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2020年7月3日金曜日

黒人教会音楽を聴け! (oka01-hwhyxztufaghkelq)

現代ジャズピアニストのリズムは全て例外なく黒人教会音楽のリズムメソッドの上に構築されている。パットメセニーもブラッド・メルドーもケニー・カークランドもラーシュ・ヤンソンもジョー・パスもボボ・ステンソンもビル・エヴァンスもジャズと名のつく全てのミュージシャンは全員例外なく、黒人教会音楽のリズムメソッドの上にその理論基盤を置いている ─── 黒人文化に敬意を示さないのは、その段階で既にジャズマンとして失格だ。


僕が言っていることはオタク外人が集まって「日本文化が好きです!」「アニソンさいこー」「やっぱ東方でしょwww」等々のたまう中に突入し、「テメェ日本文化の真髄は北島三郎だろ!」「新沼謙治を聴け!」「日本好きのくせに三橋美智也すら知らないのか!?」という様な事を言っているのと同じだ  ─── 問題は、それを極端と思うかどうかだ。

日本人でも三橋美智也を知らない人はいる。以前ある黒人のジャズギタリストの人に僕が好きなゴスペルミュージシャンの名を何人かあげたら、ひとりも知らなかった。ラオ人でもサーティット・トンチャン/バンラン・シヤン・ラカントーン/ペッピントーン等々の過去の偉大なミュージシャンを若い人は知らないことが多い  ─── だがそれを知らなくとも全ての音楽の手法は、必ず過去の偉人の影響を受けて成り立っている。

外人がアニソンをやりたいとする。外人がアニソン独特な雰囲気を出すためには、アニソンの骨格となっている日本の60〜70年代の歌謡曲や演歌を知らなければならない。アニソンの場合、それがパロディーになっていたりすることも稀でない。「真面目に始めなさいよ!」という言葉の元となったものがらき☆すたではなく怪物君のテーマにあるということを知らなければアニソンは作れない。

同じことはジャズにもいえる。アメリカ人でない者がジャズを演奏したいなら、ジャズの元となった1920年以降のアメリカの古い映画音楽も知らなければいけないし、これらのポピュラー音楽の元となった音楽が後期のクラシック音楽であり、そのクラシック音楽が北欧の民族音楽だったことも知らなければならないし、これらを奴隷解放後に職を求めてニューヨークにやってきたアフリカ系アメリカ人ミュージシャンが演奏したことで今のジャズの形が出来たことも知らなければいけない。

そして彼らアフリカ系アメリカ人のミュージシャンが演奏していたのが黒人教会音楽だったことを知らなければいけない。

現代黒人教会音楽(ゴスペル)

ゴスペルというと古くさくてつまらない音楽と思われる方が多いかも知れないが、その認識は間違っている。日本でゴスペルが紹介された70〜80年代以降もゴスペルはメジャーシーンから隠れて進化を続けている。今ではR&B/ブルース/ジャズ/ヒップホップ/ファンク/ロック/ヘビメタなどのゴスペルから発展したあらゆるジャンルの音楽の発展成果を更に取り入れて、オルタネイト/ミクスチュア/フュージョン系とでもいうべきボーダーレスな音楽に変貌している。


※ 以下少しずつ執筆予定:

カーク・フランクリン






アンソニー・ブラウン







結論

縦乗り(2分音符強調)が面白くない理由は、それが邦楽のリズムだからではなく、それが劣化した邦楽のリズムだからだ。邦楽は本来、古来からある奥の深い複雑なリズムを持っている。だが日本人の演奏するジャズやポップスのリズムはしばしば無理解から単純化されて大幅に省略されている。邦楽のリズム・洋楽のリズムの双方に対する理解不足、それが縦乗りだ。



更新履歴:
結論を加筆(Sat, 04 Jul 2020 08:06:48 +0900)


2020年6月28日日曜日

MIDI制御ソレノイドで作るロボットミュージシャン(oka01-oikiqimnkdwzlxol)

ソレノイド(玄関の呼び鈴で使われている電磁石)をMIDIで制御して楽器を自動演奏するロボットを作った人がいるので簡単にまとめた。


ソレノイドとは

ソレノイドは何かを押したり引いたりするよう電磁石で作った装置だ。ソレノイドは身の回りのあらゆるところで応用されている。自動洗濯機の水道バルブや玄関の呼び鈴などにも入っている。


ソレノイドを使った楽器演奏

これを使えば楽器を自動演奏することができるだろう。


ここではレコードプレーヤーに物を乗せて回して上部に取り付けられたスイッチを押す様に設置、スイッチによって動作するソレノイドでシンバルを演奏している。

ソレノイド+コンピュータでロボットドラマー作成



このソレノイドをMIDIで操作できたらロボットドラマーを作ることができる。このサイトでは Ardunomidiusb.h を使ってMIDI信号の送受信を行い、信号に基づいてソレノイドを駆動することで演奏を実現している。Ardunoデバイスはadafruit製 を使用。詳しくは https://learn.adafruit.com/midi-solenoid-drummer/ を参照。

MIDI信号でリレー制御しソレノイドを動かす専用装置

つまりMIDI信号を決まった規則でソレノイドを動かす電気信号に変換すればよいだけなのだが、なんと日本でこの変換する為の専用デバイスを作成しているメーカーがある。 necobit だ。


これを使えば Arduno などの知識がなくても簡単なハンダ付けを行うだけで ソレノイドのMIDI制御を実現することが可能だ。

余談だが僕はあまりにも天才的で初めて見てからしばらく開いた口が塞がらなかった。あまりに凄い。凄すぎる。恐らく個人による独力開発だ。凄い。necobitは決しては世界的に有名という訳ではないが、日本人ならこれを使えということだろう。

通信販売で入手可能だが 明和電機 秋葉原店 ラジオスーパーで実機を販売も行っている。



これはブロワを電子制御して鍵盤ハーモニカを演奏している。これも凄まじい。

これまでも電子制御はあった。だがMIDIで制御することによってこれまでの電子制御とは全く違った可能性を与えてくれる。楽器の演奏だけでなく、音楽のタイミングに合わせて照明を付けたり消したりすることが可能になる。

MIDI信号を使ったステージ制御

実はMIDI信号を使って照明やスモーク・火炎・上昇装置等々のステージ効果を制御するということは何十年も前から一般的に行われている。だがMIDIだとノート番号が128しかないという制約によって、拡張性に限界があり、今では使われないのだそうだ。ステージで利用される照明の数は数万に登るため、今では照明制御をMIDIで直接行うことはなく、DMXと呼ばれるステージ装置を操作する専用の規格が利用されている。

だがそのDMXに対していつ処理を始めるのかを知らせるキューを送り出す目的でMIDIを使うというケースは今でも多いとのこと。恐らく他の自動演奏楽器との連携の簡単さなども関係しているのだろう。詳細は次の記事がとてもわかりやすい。


大掛かりなステージ機器の世界では使われなくなってしまったMIDIだが、中小規模のステージであればMIDIでも十分対応出来るし、また数千円の投資で簡単に自作できるというメリットは限りなく大きい。

結論

MIDIによるデバイス制御は無限の可能性を秘めている。

特殊なドライバなしで操作できるというのは嬉しい。MIDIデバイスはUSBシリアルポートよりもずっと古い歴史がある。対応デバイスもドライバも対応していないものは絶対にないと断言できるほどに桁違いに普及している。

またタイマーが高性能というのも特徴だ。なんせ出身がミュージシャンなのでタイミング制御の精度が違う。産業用のシーケンサでも44.1K/秒の超高精度のタイマーで動作するシーケンサはなかなかないだろう。だがLinuxで動作するMIDI/Audioフレームワーク・JACKAudioの一般的な分解能は44.1k/s だ。これが無料で手に入る。

音楽ソフトを使って制御できるというのも良い。Linuxで動作する無料の音楽ソフト Ardour/QTractor/Rosegarden 等々を利用すればプログラムを書く作業すらも省ける。

MIDIによるデバイス制御は実はさりげなくゲームチェンジャーだ。

アイデア次第で無限の可能性を秘めているのがMIDIデバイス制御の世界だ。


余談

僕は拙作だが Lambda Music Sequencer というソフトをライフワークとして開発している。これは Scheme という Lisp言語の方言を使ってプログラムを書くことでJACKAudioを操作して音楽を演奏するソフトで、JACKAudioを操作して音楽を演奏するフレームワークからSchemeを編集するためのエディタまでの統合環境を提供するプロジェクトだ。



これは、もともと自動作曲プログラムの為のフレームワークとして作ったシステムで高度な条件分岐を含むMIDI送出を得意とする。もともとジャズのリズムセクションの自動演奏プログラムを作る為に作った。ジャズはアドリブなので即興で気ままに曲進行が行ったり戻ったりする。これを実現したかったので作った。

だからこのLambda Music Sequencer は非直線的な処理(条件によって行ったり戻ったり)が得意だ。

無意味に凝り性な性格が災いして、shebangで指定してシェルプログラムとして実行できるようにしたり、クライアントサーバーモードで実行できるようにしてあったりする。僕自身は使わないのだが、どうしてもスケーラブル設計にしたかったので大分時間かけて作った。

それが Lambda Music Sequencerの特徴だ。

ふと気付いてしまったのだが、これをnecobitと組み合わせて応用したら、恐ろしく開発が簡単かつポータブルなMIDIデバイス制御フレームワークに化けるではないか…。

いままでちっとも気づかんかったぞ…。


2020年6月27日土曜日

普通をいうと人は普通に縛られる (oka01-jlkpbpgkomzkikme)


日本でもBlackLivesMatter をいう人が増えてきた。だがそれは結果的にそれがそれを言っている人自体が持っている差別心を浮き彫りにした。日本ではアメリカとは差別の形が大きく違う。それは差別だとはっきりわからない様に違う名前で呼ばれている。

関西とBlackLivesMatter (oka01-atgbutcwfkyxgtce)

日本人はとても閉鎖的で差別的だ ─── 都心部以外では。そういう国で BlackLivesMatter を唱えたらどうなるだろう。


2020年6月13日土曜日

東京人は歩くのが遅い (oka01-vuvapfggkhfreryk)



僕は江戸っ子だ。東京の江戸っ子は実は少数派だ。東京にいる人のほとんどの人は東京出身ではない。…と同時に僕は関西人だ。東京人の大半(特に都心)は関西人だ。 僕の親族は関西と関東の両方がまざっている。江戸っ子であり関西人でもある僕は『東京は歩きにくい』と毎日思っている。みんな流れを見ていないので、すぐに人混みで立ち尽くしたり人の鼻先を横切ったりする。

ブログ『大阪で標準語使うと嫌われるとゆーこととエスカレータの棲み分け

大阪には、街中の人の流れは、川の水と同じく、滞らせてはいけないという共通認識があると思う。街中で歩くとは、その流れに乗ることだ。その流れが、大阪の場合、至ってランダムで未整理である。複数の流れが渦を巻かないぎりぎりの線で錯綜している。だから、街を歩く行為は、自分がその中のどの流れに乗るか見極めることから始まるので、他都府県の方々が、大阪の街は歩きににくいと言うのも無理はない。でも、慣れればかえって歩きやすい街だ。


基本的に僕も同感だ ─── 同感なのだが僕は東京を歩く人を見ていて、歩くのが下手糞な人の大半が関西人であることも思うのだ。僕は関東人・関西人・東北人の全てが混ざっているので、関東人・関西人・東北人の区別が大まかにつく。だからわかるのだが都内でボケっと歩いている人はしばしば関西人だ。関東人は基本的に漁師なので運動神経・視力は基本的に良い。また非常に気が短く歩くのも速い。

─── 僕は何故こういう矛盾が生まれるのか考えるのだが、こういうことではないかと思っている。


2020年5月27日水曜日

アホ関西人が日本中から嫌われる理由www (oka01-vwievbiskrsfirlg)


人は何故弱いものをいじめるのだろうか。 本田圭佑氏のツイートの中に潜む関西的な暴力性について説明してみた。
─── 弱いものいじめは良くない。だが果たして強い奴ならいじめてもいいのだろうか ─── その考えかたは結果として更にいじめを助長する。その理由について以下で説明した。


2020年4月17日金曜日

コロナ後の世界 (oka01-ptciobbdtpdmndxd)

少し気が早いけどコロナ後どうなるか考えてみると、実はもうコロナ前に戻ることはないのではないか、という説がでている。僕は日本語のテレビ/ニュースをほとんど見てなくて英語のニュースやテレビばかり見ているけども、このところ『もう頃名前には戻れない・戻らない・戻りたくない』という論調が主流になりつつある。
 


・車が少なくなって空気が綺麗になった。
・路駐がなくなった。
・渋滞が無くなって通勤時間が減った

等々のメリットが挙げられており、アメリカはもう元の世界には戻らないのだ、ということが言われている。また戻る(再度経済活動を再開)としても来年の夏以降までに段階的に行うという話が出ている。

我が身を振り返ってミュージシャンもライブハウスもあと1年以上この状態を続けなければいけないとしたら、みんなどうするだろう。

クラウドファンドが大分普及してきたけども、どこもチケットの前売りという形を取っている。だけどもし1年間活動停止するとしたら、1年分の家賃を支払ったあとで無収入で家賃を払い食材を購入しなければいけない。しかもその頃までにはお客の方もみんな大分お金を使い果たしているだろうから、急にライブハウスに人が戻ってくるとも考えづらい。

みんなどうするのだろう。

引き篭もりが馬鹿にされて飛び歩いている人が尊敬される時代から、飛び歩いている人が馬鹿にされ引き篭もりが尊敬されるという真逆の時代に突如入れ替わってしまった。

それを絶望的に厳しい時代の到来と見るか、絶好のチャンスと見るかは、その人の新しい世界に適応する真剣さ次第ではないか。

2020年2月8日土曜日

Bashのリダイレクションの書き方について (oka01-mrzjgivvrnlmzbyc)


とてもわかりにくい Bashのリダイレクションの書き方をとてもわかりやすく説明した『よくわかるリダイレクション・チュートリアル』という良い英語の記事がある。Bashでスクリプトを書く方々がいつもきまって悩む部分をとてもわかりやすく説明してくれる記事だ。しかしこの件について日本語で説明している記事がネット上にほとんど見当たらなかったので、今回大雑把にざっと訳してみた。

2020年1月30日木曜日

頭合わせと尻合わせの違い ─── 縦乗りを克服しようシリーズその18 (oka01-zhlhyqlvjslsecmo)


今回は裏拍の叩き方で説明した裏拍の演奏の順番の違いが最終的にメロディーの発展する方向を全く逆向きに変えてしまうということを説明する。

2020年1月27日月曜日

裏拍の叩き方 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその17 (oka01-ahgvuswipchmzqyp)

リズム感と裏拍に関する理論的な背景を説明する。リズム感とは、分割された時間を認知する(乗る)能力と、時間を一定間隔で分割する(叩く)能力のことを指す。これは音楽を演奏するときにとても重要な役割を果たす能力だ。しかし人間はクオーツではないので色々な制約がある。

  •  制約1・一定周期で叩くことしかできない
  •  制約2・あまり速く叩けない
  •  制約3・ほとんど正確に叩けない
  •  制約4・但し手や足など2つの可動部分を組み合わせ倍速度で叩ける
  •  制約5・乗ることにも叩くことと同じことがいえる

これをここでは人の時間分割能力制約 (the limitation of the human sense of subdivision)と呼ぼう ─── 人間をリズム演奏装置としてみると、とても単純な装置だ。人間が音楽を演奏するためには、これを工夫して組み合わせてだましだまし使うしかない。人間が複雑なリズムを叩くことには根源的なアルゴリズムの問題が含まれる。 この装置を使ってどのように音楽を演奏すべきなのか考えてみる。

そしてそれがこそが、アフリカ系アメリカ人の音楽、即ちゴスペル音楽・黒人教会音楽やR&B・ファンク・ヒップホップ・そしてジャズのリズムの取り方の本質であることを見ていく。


2020年1月24日金曜日

正しいメトロノームとカウントのつかいかた ─── 縦乗りを克服しようシリーズその15(oka01-exdwjncpazylicpm)


私が考案したグルーヴする為のカウントの使い方を説明しようと思う。ここで挙げた練習方法は、海外の人がみな当たり前の様に感じているリズムを、日本人である私が演奏しようとしたときに、必要だった訓練を体系化してまとめたものだ。

ここで私が考えだしたメトロノームの使い方とカウントのやりかたを説明する。自分の演奏にあわせてメトロノームを鳴らすとき人しばしばメトロノーム音を1拍目に鳴らすだろう。しかしそれ以外にもたくさんの鳴らし方がある。特に欧米起源のポップス音楽を演奏するとき2拍目4拍目で鳴らすことがとても大切だ。メトロノームをどの拍で鳴らすべきか、その考え方とやりかたを説明する。

カウントは以下3つのカウントがある。
  • オフビート・カウント(黒人カウント)
  • オンビート・カウント(普通のカウント)
  • 後出しオフビート・カウント(日本式オフビート・カウント)
この3つのカウントのやりかた・考え方・応用方法を説明する。

2020年1月20日月曜日

ジャパメロ病とは (oka01-qjcyklxxgpcyxmtj)

ラオメロ病という病気がある ─── 最近知ったのだが似た病気で『ジャパメロ病』というものもあるようだ。

実はラオメロ病とは僕が作った造語だ。ラオスに行ってラオ人にメロメロになって精神的に駄目になってしまうことを指す。これは戦争中にビルマに渡った日本人がビルマ人の優しさにメロメロになってしまい精神的に駄目になってしまうこをとビルメロ病と呼んでいたことにちなむ呼び方だ。
  ─── それで僕も最近知ったのだが、『ビルメロ病』『ラオメロ病』と似た病気で『ジャパメロ病』というものもあるようだ。

2019年12月31日火曜日

僕の音楽は新しいステージへ (oka01-neroxjznxdgfzuhq)

この2〜3日、都心部のあちこちの『一見さんお断り』的な上級者が多いジャムセッションで演奏したら、また感覚が変わってきた。僕は新しいステージに入った様だ ───


2019年12月28日土曜日

何故縦乗りではいけないのか ─── 縦乗りを克服しようシリーズその14(oka01-qtqgtomvlkhazmmg)

縦乗りを克服しよう! ─── この言葉を聞いて『余計な御世話だ!』と仰る方も多いのではないでしょうか。人の演奏スタイルなど人好き好き、他人がとやかくいう話ではない ─── それは私も知っているつもりです。しかしそれでも私は縦乗りは克服しなければいけないと思っています。

何故でしょうか ─── それは縦乗りは聴く人になにも訴えかけないからです。私は海外で演奏活動をするという最終目標を持っています。これまで10年以上海外で暮らしてきましたが、そこでとにかく痛いほど感じたのは、海外で日本の縦乗りリズムが悲しくなってくるほど理解されないということです。

そして私はその縦乗り音楽と横乗り音楽の違いを知って日本に帰ってきてからふと気付いたのですが、実は縦乗りが嫌いなのは日本人も同じ ということです。日本人はただ単にそれを表情に出さないだけ ・・・ この点に関して以下でもう少し詳しく説明してみたいと思います。


2019年12月22日日曜日

助けてサイン (oka01-qizrvmtfvhhpgvdb)


今日僕は、週末夜の山手線の車内でギター背負って瓶ビールを飲みながら歩いているというマナー最悪な状態だったところに、椅子に深く座って邪魔な少女に足を踏んだとケンカを売られ、『マナーが悪いのは貴様だ!』大声で文句言い返して、完全に状態巻き返して周りの乗客を味方につけるという離れ業をやってのけた。

これには流石に自分でも驚いたが、そのなりゆきはこんな感じだった。

2019年11月23日土曜日

尻合わせ乗りトレーニングメソッド・ブルース編 ─── 縦乗りを克服しようシリーズその12(oka01-lvndesglruodbirz)

以下で『尻合わせ乗り』 『頭合わせ乗り』の違いについて触れつつ、尻合わせ乗りの練習パターンを紹介したい。


2019年10月11日金曜日

奇数音数フレーズ=日本語の四字語呂合わせ洗脳を解け! ─── 縦乗りを克服しようシリーズその11 (oka01-juvohhharxqzeqyu)


 

弾くこと自体は誰でもできる簡単なフレーズだが日本人のアドリブには絶対に出てこないリズム ─── 伝統的なジャズの基礎リズムパターンだけど、日本語がネイティブなジャズマンの大半の人ができていない…という現状がある。弾けないだけでなく、メンバー内の誰かがこのリズムを多用したときに正しく小節数を数えることができなくなってしまい、演奏がずれてしまう。


これは日本人にとっては数えること自体が非常に難しいリズムのひとつだ。

では、どうやったらこの苦手を克服できるのか、そこを考えてみた。

2019年9月22日日曜日

メトロノームが鳴る前に歌いはじめよう ─── 縦乗りを克服しようシリーズその10(oka01-zephynxzkddvxpgy)


日本でジャズを学んでいるとしきりに『裏拍が大切だ』と言われる。しかし黒人の名人の演奏を聞くとしばしば表拍を強調したメロディーを歌っていることに気付く。だが全くスピード感を失っていない。

日本人が彼らを真似して表拍を強調すると、どうしても『音頭臭い』感じになってしまい洗練されていないモッサリとしたスピード感に欠けた演奏になりがちだ。では日本人の表拍強調と黒人の名人プレーヤーが奏でる表拍強調の何が違うのだろうか。

実は、アフタービートとは決して裏拍を強調することだけではない。
  • メトロノームを表拍に合わせて演奏する。
  • メトロノームを裏拍に合わせて演奏する。
この2つは表裏一体で、どちらか片方だけを訓練すればいいというわけではない。以下そのことを見ていきたい。

2019年8月23日金曜日

#わざとぶつかる人 (oka01-xeltjrdhvcpmlxgp)

最近の日本には、雑踏でわざと人にぶつかる人がいるのだそうだ。とても日本らしいことだ。何故かというと、外国ではわざとぶつかろうとしてもみんな避けてしまうのでぶつかれないからだ。外国にはボーっと歩いている人がいないので、ぶつかろうとしてもぶつかれない。わざとぶつかる ─── ぼーっと歩いている人がたくさんいる日本ならではのことだ。日本人は常に『ぶつかろうと思えばぶつかれる』ような歩き方をしているのだ。


僕は2005年から12年間タイ〜ラオス〜中国南部で過ごしたが、ぶつかる人は何故ぶつかるのかについてすこし思う所があるので解説してみたい。

2019年8月22日木曜日

中途半端に神経質な人ほど苦情が多い (oka01-yudmzeocxaojnvmv)

久しぶりにスマホのプレイリストを入れ替えた。新しいプレイリストは、エチオピアン・ポップスやラオス南部のラム・シーパンドーン・モータウンゴスペルなどで構成されており、ジャズ中心に聞いてきた僕のなかではとても新しい試みだった。早速定例の散歩コースである羽田空港国際ターミナルにでかけた結果、思わぬことに気付いた。


著者オカアツシについて


小学生の頃からプログラミングが趣味。都内でジャズギタリストからプログラマに転身。プログラマをやめて、ラオス国境周辺で語学武者修行。12年に渡る辺境での放浪生活から生還し、都内でジャズギタリストとしてリベンジ中 ─── そういう僕が気付いた『言語と音楽』の不思議な関係についてご紹介します。

特技は、即興演奏・作曲家・エッセイスト・言語研究者・コンピュータープログラマ・話せる言語・ラオ語・タイ語(東北イサーン方言)・中国語・英語/使えるシステム/PostgreSQL 15 / React.js / Node.js 等々




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