FLAGS

筆者おかあつ 大きな区分 記事の区分 記事の一覧 検索 ツイート

2011年2月10日木曜日

ヒップ (mixi05-u459989-201102100223)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
ヒップ
2011年02月10日02:23
Thu, 10 Feb 2011 00:41:29 +0900

ヒップ

非常に久しぶりに銭湯に行った。 最近頭の中がゴチャゴチャしてなかなか考えがまとまらなかった。 久しぶりに銭湯に入ったら頭がすっきり冴えてきた。そこで久しぶりに長湯をして色々な事を考えた結果、色々な事がわかった。 今、僕は4つの事柄について同時に考えている。 それらは、意識には登っていないのだが、寝ている時やボーッとしている時など無意識の内に頭のなかで弄んでいる。 思ったのだが、4つというのは多すぎる。 細かなことも合わせると恐らく4つ以上ある。

・中国語
・ラオ語・イサーン語・タイ語
・ジャズ
(ウェスモンゴメリ・ウェインショーター・ハービーハンッコクのフレージング)
・ニューロ式データベースの実装理論とコンパイラ実装について

銭湯ではテレビをかけっぱなしにしている。 ニュースをやっていた。 コーヒーの価格が今年は豊作にも関わらず値上がりしているという件について報じているところだった。これを見て僕はすぐに先物取引(レバレッジ)を思い浮かべた。 先物取引というのはイギリスが考えた一種のギャンブルだ。 ギャンブルというのは必ず胴元が居て胴元が必ず儲かる様にしくんである物だが、先物取引も同じだ。 世界中のあらゆる取引商品をネタにしてギャンブルをやっている。 世界中のあらゆる取引商品を必要もしないのに大量に購入し価格が高騰したり、かと思えば、大量に売却されて価格が暴落したりするので、実際にそれを必要上取引している人は大変な影響を受ける。 先物取引は一種のリスク分散技術なのだと言われるが、これはガマの油の効能と同じような物で、相手を納得させるという以上の合理性は無い。 実際にニュースでも投機マネーを監視する必要性についても触れていた。

しかし学者風の解説者がこれについてコメントを述べていた。 解説者は次の様に述べていた。「これはしばしば投機マネーが原因で起こる問題だと思う傾向があるが、実はこれは発展途上国の急速な発展に伴う食料消費の急増により需要が供給を上回り起こっている問題であり、誰が先に食料を取るのかという世界的な争奪戦が始まる予兆である...」

僕はこのコメントを見て、「あぁこの人はプロのプロパガンダ屋なのだ」と思った。 このコメントは明らかに正しくないのだが、この間違ったコメントは無知からは絶対に生まれない物で、確信犯的な間違いだ。 このコメントの間違っている点をあげれば切りがないが、取り敢えず中国人は日本人ほどコーヒーを飲まないことがあげられるだろう。 しかし、問題はそこじゃない。 先物取引がイギリス発の詐欺であり、イギリスが世界を思いのままに動かす為の魔法の杖として働いているという事から世界の目をそらせ、中国やブラジルなどの発展途上国の発展が悪なのだと信じ込ませる事で、発展途上国の発展を阻害しイギリスの上位を保とうとする事を、このコメンテーターは手伝っているのである。 こういうウソは、無知からは絶対に生まれない。

彼は自分が話している事柄が事実でないことを知っている。 自分がこうして全国ネットで放送されるテレビのカメラの前で、こんな大ウソをつく事に、彼は何の抵抗も無いのだろうか。 恐らく無い。 それはそういうものだ、と考えているだろう。 僕はこれこそが受験戦争の効能だったのだと思う。 受験勉強する時、教わったことに疑問を持つことはしばしばあるだろう。「これは本当に正しいのか。」「これは実は間違っているのではないか。」「こういう視点から考えれば全く違った結果にならないか。」 この様な時、先生は言う。「これは受験勉強だから、取り敢えず今はこうして覚えておけ。受験が終わったらいくらでも考えてよいから。」 受験が終われば楽しい大学生活がある。 物事の核心について思いを巡らせる事を避け、言われたことを何も考えずに受け入れ、頭を低くしてやり過ごせば、結果として幸せになれる、という刷り込み的な教育を受ける。 高学歴であればあるほど、そういう傾向がある。 彼もその点を疑問には思っているだろう。 しかし、キャスターの仕事とは、「上」の要求にしたがってもっともらしい理屈を語り、そうすれば定期的なテレビの出演依頼が得られるのだ、という社会の若干奇妙な点を知っているのだろう。 僕はこのコメンテーターが嫌いではない。 彼も人間だ。 このコメンテーターは、戦勝国のプロパガンダの傀儡で、唾棄すべき売国奴である、とは僕は思わない。

何というか、こういうコメンテーターが言うことをいちいち真に受けて、真剣に反論を考えるというのは、丸で関西人の言うことにいちいち真面目に反応している関東人の様ではないか。 ─── A(関西)「あのな、さっきな、そこで宇宙人とおうたんや。」 B(関東)「何言ってるんですか?宇宙人なんか居るわけないじゃないですか、バカじゃないですか?」 ─── 本来ここでは「そうなんや、この辺宇宙人多くてな、この間弁当万引きして警察につかまっとった奴もおるで」的な反応を示すのが正解であり、会話の内容に深い意味合いを求めず、飽くまでも言葉のキャッチボールを楽しむのが趣旨である。 つまり、僕もこのコメンテーターが言うような事をいちいち真に受けて、大真面目に返答してはいけないのではないか。

僕は本来ウソをつくのがあまり好きではない。 だけど後天的に、大阪人と10年近く一緒に仕事をしたり、ラオに行って大ウソのイニシエーションを受けたりする中で、ウソをついて駆け引きをする大切さを学んだ。

僕はウソをつくことが好きでないという点日本人的だと僕は思う。というのもアジア人の中でウソや駆け引きを好まないという習慣を持っているのは、日本人だけだ。 日本人は駆け引きやウソを使わずに高い技術力で商売しようとする人たちが少なからず居る。 こういう人は、自分がウソや駆け引きで客から金をもぎ取ったら、その結果として長期的な客を失うのだという事をよく知っている。高い知識・高い技術力・高い性能・高い品質...提供するサービスに於ける高いクオリティーを維持する事こそが大切なのだと考えている。 客を育てる大切さを知っている。 客も、往々にして金払いは良い。 自分が求めるクオリティーを得る事が出来たなら、値切ること無く買って行く。

中国にもタイにもラオにも、こういうタイプの商売人は居ない。中国・タイ・ラオにおいて、商売人とは口八丁手八丁で客に高い値段・悪い条件をうんと言わせるのが技術であって、誠心誠意などと言う物は最初から存在しない。商売人と客とは仇同士だ。

中国・タイ・ラオでは、商売人とはウソツキの代名詞と言っても過言ではない。 口が上手く、乗せられるとジャンジャンお金をはたき落とされてしまう。 彼らは高い技術・高い品質は、大切だとは最初から考えていない。 日本はそこが若干違う。 日本には専門店と言う物が存在し、客は当然の様に高い技術・高い品質を買いにくる。 そこで客が求めるクオリティーが出せなければ、客を失う。

日本人の騙されやすさは、この辺から来る様な気がする。 日本人は、店で買い物をするとき、最初から店の人間をある程度信頼している。 日本では店の人がある程度の誠意を見せるのが当然だからだ。 ところが中国・タイ・ラオでは、商売人が誠意を見せたら終わりである。 客は全員、居直り強盗の様な物で、好きあらば金を払わずに逃げる様なゴロツキだらけだ。

日本人は理を尽くすが、駆け引きをしないので、すぐに騙されてしまう。 中国・タイ・ラオの人は、駆け引きをするが、地道に王道を通って理を尽くして設計するという様な事が苦手で、設計するといつも何かどこかに不具合やヌケが出来てしまう。

大真面目に理をつくして作った物はクオリティーが高い。 かつ、そこにパフォーマンスやウソや駆け引きを混入させる事で、鬼に金棒になる。 理を尽くして正攻法で戦う事と、理を尽くして裏技で戦う事と、両方出来る様になるべきだ。

ウソというのもひとつの芸術だ。 芸術もひとつのウソだ。 ジャズの世界などで、超難易度高の凄い技を見せても、自分がものすごい大変な努力をしている事などおくびにも出さずに、楽勝を装う人がいる。 こういうパフォーマンスが僕には必要な様な気がする。(こういう事を、一部の人たちは「ヒップ」と呼ぶ。)

上手く書けないが

ウソをつくだけの人も居る。 真面目にやるだけの人も居る。 多分、両方出来ないと、ダメだ。

Thu, 10 Feb 2011 02:21:23 +0900


コメント一覧
小姐   2011年02月10日 11:04
今昆明に帰ってきました。特に懐かしさはありませんけどねー・・

タイ語がだいぶ伸びたのが収穫でした。あとタイの北とバンコクっこの性格の違いとかすこしづつわかってきました。
おかあつ   2011年02月10日 11:24
お帰りなさい。 良い旅だったようですね!

僕はまだ準備中です。
パスポート残りページがあと2ページしかないので、
今日はパスポートの増補に行ってきます。

あと、多分町田まで行ってアンプケースを買ってきます。
 
出展 2011年02月10日02:23 『ヒップ』