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2010年5月16日日曜日

タイフェス記 → ラオフェスについて (mixi05-u459989-201005161832)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
タイフェス記 → ラオフェスについて
2010年05月16日18:32
一瞬だけタイフェス行ってきた。 僕はこれまでタイに5年間住んできたが、タイフェスに一度も行ったことがなかった。

果たして、まさに殺人的と言える凄まじい人手だった。 人が混んで動かなくなることをタイ語で「コンネン(人が固まる)」って言うけど、コンネンどころの騒ぎでなく、タイでは絶対にありえないような凄い人の量だった。 年末のアメ横(※)を越えてる。 ここまで人が凄いとタイ語なんて話すタイミングがない。 向こうはこっちがタイ語話すなんて夢にも思ってないので、僕がどういう人間なのか軽く説明しないと驚かれてしまう。だけど、これだけ人が多いと説明する時間などなく、絶対話しかけられない。

※ 年末のアメ横
http://www.google.com/images?hl=en&q=%E3%82%A2%E3%83%A1%E6%A8%AA%20%E5%B9%B4%E6%9C%AB%20%E5%A4%A7%E6%B7%B7%E9%9B%91

ある方の日記によると、僕のミクシ仲間にタイフェスに来ている人がいるはずだった。 机を陣取ってお酒を飲んでいる人たちがいるはずだった。 一生懸命探してみた。 こんだけ人多いと、ムリ。 どうしても見つからなかった。

しかし、これだけ人が多いと、僕の自慢の鍛え抜かれた人間観察力も刃が絶たない。 立つかコンナノ。 人多すぎ。 ムチャムチャやんけ。

昨日の日記に、fugaさんが、「人が多すぎるとコミュニケーションが破綻する」って書いてたけど、そういうことなのかもしれないと思った。 だって、これだけ人が居ると話しかけたり顔を見たりする機会なんかあるものか。 他人の事なんか知ったことないって感じの人ばっかり無数に居るし、どうやってもどうにもなんない。 (だけど香港とか日本以上に密集してるけど、日本ほど人間関係が乾燥してないではないか、とも思う。 昨日、関西から関東に鈍行に乗って帰ってきた時も思ったけど、米原・名古屋・浜松・静岡・熱海とくるにつれ徐々に徐々にコミュニケーションが乾いてくる。はっきりとわかる差がある。これってなんなんだろうか。)

それに、タイフェスに来るようなタイ人って大体オッチャン日本人の恋人が居たり、革ジャンとか着込んだ妙にハデハデ妙な若造の恋人が居たりするので、どう考えても話しかけられない。 あと「タイ通」の好みに合わせて妙なタイ人を演じ切っている変な人とか。 話しかけたくねぇよ、こんなヤツら。

そんななか、タイで出家・瞑想するっていうブースがあった。 ここは人がとても少なかったので入りやすかったし、なによりタイで出家するっていうのは、僕が長年やってみたいと思っていた事だった。 入ったら無料で「ナモタサーパカワトーアラハトーサマーサンポータサー」っていうタイ語(パーリ語)の「なんみょうほうれんげきょう」が全種類書いてある本(しかも日本語の対訳付き)を無料で配っていた。 これはいい! 素晴らしい! これは強力な武器だ! これがあれば当分の間、取っ組み合いが出来る!

ブース内でカメラを回している人と仲良くなって色々な話を聞かせてもらった。 凄く頭のいい人だった。 荒川にタイのお寺があってここにいくと日本語で説法を聞かせてもらえるという、非常に良い事を教えてもらった。 電話番号まで教えてもらった。

===

僕がタイフェスに来て知った情報の中で、一番面白かった情報は「実は来週ラオフェスがある」という話だ。

  ようこそ! ラオスフェスティバル公式サイトへ
  http://laos-festival.info/

   ─── お待たせしました!ラオスフェスティバル2010開催決定 … いよいよ、開催までカウントダウンとなりました!第二回ラオスフェスティバルが、2010年5月22日(土)、5月23日(日)代々木公園イベント会場にて開催されます。(雨天決行) 見て聞いて味わって、ラオスの魅力を体感する2日間みなさまのご来場をお待ちいたしております。───


僕、こっちの方がずっと興味ある。 (タイの仏教って、凄い美しいけど、ぶっちゃけかなりプロパガンダ色が強くて、僕にはそういうイヤラシさがかなり目について、微妙に違和感を感じてしまう面がある。 お寺の中央には必ず王様一家の写真があって拝まなくちゃいけなかったり、御神体が実は王族の遺骨だったり。 ラオスも共産主義なのでプロパガンダ色は当然強いけど、あまりドギツクないので違和感フリーな感じがする。)

タイ料理って一応タイ料理って言われてるけど、実は大部分がラオス料理なので、料理はかなりカブるだろうけど。多分フェスとしてはこっちの方が圧倒的にマイナーでゆっくりと料理を楽しめるかもしれない。 出家するにしても、タイよりもラオスの方がずっと気持ちを大切にする文化が残っているので、こちらのほうがずっといいのではないか。

ラオフェスは来週だ。

行ってみるか...。

コメント一覧
ラチャ@サバイディー   2010年05月16日 22:12
実は24日にラオスに行くんですよ!
ビエンチャンで後輩と飯を食ったりします。
確かにラオスは落ち着くよいところですね
おかあつ   2010年05月16日 22:23
ラオス、いいですね。 僕も行きたいなぁ...。
行ってらっしゃい!
 
出展 2010年05月16日18:32 『タイフェス記 → ラオフェスについて』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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