FLAGS

MENU

NOTICE

2006年2月28日火曜日

小飼さんはいちいちプログラマの反感を買う人だ (mixi05-u459989-200602282336)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
小飼さんはいちいちプログラマの反感を買う人だ
2006年02月28日23:36
この小飼さんという人はいちいちプログラマの反感を買う人だなと、よく思う。

>一部民放の報道で匿名のライブドア関係者が「(山崎氏の)技術力は低い」と証言したが、小飼氏は「(プログラマーは)社名よりも個人名が強い者ばかり。匿名というだけで『おさと』が知れる」と切り捨てる。

こういうことをいったら普通にプログラマから反感を買うと思うのですが、こういうことがサラッといえてしまうあたりは、プログラムの生みの苦しみを知らない人ならではだと思います。

前にもこういう発言があったそうです。
http://www.rubyist.net/~matz/20050514.html
実は、僕はこの記事で小飼さんという人を知りましたが、僕はこういう発言をする人が大嫌いです。 僕がもしどこかで出会ったとしたら、10分以内に殴り合いのケンカになると思います。

僕は、小飼さんのようなビジネスライクな人を単に商売目的だからといってけなすつもりは全くありません。 僕もお金では随分苦労したし、お金は欲しい。 そのための戦略を考えることは大切で、しなければならないことです。

だけどそれ以上に創造性を大切にしたい。 創造性を持つのが一番興味があって面白いことだとずっと思ってきたし、もし成功してお金持ちになったとしても、自分が作ったものを後からみて 楽しめないと言うのは、凄く不幸なことだと思うからです。

なんといえばいいのでしょうか。 何故小飼さんはプログラマから反感を買うのでしょうか。

なんというか、この小飼さんの発言をみていると、例えるならば、プロの料理人の前で饒舌に批評を繰り広げるグルメ評論家見たいな感じがします。

グルメ「おまえ~ まぁ 料理ってものはなァ 包丁の持ち方から入るんだョ みてみろ あいつの持ち方を。 キチッとしてるだろう?だから味がよくなるんだ。 まぁお前も10年くらい修行すれば自然に出来るようになるわナ。まぁあせらずにがんばるコった!」

料理人「・・・・・ (じゃぁお前が作れよ) 」

他人に文句をつけるのは簡単ですし、それを実際に行動に移すと言うのは多大な犠牲が必要なものです。 そういう犠牲をはらってまでも、そうまでしても、実際に行動に移しているというのは、そこに仕事に対する愛があるからです。

そういう「苦しみを乗り超えた愛」がない人に あれこれ言われても不愉快なだけだからです。
コメント一覧
ちらんじあじあ   2006年02月28日 23:46
同感!同感!
批評家大嫌い。文芸評論家に教育評論家その他もろもろ・・。
じゃあやってみてよ!ってことですよね。やれないでしょ?
ゆきひろ   2006年03月01日 11:01
ご存じないかもしれませんが、彼はPerlに標準添付されてるEncode.pmというとても大きなモジュールの開発者で、間違いなくプログラマ、それもばりばりのオープンソース開発者なんですよねえ。
だから、「やってみてよ」と言わても「とっくにやってるよ」って人なんです。
誤解されがちなキャラクターなのは確かですが、単なる口だけの評論家ではなく、料理もちゃんとできるって感じですかね。
おかあつ   2006年03月01日 12:00
ゆきひろ様

( ̄ロ ̄;;;

恐縮です... あの ... 初めまして



... 当方大恐縮です。

>それもばりばりのオープンソース開発者

すみません、知りませんでした。 今知りました。

ただ、僕はあのエントリーがとても印象に残ってしまったのです。僕はあのエントリーを見たとき、いろいろ考えさせられて、何度も読み返してよく考えてみたのですが、あのOSSにまつわる小飼さんの発言はとても非プログラマ的で微妙ですよね。むしろプログラマとしての自重を込めた発言だったのでしょうか。また東証データベースにまつわる発言に関しても、ロジカルでなく壮言的と感ぜられてしまいあまり良い印象をもてなかったんです。

僕も直接知らない人をこうして断言的に批判するのは良くありませんでした。申し訳ありません。

ただ、直接の知人ではない、ただのニュースを読んでいる人からみて、あまり印象が良くなかった、というのはあるように思うのです。

色々な背景があったのだと思うのですが、実際のところはどうだったのでしょうか...。
おかあつ   2006年03月01日 12:01
(上記少し修正しました)
ゆきひろ   2006年03月01日 12:02
いやあ、彼とお知り合いになってからずいぶん経ちますが(もう7,8年くらいかな)、いまだによくわかりません(笑
一見、開発者の帽子と経営者の帽子を使い分けているようにもみえるんですが、実はいつもあんな調子だという。ユニークな人材です。
 
出展 2006年02月28日23:36 『小飼さんはいちいちプログラマの反感を買う人だ』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




おかあつ日記メニューバーをリセット


©2022 オカアツシ ALL RIGHT RESERVED