがあります。


http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=63217&media_id=2

海外 ニュース
<後発発展途上国>経済成長しても貧困解消ならず
(毎日新聞 - 07月21日 03:10)
 【ジュネーブ澤田克己】国連貿易開発会議(UNCTAD)は20日、世界で最も貧しい後発発展途上国(LDC)50カ国に関する報告書を公表した。報告書によると、LDCは04年に平均5.9%の経済成長を達成したが、人口の急増などもあり貧困解消に結びついていないという。

 LDC諸国の労働力人口は90年の約2億4000万人から00年の約3億1000万人に増え、2010年には4億人を超えると予測。農業が労働力を吸収しきれなくなり都市化が進んでいるものの、農業以外の生産性の高い雇用創出はできていない。

 LDC向け援助は総額では99年から04年までで倍増し約249億ドル(約2兆9000億円)に達した。90年代の減少傾向は脱したが、アフガニスタン向けなどの政治的援助、災害緊急援助、債務免除などが増加分の多くを占め、生活に直結する社会インフラ整備が占める比率は90年代初期の48%から02~04年の24%にまで落ち込んだ。
コメント一覧
つっきー   2006年07月22日 21:14
フランス語でTiers monde(第三世界)という言葉があるが、最初聞いた時、何のことか分からなかった。ようはアフリカとかの「貧しい」国を指すもので、よく「第三世界を救おう」みたいなことをいう。しかし、どれくらいの「第三世界」のひとが実際に「救われたい」と思っているのか興味ある。
 
出展 2006年07月22日20:51 『貧困の原因』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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