温暖化
2009年06月11日22:01
「温暖化ってこんなに怖いんですよ」って散々誇張して宣伝しておいて、あとになってから予想通りならなければ、「対策が功奏した」とかいくらでも言いようはある。
9年前、2000年問題っていって世の中が大騒ぎした。 世の中のプログラムは二桁で年のデータを持っているので、2000年になると世の中のあらゆるインフラがストップし社会が大混乱に陥るはずだったが、2000年になっても何も起こらなかった。
これを「対策が功奏した」と見るか、最初から問題なんかなかったと見るかは自由だけど、いずれにしても2000年問題で大もうけした人がたくさんいた。 それはすくなくとも事実だ。
一方、温暖化は、それが二酸化炭素の問題なのかどうかは、誰もわからない。(温暖化の原因が二酸化炭素だ、ということの科学的な証明は実は無くて、今でも諸説議論が続いている。) そして、日本で京都議定書が発効されて、裏で糸を引いていたであろうアメリカは京都議定書から降りた。 そのことも、もはやどうでもよい。
ただいいたいのは、これのおかげで色々と得をする人が、いないわけがない、ということだ。 とてもインチキくさい。
こんなにインチキくさくて、世界中にインチキくさいと思っている人がたくさんいるのに、日本ではインチキくさいって、誰も気づきもしない。 いくら神風に守られた平和な国でも、これはさすがに平和ボケだと思う。
◇
最近 「あなたの人生は死にそうです! そのためにはこの400万円の印鑑を買いなさい!」とか言って逮捕された人がいた。
一方「地球が死にそうです! そのためにはこの1億円のエコ技術を買いなさい!」って言っても逮捕されない。
あるいは「貴社のシステムが死にそうです! そのためにはこの5億円のパッチを買いなさい!」って言っても逮捕されない。
どうせ売るなら、印鑑よりエコ技術にすればよかったのにね。
◇
余談: アメリカのプロパガンダに乗せられたフリだけするのが得意なタイの話。 サイアムスクエア等々外人がたくさん集まる場所で、エコ展が繰り広げられている。 空き缶やペットボトルをリサイクルしよう! としきりに宣伝している。
一方、そこから1kmも離れてない繁華街では、浮浪者が夜な夜なペットボトルや空き缶を拾って歩いている。 それをリサイクル屋に売って日銭を稼いでいるのだ。 だからリサイクル率は実は高い。 エコ展なんて開いて宣伝するまでもない。
=====================================
温暖化で移住 50年までに2億人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=865226&media_id=2
【ボン大場あい】温暖化による海面上昇や食糧不足などで移住を余儀なくされる人が2050年までに世界で約2億人に達するという報告書を、国連大学環境・人間安全保障研究所などがまとめた。ドイツ・ボンで開催中の気候変動に関する国連の特別作業部会で公表した。
報告書によると、現在、移住の主な原因は経済的、政治的理由。しかし、サイクロンなど温暖化が原因とみられるものが既に表れ始めている。国際移住機関(IOM)の試算として、50年までに温暖化の影響で移住する人が2億人に上ると指摘した。
地域別にみると、ガンジス、メコン、ナイルの3河川のデルタ地帯では、温暖化による1メートルの海面上昇で2350万人が影響を受け、150万ヘクタールの農地が失われると試算。2メートル上昇では、計3430万人、247万ヘクタールに増えるという。また、アフリカでは既に3億人以上が水不足に直面しているが、50年までに水不足地域がさらに3割以上増加するという。
報告書は、京都議定書に定めのない13年以降の温暖化対策について、今年12月に開かれる「気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)」で合意できなければ、将来の世代は大規模な移住が避けられなくなると警告。温暖化対策を検討するうえで、移住問題にも着目するよう提案している。
9年前、2000年問題っていって世の中が大騒ぎした。 世の中のプログラムは二桁で年のデータを持っているので、2000年になると世の中のあらゆるインフラがストップし社会が大混乱に陥るはずだったが、2000年になっても何も起こらなかった。
これを「対策が功奏した」と見るか、最初から問題なんかなかったと見るかは自由だけど、いずれにしても2000年問題で大もうけした人がたくさんいた。 それはすくなくとも事実だ。
一方、温暖化は、それが二酸化炭素の問題なのかどうかは、誰もわからない。(温暖化の原因が二酸化炭素だ、ということの科学的な証明は実は無くて、今でも諸説議論が続いている。) そして、日本で京都議定書が発効されて、裏で糸を引いていたであろうアメリカは京都議定書から降りた。 そのことも、もはやどうでもよい。
ただいいたいのは、これのおかげで色々と得をする人が、いないわけがない、ということだ。 とてもインチキくさい。
こんなにインチキくさくて、世界中にインチキくさいと思っている人がたくさんいるのに、日本ではインチキくさいって、誰も気づきもしない。 いくら神風に守られた平和な国でも、これはさすがに平和ボケだと思う。
◇
最近 「あなたの人生は死にそうです! そのためにはこの400万円の印鑑を買いなさい!」とか言って逮捕された人がいた。
一方「地球が死にそうです! そのためにはこの1億円のエコ技術を買いなさい!」って言っても逮捕されない。
あるいは「貴社のシステムが死にそうです! そのためにはこの5億円のパッチを買いなさい!」って言っても逮捕されない。
どうせ売るなら、印鑑よりエコ技術にすればよかったのにね。
◇
余談: アメリカのプロパガンダに乗せられたフリだけするのが得意なタイの話。 サイアムスクエア等々外人がたくさん集まる場所で、エコ展が繰り広げられている。 空き缶やペットボトルをリサイクルしよう! としきりに宣伝している。
一方、そこから1kmも離れてない繁華街では、浮浪者が夜な夜なペットボトルや空き缶を拾って歩いている。 それをリサイクル屋に売って日銭を稼いでいるのだ。 だからリサイクル率は実は高い。 エコ展なんて開いて宣伝するまでもない。
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温暖化で移住 50年までに2億人
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=865226&media_id=2
【ボン大場あい】温暖化による海面上昇や食糧不足などで移住を余儀なくされる人が2050年までに世界で約2億人に達するという報告書を、国連大学環境・人間安全保障研究所などがまとめた。ドイツ・ボンで開催中の気候変動に関する国連の特別作業部会で公表した。
報告書によると、現在、移住の主な原因は経済的、政治的理由。しかし、サイクロンなど温暖化が原因とみられるものが既に表れ始めている。国際移住機関(IOM)の試算として、50年までに温暖化の影響で移住する人が2億人に上ると指摘した。
地域別にみると、ガンジス、メコン、ナイルの3河川のデルタ地帯では、温暖化による1メートルの海面上昇で2350万人が影響を受け、150万ヘクタールの農地が失われると試算。2メートル上昇では、計3430万人、247万ヘクタールに増えるという。また、アフリカでは既に3億人以上が水不足に直面しているが、50年までに水不足地域がさらに3割以上増加するという。
報告書は、京都議定書に定めのない13年以降の温暖化対策について、今年12月に開かれる「気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)」で合意できなければ、将来の世代は大規模な移住が避けられなくなると警告。温暖化対策を検討するうえで、移住問題にも着目するよう提案している。
コメント一覧
こうちゃ 2009年06月11日 22:29
ニュースより失礼します。
まあ日本が2005年比でCO2排出を15%削減したところで温暖化は止められようがありません。 既に手遅れな状況まで来ていると思います。
ま、日本がどんだけCO2排出削減したところで温暖化は止められないと思います。
まあ日本が2005年比でCO2排出を15%削減したところで温暖化は止められようがありません。 既に手遅れな状況まで来ていると思います。
ま、日本がどんだけCO2排出削減したところで温暖化は止められないと思います。
ジャコビ 2009年06月11日 22:36
>一方、そこから1kmも離れてない繁華街では、浮浪者が夜な夜なペットボトルや空き缶を拾って歩いている。
ウチの回りも浮浪者じゃないけれど、南米系の人々がペットボトルをアパートのゴミ集積場から沢山取って行きます。どのスーパーの裏手にも自動販売機みたいなのがあって、その機械に空のペットボトルを入れると一つ5�� の払い戻しがもらえるからです。中には親切な人もいて、ペットボトルだけはリサイクルのビンに入れずに外にまとめで出してあげてたりもします。
確かにエコを狙った怪しい商売は沢山あります。でも地球が温暖化しているというのも紛れもない事実。ただ、地球が温暖化しても、北極や南極の氷が溶けても、地球は死にません。死ぬのは人類で、ゴキブリとかねずみとか、タフな生き物達は生き残るはずです。そう考えると、これも自然の法則なのかな、と思ったりもします。
ウチの回りも浮浪者じゃないけれど、南米系の人々がペットボトルをアパートのゴミ集積場から沢山取って行きます。どのスーパーの裏手にも自動販売機みたいなのがあって、その機械に空のペットボトルを入れると一つ5�� の払い戻しがもらえるからです。中には親切な人もいて、ペットボトルだけはリサイクルのビンに入れずに外にまとめで出してあげてたりもします。
確かにエコを狙った怪しい商売は沢山あります。でも地球が温暖化しているというのも紛れもない事実。ただ、地球が温暖化しても、北極や南極の氷が溶けても、地球は死にません。死ぬのは人類で、ゴキブリとかねずみとか、タフな生き物達は生き残るはずです。そう考えると、これも自然の法則なのかな、と思ったりもします。
おかあつ 2009年06月11日 22:46
温暖化の原因は二酸化炭素じゃない、っていう説が科学的には本当は有力なんだそうです。 太陽は約11年周期で活動が大きくなったり小さくなったりするそうですが、それよりもずっと大きな周期で活動が停滞したり活発になったり変動があるのだそうです。
今の温暖化の原因は、二酸化炭素の量で説明するのは、実は結構難しいと聞きました。 それよりは、太陽の活動変動によって説明する方がずっと自然なんだそうです。
この間日本で、ある教授が温暖化の原因について二酸化炭素は無関係だという内容の論文を発表しようとしたら、かなり不条理な理由で却下された、という話がありました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090527/trl0905272004015-n1.htm
温暖化は、結構、科学よりも、政治の臭いがします。
今の温暖化の原因は、二酸化炭素の量で説明するのは、実は結構難しいと聞きました。 それよりは、太陽の活動変動によって説明する方がずっと自然なんだそうです。
この間日本で、ある教授が温暖化の原因について二酸化炭素は無関係だという内容の論文を発表しようとしたら、かなり不条理な理由で却下された、という話がありました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090527/trl0905272004015-n1.htm
温暖化は、結構、科学よりも、政治の臭いがします。
ねこ☆ミ。 2009年06月11日 22:48
二酸化炭素による温暖化の理屈は地球シミュレータの結果により科学的とされているが、
そもそも、条件式や前提条件を変えればいくらでも自分の好き結果が出せる。
地球でなくても、複雑な生態系は科学法則では予測できない。
現実は様々な因果が複雑に絡み合う。
地球が未来にどうなるかなんか一回性の出来事で、科学法則では、決してわからない。
そう、太陽活動が弱まって、寒冷化する可能性があるらしい。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d657987421d9571baffb55aed7c327af
そもそも、条件式や前提条件を変えればいくらでも自分の好き結果が出せる。
地球でなくても、複雑な生態系は科学法則では予測できない。
現実は様々な因果が複雑に絡み合う。
地球が未来にどうなるかなんか一回性の出来事で、科学法則では、決してわからない。
そう、太陽活動が弱まって、寒冷化する可能性があるらしい。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d657987421d9571baffb55aed7c327af
こうちゃ 2009年06月11日 22:52
> おかあつさん
>地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない…
懐疑論によった間違った情報ですよ(笑)
>地球温暖化の原因は二酸化炭素ではない…
懐疑論によった間違った情報ですよ(笑)
こうちゃ 2009年06月11日 22:55
> ねこ☆ミ。さん
既に2年前くらいから太陽活動は弱まってますが寒冷化を感じますか?
既に2年前くらいから太陽活動は弱まってますが寒冷化を感じますか?
ねこ☆ミ。 2009年06月11日 23:00
うーん。最近、場所が変わって季節がよくわからない。
でも、推測すると感じないんじゃないかな?
本当に、氷河期みたいになれば、感じると思うけど。
東京の気候は確かに変わってしまったように実感するけど。
でも、推測すると感じないんじゃないかな?
本当に、氷河期みたいになれば、感じると思うけど。
東京の気候は確かに変わってしまったように実感するけど。
ねこ☆ミ。 2009年06月11日 23:01
>東京の気候は確かに変わってしまったように実感するけど。
もちろん、温暖化の方向に。
こうちゃ 2009年06月11日 23:05
> おかあつさん
槌田さんの学説ですかね?
人為CO2排出による地球温暖化を否定した槌田さんの論文はあまりに抽出だったので掲載を拒否されたようですよ
槌田さんの学説ですかね?
人為CO2排出による地球温暖化を否定した槌田さんの論文はあまりに抽出だったので掲載を拒否されたようですよ
クレ 2009年06月11日 23:07
二酸化炭素の話はうそ臭く感じることは多いですが、限られた資源を有効に活用する技術は必要かもですねえ。なにぶん人口増えすぎですから。
おかあつ 2009年06月11日 23:07
> ねこミ
こういうおっさんの言うことには必ず元ネタがある。 それは大抵英語で書かれている。 そうやって読んだことを日本語で書いているだけの人と、本当に自分の力で考えている人と居る。 もっとたくさん英語のニュースや文献をバンバン読んだ方がいいと思う。 そうすると、その違いが見えてくる。
B’s ってバンドがあるけど、B’sだけを聴いていると、聴きやすくて楽しいロックバンドだと思えるのだけど、「スティーブヴァイ」というギタリストの演奏を聴いたことがあると、とたんに聴けなくなる。 何故か。 B’sは スティーブヴァイのパクリだからだ。 そのパクリ度はものすごくて、「あ!ここ! スティーブヴァイのアルバム○○の何曲目のサビだ!」とか 具体的な曲名と時間まで指摘できるぐらい酷い。
いいバンドだけど、リスナーをちょっと馬鹿にしてると思う。 でもスティーブヴァイって日本では 知る人ぞ知る、という存在で、パクってもばれないだろう、って思っているのか ...。
こういうおっさんも、B’sと同じような要素がある。 そこを、つかむのが大切。
◇
日本語は便利な言葉だ、と中国人の友達から聞いたことがある。 日本語はあらゆる言葉で書かれた本の翻訳が出揃っているから、中国語で本を探すよりも情報量が多い、と言っていた。 (加えて中国人にとって日本語は慣れると英語よりも速く読むことが出来るらしいけど。) 日本語は確かに便利な点がある。
だけど、日本語で書かれた本というのは、どうしても日本人的な狭い視点でしかかかれないことが多い。 こればかりはどうしようもない。 日本語だけで情報を探していると、どんなに時間をかけてたくさん読み漁っても、気がつけば「お釈迦様の手のひらで遊んでいただけ」である場合が多い。
だから、一旦苦しいが、すべての日本語の情報をシャットアウトする、ということはやったほうがいいと思う。
少なくてもいいので、外国語で情報を探すことにチャレンジした方がいいと思う。
こういうおっさんの言うことには必ず元ネタがある。 それは大抵英語で書かれている。 そうやって読んだことを日本語で書いているだけの人と、本当に自分の力で考えている人と居る。 もっとたくさん英語のニュースや文献をバンバン読んだ方がいいと思う。 そうすると、その違いが見えてくる。
B’s ってバンドがあるけど、B’sだけを聴いていると、聴きやすくて楽しいロックバンドだと思えるのだけど、「スティーブヴァイ」というギタリストの演奏を聴いたことがあると、とたんに聴けなくなる。 何故か。 B’sは スティーブヴァイのパクリだからだ。 そのパクリ度はものすごくて、「あ!ここ! スティーブヴァイのアルバム○○の何曲目のサビだ!」とか 具体的な曲名と時間まで指摘できるぐらい酷い。
いいバンドだけど、リスナーをちょっと馬鹿にしてると思う。 でもスティーブヴァイって日本では 知る人ぞ知る、という存在で、パクってもばれないだろう、って思っているのか ...。
こういうおっさんも、B’sと同じような要素がある。 そこを、つかむのが大切。
◇
日本語は便利な言葉だ、と中国人の友達から聞いたことがある。 日本語はあらゆる言葉で書かれた本の翻訳が出揃っているから、中国語で本を探すよりも情報量が多い、と言っていた。 (加えて中国人にとって日本語は慣れると英語よりも速く読むことが出来るらしいけど。) 日本語は確かに便利な点がある。
だけど、日本語で書かれた本というのは、どうしても日本人的な狭い視点でしかかかれないことが多い。 こればかりはどうしようもない。 日本語だけで情報を探していると、どんなに時間をかけてたくさん読み漁っても、気がつけば「お釈迦様の手のひらで遊んでいただけ」である場合が多い。
だから、一旦苦しいが、すべての日本語の情報をシャットアウトする、ということはやったほうがいいと思う。
少なくてもいいので、外国語で情報を探すことにチャレンジした方がいいと思う。
ペイブホーク 2009年06月11日 23:15
温暖化については諸説ありますが、これほどまでに徹底的にネガティブなことしか報道しないのは日本だけですよ。
ニュースから。
ニュースから。
おかあつ 2009年06月11日 23:16
>槌田さんの学説ですかね?
違います。 もっと著名で論拠のはっきりした文章はたくさんあります。 その多くは英語です。
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article1363818.ece
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2007/02/10/2003348444
違います。 もっと著名で論拠のはっきりした文章はたくさんあります。 その多くは英語です。
http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article1363818.ece
http://www.taipeitimes.com/News/editorials/archives/2007/02/10/2003348444
こうちゃ 2009年06月11日 23:20
> ペイブホークさん
某コミュで叩かれてたけど、懐疑論者だったんだwww
某コミュで叩かれてたけど、懐疑論者だったんだwww
こうちゃ 2009年06月11日 23:23
> おかあつさん
根拠のはっきりした?(笑)
まあ懐疑論を信じるのも個人の自由ですからね。
根拠のはっきりした?(笑)
まあ懐疑論を信じるのも個人の自由ですからね。
ジャコビ 2009年06月12日 00:06
人間の活動による二酸化炭素が地球温暖化の原因かどうかというのは、確かに政治的な闘争です。ジョージ・ブッシュが息のかかった科学者を使い、Department of Environmental Protection の役人を殆ど総入れ替えし、地球は温暖化していない、若しくは地球温暖化の原因は人類の活動に依るものでなく他の原因によるものだ、というプロパガンダを流していた事はそう遠い昔の事ではありません。
アメリカ以外の国では、地球温暖化に対する危惧が強まっていた中、アメリカ国内ではそのような情報も出回っていたものの、主流の意見ではありませんでした。ブッシュ政権はニュースを規制するなどして、アメリカ国内の情報や世論を操作する事ががとても上手でした。
ブッシュは、石油産業ととても深いつながりがあり、アメリカの燃費の悪い自動車産業も潰したくなかったため(国益)、税制の優遇措置を取り、SUVの購入を奨励したりもしました。
アル・ゴアは映画を作ったりもしたけれど、殆ど話題性のみで、それが政策に反影されたことは一切ありませんでした。
今、それが突然180度変わったのは、政権が交代したからに他なりません。石油産業や、ワシントンでの経験が少ない為に、逆にしがらみも少ないオバマ大統領は、今までの大統領ならば、労働組合との関係を気にして潰す事が出来なかった自動車産業も倒産に追い込んでしまいました。オバマの政治資金が特定の産業よりも、不特定多数のインターネットユーザーによって供給されていたという事も、彼が特定の産業に肩入れする必用がない一つの理由です。
おそらく今のアメリカ政府の大きな懸念の一つは、このまま地球温暖化現象に歯止めをかける努力もせず、狭い意味での国益のみを優先して行けば、いずれアメリカは世界での競争力を全く失うという事です。エコは流行みたいな面もありますが、デッカく無駄遣いをする時代は既に終わってしまったのです。
私は科学者ではないので、地球温暖化の事実関係については良くは分りません。でも、人類の活動によって、地球温暖化が進んでいる可能性があるならば、取り返しがつかなくなる前に何らかの対策を打つべきだと思います。
少し前に、プラスチック製品に使われているPBAという成分が子供の健康に被害を与える可能性があるという話題がありました。ヨーロッパでは可能性だけで子供製品への使用がいち早く禁止になったのにも関わらず、アメリカでは因果関係が立証できないということで、今でも認可されています。
PBAも地球温暖化もリスクマネージメントだと思います。どのみちを取った方がリスクがより少ないかという事ではないでしょうか。Y2Kでボロ儲けをした人もいるでしょうが、それは企業がリスクを考えた上で行った投資なので、結果として何も起らなくても、それはそれで良いんだと思います。
アメリカ以外の国では、地球温暖化に対する危惧が強まっていた中、アメリカ国内ではそのような情報も出回っていたものの、主流の意見ではありませんでした。ブッシュ政権はニュースを規制するなどして、アメリカ国内の情報や世論を操作する事ががとても上手でした。
ブッシュは、石油産業ととても深いつながりがあり、アメリカの燃費の悪い自動車産業も潰したくなかったため(国益)、税制の優遇措置を取り、SUVの購入を奨励したりもしました。
アル・ゴアは映画を作ったりもしたけれど、殆ど話題性のみで、それが政策に反影されたことは一切ありませんでした。
今、それが突然180度変わったのは、政権が交代したからに他なりません。石油産業や、ワシントンでの経験が少ない為に、逆にしがらみも少ないオバマ大統領は、今までの大統領ならば、労働組合との関係を気にして潰す事が出来なかった自動車産業も倒産に追い込んでしまいました。オバマの政治資金が特定の産業よりも、不特定多数のインターネットユーザーによって供給されていたという事も、彼が特定の産業に肩入れする必用がない一つの理由です。
おそらく今のアメリカ政府の大きな懸念の一つは、このまま地球温暖化現象に歯止めをかける努力もせず、狭い意味での国益のみを優先して行けば、いずれアメリカは世界での競争力を全く失うという事です。エコは流行みたいな面もありますが、デッカく無駄遣いをする時代は既に終わってしまったのです。
私は科学者ではないので、地球温暖化の事実関係については良くは分りません。でも、人類の活動によって、地球温暖化が進んでいる可能性があるならば、取り返しがつかなくなる前に何らかの対策を打つべきだと思います。
少し前に、プラスチック製品に使われているPBAという成分が子供の健康に被害を与える可能性があるという話題がありました。ヨーロッパでは可能性だけで子供製品への使用がいち早く禁止になったのにも関わらず、アメリカでは因果関係が立証できないということで、今でも認可されています。
PBAも地球温暖化もリスクマネージメントだと思います。どのみちを取った方がリスクがより少ないかという事ではないでしょうか。Y2Kでボロ儲けをした人もいるでしょうが、それは企業がリスクを考えた上で行った投資なので、結果として何も起らなくても、それはそれで良いんだと思います。
ペイブホーク 2009年06月12日 00:43
> 懐疑論者だったんだ。
私はどちらにも属しておりませんが、必要以上にネガティブな情報を信じないという意味においては懐疑論者なんですかね…。
私はどちらにも属しておりませんが、必要以上にネガティブな情報を信じないという意味においては懐疑論者なんですかね…。
おかあつ 2009年06月12日 00:44
>Y2Kでボロ儲けをした人もいるでしょうが、それは企業がリスクを考えた上で行った投資なので、結果として何も起らなくても、それはそれで良いんだと思います。
僕はITが専門ですが、この辺が微妙で、実際に相手の無知につけこんで印鑑を400万円でかわせるようなことは難しいことではないですし、実際多くの会社がそういうことをしています。
印鑑を買うのがリスク回避かというと、それは違います。 印鑑に不幸と因果関係がないということは明らかだからです。 だけど、システムで発生するある現象が、本当にそのプログラムによるものなのか、というのは、実は因果関係が印鑑みたいに明らかでないことが多いです。
特にモデルが複雑系だと因果関係がはっきりしない方が普通で、因果関係がはっきりするほうが珍しいのではないかと思います。 因果関係があると証明するのが難しい以上に因果関係がないと証明するほうもとても難しかったりします。
...がコンピューターのシステムだと、プログラマはその背後の因果関係をよく知っている、ということが実は少なくないのです。 しかし、開発にかかわった者以外には理解が困難なので、黙っている、ということはしばしばあります。
こういう事象が色々な人に「絶対にバレない(理論的にばれることがありえない)印鑑」として使われる可能性はいつもあるのではないか、と思います。
僕はITが専門ですが、この辺が微妙で、実際に相手の無知につけこんで印鑑を400万円でかわせるようなことは難しいことではないですし、実際多くの会社がそういうことをしています。
印鑑を買うのがリスク回避かというと、それは違います。 印鑑に不幸と因果関係がないということは明らかだからです。 だけど、システムで発生するある現象が、本当にそのプログラムによるものなのか、というのは、実は因果関係が印鑑みたいに明らかでないことが多いです。
特にモデルが複雑系だと因果関係がはっきりしない方が普通で、因果関係がはっきりするほうが珍しいのではないかと思います。 因果関係があると証明するのが難しい以上に因果関係がないと証明するほうもとても難しかったりします。
...がコンピューターのシステムだと、プログラマはその背後の因果関係をよく知っている、ということが実は少なくないのです。 しかし、開発にかかわった者以外には理解が困難なので、黙っている、ということはしばしばあります。
こういう事象が色々な人に「絶対にバレない(理論的にばれることがありえない)印鑑」として使われる可能性はいつもあるのではないか、と思います。
おかあつ 2009年06月12日 01:22
>> 懐疑論者だったんだ。
>
>私はどちらにも属しておりませんが、必要以上にネガティブな情報を信じないという意味においては懐疑論者なんですかね…。
懐疑論って日本語で言うと、なんだか悪いものに思えてきますが、英語だと critical thinking って言ってとても大切な考え方のひとつでもあります。 懐疑論であることは、ある意味、大切だと思います。ただし、むやみに疑うことは、むやみに信じることと同じぐらい愚かなことだとは思います。
◇
ところで、どんなものでもいい面とわるい面があるものだと思うのです。 清楚なアイドル歌手が居たとします。 一方でどんなに清楚であっても人間は人間です。 人間である以上ウンコもします。 ウンコをするのは罪ではありません。
しかし、誰かがアイドル歌手がウンコをしている写真がフライデーとかにのったら、イメージダウンは避けられません。アイドル歌手でも人間である以上絶対にウンコはするわけですし、そのことは誰もが知っています。ですが、ウンコをしている写真を見せることで、印象は悪くなります。
人間である以上、当然、いい面もわるい面もあるわけですが、こうやってわるい面だけを見せることで、人にわるい印象を植え付けることが出来ますし、逆にいい面だけみせれば、人が持つ印象はよくなっていくものではないか、と思います。
◇
これが、科学とか工学・プログラムだったりすると、事態はもっと複雑です。 場合によってはその性質を特定することは理論的には不可能だとか、観察すると状態が変わってしまう、とかいった直感に反する性質を持っていることすらあります。
そういうときに、そういう科学的な事象の「ウンコをしている」ところだけを見せれば、他人はそれがわるい物だと信じるでしょうし、「清楚でおしとやかな」ところだけを見せればそれがいいものだと信じるものではないでしょうか。
>
>私はどちらにも属しておりませんが、必要以上にネガティブな情報を信じないという意味においては懐疑論者なんですかね…。
懐疑論って日本語で言うと、なんだか悪いものに思えてきますが、英語だと critical thinking って言ってとても大切な考え方のひとつでもあります。 懐疑論であることは、ある意味、大切だと思います。ただし、むやみに疑うことは、むやみに信じることと同じぐらい愚かなことだとは思います。
◇
ところで、どんなものでもいい面とわるい面があるものだと思うのです。 清楚なアイドル歌手が居たとします。 一方でどんなに清楚であっても人間は人間です。 人間である以上ウンコもします。 ウンコをするのは罪ではありません。
しかし、誰かがアイドル歌手がウンコをしている写真がフライデーとかにのったら、イメージダウンは避けられません。アイドル歌手でも人間である以上絶対にウンコはするわけですし、そのことは誰もが知っています。ですが、ウンコをしている写真を見せることで、印象は悪くなります。
人間である以上、当然、いい面もわるい面もあるわけですが、こうやってわるい面だけを見せることで、人にわるい印象を植え付けることが出来ますし、逆にいい面だけみせれば、人が持つ印象はよくなっていくものではないか、と思います。
◇
これが、科学とか工学・プログラムだったりすると、事態はもっと複雑です。 場合によってはその性質を特定することは理論的には不可能だとか、観察すると状態が変わってしまう、とかいった直感に反する性質を持っていることすらあります。
そういうときに、そういう科学的な事象の「ウンコをしている」ところだけを見せれば、他人はそれがわるい物だと信じるでしょうし、「清楚でおしとやかな」ところだけを見せればそれがいいものだと信じるものではないでしょうか。
おかあつ 2009年06月12日 01:39
実は、頭のいい人ほどだますのは簡単です。 その方法とは、だましている事柄に関する難しくて分厚いマニュアルを渡すことです。 何か都合の悪いことを聴かれたら「それは○○節○○の章に詳しく書いてあるのだが、読んでないの? 事情をわかっていないのに知った口を聞かれては困るね」 みたいに切り返します。 すると、 みんな一生懸命に勉強して、その裏側のことを考えなくなります。
例えば、この温暖化問題がそのいい例ではないでしょうか。
特に気象は複雑系なので、そうだと証明することも、そうでないと証明することも、いずれも極めて困難を伴います。 複雑系のシュミレーションは確率的に結果が変わりますし、実際がどうなのかは神のみぞ知る領域に入ってます。
こういう話をするときに一番まずいのは、微にいり細をうがって、科学的な話をすることです。 こういうことをすると、それこそ思いのツボです。 特に日本でこういう話をすると「君はあんなことも知らない」「こんなことも知らない」というような情報クイズ戦になりがちです。 本来、知らないことは問題じゃないのです。
こういう話には、必ず何かの意図が背後にある、と気がつくことが大切なんだと思います。 疑うことは悪ではないです。 日本に居ると「疑いは悪」みたいな感じがありますが、そんなことはありません。 それだと、(日本から出るとすぐわかりますが)、人からだまされっ放しになります。
疑ったうえで、その疑いを晴らすように考え続けることじゃないかと思います。
例えば、この温暖化問題がそのいい例ではないでしょうか。
特に気象は複雑系なので、そうだと証明することも、そうでないと証明することも、いずれも極めて困難を伴います。 複雑系のシュミレーションは確率的に結果が変わりますし、実際がどうなのかは神のみぞ知る領域に入ってます。
こういう話をするときに一番まずいのは、微にいり細をうがって、科学的な話をすることです。 こういうことをすると、それこそ思いのツボです。 特に日本でこういう話をすると「君はあんなことも知らない」「こんなことも知らない」というような情報クイズ戦になりがちです。 本来、知らないことは問題じゃないのです。
こういう話には、必ず何かの意図が背後にある、と気がつくことが大切なんだと思います。 疑うことは悪ではないです。 日本に居ると「疑いは悪」みたいな感じがありますが、そんなことはありません。 それだと、(日本から出るとすぐわかりますが)、人からだまされっ放しになります。
疑ったうえで、その疑いを晴らすように考え続けることじゃないかと思います。
おかあつ 2009年06月12日 01:49
天気予報がなかなか当たらない昨今ですが、明日の天気もわからないようで20年後の天気が何でわかるんでしょうかね。
こうちゃ 2009年06月12日 02:37
> おかあつさん
>天気予報がなかなか当たらない昨今
次の日の天気ぐらいはほとんど当たってますよね(笑)
皆さんテレビや新聞で天気予報を見て仕事なり学校なり行ってるわけで、それこそ『快晴』の予報で『豪雨』だったら大問題です。
ちなみに20年後の天気ではなく気候(気温)を予測してるんですが…
>天気予報がなかなか当たらない昨今
次の日の天気ぐらいはほとんど当たってますよね(笑)
皆さんテレビや新聞で天気予報を見て仕事なり学校なり行ってるわけで、それこそ『快晴』の予報で『豪雨』だったら大問題です。
ちなみに20年後の天気ではなく気候(気温)を予測してるんですが…
ねこ☆ミ。 2009年06月12日 09:22
こうちゃさんは、20年後の気候(気温)は予想できるという立場ですね!
この理解は正しいですか?
この理解は正しいですか?
おかあつ 2009年06月12日 09:38
こうちゃさん、
プロファイル見ました。 こうちゃさんは自然を愛していて、それは実に素晴らしいことだと思います。 自然を大切にする気持ちを強く持っているんだと思います。 僕も自然は好きで大切にする気持ちは強く持っています。
実は、僕は個人的に語学を勉強していて、あちこちの国の文化を勉強するのが趣味なのです。それで、良く思うのですが、世界にはそういう人の愛情とか善意とかをテコに使って、お金をもうけようとする人が少なくないのです。日本人は理念を強く持っていて、理念に基づいて行動することがおおいように思います。一方で、国が海に囲まれているため、日本人はだまされる経験が少なく、こういう駆け引きに無頓着なところがあります。
人の怒りを駆り立てようとするとき、使われる理由はさまざまです。 本当のこともあるし、まったくのウソのときもあります。 本当だけどいいところばかり強く宣伝したり・わるいところばかり強く宣伝するときもあります。
クジラとかがそのいい例です。 クジラを食べるのは国の文化で、クジラはダメで何故牛はいいのか、と色々考えることは出来ますが、これもその本質は善悪ではなくて、駆け引きなんだと思います。
クジラ保護団体は、単に自然保護という善意で行動しているだけですが、彼らに「日本がやたらと残虐なことをしている」という誇張された情報を流しているのは、政治です。(わざわざ船を出して何ヶ月もかけて日本の船に付きまとって抗議行動をするのは、大変な費用がかかることですが、そのお金をいったい誰が払ってるのでしょう。 自然保護をする人たちってそんなに長期間を無給で行動できるほどお金持ちなんでしょうか。色々な裏があるんだと思います。)
善意が強い人の周りには、そういう「利に聡い人」が集まって来やすく、社会という巨大な将棋上のひとつのコマとして使われてしまいがちです。 こういうコマは自分のコマじゃないので捨ててももったいなくないうえ、無償で一生懸命働いてくれるのでとても使いやすいのです。
温暖化は二酸化炭素なのか太陽活動なのかは、僕は科学者じゃないので、わかりません。 だけど、僕が言いたいのはそちらではなく、むしろ、そういう「利に聡い人の誇張」が入っているかもしれない、という話です。
プロファイル見ました。 こうちゃさんは自然を愛していて、それは実に素晴らしいことだと思います。 自然を大切にする気持ちを強く持っているんだと思います。 僕も自然は好きで大切にする気持ちは強く持っています。
実は、僕は個人的に語学を勉強していて、あちこちの国の文化を勉強するのが趣味なのです。それで、良く思うのですが、世界にはそういう人の愛情とか善意とかをテコに使って、お金をもうけようとする人が少なくないのです。日本人は理念を強く持っていて、理念に基づいて行動することがおおいように思います。一方で、国が海に囲まれているため、日本人はだまされる経験が少なく、こういう駆け引きに無頓着なところがあります。
人の怒りを駆り立てようとするとき、使われる理由はさまざまです。 本当のこともあるし、まったくのウソのときもあります。 本当だけどいいところばかり強く宣伝したり・わるいところばかり強く宣伝するときもあります。
クジラとかがそのいい例です。 クジラを食べるのは国の文化で、クジラはダメで何故牛はいいのか、と色々考えることは出来ますが、これもその本質は善悪ではなくて、駆け引きなんだと思います。
クジラ保護団体は、単に自然保護という善意で行動しているだけですが、彼らに「日本がやたらと残虐なことをしている」という誇張された情報を流しているのは、政治です。(わざわざ船を出して何ヶ月もかけて日本の船に付きまとって抗議行動をするのは、大変な費用がかかることですが、そのお金をいったい誰が払ってるのでしょう。 自然保護をする人たちってそんなに長期間を無給で行動できるほどお金持ちなんでしょうか。色々な裏があるんだと思います。)
善意が強い人の周りには、そういう「利に聡い人」が集まって来やすく、社会という巨大な将棋上のひとつのコマとして使われてしまいがちです。 こういうコマは自分のコマじゃないので捨ててももったいなくないうえ、無償で一生懸命働いてくれるのでとても使いやすいのです。
温暖化は二酸化炭素なのか太陽活動なのかは、僕は科学者じゃないので、わかりません。 だけど、僕が言いたいのはそちらではなく、むしろ、そういう「利に聡い人の誇張」が入っているかもしれない、という話です。
さい 2009年06月13日 10:06
科学的確かさと、そのわかりやすさは一致しないから、
分かりやすい部分だけが、世の中的には真実と思われてしまう。
天体望遠鏡屋だって、二種類の品揃えを販売している。
一つは、全く星を知らない人向けの、高倍率を売りにした望遠鏡
もう一つは対物レンズの径に対して有効な倍率をスペックにした望遠鏡。
本来あるべき姿は、しろうとの思い描くでたらめなスペックを
製品にすることでなくて、素人に説明した上できちんとした
スペックから選ばせることかもしれない。
なぜメーカーがそうしないのか、実はわかる気もする。
星が見たいと思う人はあまりにも幅が広く、
たぶん望遠鏡の正しい選び方を説明しても
分からない人は必ずいて、でたらめスペックをあえて選ぶ。
環境問題は誰でも知っているレベルに流布されている。
世の中的に理解され、二酸化炭素削減を計画する事業体がたくさん出現し、
世の中的には環境を意識した行動は常識となった。
問題の仕組みがあきらかになって本命技術が出てくるのを
待つばかりだと思う。
分かりやすい部分だけが、世の中的には真実と思われてしまう。
天体望遠鏡屋だって、二種類の品揃えを販売している。
一つは、全く星を知らない人向けの、高倍率を売りにした望遠鏡
もう一つは対物レンズの径に対して有効な倍率をスペックにした望遠鏡。
本来あるべき姿は、しろうとの思い描くでたらめなスペックを
製品にすることでなくて、素人に説明した上できちんとした
スペックから選ばせることかもしれない。
なぜメーカーがそうしないのか、実はわかる気もする。
星が見たいと思う人はあまりにも幅が広く、
たぶん望遠鏡の正しい選び方を説明しても
分からない人は必ずいて、でたらめスペックをあえて選ぶ。
環境問題は誰でも知っているレベルに流布されている。
世の中的に理解され、二酸化炭素削減を計画する事業体がたくさん出現し、
世の中的には環境を意識した行動は常識となった。
問題の仕組みがあきらかになって本命技術が出てくるのを
待つばかりだと思う。
おかあつ 2009年06月13日 10:16
「本命技術」っていい言い方だね...。
英語だと、これなんていうかな。
英語だと、これなんていうかな。