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2009年6月23日火曜日

(メモ)守る (mixi05-u459989-200906231450)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(メモ)守る
2009年06月23日14:50
世の中、弱肉強食だ。 だからこそ、弱者は守らなければいけない。

それはそうだ。

ここでいう弱者は女性や子供や老人である。

一方、弱者が権力のある地位につき、いつまでも守られているのは健全じゃない。

ここでいう弱者は無能である。

このふたつには大変な違いがある。

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また、能力は、ある程度守られた環境でしか育たないが、守ってばかりいると、能力は育たない。

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値段は、守るべきものだ。 守らないと値段は無料になる。

特に技術や芸術は、もともと値段がないものだ。
みんなで協力して値段を守らなければ、値段は無料になる以外ない。

日本のミュージシャンが食べていけないのは、みんなで足を引っ張り合って、値段を守らないからだ。

デザイナーやプログラマーもじきに同じ道をたどるだろう。
いや、もうなってるか。

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価値は演出して育てるものだ。
最初から内在するものではない。
この点、ユダヤ人からは、大いに学ぶ点がある。

コメント一覧
ジャコビ   2009年06月24日 00:19
>デザイナーやプログラマーもじきに同じ道をたどるだろう。
いや、もうなってるか。

なってるなってる。日本のデザイナーを見ていると、そんなに自分の能力を安売りするな、といつも思います。安物売りは絶対に成功しないビジネスモデルです。なぜならば、一時期は大きな収入があったとしても、必ずさらに安く売るライバルが現れるから。業者は損をしまくり、得をするのは消費者のみ。それよりも、その高い値段を払っても価値があり、値段の割には得をしたと客が思うだけの物なりサービスなりを売る事だと思います。需要が高く、しかも自分しか売れないものがあれば、最高ですね。
おかあつ   2009年06月24日 02:08
それって、要するに組合を作ることなんだと思うのですが、日本だとどうしても、空気がよどんで足の引っ張り合いになりやすいんですよね。

典型的なのが、場の空気を乱す人にライセンスを発行しないとかいうような、いじめの道具化することです。 こうやって、どんどん本筋からずれていきます。

どうにかなんないですかね。
おかあつ   2009年06月24日 02:09
で、そういうのがあると、必ず僕みたいのは、排除されるんですよね。
ジャコビ   2009年06月24日 05:10
資本主義帝国アメリカには大した組合はないけれど、それでもデザイナーやプログラマーの賃金が日本よりもずっと高いのは何故なのかと考えてみると、やはりそれは、働く人達の意識の違いじゃないかと思います。

会社組織でも、デザイナー達は、それだけで生活が成り立たないようなお給料しかもらえず、それでもみんなで残業してつるんだりしてるみたいです。そういう生活も仲間意識が芽生えて、楽しいと言えば楽しいのかもしれないけれど、飼いならされているみたいで私は嫌です。
おかあつ   2009年06月24日 09:11
そう、また意識も低いんですよ。
「プログラマー?んなの適当にやってりゃできるよ」みたいな人、多いんですよ。

僕が聞いたのは(今はどうか知らないですが)アメリカにはジャズミュージシャンの組合がある、という話です。 日本でそれをやろうとしたら、「レベルが低いのに何を贅沢言っているんだ」みたいな話になって、お流れになったと思います。

またできても、大変な閉鎖的団体になってどうにもならなくなるでしょう。 じゃぁ自分が組合長になってやればいいか、というとそんなことはなくて、今度は大変な無責任野郎が集まって収拾がつかなくなります。 ある程度のレベルをキープするためには、ある程度の閉鎖性がどうしても必要で、閉鎖的になるとあぶれるやつは必ず出てきます。

日本には、ジャズの土壌がまったくないんですよね。
ジャコビ   2009年06月24日 10:52
>会社組織でも、デザイナー達は、それだけで生活が成り立たないようなお給料しかもらえず、それでもみんなで残業してつるんだりしてるみたいです。そういう生活も仲間意識が芽生えて、楽しいと言えば楽しいのかもしれないけれど、飼いならされているみたいで私は嫌です。

自分の書いた文を後で見たら、訳が分からなかったので付け足しですが、これは日本での事です。アメリカ人のデザイナーも遅くまで残って仕事をしている事はありますが、その場合には、他人を出し抜いて出世する魂胆で自主的にやっている場合が多いと思います。でも、大抵の人は大体時間で帰るし、残業が多すぎるとアメリカ人は(それに見合う見返りがない場合)ブーブー文句を言ったり、もっと条件の良い会社を見つけて転職して行ってしまいます。
 
出展 2009年06月23日14:50 『(メモ)守る』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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