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2006年5月8日月曜日

論文との出会い (mixi05-u459989-200605080949)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
論文との出会い
2006年05月08日09:49
なんか、たまに、人に言葉が伝わらないのがムショウにイヤになることがある。 勿論、話をわかりやすくするのは当たり前だし、よい文章を書くための努力を怠らないのも当たり前。 とはいえ、ある程度込み入った論理的な話になると、全然通じなくなる。

論理的で込み入ることを恐れずに、核心に迫る話を思う存分繰り広げたいなぁ。

そんなことをおもいながら、今日ニュースを読んでいるとき、ジニ係数という言葉を知った。 貧富の差を端的にあらわす係数らしい。

これについて調べていたら、なんだか実に厳密でわかりやすい文章がいっぱい出てきたので嬉しくなった。

だけど、これはよく見たら論文だった。

論文か。 こういう話は論文でするものだったのか。

今まで、こういう話というのは友達とするものだと思っていた。 ひょっとしたら、僕はすごく場違いなことをしていたのか。
コメント一覧
ものぐさ太郎   2006年05月08日 21:35
おかあつさん、はじめまして。
足跡から来ました。

>論理的で込み入ることを恐れずに、核心に迫る話を思う
>存分繰り広げたいなぁ。

それならディベートをやるといいです。ちゃんとした
アカデミックなディベートです。
おかあつ   2006年05月08日 21:58
初めまして! ... でも、実はイサーン太郎さんのことは、コミュニティーで見かけたので知っていました。

>それならディベートをやるといいです。

ディベート。いいですね。

実は、ディベートもディスカッションもすごく好きです。

ちょっと前にある人と話がうまくかみ合わなかった事があって、この文章はその時の思った事を書いたものです。

少し書き方がまずかったのですが、僕は「その発言は差別だよ」とか「その意見は事実じゃないよ」とか 「こっちの方法のほうが合理的だよ」とか、そういうことを他の人に説明したい、というのがそもそもの動機なのです。

私はシステムエンジニアなので、仕事柄、好みで片付かない事も多いですし...。

でも、一般的には合理的な意見を好まない人のほうが多いので、結局「まぁそういうこともあるよね」的にまとめちゃう事が多いのです。

どちらかというと、議論を好まない国民性に苛立ちを持っている、というほうが正確だったと思います。
ものぐさ太郎   2006年05月09日 17:30
>おかあつさん 

ディベートが好きならいちどここ↓へ顔を出すことを
お薦めします。でも東京に住んでいないと無理ですけどね。

「日本社会人ディベート連盟JBDF」
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/3902/ 

ところで、ディベートをするのと他人を説得するのとは
違います。

人間は感情の動物なので、たとえ自分が間違っていても
論破されると不愉快になり、ますます意固地になります。

論破しないで他人を自分の思う方向へ導くにはどうしたら
よいか (How to win people to your way of thinking)?

1. Don't criticize, condemn or complain.
2. Give honest, sincere appreciation.
3. Arouse in the other person an eager want.
4. Become genuinely interested in other people.
5. Smile.
6. Remember that a person's name is to him or her the sweetest and most important sound in any language.
7. Be a good listener, encourage others to talk about themselves.
8. Talk in terms of the other person's interest.
9. Make the other person feel important--and do it sincerely.
10. The only way to get the best of an argument is to avoid it.
11. Show respect for the other person's opinions. Never tell a person he or she is wrong.
12. If you are wrong, admit it quickly and emphatically.
13. Begin in a friendly way.
14. Get the other person saying "yes, yes" immediately.
15. Let the other person do a great deal of the talking.
16. Let the other person feel that the idea is his or hers.
17. Try honestly to see things from the other person's point of view.
18. Be sympathetic with the other person's ideas and desires.
19. Appeal to the nobler motives.
20. Dramatize your ideas.
21. Throw down a challenge.

from "How to Win Friends And Influence People" by
Dale Carnegie

このような方法もあります。ご参考までに。
おかあつ   2006年05月09日 21:00
そうですね。 どれも大切な事だと思います。

ただ、ぶしつけを恐れず、率直に申しまして、そのレベルの事を話題にしているわけではないのです。

>ところで、ディベートをするのと他人を説得するのとは違います。

その勘違いをしている人は多いですが、僕はそうではありません。 基本的に僕は人と話すとき 論破はしないです。論破しても嫌な思いをさせて相手にうらおもてを作らせるだけですから。

>人間は感情の動物なので、たとえ自分が間違っていても
>論破されると不愉快になり、ますます意固地になります。

論破しないで「そうだよねぇ」と同意して待ってあげたり、何年も時間をかけて理解できる時がくるのを待ってあげたり、その人が自分で間違えるのを待ってタイミングを見て諭したり... という事もモチロンやります。

でも本当に死ぬまでわからない人っています。
一生気が付かない人もいます。

それもまた人生かな、と思います。


それに、間違っている状況で夢を見ているのが好きなタイプの人、って言うのも居ます。 こういう人たちは夢から覚めるまで非常に長い時間が掛かります。 それにこういう人たちは基本的に夢から覚めたくないので少しでも現実に関連する話題を持ちかけられると怒ります。 夢から覚めないといけない事件が来るまではテコでも動きません。

そこまでがんばって真実を知りたい、と思っていない人もいます。 理解しないといけない立場にいるのですが理解できない人に多いです。 こういう人は、何日かかけてゆっくりと少しずつ雑談を交えて徐々に話しますが、一定以上の理解を示せません。 こういう人達は能力的に理解できないのではなくて、もともと理解したくないのです。

結局、待つしかないんですよね。

僕は、あまり好きではないのですが、温度差、なんて言葉もありますね。

ただ、その問題が自分に深刻に関わる問題だったり、時間的にゆとりが無い状況だったりすると、僕的には、待っているわけにもいかないのです。

結局ガツンと頭を冷やして目を覚ましてもらうしかないのですが、そういう荒療治をすると、しっぺ返しを食らう危険もあるので注意が必要です。

で、結局僕が思うのは、そういう厳しさを持った人が少ないことなんです。 結局、今の日本では恵まれた状況で育った甘い人が増えたんだと思います。

僕はそれがイヤなのです。

人を説得するのが苦手で... とか、人付き合いがどうも苦手で、とかそういうレベルの話をしているんじゃないんです。
 
出展 2006年05月08日09:49 『論文との出会い』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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