FLAGS

MENU

NOTICE

2007年5月26日土曜日

外国語学習 (ニュース) (mixi05-u459989-200705260156)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
外国語学習 (ニュース)
2007年05月26日01:56
「二ヶ国語以上話せないヤツが何を言ってもオレは信じない。」

... だって!

32歳でタイ語を勉強初めて、ペラペラになったオレの立場はどうなるよ! 二ヶ国語以上を真剣に勉強した事があれば、絶対この記事みたいな風には思わない筈と思う。

> ただ、その後は複数の言葉が話される環境で育たないと、8カ月でこの識別能力がなくなってしまう。

言語がアジア系かラテン系か、という事だけでも随分状況が違うだろうし ... コテコテの黒人が流暢に日本語を話しているのとか、バリバリアジア系なのに、何故かアフリカのクリオールを話しているとか、そういうパターンは試したんだろうか...。

それに、ジェスチャーや表情は、普通言葉とセットだ。 だから、普通、見ていれば言葉を聞かなくても漠然と何語を話しているのかは判る。 ジェスチャーと言葉が一致してないと、想像以上に相手を混乱させるものだ。

大人にその能力がないって誰が言えるだろう。 大人にもそういう能力はある。 フランス語ってなんかボソボソしていい雰囲気よね~、とかイタリア語ってなんか能天気よね~ とか、普段そういうことを言っているくせに、何で赤ん坊だけがその能力を持っているって証明したがるんだろう。 確かに、一つの言語(母国語)を学ぶ時間が増えるにしたがってその感覚は落ちていく。 だけど、これは一種の「先入観」の様なもので、先に覚えたものがあると、次に覚えるのが億劫になるというだけの話だ。大人だって、その感覚を意識して鍛えていればやがてその感覚は戻ってくる。

だから「二ヶ国語以上話せないヤツが何を言ってもオレは信じない。」


◇ ◇ ◇

赤ちゃん 映像で外国語を識別
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=218801&media_id=4

会話の映像だけで外国語か識別=6カ月までの赤ちゃん-カナダ研究チーム
(時事通信社 - 05月25日 06:12)

 生後4カ月から6カ月の赤ちゃんは、誰かが話している映像を音声なしで見るだけで、話されている言葉が母語か外国語かを区別できることが分かった。カナダのブリティッシュコロンビア大などの研究チームが、25日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 ただ、その後は複数の言葉が話される環境で育たないと、8カ月でこの識別能力がなくなってしまう。赤ちゃんが言葉を習得する上で、口の動きや顔の表情が、従来考えられていた以上に重要だという。 

[時事通信社]
コメント一覧
ジャコビ   2007年05月26日 02:26
ニュースとは関係ないですが、話す言語によって、自分の性格も変わりませんか?私は変わります。

イタリア語(以前は少し話せた)を喋るととてもフレンドリーになり、英語を喋ると単刀直入(ともすると攻撃的)になり、日本語を喋ると本当の自分が出てきます。

とあるパブリックスピーキングのセミナーに参加したときに、英語しか話せないインストラクターが、「人のせいかくは、話す言語によって変わらない」と断言していたのには、笑ってしまいました。
おかあつ   2007年05月26日 04:02
>とあるパブリックスピーキングのセミナーに参加したときに、英語しか話せないインストラクターが、「人のせいかくは、話す言語によって変わらない」と断言していたのには、笑ってしまいました。

笑ってしまっては、ちと残酷という物です。(^-^;

でも、よくわかる話ですが...。(^-^;; その人は、そういう風に断言するところがとてもアメリカ人っぽくて、きっとその性格は第二言語を勉強しても全く変らないのでしょうね...


>イタリア語(以前は少し話せた)を喋るととてもフレンドリーになり、英語を喋ると単刀直入(ともすると攻撃的)になり、日本語を喋ると本当の自分が出てきます。

僕も言葉によって変ると思います。 僕はタイ語と英語(ボロボロですが)ですが、このパターンの場合、対応の方法がまったく正反対なので、意識して全く別人に変えないと大変なことになってしまいます。 タイ人っぽいソフトで優しい物言いは西洋人には回りくどすぎて全然通じないですし、西洋人っぽい論理的で単刀直入な物言いは、タイ人には乱暴すぎます。

ぶっちゃけ、どちらもネイティブではないですし、絶対完璧には出来ません。 結構キツいです。 でも、苦労の暁には、きっと凄く沢山の人の役に立つ技術だとおもうので、頑張ってみます。

つっきー   2007年05月26日 11:42
確かに、記事の論文で言っている母国語と外国語というのは、英語とフランス語のことみたい。イサーン語とラオス語とで同じ研究をしたら別の結論が出るかもね。

http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/316/5828/1159
おかあつ   2007年05月26日 12:23
さすが数学博士... カナダだから、英語とフランス語なのかな...。

> ただ、その後は複数の言葉が話される環境で育たないと、8カ月でこの識別能力がなくなってしまう。赤ちゃんが言葉を習得する上で、口の動きや顔の表情が、従来考えられていた以上に重要だという。

これを読んで思ったけど、確かにそうだよね。 口の動きや顔の表情をよく観察するのって、大切だとおもう。 そして、それをコロッケのごとくひたすら真似る。

ところが、大人になると、こういう物を「そんなに、すでに知っているからオレはいちいちそんなものやらねーよ、マンドクサ(´Д`)」という風な対応をするようになるので、やらなくなる。

そんなの「赤ちゃんみたいで恥ずかしいから出来ない」 とか...。

なんというか「言語学習・赤ちゃん信仰」ってあると思う。 実は、大人がやらなくなっただけで、大人でも実はやれば出来るのに「xxヶ月でその能力は失われる」っていう結論が出てくる。

確かに、赤ん坊は何も考えずにその能力を使うけど、大人もその能力は失っては居ないと思う。 誰でもその能力は持っているように感じる。

おかあつ   2007年05月26日 13:04
言葉の発音の音素を変える時って、結構恥ずかしい。

最初に口を「ぶどりゅっぇあわー!バブーバブー!ほでれあべああsd;fぁj!」みたいにドラスティックな変化で動かして、バカっぽい感覚を呼び覚ます必要がある。

僕もタイ語の発音が、最初恥ずかしかった。 聞いてみたら、逆に、タイ人にとって、英語の発音というのは、結構恥ずかしいものがあるのだそうだ。 で、今、僕は、タイ人の前で日本語を話すのが結構恥ずかしい。 タイ語上では、変な発音が沢山あるから。

英語だって、あのband のベェーンド と横に大きく開くaeの発音は、僕的に結構恥ずかしいものがある。

 
出展 2007年05月26日01:56 『外国語学習 (ニュース)』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




おかあつ日記メニューバーをリセット


©2022 オカアツシ ALL RIGHT RESERVED