(技術ネタ)Javaって行き詰っていたのか ...
2005年12月18日20:46
僕はJ2SE5.0が出てからは本当に素晴らしいと思うようになったし、J2SE6.0が出るのが本当に待ち遠しい。 annotationも素晴らしい。 Genericも、Javaの新しい文法=繰り返しの省略記法も素晴らしい。 僕が今まで感じていたJavaの欠点が上手に解決されていて、本当に大好きになりました。 Eclipseもますます実用範囲になった感があります。
でも、こういう記事を見つけました。
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http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/05/20/javaeod/
(引用)
まず同氏はJavaの現状を述べたあとで、JDK 1.2から1.4までJavaの言語仕様に大きな変化がないことを指摘。その間、後発でより豊富な機能を備える同系のライバルC#は開発者数を増やし、一方で、Python/Ruby/PHPがきわめて強力に普及したことを紹介した。同氏によれば、Desktop LinuxではあらゆるアプリケーションがPythonを使用するし、WebスクリプトのデファクトスタンダードとしてPHPの地位は揺るぎない。 Rubyは国産スクリプト言語だが、その使用は国内にとどまらないで世界に広がっているという。
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この人は... J2EEを開発している人って、非常に発想が固い、というのは今までもよく思ったことなんですが、こういうことを言っては本当に失礼なんですが、COBOLプログラマみたいだなと思いました。
僕は、J2EEに関しては出たときから設計方針がおかしいと思っていたし、使っているときは、何故こういう実装にしないのか、という改善策をよく考えていました。 今では、何でこういうややこしいことになるのか、という根本原因についてもいろいろ意見があります。
世の中の色々な人は、そういう意見を当然持っているんだろうな、と思っていたんですが、この記事を見ている限り、少なくともこの人たちは、何の解決策も持っていないみたいです。
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僕は「どうせ、お前にはどうせわからねぇよ」って言って優越感に浸るのは好きではありません。 「これは(笑) ほら!(笑) わかる奴にしかわからないんだよなー(笑) ほら、あれあれ(笑) あっ キミも わからないかー(笑)残念~(笑)」 とか 言うノリの人を見てると、正直、後ろから近づいて ケリをいれたくなります。
だから、誰にでも、出来る限り丁寧に時間を掛けてわかるまで説明するようにしています。
それで、僕が持っている解決策を出来るだけ色々な人に話すようにしているのですが、ほとんどの人は 「は?」 という感じになってしまいます。
まず、今ある巨大な問題を問題だと感じていない人がほとんどだし、だから改善しようとも思っていないし、当然問題の原因を考えたりもしないからだと思います。
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BORLAND製品を見ていると本当に問題の認識が鋭くてクリエイティブな解決策を持っていることに感銘を受けます。僕はそれを6年以上使って仕事をしていた経験があるからかもしれませんが、今ある問題の答えは実に自明である感があります。
今ある問題のほとんどは、答えがある問題(※1)だと思います。だから、そんなに悩まないと思うんですが... 。
僕も、それ以上は、こうやって文章ではなくて、やっぱり 結果で答えを見せていかなければならないと思います。
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P.S.
(※1)答えがある問題
世の中には答えがある問題とない問題があって、例えばジョンレノンとポールマッカートニーのどっちが面白いか、とか、ハードロックとジャズはどっちのほうがいい音楽かとか、子育ての理想論とか、進学はどうするかとか、人生これからどうするのか、とか、そいういうことは人によってベストな解は違いますので、答えがありません。
数多くの複雑な要素、色々な見解/価値観をはかりに掛けて、何かを犠牲にして、何かを得るという潔さが必要です。 こういうことは、個人の思考力が求められるので、正しい答えを導き出すのは非常に難しいのです。
僕はこういう問題は「答えのない問題」と呼んでいます。
こういう問題を話し合うときは、やさしさをもって色々な価値観を尊重して相手の事情をよく踏まえて絶対に断定するようなことがあってはなりません。
ところが、プログラミングなどは、見解はたった一つしかありませんし、場合によっては既に誰かが答えを知っていたりすることもあります。 ですから、比較的短い時間でも集中して考えれば、最良の答えを得ることが出来ます。 僕はこういう問題を「答えがある問題」と呼んでいます。
だから、他の問題よりも全然簡単です。ですが、やさしくてアタマが良すぎる人たちは、こういうことでも色々な見解や価値観を尊重するので、いつまでも悩みます。
でも、こういう記事を見つけました。
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http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/05/20/javaeod/
(引用)
まず同氏はJavaの現状を述べたあとで、JDK 1.2から1.4までJavaの言語仕様に大きな変化がないことを指摘。その間、後発でより豊富な機能を備える同系のライバルC#は開発者数を増やし、一方で、Python/Ruby/PHPがきわめて強力に普及したことを紹介した。同氏によれば、Desktop LinuxではあらゆるアプリケーションがPythonを使用するし、WebスクリプトのデファクトスタンダードとしてPHPの地位は揺るぎない。 Rubyは国産スクリプト言語だが、その使用は国内にとどまらないで世界に広がっているという。
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この人は... J2EEを開発している人って、非常に発想が固い、というのは今までもよく思ったことなんですが、こういうことを言っては本当に失礼なんですが、COBOLプログラマみたいだなと思いました。
僕は、J2EEに関しては出たときから設計方針がおかしいと思っていたし、使っているときは、何故こういう実装にしないのか、という改善策をよく考えていました。 今では、何でこういうややこしいことになるのか、という根本原因についてもいろいろ意見があります。
世の中の色々な人は、そういう意見を当然持っているんだろうな、と思っていたんですが、この記事を見ている限り、少なくともこの人たちは、何の解決策も持っていないみたいです。
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僕は「どうせ、お前にはどうせわからねぇよ」って言って優越感に浸るのは好きではありません。 「これは(笑) ほら!(笑) わかる奴にしかわからないんだよなー(笑) ほら、あれあれ(笑) あっ キミも わからないかー(笑)残念~(笑)」 とか 言うノリの人を見てると、正直、後ろから近づいて ケリをいれたくなります。
だから、誰にでも、出来る限り丁寧に時間を掛けてわかるまで説明するようにしています。
それで、僕が持っている解決策を出来るだけ色々な人に話すようにしているのですが、ほとんどの人は 「は?」 という感じになってしまいます。
まず、今ある巨大な問題を問題だと感じていない人がほとんどだし、だから改善しようとも思っていないし、当然問題の原因を考えたりもしないからだと思います。
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BORLAND製品を見ていると本当に問題の認識が鋭くてクリエイティブな解決策を持っていることに感銘を受けます。僕はそれを6年以上使って仕事をしていた経験があるからかもしれませんが、今ある問題の答えは実に自明である感があります。
今ある問題のほとんどは、答えがある問題(※1)だと思います。だから、そんなに悩まないと思うんですが... 。
僕も、それ以上は、こうやって文章ではなくて、やっぱり 結果で答えを見せていかなければならないと思います。
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P.S.
(※1)答えがある問題
世の中には答えがある問題とない問題があって、例えばジョンレノンとポールマッカートニーのどっちが面白いか、とか、ハードロックとジャズはどっちのほうがいい音楽かとか、子育ての理想論とか、進学はどうするかとか、人生これからどうするのか、とか、そいういうことは人によってベストな解は違いますので、答えがありません。
数多くの複雑な要素、色々な見解/価値観をはかりに掛けて、何かを犠牲にして、何かを得るという潔さが必要です。 こういうことは、個人の思考力が求められるので、正しい答えを導き出すのは非常に難しいのです。
僕はこういう問題は「答えのない問題」と呼んでいます。
こういう問題を話し合うときは、やさしさをもって色々な価値観を尊重して相手の事情をよく踏まえて絶対に断定するようなことがあってはなりません。
ところが、プログラミングなどは、見解はたった一つしかありませんし、場合によっては既に誰かが答えを知っていたりすることもあります。 ですから、比較的短い時間でも集中して考えれば、最良の答えを得ることが出来ます。 僕はこういう問題を「答えがある問題」と呼んでいます。
だから、他の問題よりも全然簡単です。ですが、やさしくてアタマが良すぎる人たちは、こういうことでも色々な見解や価値観を尊重するので、いつまでも悩みます。
コメント一覧
あのい 2005年12月19日 00:04
この人達って誰さ?
おかあつ 2005年12月19日 00:49
まず記事を書いた人と、この後援をした人と、支持している人だと思います。
というか、J2EEを語る人は、いつも、漠然となんとなく思うんですが、プログラマ的な匂いがあまりしないんですよね。
でも、恐らく僕がこの人たち、って言っているのは、この記事を書いた人たちではなくて、J2EEとサーブレットAPIの仕様を策定している人たちのことだと思います。
というか、J2EEを語る人は、いつも、漠然となんとなく思うんですが、プログラマ的な匂いがあまりしないんですよね。
でも、恐らく僕がこの人たち、って言っているのは、この記事を書いた人たちではなくて、J2EEとサーブレットAPIの仕様を策定している人たちのことだと思います。