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2009年5月9日土曜日

(ニュース) 中華コピー (mixi05-u459989-200905091619)

ミクシ内で書かれた旧おかあつ日記を紹介します。
(ニュース) 中華コピー
2009年05月09日16:19
ベルリンに観光に行ったとき、市内のタイ料理屋に行ったことがあった。 僕はタイ語が話せるが、店の店主はタイ語が話せなかった。 タイ料理屋に居る人は明らかにタイ人でなく中国人だった。 出てくる料理も明らかにタイ料理ではなかった。それは明らかに中華料理だった。 おいしい中華料理だったけど、タイ料理ではなかった。 同様に日本食屋にも行った。 見たことも無いような変わった手巻き寿司が提供されていた。 店の店主は日本語が話せなかったし、これも明らかに中国人だった。

これらの店では愛想のいいニコニコした店主がニコニコして料理を作っており、料理は一般的にウマかった。 ご飯は当然お代わり自由だった。 非常にお得でおいしい。 しかし このご飯お変わり自由は典型的な中華料理屋のサービスだ。

別に中国人がタイ料理を作ってはいけない、とは言わないが、せめて中華料理と看板を出してほしい。 じゃなきゃウソだ。 僕はこれを見たとき、西洋人がアジア人を見ると誰も彼も中国人と言ってはばからないことを思った。 こういうものを毎日見ていれば誰だってアジア人=中国人と思うだろう。 これは文化破壊だと僕は思った。

タイには無数の変な日本語の書いてあるプリンタインクとかプリンタ用紙とか、美容液とかお菓子とかが売られている。 日本語がメチャメチャなので日本人が見ればいっぱつで日本製でないとわかる。 真ん中に堂々と打たれた句読点や妙に角ばった明朝体などから「...中華の仕業だな」とわかる。 しかしタイ人は日本語がわからないので、日本製だと信じてそれを買うだろう。

中国というのは、オリジナリティーをあまり尊重しないのが文化なんだと思う。 中国の中でそれをやるのはいいが、それを国外でやるのは、どこの国の人にとっても、非常に迷惑で悪印象だ。

ドイツ在住の中国系住民が誇りを持って「我々はコピーなどしたこともない」というなら、上記はいったいなんなのか。 これら無数のエセ・タイ料理屋はいったい何なのか。 こうやってアジアの間違ったイメージを世界中に振りまいているのが、コピーでないとしたら、それは、いったい何なのか。 偏見が事実ではない一般認識だとしたら、中国がコピー好きだということは偏見ではない。 事実だ。 これは暴論でも何でもない。 事実を事実として真摯に受け止めて反省すべき場面だ。


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独新聞が「パクる人は中国人」説!華人社会、単なる例示にしても暴論と反発―ドイツ
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=831209&media_id=31

2009年5月7日、独紙・ターゲスシュピーゲルは記事「われわれは中国人だ」を掲載した。イギリス製ドラマの模倣が続く独テレビ局を批判する内容だったが、無関係の中国人を引き合いに出したことで、中国系住民の反発を呼んでいる。

同紙は独テレビ局の安直な模倣を批判、「パクリを目的達成のための唯一の手段とするとはまるで中国人のようではないか。ただしよくできたコピー製品はだめな発明品よりはましだが、このテレビドラマはそうはいかなかったようだ」との文章を掲載した。

ドイツ在住の中国系住民からは「内容と中国人はまったく無関係。記事はドイツメディアの偏見を示すものだ」「ドイツ人は色眼鏡で見ずに中国のことを理解し、偏見を減らして欲しい」などと反発の声があがっている。環球時報によると、現在ドイツでは中国関連のニュースが注目を集めている。それだけに無関係のニュースながら「中国」の名前を借りたもののようだ。(翻訳・編集/KT)

コメント一覧
クレ   2009年05月09日 16:53
車のパクリ度合があまりに露骨なんで、怒りを通り越して笑ってしまうという記事みました。
wingdao   2009年05月09日 17:57
ニュースから来ました。wingdaoと申します。
以前ボストン近郊の会社にいました。現地の友人が「うな丼食いに行こう」というのでニューハンプシャー州まで行きました。そのお店でうな丼を頼みました。出てきたのは「ウナギあんかけ丼」でした。韓国人のお店でした。その後、カリフォルニア州に移ったときも同様でした。米国にはわりと良くあるパターンかもです。あ、つまり...
華人だけでなく、韓国の方のこともお忘れ無くって言いたかったのでした。

余談: ちなみにカリフォルニア州の華人経営の中華料理屋はかなりナイスです。逆にボストン近郊のそれは最低です。
ジャコビ   2009年05月09日 21:48
がっかりしますね、タイ料理だと思ったら中華料理だったというのは。ニューヨークで日本人が元々オープンした寿司屋を韓国人が買い取るというのも多くて、そういうレストランに入ってしまった時には正直言って「騙された」と思います。どうせお客は違いに気がつかないだろうと思っているんでしょうね。確かに、気がつかない人は多いでしょうけど。
 
出展 2009年05月09日16:19 『(ニュース) 中華コピー』

著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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