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2015年8月22日土曜日

国境と言語 (oka01-wkkxlcmquzhnneen)

น้ำตาทาส


ทาสは、奴隷という意味らしい。ラオ語〜タイ語は、中国語〜日本語と同じで、単語が文語的・抽象的になればなるほど共通の単語が増える。最近ようやくこういう抽象表現が面白く感じる様になってきた。10年掛かってやっと───



タイ語とラオ語の違う部分を知るのに10年掛かった… だが後は、タイ語とラオ語で共通の部分ばかりだ。タイ語は辞書も豊富。英語辞書も中国語辞書も日本語辞書も入手が容易で、悩む点が全くない。サルの様にただひたすら辞書を調べるだけで、どんどんと語彙数が増える。楽勝だ。

※ ただ植物の名前は大抵、ラオ語とタイ語で呼び名が違う。タイ語の植物名は、しばしばラオ語語源だが、全てではない。ラオ語語源でも、タイ語に入ってくる時に訛って発音が変わっている事が多いので、一見、共通に見えない事が多い。 語学は一筋縄でいかない。

タイ語は、タイ北部(中国南部)から、東南アジアの南部(マレー方面)に降りてきたタイ語の元になった言語(恐らく現ラオ語の方言)に、クメール語やバーリ語の影響を受けて発音が変わったものだ。

タイ語は周辺言語に強く影響されている。だからタイ語だけ勉強しても、タイ語に詳しくならない。タイ語を本当によく知りたかったら、バーリ語・ラオ語・クメール語を合わせて勉強したほうが良い。借用語が多いので、相当の共通点が見つかる。

これは博物館に陳列された、死んで剥製になった毒にも薬にもならない「歴史」ではない。 今も生きている。だから、ラオ語がタイ語を借用して、変化した上で、またタイ語に戻って借用されたり…と言葉が行ったり来たりしている。 

そして重要なのは…。

言語が国境を超えて行ったり来たりする ─── これも決して、博物館に並んでいる死んで剥製になった理論ではない。これと同じことは、今正に、日本語〜中国語や、日本語〜朝鮮語でも起きている筈なのだ。