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2009年12月21日月曜日

タイ語が通じない人について (mixi05-u459989-200912210706)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
タイ語が通じない人について
2009年12月21日07:06
今日は実に色々な事があった日だった。 バンコクでバリバリ仕事をしている人とあって長い時間色々話したりした。 その人と話したり、もうひとり...この人はイサーン地方から来たタイ語がネイティブではない人だけど、タイ語がムチャムチャうまい人と長い時間話したりした。

この人たち、すごい話すのが速い。 こっちはネイティブでは無いので、その速さについていくのは結構厳しい。 厳しいけど何とか聞き取れるくらいのレベルにはなったし、そのスピードに近い話し方も出きるようになった。 それで、レベルが上がると同時に色々課題を感じるようになった。 発音の色々な不具合とか知識の不足とかバンコク方言の言い回しをあまり知らない事とか、色々あるけど、このことはここに書かない。

僕が本当に理解できなくて困っているのは、普段の生活上このレベルのスピードで話していると、ごくまれに僕が何をいっているかまったく理解できないというタイ人がいることだ。 今日もこのタイプに出会った。 しまいには口論になった。 何でこういうことになるのかさっぱり理解できない。

僕は普段こうやって話していて99%の人に通じている。 だけど極まれにまったく通じない人がいる。 僕のタイ語にはかなり自信がある。 セブンイレブン見たいな人がどんどん来てどんどん去っていく様な場所で一言だけで用事を伝えたり、それも微妙でなかなか込み入った内容のことをボソッとつぶやいてもきちんと通じさせることが出来たりする。 だから、ま、多少発音に不具合があったとしても日常ではまったく問題にならない程度なのだと思う。 現実的にまったく問題にはなっていない。 ところが、やぶから棒に突如としてまったく通じない人とたまにであう。 何故通じないのか。 これは、未だにナゾだ。 その理由を色々考える。

1. 僕の発音が悪い
→ これは確かにそうなのだと思う。 否定はできない。 僕の発音は完璧ではけっしてない。 だけど、それだけでは僕に起こっている問題を矛盾無く説明できない。 バンコクに居てもウドンに居ても、日頃この発音で充分通じているのに、何故この人たちにだけ通じないのか説明できない。

2. 面食らっている
→ 僕の容姿はどうみても日本人だ。 最近は長髪になってしまったので、ますますタイ人には見えなくなっている。 なのに突然タイ語を話し始めると頭がついていかなくて、何を言っているのかまったくわからなくなってしまうことがあるらしい。 タイ語というのは相手の立場に合わせて話す単語が変わる言語だ。 相手が男性か女性か、子供か大人か老人か、等などによって、言葉が変化する。 この延長上として、相手が英語を話す人なら、タイ語を話していたとしても相手を「ユー」って呼んだりする。 そういうタイ語だから、容姿と言語が一致しないというのは、話者に取って混乱の原因となり得る。 混乱して即座に何をいっているか理解できなくなってしまう。 これは僕にも経験がある。 そこまでは理解できる。

しかし、この問題の理由はこれだけでは無いと感じる。 この容姿で日本人はおろか、西洋人も居ないようなウドンタニーの超ド田舎でこのスピードで話しても普通に通じている。 なのになのに、ぜんぜん通じない人が突然あらわれる。

3. タイ語が苦手
→ タイ人なのにタイ語が苦手な人がいるわけないだろう、と思うかもしれないが、タイは他民族国家なので、普段はタイ語を話さない、あるいは、実際にタイ語が話せない人というのが実際に居る。 僕の身の回りにも数多く居る。 もちろんタイ語は一応話せるのだけど、ネイティブのスピードで話すと理解できなくなってしまう。

にしても、実は僕は普段タイ語が苦手な人とばかり話している。 彼らはタイ語がネイティブではない。 そんな彼らにも僕のタイ語は充分通じている。


4.とぼけている。
→ これは間違いなくある。 何か自分に取って都合が悪いことがあると、タイ語の発音が悪くてわからないという風情を決め込む人がいる。 何を言っても「は?」とか「わからん」とか「発音が悪い」とかいう。 散々わからないふりをしておいて、ツレに「この日本人はタイ語が話せなくてわけがわからない」と言い訳する事で、暴露されかかった都合の悪い事実をうやむやにしようとする。 これが実はムチャムチャ多い。



彼らがこうやってとぼけているときに、こっちが怒って大きな声でタイ語を話すと、誰の目にも僕がタイ語を話していると言うことが明らかになる。 だから後ですっとぼけて「この人タイ語へたくそでわからんじんなので相手にしなくていいよ」と話を持っていけなくなる。 だから、彼らは僕と口論すると結果的にどんどん立場悪くなる。 この点僕は普通の外人と大きく様相が異なる。 つまり僕と口論すると予期せず墓穴を掘る結果となりやすい。

今日も胸糞悪いが、トボケをやられた。 極めて腹が立つ。 その後、奴が奴の仲間に僕がタイ語が話せないということを説明しにいっているのが見えた。 そこで、僕はおもむろにこの人たちの中に入っていって、ヤツの友達に「今僕がこうやって話している事、理解できますよね?」って言ってやった。 「わかりますよ」「すごいタイ語はっきりしてる!」と言われた。 してやったりと思った。

...がこれがまた問題なのだ。

で、二番目の問題があって、タイ人っていうのは実はものすごく複雑な人間関係の中に居るので、こうやって門外漢の外人がやってきて逃げ道を塞がれてしまうと、以降の日常生活上すごく支障を来すようになる。 口論になって腹立ち紛れに彼らの逃げ道を完全にふさいでしまうと、ちょっとやりすぎになってしまう。 そういう風になる前にケンカを売るの止めろよ、と思うのだけど、タイ人は日常会話から口論までこなすような外人とほとんどあったとがないのが普通で、「どうせここまで踏み込んでこないからこれくらいでやっつけておけ」という様な安易・安直・無防備な攻撃の仕方をすることがほとんどだ。 ナメるなよ、と思う。 実に腹立たしい。 こういうみみっちい事を言われたとき、相手の逃げ道をすべて叩き潰してしまうと、相手に対して正当防衛を大きく越えたダメージを与えてしまう。 それはちょっとやりすぎなのだ。 これは、やってはいけないことだ。

だけど、みみっちい事を言われて(というか向こうはこちらがそれを理解していると気がついてないわけだけど)怒らず聞かないふりをして我慢するというのは、実に苦しい。 しかもこれを放っておくと「あぁこの日本人は何を言われても怒らないマヌケだ」と烙印を押されてしまう危険を伴う。 言うべきか、言わざるべきか。 実に迷う。

もし、彼らがのたまうように、とぼけているのでないとしたら、じゃぁ何で理解できないのか。 ここに更に加えて第5の理由があるのだろうか。



この問題、もうずっと考えているけど、未だに解決策がわからない. どうすりゃいんだろう。 さっぱりわからん。

コメント一覧
おかあつ   2009年12月21日 12:59
要するにみんなに「こいつはタイ語がわからないバカだ」と思われても気にしない心のゆとりが必要なのかもしれない。 そのためには、みんなにこいつはタイ語がわからないバカなんだと思われても、ひとことでも僕と話せば実はそうではないとわかる、というような高い実力が必要なんだと思う。 これは極めて高い包容力が必要だと思う。

こうやって相手の非を僕のタイ語力のせいにされていちいち怒っているというのは、実際僕のタイ語力が低いからなんだと思う。 本当にゆとりがあればいちいち怒ったりしないのかもしれない。

というか、それくらいタイ語力が高ければ、こういうみみっちいシカケをするバカをいちいち相手にはしないのかもしれないけど。 普通のタイ人がそうであるように。 何かタイ語が上達すればするほど思うけど、タイの人間関係の息苦しさって案外日本と大してかわらないのかもしれないな...。

 
出展 2009年12月21日07:06 『タイ語が通じない人について』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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