Macromedia Flashのクライアントサーバー機能
2006年06月20日19:58
Macromedia Flashがクライアントサーバー機能に力を入れて久しい。 でも、あれはよくないよなあって思う。 僕もずいぶん研究したし、実際にクラサバを開発した事もある。 ノウハウもためた。Flashでデスクトップアプリも開発した事がある。
でも、僕は思う。 Flashが人気があるのは、お手軽・高性能・WEB親和性が高いグラフィックソフトだからだ。 プログラミングの知識が無くてもレベルの高いコンピューターグラフィックスが楽しめるのが、最大の利点なのだ。
みんながフラッシュに望んでいる事は、たった一つ。 グラフィック処理性能の向上。これしかない。
ところが、どうみても、Adobe(Macromedia)って Microsoftの牙城を崩す事に躍起になっていて本質を見失いつつある。クライアントサーバー機能や、デスクトップアプリ開発機能とかの 付属的な機能の開発ばかりしている。
こういう機能追加は、製品を複雑化させるし、せっかくのアプリケーションが持っていた軽快さを損なうだけだと思う。
みんなが望んでいるのは、そんな事じゃない。 もっと高速なビットマップアニメーションや、高速ベクトル演算、それも一秒間に1~2億ステップレベルだ。 そして、それは、そんなに困難な事ではないと思う。(ECMA⇔ネイティブライブラリの連携インターフェースを洗練させれば不可能ではない)
こういう機能追加こそが、みんなが大好きなドハデ視覚効果を生み出して、より、多くの人から愛されるソフトになるのに、もったいない、と思う。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000004-cnet-sci
「Apollo」プロジェクトでFlashの「脱ブラウザ」をねらうアドビ
Adobe Systemsは、ウェブとデスクトップPCとの違いを意識させないようなソフトウェアの開発に取り組んでいる。
Adobeは現在「Apollo」というプロジェクトを進めているが、この技術を使えばFlash向けに書かれたアプリケーションがブラウザがなくても動かせるようになると、同社のKevin Lynch氏(チーフソフトウェアアーキテクト兼シニアバイスプレジデント、プラットフォーム事業部担当)がCNET News.comに明らかにした。
Apolloは、来年はじめに無料ダウンロードとして公開される。Lynch氏によると、このソフトウェアの狙いは、現在のウェブアプリケーションが抱えるいくつかの制限を克服することにあるという。Flashベースのプログラムはいまのところ、ブラウザがなければ動かせない。それに対し、Apollo はクライアントベースのソフトウェアで、ネットに接続していない時にもFlashアプリケーションを動かせると、同氏は説明した。
新世代のウェブアプリケーションは、インタラクティブなユーザーインターフェースを持ち、ブロードバンドネットワークを活用するが、これらのアプリケーションの開発用ツールや実行用のソフトウェアを提供する各社の間では、このところ競争が激しくなっている。
MicrosoftやJavaの専門家らも、優れたウェブ開発ツールの開発に取り組んでいる。しかし、ことフロントエンドのデザインに関してはAdobeがいまだにリードしていると、Burton GroupアナリストのPeter O'Kelly氏は言う。
「だれもが同じ方向に向かっている。それは、ウェブページやアプリケーション、マルチメディアコンテンツの間にある壁をなくすという方向だ。(しかし)多くの人にとっては、最も幅広く使われているインターネット用クライアントはAdobeのものだ」(O'Kelly氏)
Apolloは、HTMLやAcrobatファイル(PDF)に加え、Flashアニメーションのレンダリングも可能なアプリケーションを開発できるように設計されている。このアプローチは、ウェブのメリットを残しつつ、現時点では組み込めないプログラムのための余地も残していると、Lynch氏は説明した。
ウェブメールなどのウェブアプリケーションは、さまざまなOS上で動作するが、一般にネットに接続した状態でなければ使えない。同氏によると、Apolloはこのウェブアプリとデスクトップアプリとのすき間を埋めるものになるという。
「ウェブアプリケーションがもっと使われるようになり、それが日常生活の一部になるなかで、ウェブアプリケーションもコンピュータ上で最上の待遇を受けるようになる」(Lynch氏)
Apollo用のプログラムは、オフライン状態でも使うことができ、ユーザーが再びオンライン状態になった時にはデータを自動的に更新するようになる。たとえば、オフライン状態の携帯端末やノートPCで航空券を予約しておくと、再びネットワークに接続した際に、ソフトウェアがこの予約手続きを完了する、といったことが可能になるという。
(この記事は現在翻訳中です。随時更新していきます)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000004-cnet-sci
でも、僕は思う。 Flashが人気があるのは、お手軽・高性能・WEB親和性が高いグラフィックソフトだからだ。 プログラミングの知識が無くてもレベルの高いコンピューターグラフィックスが楽しめるのが、最大の利点なのだ。
みんながフラッシュに望んでいる事は、たった一つ。 グラフィック処理性能の向上。これしかない。
ところが、どうみても、Adobe(Macromedia)って Microsoftの牙城を崩す事に躍起になっていて本質を見失いつつある。クライアントサーバー機能や、デスクトップアプリ開発機能とかの 付属的な機能の開発ばかりしている。
こういう機能追加は、製品を複雑化させるし、せっかくのアプリケーションが持っていた軽快さを損なうだけだと思う。
みんなが望んでいるのは、そんな事じゃない。 もっと高速なビットマップアニメーションや、高速ベクトル演算、それも一秒間に1~2億ステップレベルだ。 そして、それは、そんなに困難な事ではないと思う。(ECMA⇔ネイティブライブラリの連携インターフェースを洗練させれば不可能ではない)
こういう機能追加こそが、みんなが大好きなドハデ視覚効果を生み出して、より、多くの人から愛されるソフトになるのに、もったいない、と思う。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000004-cnet-sci
「Apollo」プロジェクトでFlashの「脱ブラウザ」をねらうアドビ
Adobe Systemsは、ウェブとデスクトップPCとの違いを意識させないようなソフトウェアの開発に取り組んでいる。
Adobeは現在「Apollo」というプロジェクトを進めているが、この技術を使えばFlash向けに書かれたアプリケーションがブラウザがなくても動かせるようになると、同社のKevin Lynch氏(チーフソフトウェアアーキテクト兼シニアバイスプレジデント、プラットフォーム事業部担当)がCNET News.comに明らかにした。
Apolloは、来年はじめに無料ダウンロードとして公開される。Lynch氏によると、このソフトウェアの狙いは、現在のウェブアプリケーションが抱えるいくつかの制限を克服することにあるという。Flashベースのプログラムはいまのところ、ブラウザがなければ動かせない。それに対し、Apollo はクライアントベースのソフトウェアで、ネットに接続していない時にもFlashアプリケーションを動かせると、同氏は説明した。
新世代のウェブアプリケーションは、インタラクティブなユーザーインターフェースを持ち、ブロードバンドネットワークを活用するが、これらのアプリケーションの開発用ツールや実行用のソフトウェアを提供する各社の間では、このところ競争が激しくなっている。
MicrosoftやJavaの専門家らも、優れたウェブ開発ツールの開発に取り組んでいる。しかし、ことフロントエンドのデザインに関してはAdobeがいまだにリードしていると、Burton GroupアナリストのPeter O'Kelly氏は言う。
「だれもが同じ方向に向かっている。それは、ウェブページやアプリケーション、マルチメディアコンテンツの間にある壁をなくすという方向だ。(しかし)多くの人にとっては、最も幅広く使われているインターネット用クライアントはAdobeのものだ」(O'Kelly氏)
Apolloは、HTMLやAcrobatファイル(PDF)に加え、Flashアニメーションのレンダリングも可能なアプリケーションを開発できるように設計されている。このアプローチは、ウェブのメリットを残しつつ、現時点では組み込めないプログラムのための余地も残していると、Lynch氏は説明した。
ウェブメールなどのウェブアプリケーションは、さまざまなOS上で動作するが、一般にネットに接続した状態でなければ使えない。同氏によると、Apolloはこのウェブアプリとデスクトップアプリとのすき間を埋めるものになるという。
「ウェブアプリケーションがもっと使われるようになり、それが日常生活の一部になるなかで、ウェブアプリケーションもコンピュータ上で最上の待遇を受けるようになる」(Lynch氏)
Apollo用のプログラムは、オフライン状態でも使うことができ、ユーザーが再びオンライン状態になった時にはデータを自動的に更新するようになる。たとえば、オフライン状態の携帯端末やノートPCで航空券を予約しておくと、再びネットワークに接続した際に、ソフトウェアがこの予約手続きを完了する、といったことが可能になるという。
(この記事は現在翻訳中です。随時更新していきます)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000004-cnet-sci
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