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2009年6月9日火曜日

(ニュース) 親父が見つかって、どうもおかしい (mixi05-u459989-200906092024)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(ニュース) 親父が見つかって、どうもおかしい
2009年06月09日20:24
■タイで日本人父親捜し急増、「ケイゴ君」報道きっかけに
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=861704&media_id=20

このニュースはすごく変なところがたくさんある。 まず一番大きいのが、日本では「タイは父親が見つかって大騒ぎになっている」っていう風に報道されているけど、 実はタイでは日本で騒いでいるほどは大騒ぎになっていないこと。 それはタイ語がわかりタイに住んでいればすぐ判る。 日本の報道が何らかの意図を持って事実を誇大しているのは間違いないと思う。 (タイの報道は日本の報道と同様、政治の影響を受けやすく、タイの報道も誇大にかかわって居ることは充分考えられる。)

次に、タイは『母系家族文化』なので、父親が居なくなるということは日本で考えられているほど大変なことではない、ということ。 母系家族文化ということはどういうことだろう。 これはつまりタイの父親は例外なく全員マスオさんということだ。 日本ではお嫁さんがだんなさんの家に嫁ぐが、タイではそうではなく、必ずだんなさんがお嫁さんの家に入ることになっている。 そして家族の決定権はお母さんが持っている。 日本と真逆なのだ。

そして、タイのお母さんは、父さんの稼ぎが悪ければ、躊躇なくお父さんを捨てる。 タイではお母さんの方が強いし、お母さんの方が偉いのだ。 だからタイには「母子家庭」が多いし、それは決して不幸ではなく、普通なことだ。 アニメの主人公もシングルマザーだったりするのを見かける。 母親が家族の中心なのだ。 「父に捨てられた子」という認識はタイでの現実に即していない。 これは父系社会に住む日本人が持っている典型的な偏見のひとつだ。



タイ人は相手が自分の文化を理解していないことを利用する。 タイでは母が働き母が子を育てる母文化なので、父が子供を育てる費用をまかなう 「養育費」という精度があまり一般的でない。 タイ人が「養育費」を要求するときというのは、極論するとひとつのだましなのだ。 タイの男性は養育費を払わない。 これは無責任なのではなく、これも母系家族の文化のひとつだ。 タイ男が養育費を払わないのは無責任ではなく、それが一般的だからだ。 さらに言えば、女性が自立していることの証のひとつでもある。 タイ女が養育費を要求するというのは、相手が外人だからこそ使う、ひとつのだましのテクニックといえる。 特に日本人男性は養育費を素直に払いたがる傾向がある、ということもタイ人女性は良く知っている。

だから子を捨て日本に帰国して養育費を払わないというのは、(確かによいことではないが) タイ人にとってはとんでもなくひどいこと、というわけではない。 また、タイでは養育費が一般的な習慣でない以上、養育費を口実に詐欺をする人も多い(=ばれにくい)ので、タイにいる日本人は日本の常識だけで判断してうかつに人を信用すべきでない。

タイは母系文化なので、父親が居ない人を全員救おうとすることには、かなり無理がある。 例えばバンコクに多く住む中華系タイ人は、数十年~数百年前に中国からタイに渡ってきた男と、タイ女とのハーフだ。 彼らは父系家族の中国文化を引き継いでタイでも父系家族を守ることもおおいが、一方で出稼ぎに来た父親は帰国して行方不明で、残ったタイ女が母系家族として子供を育てる、というパターンもとても多いだろう。 そんな母子家庭を救おうと思ったら、母子家庭が大多数を占める以上、辺りの家庭を片っ端から救って歩くことになる。 繰り返すようだけど、タイでは母子家庭は普通なのだ。



女性が病死した、とあるが、彼女たちが売春婦であり、売春行為の結果としてHIVに感染し、エイズで死んだのだ、ということを何故隠すのだろうか。 彼女ら売春婦は、貧困が元でやむを得ず売春する人もいれば、日本の恋人を持てば楽な生活が送れるから、という安易な理由で売春をはじめる人もいる。 国際結婚というのは、容易ではない。 (これは日本人とアメリカ人でも同様だけど) 文化も言葉も考え方も違う二人が毎日顔を突き合わせて生活する、というのは、思った以上に困難な作業だ。「外人はカネモチだから」とか「外人のダンナが居ればカッコイイから」とかそういう安直な理由で結婚した人が破綻するまでに、2~3年もあれば充分だ。 タイにはそういう風に安直に結婚する日タイカップルが非常に多い。 日本に安直に結婚する日米・日仏カップルが多いのととても似てる。 当然、その多くは長続きしない。

また、タイでHIVの流行が止まらないというのは、ひとつの社会問題で、売春だけが原因ではない。 また同じようにエイズ孤児も非常に多く、これもひとつの社会問題だ。 これらは、すべてが日本人の売春ツアーが原因、というわけではない。

加えて、売春ツアーをしているのは、日本だけではない。 恐らくタイで一番売春ツアーを多くしているのは、日本人でなく、間違いなくイギリス人だ。 この辺も日本の報道に強い偏りを感じる。

今はHIVにかかってもエイズの発症を抑える薬があるので、すぐに死んだりはしない。 それなのに、何故、彼女たちは死んだのか。 こちらの方により大きな問題があるはずだ。

エイズの発症を抑える薬は、アメリカの製薬会社が特許を持っているのだそうで、タイは超法規処置としてコピー薬の製造を国を挙げて行っている。 だけど、このコピー薬は、数が少なく、なかなか入手が困難だ。 何故入手が困難なのか。 HIVに感染した彼女たちは、きちんと手当てをすれば発症しなかったはずなのに、何故発症するにいたったのか。

報道に強い偏りを感じるのは僕だけではないと思う。
恐らく背景には、何らかの政治圧力がかかっていることは間違いないと思う。



一方で、父親が居ないということは、とても寂しいことだ。 母親・父親の無責任と放蕩と堕落の結果、孤児がうまれたとしても、子供に罪はない。 理由はともあれ、こうやってお父さんが見つかる子供が増える、ということは、とてもいいことだと思うけど。


タイ東北弁イサーン語勉強会
http://mixi.jp/view_community.pl?id=987254

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■タイで日本人父親捜し急増、「ケイゴ君」報道きっかけに
(読売新聞 - 06月08日 21:18)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=861704&media_id=20

 【バンコク=田原徳容】タイで、日本人男性とタイ人女性との間に生まれた子供が、日本に帰国して消息不明の父親を捜すケースが急増し、社会現象化している。

 父親と連絡がとれた少年はメディアに引っ張りだこで、漫画化やCM起用の話も浮上している。

 5月中旬、中部ピチット県で母親を亡くし、父親を捜すケイゴ君(9)の話題が、地元メディアで連日報道され、世論の同情を集めたのが始まり。

 日本政府の照会で東京在住と判明した父親(31)とケイゴ君の電話対談が行われると、似た境遇の子供らが次々と名乗りをあげた。父親捜しの目的は「抱きしめてほしい」から「教育費請求」まで様々。3日には2組目の親子対談実現が報じられるなど盛り上がりが収まる気配はない。

 在タイ日本大使館によると、同種の捜索依頼はこの半月で1件から22件に増加した。


コメント一覧
クレ   2009年06月09日 21:07
なんかため息がでる記事ですねえ。
いまどき日本でもいくらでも買えるでしょうに。エイズ感染した男性が日本に戻って、また感染を広げているってことですよねえ?
おかあつ   2009年06月09日 21:11
昔は知らないですが、今はタイに売春目的で来る日本人ってそんなに多くないと思います。 特に不況になってからはそうです。 日本人向け売春街に行くと、女性100人に対して男性1人ぐらいしかいような状況で、どっちが狙われているのかよくわからない感じです。
ねこ☆ミ。   2009年06月09日 22:52
この記事がMixiの片隅でしか読めないのが残念だと想った。

何かすることを、薦めてる訳でも求めてる訳でもないのだけど、ただ、単純にそう想った。
おかあつ   2009年06月10日 08:19
正直、本当に面白いことは、僕が「こいつは」って思った人以外教えたくないんだよね^^
 
出展 2009年06月09日20:24 『(ニュース) 親父が見つかって、どうもおかしい』