【タイネタ】 金の亡者 タクシンが金をばらまいた件
2006年05月12日23:35
僕が住んでいるタイのイサーン地方、ウドンタニーに居ると、タクシン派のほうが圧倒的に優勢な事がよくわかる。
それは、ただ単に、タクシンがイサーン地方にコビを売っているからだ、と思われがちである。 だが、僕は、あながちそうでもないと思う。
なぜかというと、実際にタクシンが実際にやっている政策のおかげで、農業・酪農がスムーズになり供給や価格が安定しているのを見て取れるからだ。 金に物を言わせて土地を買い占められて働けなくなった農民に土地を返したりもしている。そのおかげで貧乏な人たちがちゃんと働けるようになった。
これは、ただ単にイサーン人のご機嫌取りだというだけではなく、長い目で見るとタイの安定生産につながっていると思う。 こういう小さなことの積み重ねがタイを強くするのだと思う。
でも、この間のバンコクの半タクシン派のデモのときは、沢山の日本人が「タクシンはアホだ駄目だ」的に 特に理由なくコキおろしているのを見た。
怒ってバンコクまで出てきたイサーン人が沢山居たが、彼らはどうせタクシンから金を貰ってるんだろう、あいつらバカだ見たいないわれ方もされていた。
今日のこのニュースを見る限り、それは実際に起こっていたみたいだ。
でも、どうだろう。
反タクシンのソンティの集会と比べると、明らかに反タクシンの集会は見劣りしていた。
僕もテレビでソンティの集会を見た。 どう見てもソンティの集会はゴージャスだった。 それはタクシン派の集会と比べたら圧倒的ですらあった。 ライトアップされた素晴らしくきらびやかなステージ上で、コンサート・ライブ・コントを毎晩のように繰り広げていた。 芸能人も来る。有名人は駆けつける。 それは豪華だった。 ただの反政府デモとはいえ、立派なエンターテイメントだといえた。
それに比べて反タクシン派の方は、どう見てもダサかった。 テレビカメラからしてボロいらしく、映像はチャチだった。 ライトアップもなかった。 取り敢えず、出てくる素人のオバちゃんの豪快な太っ腹な話の面白さだけで場をつないでいた。
どう見てもソンティの方がお金がかかってるように見えた。
そして、僕が思うのは、そのお金はどこからきたんだろうか、ということだ。
それに、イサーン地方に住んでると往復するだけで結構お金がかかる。 僕の住んでいるウドンタニーでバス往復1400バーツ位だ。結構な額である。 その上バンコクに行って宿泊代(とはいってもホテルとかには止まらないだろうけど)や生活費を考えると、まぁそれなりにはお金がかかるはずだ。
じゃぁこれでタクシンがお金をばら撒かなかったらどうか...
まるでバンコク人はまるでイサーン人なんか居ないように振舞ったのではないかと思う。 ソンティはお金もあるしタイの報道機関も握ってるし やろうと思えば何でもし放題だ。
それはそれでまずかったのだと思う。 だいたい、イサーン人は、ソンティは駄目だと思っても、バンコクまで出て行ってデモ集会をやるほど暇でもなければリッチでもない。
当然、バンコクに出稼ぎに出てる多くのイサーン人も多分ひっそりと黙ってるだろうと思う。 生活がかかってるからだ。 下手にコトを荒立てたらクビにされかねない。
確かにこのニュースだけ見ると、イサーン人ってアホだなぁとかいう風にバカにされてみられがちだ。
だけど、タイっていうのは民主主義がちゃんと成熟してる国ではないので、そうではないんじゃないか、と僕は思う。
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http://thaina.seesaa.net/article/17697653.html
貧困者キャラバンの女性幹部が帰郷後に突然リッチに
タクシン首相支持派の貧困者キャラバンの女性幹部が、帰郷後に地方では超高級な部類に属するタイで一番売れている日系の小型トラックを購入したりと突然裕福になり、地域住民の間で不信感が広がっているんだそうな。
ローイエット県在住の女性幹部側は、魚の養殖に使用していた遊休地と引き替えに新車を購入したとか、友人とやっている事業の利益から購入したなどと言って、タイ・ラック・タイ党から特別な計らいを受けていたとの疑惑を否定しているようですが、女性のかけ声でキャラバンに参加した地域の住民の間では、キャラバンの取りまとめ役として特別な手当をタイ・ラック・タイ党側から受け取っていたり、参加した住民への支給分をピンハネしたのではないかとの疑惑が拭い切れていないようです。
また、住民の中には一日1,000バーツの約束で20日間参加したから2万バーツもらえた筈なのに、たった1万バーツしかもらえなかったと秘密を暴露する者まで現れているんだそうな。
それは、ただ単に、タクシンがイサーン地方にコビを売っているからだ、と思われがちである。 だが、僕は、あながちそうでもないと思う。
なぜかというと、実際にタクシンが実際にやっている政策のおかげで、農業・酪農がスムーズになり供給や価格が安定しているのを見て取れるからだ。 金に物を言わせて土地を買い占められて働けなくなった農民に土地を返したりもしている。そのおかげで貧乏な人たちがちゃんと働けるようになった。
これは、ただ単にイサーン人のご機嫌取りだというだけではなく、長い目で見るとタイの安定生産につながっていると思う。 こういう小さなことの積み重ねがタイを強くするのだと思う。
でも、この間のバンコクの半タクシン派のデモのときは、沢山の日本人が「タクシンはアホだ駄目だ」的に 特に理由なくコキおろしているのを見た。
怒ってバンコクまで出てきたイサーン人が沢山居たが、彼らはどうせタクシンから金を貰ってるんだろう、あいつらバカだ見たいないわれ方もされていた。
今日のこのニュースを見る限り、それは実際に起こっていたみたいだ。
でも、どうだろう。
反タクシンのソンティの集会と比べると、明らかに反タクシンの集会は見劣りしていた。
僕もテレビでソンティの集会を見た。 どう見てもソンティの集会はゴージャスだった。 それはタクシン派の集会と比べたら圧倒的ですらあった。 ライトアップされた素晴らしくきらびやかなステージ上で、コンサート・ライブ・コントを毎晩のように繰り広げていた。 芸能人も来る。有名人は駆けつける。 それは豪華だった。 ただの反政府デモとはいえ、立派なエンターテイメントだといえた。
それに比べて反タクシン派の方は、どう見てもダサかった。 テレビカメラからしてボロいらしく、映像はチャチだった。 ライトアップもなかった。 取り敢えず、出てくる素人のオバちゃんの豪快な太っ腹な話の面白さだけで場をつないでいた。
どう見てもソンティの方がお金がかかってるように見えた。
そして、僕が思うのは、そのお金はどこからきたんだろうか、ということだ。
それに、イサーン地方に住んでると往復するだけで結構お金がかかる。 僕の住んでいるウドンタニーでバス往復1400バーツ位だ。結構な額である。 その上バンコクに行って宿泊代(とはいってもホテルとかには止まらないだろうけど)や生活費を考えると、まぁそれなりにはお金がかかるはずだ。
じゃぁこれでタクシンがお金をばら撒かなかったらどうか...
まるでバンコク人はまるでイサーン人なんか居ないように振舞ったのではないかと思う。 ソンティはお金もあるしタイの報道機関も握ってるし やろうと思えば何でもし放題だ。
それはそれでまずかったのだと思う。 だいたい、イサーン人は、ソンティは駄目だと思っても、バンコクまで出て行ってデモ集会をやるほど暇でもなければリッチでもない。
当然、バンコクに出稼ぎに出てる多くのイサーン人も多分ひっそりと黙ってるだろうと思う。 生活がかかってるからだ。 下手にコトを荒立てたらクビにされかねない。
確かにこのニュースだけ見ると、イサーン人ってアホだなぁとかいう風にバカにされてみられがちだ。
だけど、タイっていうのは民主主義がちゃんと成熟してる国ではないので、そうではないんじゃないか、と僕は思う。
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http://thaina.seesaa.net/article/17697653.html
貧困者キャラバンの女性幹部が帰郷後に突然リッチに
タクシン首相支持派の貧困者キャラバンの女性幹部が、帰郷後に地方では超高級な部類に属するタイで一番売れている日系の小型トラックを購入したりと突然裕福になり、地域住民の間で不信感が広がっているんだそうな。
ローイエット県在住の女性幹部側は、魚の養殖に使用していた遊休地と引き替えに新車を購入したとか、友人とやっている事業の利益から購入したなどと言って、タイ・ラック・タイ党から特別な計らいを受けていたとの疑惑を否定しているようですが、女性のかけ声でキャラバンに参加した地域の住民の間では、キャラバンの取りまとめ役として特別な手当をタイ・ラック・タイ党側から受け取っていたり、参加した住民への支給分をピンハネしたのではないかとの疑惑が拭い切れていないようです。
また、住民の中には一日1,000バーツの約束で20日間参加したから2万バーツもらえた筈なのに、たった1万バーツしかもらえなかったと秘密を暴露する者まで現れているんだそうな。
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