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2006年5月5日金曜日

アジアの児童労働について (mixi05-u459989-200605052134)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
アジアの児童労働について
2006年05月05日21:34
児童労働に関するニュースがあった。 こういう話題を見るとうっすらとキリスト教のにおいがする。アジア文化を理解していない西洋人の典型的な勘違いのにおいだ。

アジアで実際に児童労働を間近で見ていれば、実際どういう状況なのかわかると思うのだが、児童労働を禁止するという前提として、「親が経済的・精神的に正常に機能している」「親が親として正常に機能していない場合でも政府が完全な補助をしてくれる」ということがあげられると思う。

これが満たされていない場合、児童労働を禁止されてしまったら、児童当人が自分で自分を支える手段を絶たれるわけで、えらい苦労をさせられてしまう。

東南アジアの国ではそんな前提はあたりまえのように満たされておらず、とはいえ、非常にアジア文化的な代替方法が村単位で用意されていたりするので、それはそれで何とかうまくいっていたりする。

もちろん、人身売買・強制児童買春など強制搾取されている状況を肯定しているわけではない。

ただ、西洋人がアジア文化を正しく理解できていないのに強制的に自分の価値観をアジアに押し付けてることと、逆にアジア文化の人は自分の文化を正しく理解する手段をもっていないので他の文化圏に対して説明も出来ないし、とはいえアジアだけでは自力で問題解決も出来ないっていうことがとても気になる。

────────────引用────────────
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=32464&media_id=2
<ILO>児童労働従事の5~17歳の子供が世界で2億人余
(毎日新聞 - 05月05日 00:10)
 【ジュネーブ澤田克己】国際労働機関(ILO)は4日、ILO関連条約が禁じる「児童労働」に従事する5~17歳の子供が世界で2億人余りに上るとする報告書を発表した。一方、こうした子供たちの数は減ってきており、売春など最も悪質な児童労働を今後10年以内に廃絶することも不可能ではないとの見通しを明らかにした。

 04年の調査に基づく報告書によると、世界各地で就労している5~17歳の子供は3億1740万人。このうち2億1770万人が、健康や安全を損なう恐れなどから禁止された「児童労働」に従事していた。前回調査の00年に比べ、児童労働に従事している子供の数は11.3%減となった。

 またILOは、アジア地域について、04年末に起きたインド洋大津波の被害にあった多くの子供たちが児童労働に従事することになりやすいという懸念を表明した。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=32464&media_id=2
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出展 2006年05月05日21:34 『アジアの児童労働について』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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