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2008年11月13日木曜日

暗号と社会 (mixi05-u459989-200811131823)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
暗号と社会
2008年11月13日18:23
http://en.wikipedia.org/wiki/Oyster_card#Open_source_architecture
http://en.wikipedia.org/wiki/Crypto-1
http://ja.wikipedia.org/wiki/PASMO
http://www.cryptosystem.net/aes/
http://eprint.iacr.org/2008/166


こういうのを見ると、日本人って本当にサルだよな、と思う。
サルに、サルがサルたる所以をわからせるのは非常に困難だ。
でも、僕はサルの国に生まれ、サルの言葉を話し、サルと一緒に生きているわけで、サルを無視するわけにはいかない。

僕はサル以外の人と話したい。


オープンアーキテクチャの重要性とか、オープンアーキテクチャーだからこそ、重大な欠陥が発覚し易く、それは欠点じゃなく利点なんだということ、日本人は何故かオープンアーキテクチャをの重要性を理解できないこと、ここにロックインコストっていう言葉が出てくるけどそれに対応する日本語がないこと、日本は技術を秘密にする事でセキュリティーを保持しているけど、それは暗号の世界では危険だと考えられていること、本格的な暗号解読者が居ればそれはすぐに解読されてしまうこと、日本にそういう本格的な暗号解読者がいないからこそ安全だということ、そういう認識で居られる日本の暗号技術レベルの低さ、更に、そういう暗号解読技術を研究することが社会的な悪とみなされていること、だからこそ暗号解読者が少ないこと、それはきわめて危険なことなのに誰も気がつかないこと、なぜなら日本人は討論スキルが低いため、重要で核心を突いた知識が他人に伝播することが難しいからだということ、などなどなどなど...。


コメント一覧
あび   2008年11月14日 21:53
自分の討論するスキルの低さを痛感しています。一生懸命、伝えたい事や、自分の主張を理解してもらうために、沢山言葉を並べるのだけど、本当に必要な事を一言で簡潔に言い表す事ができないのですよね。それで、ずっと時間が経ってから、やっと自分が本当に言いたかった事が判って、整理できて、一言で言えるようになるのだけど、その時は既に遅し・・・。どうやったら、鍛えられるのですかね。討論・議論に必要なスキルって・・・。やっぱり実践あるのみなんですかね。
おかあつ   2008年11月14日 23:41
あびる君みたいなことをいう人はサルじゃない。 サルじゃないんだよ。
えらいんだよ! 伝えようという努力を怠らない人はサルから除外!

伝えようとする努力を止めない限り、必ず伝わる。 僕はそう思う。

... ところがこれをやらない人がいるんだよ! 「お前なんかオレのこと何もわかってないじゃん」って真顔で言うんだよ! こういう人がひとりでも居ると、伝えようという努力を止めないと、ずーっと説明しっぱなしになっちゃう。 パワーを全部吸い取られてしまう。 だから伝えようという努力をいったん止める必要がある。 折角討論が出来る人同士が集まっても討論ができなくなっちゃうんだよ! うがー。


ここで一旦冷静になる:

> 討論・議論に必要なスキルって・・・。やっぱり実践あるのみなんですかね。

自分がそう思う根拠を、普段から材料を集めることじゃないかって思う。 きちんと矛盾がないように論理を使って、説明することじゃないかって思う。 そして普段から思うことをきちんと説明するクセをつける。

あびる君は、日本でチーム内で仕事をしているし、その難しさは僕以上に知っているし、僕は何もいうことないよ...。

いや、確かに、実務として IT系の仕事をすると、そういうスキルは日常的に求められる。
なのに、何故、日本語のwikiは、あんなにレベルが低いんだろうか。

 
出展 2008年11月13日18:23 『暗号と社会』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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