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2006年5月5日金曜日

暴走する露民族主義 相次ぐ外国人襲撃 アムネスティ警鐘 (mixi05-u459989-200605051731)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
暴走する露民族主義 相次ぐ外国人襲撃 アムネスティ警鐘
2006年05月05日17:31
「暴走する露民族主義...」こういうニュースがあった。

実は、僕の家に一時期ロシア人が遊びに来ていたことがあって、正直エライ目にあった。 言うこと聞かないし、すぐトラブル起こすし、日本文化との違いを理解しない。「モスクワの常識は世界の非常識」という勲章を贈りたい。

だから、この記事に書いてある「帝国の威信が失墜」という言葉にはすごくリアリティーを感じる。

ロシア人というのは、なんというか自信だけはすごい。 プライドが物凄い高い。 でも実際にはそのプライドの高さに見合った能力も経済力も無いのだ。

プライドが高いのはよい。だが、実力が伴わないプライドは迷惑だ。 周囲の人間はヤクザのお目付けの様なご機嫌取りを演じなければいけなくなる。 あんた、何様のつもりだ?と思う。

その友達はモスクワかぶれだった。 モスクワっ子なのよ、とはばからなかった。 だが実際にはモスクワっ子ではなかった。 それは、茨城人なのに東京育ちだから...と公言している人と同じである。 東京育ちにこだわる地方人同様、モスクワっ子を自称するその友達は、極端にプライド独走傾向が強かった。

とはいえ、モスクワっ子でなくてもロシア人であれば多かれ少なかれ、そういう傾向はあるようだ。

だから、この記事はちょっと気になった。

ところで、僕がタイに滞在している時にちょうどタクシン辞任劇が起こったのだが、産経新聞のこの事件に関する記事のクオリティーは非常に低かった。 ほとんど、反政府の英語で書かれたウソっぱちプロパガンダを真に受けて横流ししているだけで、そこには何の観察力も洞察力も感じられなかった。

あれはヒドすぎる。 あれのおかげで全日本人が あの事件が単純にタクシンの汚職事件なのだと誤解していると思う。 ぜんぜんちがうのに。

この記事も産経新聞のようだ。

だから、この記事がどれくらい信用できるものなのかな、とちょっと心配だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060505-00000008-san-int
暴走する露民族主義 相次ぐ外国人襲撃 アムネスティ警鐘

昨年28人殺される 戦前のドイツと酷似
 【モスクワ=内藤泰朗】国際的人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルは四日、外国人排斥を旗印とするロシア民族主義の暴走に警鐘を鳴らす報告書を発表した。外国人が多数在住するモスクワやサンクトペテルブルクなどロシアの大都市部では、毎週のように外国系住民が襲撃されるが、保安当局が真剣に対策を講じる気配はない。こうした現状は、後に独裁者ヒトラーを生み出した一九二〇年代当時のドイツの状況に酷似すると警告する専門家も出てきた。
 報告書「ロシア連邦・コントロールを失った暴力的な民族主義」では、暴力的な民族主義で昨年少なくとも二十八人が殺害され、三百六十六人が負傷したと言及し、「ロシア当局者には、故意に(民族主義に)目をつむる者もいる」として早急に対策を講じる必要があると訴えた。
 ロシア民族主義者による外国人襲撃事件は、今年になってエスカレートする兆候もある。ロシアのNTVなどによると、先月二十二日午後六時ごろ、モスクワ中心部の繁華街に近い地下鉄プーシキン駅構内で、アルメニア人大学生、ビゲンさん(17)が友人とキリスト教の復活祭をお祝いしようと、プラットホームに集まっていたところ、地下鉄から降り立ったロシア人の若者の集団に突然襲われ、ナイフで刺されて死亡した。若者たちはそのまま逃走した。
 白夜の季節を迎えて外は明るく、乗客らで込み合う地下鉄構内で発生した白昼の殺人事件に、モスクワ市民たちは衝撃を受けたが、ビゲンさんは今年十四人目の犠牲者にしか過ぎない。
 その前の週の十四日には、サンクトペテルブルクでアフガニスタン人が治安当局の制服を着た男たちの集団に襲われ暴行を加えられたほか、十三日には、南部のボルゴグラード州でロマニ人(ジプシー)たちの家族が襲撃され二人が死亡、二人が重傷を負った。七日には、サンクトペテルブルクで、人種差別の撤廃を求めて活動していたセネガル人の人権擁護団体指導者が射殺された。
 一昨年二月には、同じサンクトペテルブルクでタジク人の少女(9つ)=当時=が帰宅途中に自宅の目の前で十数カ所をナイフで刺されて死亡した事件が発生。今年三月二十二日には、同事件の容疑者の若者たち八人に対する判決公判が行われ、事実上の無実判決である狼藉(ろうぜき)の罪が言い渡された。陪審員たちは、殺害された少女よりも若者たちの将来に配慮した。
 ロシアの人権擁護団体ヘルシンキ・グループの法律顧問、ナビツキー氏は、外国人排斥の根には貧困や失業など同国の社会問題があり、その責任を外国人に転嫁する風潮の表れであると指摘したが、「民族主義が要因の事件は、全体の犯罪の1%に過ぎず、それを強調して過剰反応するのはまだ早い」と述べた。
 しかし、ロシアの著名なジャーナリスト、ムレチン氏は、ドイツ帝国が第一次世界大戦に敗れて帝政を廃止、ドイツ共和国(ワイマール共和国)の下で復興が始まった一九二〇年代とロシアの現状を比較。「帝国の威信が失墜し、失業者数が増大。そこに登場し人気を博したユダヤ人排斥運動をドイツの官憲は当時、野放しにした」と述べ、ファシズムが誕生する前のドイツと、現代ロシアには数多くの共通点があると警告した。
     ◇
【用語解説】スキンヘッド
 欧州で誕生し、ネオナチの民族主義運動のシンボルとして増大した。その数は全世界で総数12万人といわれる。旧ソ連末期の1990年にロシアに“輸入” され、2005年末現在、推定5万人と世界で最も多い。南部のカフカス系住民や黒人、非ロシア人を排斥し、「ロシア人のためのロシアを!」をスローガンに掲げる。頭をそり上げ、軍の迷彩ズボンに黒い靴をはく。白い靴ひもは、「ロシアにはびこる外国人を排除した勲章」だという。
(産経新聞) - 5月5日3時0分更新
コメント一覧
後藤ぽむ   2006年05月05日 22:15
初めまして。児童労働従事のニュースからやってきました。

えーとそこはほら産経ですから。
全日本人が産経新聞読んでるかはおいといて。

ゼミで産経新聞をちょいと読んでみたんですが面白いですねー。なんか書き方が中国っぽくて。
なんが中国っぽいかというとよくわかりませんが、なんとなく彼らの嫌う中国に雰囲気が似てるのは面白いと思いました。
本末転倒というかなんて言うんでしょうねこういうのって。

あと、児童が働かなきゃ食っていけないようなところで児童労働を禁止するのは確かにどうかと思いました。
おかあつ   2006年05月05日 23:18
>えーとそこはほら産経ですから。
>全日本人が産経新聞読んでるかはおいといて。

なるほど(^-^)ゞ そういえば確かにそうでした。
産経新聞を取ってる人ってムチャムチャ少ないですね。
そういえば。確かに。 気が付きませんでした。

僕が気になるのは、ネット上のニュース配信では意外とシェアをつかんでる事です。 やっぱりそういうマイナーな新聞なので、恐らくネット進出には力を入れているのだと思います。

けっこう高い頻度で産経がソースな様な気がします。

言われてみれば、僕はほとんどネット中心で情報収集しているので、必然的に産経にあたる率があがっていたのだということなのかもしれませんね。いまさらながら気が付きました。


>なんが中国っぽいかというとよくわかりませんが、なんとなく彼らの嫌う中国に雰囲気が似てるのは面白いと思いました。

産経は、国内は写真が充実して読みやすく結構いいと思うんです。 例えば、福知山線の時は記事数、写真数共にダントツでした。

しかし、国際はダメダメですね。 みてると、いやになっちゃいます。 特にタクシンの時は、僕は、現地で生で情報に触れていたので余計気になりました。
後藤ぽむ   2006年05月05日 23:34
ほんと産経って少ないみたいですね。ゼミで扱ってる時は産経新聞をとってる人が身近にいなくて、わざわざ電車で1時間もかかる図書館までコピーしに行ってましたもの。

ネット配信のニュースでは産経が多いのですか?
次から気をつけて見てみます。

>産経は、国内は~
へー。知らなかった・・・
国際を中心に見てたもので「偏ってるなぁ」と感じてましたが、国内はそんな感じで書いてるんですね。
私も今日本にいないもので、帰ったら産経新聞をちゃんと国内も含めて読んでみようかなと思いました。

タクシン辞任劇についてはまったく知らなかったのでちょっと調べてみたいと思います。
おかあつ   2006年05月05日 23:47
>>産経は、国内は~
>へー。知らなかった・・・

僕もネットだけで見ているので、本誌がどうなっているのかは知らないです。 少なくともネット上では、福知山線の写真数・記事数共に相当充実していました。

僕も産経は、今 気になっているのでもし何かわかったら情報いただけると嬉しいです。

>ネット配信のニュースでは産経が多いのですか?
>次から気をつけて見てみます。

ヤフーとか見ていると、結構多いですね。

今考えてみると、僕はバンコクネタだけみていたので、国際に関してはバイアスがあったかもしれないです。 ひょっとしたら産経だけがバンコクに記者を置いていたとか、産経の記者がたまたまバンコクネタでコユい人だったとか...
後藤ぽむ   2006年05月06日 00:00
ふむ・・・なるほど。
ネットのニュースって、ヤフーとかミクシィとかがどういう基準でどこの記事を選んでるのかも気になりますね。

産経は思想的には右っちゃ右かなと思います。左右は相対的なものなので考える人によってはまだ甘い!左だ!!って思うかもしれませんけど。
あと、読売の朝日化(というか左傾化)に焦っているとかいないとか。
ゼミでは去年の4-6月あたりを読んでいたのですが、石原都知事の連載を載せたり、沖縄の終戦日(ちなみに6月23日だそうです)の記事を靖国に結び付けてみたりしてました。
マイナーですけど、いやマイナーだからこそか、こゆい人が書いてるなーとも感じます。

>今考えてみると、~
あ、それはありえますね。
バイアス・・・久しぶりに聞きました。なんか社会学っぽくていい響きだと感じました。
おかあつ   2006年05月06日 00:19
あっ、それはひょっとすると中国に居て日本の新聞を研究しているってことか、それはすごい!

>産経は思想的には...

へぇ...中国ではそういう見方してるんだぁ

まーそういうところが 中国っぽいのかもなぁ

なんか、タイに居ると、海を隔てて お互いに「文化の影」とケンカしているように見えるよね。 日本と中国って。

結構文化的には似てるから、実際に会えばちゃんと遠慮とか思いやりとかあるんだけどね。

海があって直では会えないから、文章を通じてケンカしてる。 どっちにも一部の反日・半中国的な人が居る。 そういう人が言うことをどちらの人も国全部の意見だと思ってケンカしてるよね。

日本から見る中国だってへんだよね。 中国だけでヨーロッパよりデカいうえに、山ひとつ超えるだけで文化が違うといわれている多様な国だというのに、中国の地方都市の名前とかあげられないもんね。みんな。 (僕もか)

>バイアス・・・久しぶりに聞きました。なんか社会学っぽくていい響きだと感じました。

あっそんなことないです。ヤバイ、ヤバイ、きちんと偏り、って言わなきゃ。
おかあつ   2006年05月06日 00:22
>けっこう高い頻度で産経がソースな様な気がします。
>言われてみれば、僕はほとんどネット中心で情報収集しているので、必然的に産経にあたる率があがっていたのだということなのかもしれませんね。いまさらながら気が付きました。

ところで、こういうジャンル=ネット上の新聞情報ソースの比率って、新し過ぎるし理解している人が少ないので、こういうことをきちんと機械的に調査している人って、いないんだろうな。
後藤ぽむ   2006年05月06日 00:38
>あっ、それはひょっとすると中国に居て日本の新聞を研究しているってことか、それはすごい!
いえ、実は違うのです。
去年大学のゼミでやった時に感じたことをつらつら書いたものなので、ずいぶん古いものですが・・・
それも3ヶ月という期間限定でしたし。
まぁそれがきっかけでうちのゼミの教授は産経もとり始めたのですが。

>へぇ...中国ではそういう見方してるんだぁ
あ、中国ではというか私個人の意見です。
紛らわしくてすみません。
どっちかといえば私は左かな?と思われそうな考えをもっているので、産経のちょっと過激な発言とかに右っぽいと感じてしまうのだと思います。

>なんか、タイに居ると、~
ああそれ、わかります。
ほんと実際に会えばお互い友達になれそうだなとかいい人もいるじゃんとかわかるのに、直では会えないから文字でけんかして・・・

>どっちにも一部の反日・半中国的な人が居る。 そういう人が言うことをどちらの人も国全部の意見だと思ってケンカしてるよね。
これは大いに賛成です。
どうしても自分のことを悪く言ってる方に目が向いちゃいますし、反日とか反中とか、そういう意見の方が目立っちゃいますからね。

>日本から見る中国だってへんだよね。 中国だけでヨーロッパよりデカいうえに、山ひとつ超えるだけで文化が違うといわれている多様な国だというのに、中国の地方都市の名前とかあげられないもんね。みんな。 (僕もか)
確かに・・・やっぱり知らないということはかなりの痛手ですね。
知らないからこそイメージも膨らんで「日本に文句ばっかり言いやがって」みたいな感じで反中も増えちゃうんでしょうね。
ちなみに中国の地方都市、私もメインのとこくらいしか知りません。
出身を聞いてもそこがどこかわからないから話を膨らませようがないという・・・勉強不足です。

>バイアス
ちゃんとバイアスでも通じましたよ?
専門用語っぽくはありますが・・・こだわられるんですね。

>ところで、こういうジャンル=ネット上の新聞情報ソースの比率って、新し過ぎるし理解している人が少ないので、こういうことをきちんと機械的に調査している人って、いないんだろうな。
たぶんいなさそうですね。
目にしたものを適当にアップしたりしてたりして。
後藤ぽむ   2006年05月06日 01:04
あっ書き忘れました。
中国の人々が実際日本や日本人についてどう思っているかも知りたいところです。
でも実際そこまで話を進めるのは難しいだろうし、進められたとしても正直に、遠慮せずに答えてくれるかはわかりませんけど。
おかあつ   2006年05月06日 08:37
>>あっ、それはひょっとすると中国に居て日本の新聞を研究しているってことか、それはすごい!
>いえ、実は違うのです。

あ、そういうことだったんですね。

なんか反日デモを見ているといろいろ思うよね。 ほとんどピクニック気分じゃない。あれって日本にも同じノリあるよな...なんだっけ...。

「松坂慶子のだんな、あれ、バカだよな!ハハハ!」 みたいな...本人はそこに居ないし会うことも絶対無いので趣味感覚で安心してバカに出来るというか...。 本人が居たら、「あっ!本人だ!すげえ」 見たいに激変したりして。
 
出展 2006年05月05日17:31 『暴走する露民族主義 相次ぐ外国人襲撃 アムネスティ警鐘』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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