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2011年1月1日土曜日

新年(18禁) (mixi05-u459989-201101010359)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
新年(18禁)
2011年01月01日03:59
2011年になった。 時が経つのは速いものだ。 2010年は何もしなかったような気もするけど、実はものすごく色々な事があって、2010年以降人生がガラッと変わった。 変わったけど、何か目標を失ってしまったような気もする。 2011年何をすればいいのか、よくわからない。

取り敢えず中国語を勉強しているけど、語学というのは凄く難しくて身につけるのが大変な技術であるにも関わらず、意外と儲からないスキルだということがだんだんと判明してきた。 そんなお金にならない技術を3つも身につけた上、更にもう一つ身につけようとしている僕は、この先どうなるんだろうか。 今後五年間中国語を勉強して、仮に中国語がペラペラになったとしても、今僕が投資している時間とお金が償却できるかといえば、かなり微妙な線といわざるを得ない。

世も末というか、戦後が終わりそうというか、この先の世の中がどうなるのか、さっぱり見当が付かない。 取り敢えずドルが暴落しそうだ。 もしドルが暴落したら、僕の立ち位置が大きく変わる筈だ。 と同時に、元が高騰する筈で、こんな中国でブラブラしている何て言うことは夢のような話になると思う。 そうなったら、中国語を勉強していたカイがあるはずだが、将来の事など誰が知るものか。

取り敢えず東風広場でビールを飲みながらスケートを滑って年を越した。 日本が恋しい。 何故かというと、日本は極めて高性能なスケート靴が入手できるからだ。 中国のスケート靴は、ちょっと辛いということが判明しつつある。 それは僕の足からにじみ出る血が証明している。 はっきり言って痛い。 痛いよ、この靴。 血のでないスケート靴が欲しい。

お金もないし、仕事しないとな。 だけど何しよう。 タイ語通訳でもするか。 考えれば考えるほど、金にならなさそうだ。 ラオ語通訳をやるか。 タイ語どころか、もっと金にならなさそうだ。 中国語通訳は儲かるかな。 まだ中国語喋れないしな。 英語なんかもっとダメダメだ。

取り敢えず、インラインスケート・ジャズギター・語学研究家・素人国際情勢アナリスト・プログラマ・暗号アルゴリズム専門家、と来たが、一体僕は何になればいいんだろう。

大体、技術なんていらないんだよな。 技術より、凄そうに見える事の方がずっと大事だ。 技術なんてあればあるほど、煙たがられる。 技術がなくても凄そうに見えれば、お客がつくんだよな。 羊頭狗肉が商売の本質だ。

何か考えないといけないな...。

結婚して家族が欲しいけど、結婚って基本的にひとりじゃ出来ないしな。 同性で結婚することを認める州がアメリカにあるそうだけど、ひとりで結婚することを認める州がアメリカにあればいいのにな。 ダメか。 ダメだよな。 そればかりは、ダメか。 そうか。 わかったよ。 子供とか欲しいけど、こればかりはひとりじゃ無理だな。


何かやっぱりプログラムを組んでいないと精神的に落ち着かないんだよな。 何なんだろうかな。 ギターを弾いていないのも落ち着かないが、プログラムを組んでいない方がずっと落ち着かないな。 バンコクでプログラムを組んでいたことが懐かしく思い出される。 中国でプログラム組んでもいいんだけど、中国ってお店が少ないしな。 知的な事に興味を持っている人が少ないからか、夜中じゅう開いているカフェとかもないし。 いや、僕が居るウドンタニーもカフェというかそもそも田んぼ以外何にもないんだけど、何か知らんけど、よくプログラム組んでたな...何だろうな、中国だと何かちょっと違うんだよな...。 中国ってノイズが多いんだよな。 何か。

ここで、はっきり言っておく。 僕は今、ビールを飲み、スケートで全力で走った為、激しく酔いが回っている。 しかしである。 ビールは大理ビールである。 アルコール度数3.3%ととても低めである。 この低いアルコール度数を一気で飲み干し、スケートを全力で走ると、酔いが回る。 この方法論により、ほろ酔いが、中国四千年の歴史上稀に見る長時間、持続するのである。

新年からこんなロクでもないことを書いていると、ロクなことがなさそうだ。 抱負とかなさそうだし。

やっぱ、最終的に経営とかやるんだろうな。 それくらいしかやることなさそうだしな。 誰か僕に投資してチョンマゲ。 暗号技術を駆使した製品を作って、10年後、半分位にして返します。

さて、寝るか。

ムアンラーとか、ムアンシンとか 行くかな。 ムワンラーって孟拉だったっけ。 忘れた。 ムアンシンもラオだけど、何かラオ語通じなかったな。

メーサイとか行ってみたい。 メーサイに行くと、スケベな日本人がたくさんいるらしい。 おめぇらな、そんなふしだらな理由でメーサイに行くなんて、最低だ。 だが、しかし、僕はスケベな事をしたいが為に語学を勉強している点で、メーサイのスケベ日本人と大差がないと結論づけざるを得ない。 どうしよう。 これkじゃ僕も十分ふしだらだ。 何とか理由をつけないと。 そうだ、 語学っていうのはな、人格の形成に非常に深く関わってるんだ。 どうせスケベなことをするなら、心のそこからきもちよくなりたいんだ、僕は。 ケツとオッパイだけじゃ満足出来ない。 ケツとオッパイだけのスケベは、十代で卒業したんだ。 何? もう40だから、ケツとオッパイだけじゃ体がついていかないとか言っているヤツがそこにいるな。 てめぇ、空気読めよ、傷つくだろうが。

だが、そんなふしだらな理由で語学を勉強しているのに、一度もナンパがうまくいった試しがない。 僕はそんなに成功率が低い方法に何でこんな激しい情熱を傾けているのだろうか。 アホか。 何て遠回りをしているんだろうか。 僕は。結果的に知識だけが、頭の中に層の様になって重なっていくのである。 スケベ心から勉強を始め、スケベ心から猛烈な勢いで勉強し、結果的にマジメな理由で勉強を始めた人よりも、ずっと深く理解している。 しかし、何故か動物的な満足がどこにもない。 まるで、にんじんを鼻先に吊るした馬の様である。


ムチャクチャ書いたが、カネやセックスという欲望に直接結びついた行動と、純粋な知識欲から生まれた行動って、やっぱり微妙に違うよな。 カネやセックスという欲望に結びついただけの単純な動機から勉強した知識って、何かどっか抜けてんだよな。 何かやっぱりどこかで「面倒くさいから」って手っ取り早く気持ちよくなろうとして、近道しようとするんだよな、人って。

でも、しかし、それは考えてみれば、ホンモノのスケベと言えないよな。 そうやって近道して得られた満足って、それはホンモノのマンゾクじゃないよな。

まえ、あるジャズドラムを叩く人から「頭のいい奴っていうのは、必ずスケベなんだ」という話を聞いたことがあった。 彼は大変下品な男だったが、非常に回転の速い人だった。

だけど、そもそもカネとセックスが目的である、ということを忘れてしまうこともしばしばあるような気がする。 それはそれで、案外とよくないことだと僕は思うのだ。 何故だろうか。

人はカネとセックスというか、「本能」から離れて生きる事は出来ない。 ここから完全に離れてしまうということは「崇高」では決してない。 人間は本能から完全に離れたら、死んでしまう。 破滅だ。 自分も、そのことをすっかり忘れてしまって、人間の破滅へと向かっているのかもしれない。

何か下品なことばかり書いたが、この間でバランスをとるということは、案外大切な事なのかもしれない、と思うのだ。

酔った勢いでムチャクチャを書いた。

酔いが覚めたら、アセって消すかもしれないけど。

コメント一覧
ナム   2011年01月01日 14:55
法廷通訳はもうかるみたいですよ。
わたしの知人はビルマ語の法廷通訳ですか、年収は1000万円以上です。
その人が中国語の法廷通訳は年収2000万円以上稼いでいると言っていました。
なにしろ中国人の犯罪者は桁違いに多く、しかも軽犯罪でないので通訳期間が長引き儲かるそうです。
わたしはタイ語の法廷通訳者にお前もやらないかと勧められたことがあります。
自分の力じゃとても無理だと言うと、大丈夫、お前よりできないのが平気な顔してやってるよ、と言うではありませんか(笑)
ラオス語ができれば東京なら食えるんじゃないですか?

あと、警察の知人に聞いた話ですが、中国語は北京語と広東語の両方ができる通訳者はほとんどいないのですが、両方できる人間は大変重宝だそうです。容疑者と話して見るまでどっちが通じるかわからないので、通訳者を交換しなければならないことがしばしばあるからだそうです。

メーサイがスケベな町だったのはせいぜい15年ぐらい前までの話で、今は少しもスケベな町ではありませんよ。
タチレイも同様です。
どちらもスケベ目的で行ったら失望するでしょう。

おかあつ   2011年01月01日 14:59
そんな面倒くさいこと、3000万もらってもやりたくないなぁ。
おかあつ   2011年01月01日 15:33
お金とかぜんぜん興味ないんですが、ナムさんがそういうので、どうしても仕方なく検索してみました。

http://www.google.com/search?q=%E6%B3%95%E5%BB%B7%E9%80%9A%E8%A8%B3&ie=utf-8&oe=utf-8

ウホッ... これってオイシ ...いやいや、僕はぜんぜん興味ないですね。


http://www.alc.co.jp/eng/hontsu/t-wakaru/05.html

僕、はっきり断言しますが、僕は外語大の教授よりラオ語上手です。
これって一人勝ち...



... いやいや、興味ないですね。 興味ぜんぜんないですよ。 いやいや。

これってひょっとするとプログラマより儲かる ...

...いやいや、眼中にないですね。 ないですよ。 ぜんぜん。
おかあつ   2011年01月01日 15:47
僕はラオ語というよりイサーン語が得意で、イサーン人が相手だったら意思の疎通には一切問題ない。 イサーン人がどうかんがえるか、目を見ただけでわかる。 でもイサーン人は一応タイ人っていうことになっているので、間違いなくタイ語の通訳がつくと思う。 ということは、大変な齟齬があると思う。 しかも日本で不法滞在する人のほとんどはイサーン人だし。 不法滞在のイサーン人と一ヶ月くらい一緒に住んでたことすらあるしな...。

...ということは、僕の居場所もあるかもしれないですね。




日本に帰ったら調べてみます。 ナムさん、有難うございます。
ZINZIN   2011年01月01日 22:26
おかあつさん

これは素晴らしい日記だ!
才知ある人物の気持ちがほとばしり出ている。

どんなに優秀な戦士一人では戦いきれない。
あまたの戦士からなる軍団を構築し、思うがままに指揮をとる。

そう、経営にチャレンジすることだろうね!
ナム   2011年01月02日 19:37
自分の感覚だと、パサーイサ-ンとパサーラオはかなり似てるけど違う部分もあるって感じなんですけと、コンラオにそう言うと、必ず、違うけれど似ているところもある、って言うんですよね。
心の中で、何言ってやんだい、ほとんど同じじゃねぇか、コンラオのプライドかい、と思うんですが、このへんのこと、前におかあつさん、どこかに書いてましたよね。

おかあつさんの感覚だとどっちですか?
同じだけど違う部分もあるか、違うけど似ている部分もあるか、たしか後者の見解でしたよね?

おかあつ   2011年01月02日 22:28
僕の今の認識だと、ラオ語は3種類に分けられています。 それぞれ ラオス語では ヌア(北)・カーン(中央)・ダイ(南)と呼ばれるみたいです。 まず、この三つは、それぞれ、かなり違います。

ビエンチャン(中央)の言葉だけに限って言えば、イサーン語よりも、タイ語にかなり似ている感じがします。 発音や言い回しが、イサーン語とはかなり違います。

南ラオ語は、南ラオの人に言わせても、イサーン語と非常に似ているそうですし、僕もそう思います。 もっとも隣同士なので、似ているのは当たり前かもしれません。

北ラオ語は、イサーン語とかなり違います。 もちろんビエンチャンの発音とも結構違います。 こちらは、イサーン語やタイ語よりも、タイ北部語(チェンライ語・ペー語=パーサームワン)と似ていると感じます。 実際、チェンライ語を話す人は、北部ラオの人が何をいっているか理解できるみたいです。

イサーン語は元々ラオ語の方言ですが、タイ語教育が始まって長いので、タイ語の影響をものすごく強く受けているようです。 敬語に限っていえばタイ語を強く混ぜて話す習慣があります。 ラオ語の敬語はもう使いません。

このイサーン人が話すタイ語化が強いラオ語は、ビエンチャンの人の神経を逆なでするみたいです。 顔はニコニコしているんですが、何かいろいろなものの値段が高めに設定される気がします。 何か遠巻きに敬遠されます。 僕個人的には、イサーン人とビエンチャンをウロウロしたくないと感じます。 僕の個人的な印象ですが、南部や北部の人は、タイ語化が強いラオ語を耳にしてもそんなにイライラしていない感じがします。

ナム   2011年01月02日 23:46
そうですか。
ラオス語と簡単にひとくくりに語ることにはあまり意味がないのですね。
ラオス人に会ったら、まず出身地を確認したいと思いました。

 
出展 2011年01月01日03:59 『新年(18禁)』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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