バンコクへ戻ってきました
2006年05月21日20:59
ちょっと用事があったので一人でウドンタニーからバンコクに戻ってきました。2~3ヶ月ぶりで結構久しぶりです。
今バンコクのMBKという有名なデパートの7Fにあるネットカフェから書いています。
今回は、タイ語がかなり上達している手ごたえを感じました。 タイ語を勉強し始めて9ヶ月になりますが、電話・ホテル予約・買い物・雑談・ぼったくりタクシー対策・うそつきを軽くギャグでいなすテク・とだいぶ慣れてきました。
でも、この空気の悪さだけは慣れないです。 歩いていたら頭が痛くなってしまいました。
とりあえず日本語の本屋に行くのも一つの目的だったので、スクンビット線チットロム駅のそばにある伊勢丹の中にある書店に行ってきました。
ここは日本にある書店と比べたら比較にならないぐらい小さいですが、多分タイの中では一番大きいものだと思います。ですが、電話もネットも本屋も何もないウドンタニーの生活に適応してしまった身には、情報の洪水のように感じました。
ウドンタニーでは、本当に情報が何もないので「仕方がないので自分で考えるか」という状況に陥るのです。これは最初は結構つらいのですが、慣れるとこちらのほうが断然集中力が上がることに気がつきます。
それは余計な雑音がなくなるからだ、と思います。
ここでいう雑音というのは、質が悪い情報の事です。 日本で暮らしているとそれこそ洪水のように情報が押し寄せてきます。 しかし、実際にはほとんどは質の低い情報ではないでしょうか。
質が悪い情報というのも漠然としていますが、すくなくともいえるのは、質が悪い情報に日常的に触れていると、その質が悪い情報の何が間違っているのかを確認したくなる衝動が抑えられなくなってしまい、反論ばかりしてしまうので、結局のところあまり価値があることを考えられなくなるような気がします。
メディアがないと、情報は本当に身の回りにある情報だけに限られます。 身の回りにあることは少なくとも誰の視点も含まれない純粋な本当の事だと思います。 だから、メディアがなくなると、結局、身の回りにある本当のことだけを考えるしかなくなります。当たり前ですが、僕はこの姿勢こそがメディアと向かい合うための基本姿勢ではないかな、と思います。
ちょー無責任ですが。
・イサーン語について
ところで、タイの東北弁・イサーン語という言葉を勉強する決心をしました。 なぜならば、僕がいるところでは一応タイ語が標準語とはされていますが、日常生活はほとんどの人はタイ語を話さないことを悟ったからです。
ちょっと遅いですが、いまさらそれに気がつきました。
イサーン語とは、タイ語とラオス語の中間言語のような言語です。この地方の人はほとんどこの言語をネイティブで話し、タイ語はネイティブではありません。 タイ人でありタイ語が自国語ですが、タイ語は外国語のような感覚です。
このイサーン語というのは、実は非常に学習が困難な言語であるようです。
タイというのは海に囲まれた日本とはぜんぜん事情が異なり、国の中でもまったく違う言語や文化が生きているようです。 海に囲まれた日本は、国が変わると突如異なる言語に変化しますが、陸続きだと突然変わるわけではなく、地域によって徐々に変わるのだということを知りました。 たとえば、このタイのイサーン地方では、ラオスに近づけば近づくほどラオス語に近く、バンコクに近づけば近づくほど標準タイ語に近づくようです。
だから、標準のイサーン語というものは存在しません。 つまり、あくまでも実地で学習する以外にないのです。 また、イサーン語は標準語ではないため、文字がありません。これもまた学習をさらに困難にしています。
外国人でイサーン語を学習している人は皆無に近いようです。ですがイサーン語を研究するのはそれなりにメリットもあるのでちょっと頑張ってみたいと思います。
あと2~3日は滞在しようと思うのですが、結構お金がないので安宿でネバるしかなくて、ちょっとコンピューターの作業はできなさそうです。 コンピューター系の約束の件、遅くなって申し訳ありません。
また、戻ってきます。
今バンコクのMBKという有名なデパートの7Fにあるネットカフェから書いています。
今回は、タイ語がかなり上達している手ごたえを感じました。 タイ語を勉強し始めて9ヶ月になりますが、電話・ホテル予約・買い物・雑談・ぼったくりタクシー対策・うそつきを軽くギャグでいなすテク・とだいぶ慣れてきました。
でも、この空気の悪さだけは慣れないです。 歩いていたら頭が痛くなってしまいました。
とりあえず日本語の本屋に行くのも一つの目的だったので、スクンビット線チットロム駅のそばにある伊勢丹の中にある書店に行ってきました。
ここは日本にある書店と比べたら比較にならないぐらい小さいですが、多分タイの中では一番大きいものだと思います。ですが、電話もネットも本屋も何もないウドンタニーの生活に適応してしまった身には、情報の洪水のように感じました。
ウドンタニーでは、本当に情報が何もないので「仕方がないので自分で考えるか」という状況に陥るのです。これは最初は結構つらいのですが、慣れるとこちらのほうが断然集中力が上がることに気がつきます。
それは余計な雑音がなくなるからだ、と思います。
ここでいう雑音というのは、質が悪い情報の事です。 日本で暮らしているとそれこそ洪水のように情報が押し寄せてきます。 しかし、実際にはほとんどは質の低い情報ではないでしょうか。
質が悪い情報というのも漠然としていますが、すくなくともいえるのは、質が悪い情報に日常的に触れていると、その質が悪い情報の何が間違っているのかを確認したくなる衝動が抑えられなくなってしまい、反論ばかりしてしまうので、結局のところあまり価値があることを考えられなくなるような気がします。
メディアがないと、情報は本当に身の回りにある情報だけに限られます。 身の回りにあることは少なくとも誰の視点も含まれない純粋な本当の事だと思います。 だから、メディアがなくなると、結局、身の回りにある本当のことだけを考えるしかなくなります。当たり前ですが、僕はこの姿勢こそがメディアと向かい合うための基本姿勢ではないかな、と思います。
ちょー無責任ですが。
・イサーン語について
ところで、タイの東北弁・イサーン語という言葉を勉強する決心をしました。 なぜならば、僕がいるところでは一応タイ語が標準語とはされていますが、日常生活はほとんどの人はタイ語を話さないことを悟ったからです。
ちょっと遅いですが、いまさらそれに気がつきました。
イサーン語とは、タイ語とラオス語の中間言語のような言語です。この地方の人はほとんどこの言語をネイティブで話し、タイ語はネイティブではありません。 タイ人でありタイ語が自国語ですが、タイ語は外国語のような感覚です。
このイサーン語というのは、実は非常に学習が困難な言語であるようです。
タイというのは海に囲まれた日本とはぜんぜん事情が異なり、国の中でもまったく違う言語や文化が生きているようです。 海に囲まれた日本は、国が変わると突如異なる言語に変化しますが、陸続きだと突然変わるわけではなく、地域によって徐々に変わるのだということを知りました。 たとえば、このタイのイサーン地方では、ラオスに近づけば近づくほどラオス語に近く、バンコクに近づけば近づくほど標準タイ語に近づくようです。
だから、標準のイサーン語というものは存在しません。 つまり、あくまでも実地で学習する以外にないのです。 また、イサーン語は標準語ではないため、文字がありません。これもまた学習をさらに困難にしています。
外国人でイサーン語を学習している人は皆無に近いようです。ですがイサーン語を研究するのはそれなりにメリットもあるのでちょっと頑張ってみたいと思います。
あと2~3日は滞在しようと思うのですが、結構お金がないので安宿でネバるしかなくて、ちょっとコンピューターの作業はできなさそうです。 コンピューター系の約束の件、遅くなって申し訳ありません。
また、戻ってきます。
コメント一覧
サマーディー 2006年05月21日 23:18
はじまして。イサーンに少し興味があったのでコメントします。(行ったことないです)
やはり田舎なんですねー?、歴史的にも中央とは殆ど接点がなかったんでしょうか?しかしイサーン料理は美味しいとききますがそのへんとなにか見所があれば教えてくださいませ。
やはり田舎なんですねー?、歴史的にも中央とは殆ど接点がなかったんでしょうか?しかしイサーン料理は美味しいとききますがそのへんとなにか見所があれば教えてくださいませ。
ウミガメ 2006年05月22日 01:56
おかさん
昨日のテレビで見たんだけどイサーンの料理はかなり辛いの?
辛い料理ばかり紹介している番組でした。
そして、子豚の写真!!!
僕は今日相撲見物に行きました。日記に写真のせましたので
みてくださいね。
昨日のテレビで見たんだけどイサーンの料理はかなり辛いの?
辛い料理ばかり紹介している番組でした。
そして、子豚の写真!!!
僕は今日相撲見物に行きました。日記に写真のせましたので
みてくださいね。
おかあつ 2006年06月13日 12:35
>やはり田舎なんですねー?、歴史的にも中央とは殆ど接点がなかったんでしょうか?しかしイサーン料理は美味しいとききますがそのへんとなにか見所があれば教えてくださいませ。
すごく返事が遅くなってすみません。
#ずっと気になっていたんですが、書き込みいただいたとき、あんまり知らなかったんです。
聞くところによると、イサーン地方は、かつて数百年前まではラオスだったんだそうです。 だから、言葉も文化もどちらかといえば、バンコクよりはラオスに近いと思います。
でも、調べてみたら1800年代に何故かラオスの侵攻を受けてるんですよね...。 もっと勉強します。
タイ料理といわれている料理の半分ぐらいはイサーン料理なんだそうです。 ソムタムもそうですし、話によるとタイ料理の代表として定着してるトムヤンクンももともとはイサーン料理だったのだそうです。
すごく返事が遅くなってすみません。
#ずっと気になっていたんですが、書き込みいただいたとき、あんまり知らなかったんです。
聞くところによると、イサーン地方は、かつて数百年前まではラオスだったんだそうです。 だから、言葉も文化もどちらかといえば、バンコクよりはラオスに近いと思います。
でも、調べてみたら1800年代に何故かラオスの侵攻を受けてるんですよね...。 もっと勉強します。
タイ料理といわれている料理の半分ぐらいはイサーン料理なんだそうです。 ソムタムもそうですし、話によるとタイ料理の代表として定着してるトムヤンクンももともとはイサーン料理だったのだそうです。