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2009年4月9日木曜日

今日の出来事 エジプト編 (mixi05-u459989-200904090614)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
今日の出来事 エジプト編
2009年04月09日06:14
昨日(4月7日)は長い一日だった。 昨日の日記を読んでない人はこっちを先に読んでください。

昨日の出来事 「Y’嬢の秘密」 【完結編】
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1132884580&owner_id=459989

今4月9日AM3時だ。 今さっき、ようやく昨日(4月7日)の日記を書き終わったわけで。 で間髪いれず、今日(4月8日)の出来事を書こうと思う。

4月8日 今日は朝8時ごろ就寝し、PM2時には起床した。 5時間ぐらいしか寝てない。 今日はおきてPM4時までに電気局に行かないといけなかった。 眠いけどがんばっておきた。 おきて昨日(4月7日)の日記を書くものの、時間切れになり、3時に電気局に出発。 到着。 ここで電気局が3時に閉まることを知った。 何だよ、と思った。 間に合わなかった。 一方朝は7:30から開いているそうで、ある意味便利だ。 そんなこんなで、また電気局に来なければいけないかと思うと気が重かったが仕方がない。 チットロム駅にあるワールドセンターに行って、KFCで食事をしてスターバックスに行って仕事をした。

スタバから出て、息抜きに本屋に行った。 ここには伊勢丹があって、中に紀伊国屋がある。 ここでは日本の本をたくさん売っている。 気晴らしに立ち読みに行った。 語学書やタイ文化関連の本、いろいろ置いてあるのだが、僕は断言したい。 どれひとつとして読む価値のある本などない。 今こうして思えば、日本の外国文化研究のレベルが低いのは仕方が無いことでもあると思う。 日本というのは島国で外国から断絶されているので、外国文化の研究にとてもお金がかかる。 だからどうしても外国文化の研究に関してレベルが低い。 それは仕方が無いことであり、また日本の特徴のひとつでもあると思う。 こうして孤立しているからこそ、日本は独特な文化を育んでこれたのだと思う。

日本語で書かれた外国の本というのは、どれもこれも偏見が強かったり誤解があったり客観的でなかったり具体的な経験に基づいて居なかったり、その国の常識からかけ離れていたりする。 日本語で書かれた本で外国を勉強ばかりしていると、大変な錯覚をしてしまう。 これは極めて危険だと思う。

そういえば「誰も知らないタイの裏事情」とか銘打った本にタイ人は歯が丈夫なのでタカイ(ตะไคร้=レモングラス)をバリバリ食べてしまう、と書いてあったのを見かけた。 んなバカなことをするのはこの脳みその足りない著者ぐらいなものだと思う。 普通食べない。 僕は食べる人を見たことがない。 アホか思った。 あきれてものも言えない。 そんな本ばかりだ。 読む価値ない。 このバカさ加減は、タイに関する本だけかもしれないけど。

あと、タイ語の読解力強化、とかそういう本もあまり使えない。 「まさか」ってタイ語で言えますか?っていう本もあったけど、これも使えない。 どれもこれも使えない。 結局語学って実践の中でしか身に付かないと僕は思う。

日本の語学関連の本で、僕が唯一使えると思ったのは、タイ語じゃないけど 「live from NY ニューヨークをまるごと聞き取ろう」っていう本だ。 これは街中での会話を録音したもので、これだけは使えると思った。 とにかく実際に使われている実例がたくさんあることが大切だと思う。 語学を学ぶためには、「実例をたくさん知ることで頭の中で自然と文法が構築されていく」という感覚を維持することが大切で、語学以外に能のない女がとくとくと自分の知恵を披露するだけの本は全部焼き払っていい。 こういう本の内容を暗記しても実際にはまったく使えないのである。

英語の場合、基本的な知識はもう中高で習っているので、こういう実例集の本がいい。 タイ語であれば山田均先生の本がいい。 山田先生の本もとてもよい実例で埋め尽くされておりとても使いやすい。 他の本は焼き払っていいと思う。

話がそれた。 今日は早めだったがアソーク駅のマクドナルドに向かった。 マックでしばらく仕事をしたけど疲れてきて頭がぼんやりしてねむなってきた。 早めに切り上げた。

どうもシシャ(水タバコ)が癖になってきたので、一定時間たつとあぁ吸いたいなぁという気がしてくる。 どうも中毒性がある。 というわけで、いつものスクンビット・ソイ3(ソイとは大通りから入る小路のこと。 番号で呼ぶ。)にあるアラブ街に向かった。

いつも同じインド料理屋ばかりに入っていたので、今日は違う店に入りたいと思った。 しかし、どの店がどの国の店なのかすら僕には判別が付かなかった。 まるで外国だった。 実際外国なのだけど、ここはタイではない、と思った。 実際このあたりにいるとタイ語が通じないことが多いのである。 一通りみてみたが、さっぱりわからない。 僕は中東の国のことを何も知らず、まるで東京にまだサムライがいると信じている西洋人のようなものだった。 al hussain という店があった。 これが何料理なのかも、わからない。

しかもタイ語も通じなさそうで、入るのは相当躊躇したが、この店はと思う店を決めて、思い切って話しかけて聞いてみた。 英語で、すみません、この店はインド料理屋ですか?と聞いた。 僕にとってはとても以外だったのだが、インド料理ではなくエジプト料理です、といわれた。 実に失礼なことをしたと思ったが、見分けが付かないのだからしょうがない。 これから見分けられるようにがんばってみようと思うところなのだ。 で、水タバコだけでもいいですか?と聞いてみたら、いいらしかった。入った。

ネフェルティティという店だった。 僕はネフェルティティといわれてもエジプトよりはジャズの巨匠ウェインショーターの名曲のことしか思い浮かばない。 中にはエジプト人と思われる人がいっぱいいた。 サッカーが大好きらしく、みんな水タバコをやりながらサッカーを見ていた。

僕にとっては、インド料理屋のほうがまだわかりやすい、と思った。 エジプトというのは日本人の僕にとってははるかかなた遠い国であり、イメージすらまったくわかない。 サッカー中継の合間にエジプト語?のコマーシャルが流れている。 どうもエジプトの財閥のような会社のコマーシャルだったようだ。 銀行のATMから携帯まで、何でもうちの会社でやってまうよ、というような内容だった。 言葉もまったく何を言っているのか聞き取れない。 実に大変な店だった。

シシャ(水タバコ)はとてもおいしかった。 シシャはどうも病み付きになる。 一度吸うとまたすいたくなる。 しかし吸うと結構心臓が辛くなるという気もしつつある。 とても気分がよくなるのだが、同時にかなり怠惰になる。 あまり動きたくなくなるのだ。 こうやって文章を書いていても何か吸いたくなってくる。 禁煙した方がいいような気がしてきた。

だけど本当に疲れてきたので、出てきた。

タイ国内3番目ぐらいに大きい歓楽街ナナプラザの前になんかハンバーガー屋さんが出ていた。 大変おいしそうなにおいで1個70バーツなので頼んでみた。 実際おいしかった。 この値段でこの味なら安いと思う。

ところで、この店の前で注文して待っていたら、いきなり巨大なゴキブリが飛来してきて手にぶつかった。 ビビッた。 そのゴキブリは隣に居た西洋人にぶつかって落ちた。 ほっとしたのもつかの間、不意を付くように後ろから再度飛来し、いきなり頭に飛びついてきた。 こっちはもっとびっくりした。

明日も仕事しなければいけない。 仕事の方は設計がひと段落しつつあることを感じている。 少しずつプログラム作業に入ろうと思う。

コメント一覧
ナム   2009年04月09日 07:01
日本の語学書って、世界最低のレベルかもしれないな、と私もよく思います。
島国だから他言語に対するセンスがないのか、どうでもいいことが長々と書いてあって、一番肝心なことは書いてないみたいのばかりですね。
その点、英米の語学書はその言語の肝になる部分がしっかり書かれていいて、どうでもいい部分がないか少ない。
おかあつさんのおっしゃる、実践的な文例が少ないというのもそうですが、文法の肝を理解していない、または示せていない本ばかりという印象です。
おかあつ   2009年04月09日 19:58
コメントありがとうございます (^^)

僕もそう思います。

日本の語学界に関しては思うところは膨大にあります。 でも彼らは日本人で討論できないですし、もとより僕は学者じゃないですし、どうにもなりません。

まえドイツ語をチョロっとだけ勉強した時は、日本の語学全体で、用語がまったく統一されていないことに愕然としました。 僕は以前ロシア語を勉強していたこともあるので、格というものには比較的慣れているのですが、ドイツ語だと格の呼び方がロシア語とぜんぜん違うのです。 同じものなのにです。(当然ですが英語では同じ呼び方があります。) しかも、日本の語学書は、ドイツ人がドイツ語の教科書でつかうごく一般的な格の並べ方と、まったく違う並べ方を使うので、混乱します。

これに限らず、語学書を見渡すと、同じ文法要素にたくさんの異なった名前が使われているのに気がつきます。 まずい点をあげるとキリが無いです。

いちばん頭にきたのが、ドイツ人は理屈っぽいという先入観です。 僕は断言したいですが、理屈っぽいのは日本のドイツ語学者です。 理屈っぽいドイツ語学者が訳したから、なんかドイツ語が理屈っぽくみえるだけです。 本物はぜんぜん理屈っぽくないです。 ドイツ人ってわりと日本人と似ているところあります。




 
出展 2009年04月09日06:14 『今日の出来事 エジプト編』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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