悲しいね You Changed Your Mind
2006年02月26日13:01
昨日、昔住んでいた街へ行く用事があり、用事のついでに当時仲良くしていた友達と再会した。 だが、あれほど色々世話したり世話になったりしたその友達を、それほど親しく感ぜられなくなったことを感じてしまった。 帰りの電車に乗りながら僕は凄く物事の感じ方が冷たくなったことを思った。
ふと昔 You Changed Your Mind という長渕 剛の曲が好きだったことを思い出したのだった。 これは、久しぶりに再開した昔の友人(実際には自分も) 大人になって純粋でなくなったことへの違和感を痛烈に歌った曲だった。 長渕のギター一本で 気持ちに鋭く切り込むような 歌が印象的だった。
僕は中学生の頃、長渕 剛が凄く好きだったのだ。
クライマックスで 長渕剛は You changed your mind, yes, it is. と繰り返す。僕は昔の思い出をまぶたの裏に浮かべながら、頭の中でそのサビのメロディーを反芻した。
You changed your mind ... Yes, it is!
You changed your mind ... Yes, it is!
hmm ~ 悲しいね ... hmm ~ 悲しいね...
懐かしいと同時に、今の僕の心境に痛く響いた...
... と... ちょっと待って欲しい。
You changed に呼応する付加疑問文は、 Yes,it is ではなくて Yes, you did ではないだろうか。三人称現在 be 動詞に対応する付加疑問文を作る場合ならこれで正しいのだが、この場合 二人称単純過去なので、it is とせずに you did としなければいけない。
また、このケースのように、現在にも影響を及ぼしている場合は単純過去ではなく過去完了形を使う必要がある。
例えば「わが社はたくさんの製品を開発してきた」と言う文章を英訳する場合だと We developed many products ではなく、 We have developed many products としなければいけない。 これは、後者がこれまで開発してきたという、まさに今までやってきたと言う印象を与えるのだが、前者は「したことがあった」「そういうこともあった」的な、現在と関係がない印象を与える。
つまり、長渕は You changed your mind ではなく You have changed your mind と歌わなければならないのだ。
間違いを全て修正すると、
You've changed your mind... Yes, you have!
You've changed your mind... Yes, you have!
hmm ~ 悲しいね ... hmm ~ 悲しいね...
になる。 よしよし。 これで正しくなった。
でも、どこか腑に落ちない。
... なんだか長ったらしいし、だいいち、リアルにアメリカ人っぽすぎる。 なんだかダンディーなアメリカ映画のおじさんのセリフみたいだ。 これだとなんとなく 違和感を感じる。
だから、長渕の場合
You changed your mind, yes, it is!
でいいのだ。 この、ちょっと、裏町の片隅にカンスプレーで殴り描いた 暴走族っぽい感じの英語が、いいのだ。
ふと昔 You Changed Your Mind という長渕 剛の曲が好きだったことを思い出したのだった。 これは、久しぶりに再開した昔の友人(実際には自分も) 大人になって純粋でなくなったことへの違和感を痛烈に歌った曲だった。 長渕のギター一本で 気持ちに鋭く切り込むような 歌が印象的だった。
僕は中学生の頃、長渕 剛が凄く好きだったのだ。
クライマックスで 長渕剛は You changed your mind, yes, it is. と繰り返す。僕は昔の思い出をまぶたの裏に浮かべながら、頭の中でそのサビのメロディーを反芻した。
You changed your mind ... Yes, it is!
You changed your mind ... Yes, it is!
hmm ~ 悲しいね ... hmm ~ 悲しいね...
懐かしいと同時に、今の僕の心境に痛く響いた...
... と... ちょっと待って欲しい。
You changed に呼応する付加疑問文は、 Yes,it is ではなくて Yes, you did ではないだろうか。三人称現在 be 動詞に対応する付加疑問文を作る場合ならこれで正しいのだが、この場合 二人称単純過去なので、it is とせずに you did としなければいけない。
また、このケースのように、現在にも影響を及ぼしている場合は単純過去ではなく過去完了形を使う必要がある。
例えば「わが社はたくさんの製品を開発してきた」と言う文章を英訳する場合だと We developed many products ではなく、 We have developed many products としなければいけない。 これは、後者がこれまで開発してきたという、まさに今までやってきたと言う印象を与えるのだが、前者は「したことがあった」「そういうこともあった」的な、現在と関係がない印象を与える。
つまり、長渕は You changed your mind ではなく You have changed your mind と歌わなければならないのだ。
間違いを全て修正すると、
You've changed your mind... Yes, you have!
You've changed your mind... Yes, you have!
hmm ~ 悲しいね ... hmm ~ 悲しいね...
になる。 よしよし。 これで正しくなった。
でも、どこか腑に落ちない。
... なんだか長ったらしいし、だいいち、リアルにアメリカ人っぽすぎる。 なんだかダンディーなアメリカ映画のおじさんのセリフみたいだ。 これだとなんとなく 違和感を感じる。
だから、長渕の場合
You changed your mind, yes, it is!
でいいのだ。 この、ちょっと、裏町の片隅にカンスプレーで殴り描いた 暴走族っぽい感じの英語が、いいのだ。
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